【編集部コラム】G大阪の絶対的司令塔・遠藤保仁に迫り来る世代交代2017.05.01 20:00 Mon

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▽ガンバ大阪に所属する元日本代表MF遠藤保仁に世代交代の波が押し寄せている。G大阪は4月30日、日産スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第9節で横浜F・マリノス戦と対戦。この試合、長谷川健太監督は主将の遠藤を前節の大宮アルディージャ戦に続きスターティングメンバーから外すことを決断した。

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▽リーグ戦において、遠藤がキックオフから試合終了まで監督からお呼びがかからなかったのは、ケガを含めたコンディション不良を除けば、1998年の横浜フリューゲルス時代以来。また、2試合連続で先発メンバーから外されたのは、1999年以来のことだ。その遠藤は、1998年に鹿児島実業高校から入団した横浜フリューゲルスでプロキャリアをスタート。37歳の誕生日を迎えた今年は、遠藤にとってプロ20年目、G大阪の選手としても在籍17年目のシーズンにあたる。しかし、周囲からの遠藤に対する見方が変わりつつある。

▽遠藤といえば、精度の高いパスと高度な戦術眼でゲームを司る日本を代表するレジスタ。今年、その遠藤が出場した公式戦は13試合だが、現時点で「司令塔・遠藤、ここにあり」と言える試合が限りなく少ない。加えて、ボールロストやPK失敗など不安定なプレーが目立ち、例年以上に精彩を欠いている印象だ。もちろん、37歳という年齢を考慮すれば、衰えがあるのは仕方がない。その点を踏まえた長谷川監督は、遠藤の負担を軽減すべく、新たな居場所としてトップ下やアンカー起用を提案してきたが、フィットできずにいるのが現状。頭打ちの状況に陥っていると言えるだろう。

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▽そうした状況の中、チーム内では日本代表メンバーにも選出されているMF井手口陽介やMF倉田秋が、今や欠かせない選手にまで成長。さらに、MF今野泰幸においても、34歳ながら得点力という部分で新たに才能を開花させ、3月には日本代表復帰を果たすなど、負傷離脱するまでチーム随一の輝きを放っていた。それらの現状を考えると、チーム内で置かれた遠藤の立場は厳しく、個よりも常勝を最優先に求められている長谷川監督が2試合連続ベンチスタートという決断に至ったことも理解できるところだ。

▽そして、チームは遠藤に追い打ちをかける。4月30日、G大阪が2010年以来勝利から遠ざかっていた日産スタジアムで、横浜FM相手に1-0の完封勝利を収めた。加えて、世代交代を象徴するかのように、決勝ゴールを決めたのは直近の公式戦2戦連発中だった18歳のユース出身MF堂安律。6-0で大勝した前節の大宮戦に続きクローザー役を託されるかと思われた遠藤だったが、1点リードの緊迫した展開の中で長谷川監督が最後の交代枠としてピッチに送り出したのは、守備固め要員として控えていたDF丹羽大輝だった。

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▽戦術的な理由や試合の流れで仕方がない面も否めないが、常に自身の存在価値をピッチ上で示してきた遠藤が、この状況に居心地の良さを感じるわけがない。他チームでは、MF中村俊輔(ジュビロ磐田/38歳)や、DF中澤佑二(横浜FM/39歳)、MF小笠原満男(鹿島アントラーズ/38歳)ら遠藤より年上の選手も若手の突き上げに遭いながら、日々の激しい定位置争いに身を置いている。「脱・遠藤」を推し進めるチームの中で、どのようなリアクションを見せるのか。かつて本人が語ったように、世代交代の波に逆らう姿に期待したい。
《超ワールドサッカー編集部・玉田裕太》

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【編集部コラム】モウリーニョの慧眼、マティッチがレッド・デビルズの帝王に

▽“2年目のモウリーニョは強い”。この言葉通り、マンチェスター・ユナイテッドが好調だ。今季はここまでリーグ戦5試合で4勝1分け。16得点2失点の内容はほぼ完璧で、同じく優勝候補筆頭のマンチェスター・シティと共に首位に位置している。 <B>◆的確な補強</B> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170920_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽モウリーニョは過去、ポルト、チェルシー(第1期、第2期)、インテル、レアル・マドリー時代のいずれも2年目にリーグ制覇を達成している。「クラブの性質を理解すること」や「選手たちの個性の把握」、「モチベーターとしての効果のピーク」と、その要因は様々なことが考えられるが、最も大きな要因の1つに1年目のシーズンを受けての“的確な補強”が挙げられるだろう。 ▽今夏、モウリーニョが選択したのは、MFネマニャ・マティッチとFWロメル・ルカク、DFビクトル・リンデロフの3選手。23歳のリンデロフは投資の意味も大きいため、実際にレギュラー級の即戦力として計算できると期待されたのはマティッチとルカクだ。 ▽その2人は、見事にモウリーニョの期待に応えており、チームの好調を支える不動の主力となっている。ルカクはここまで、公式戦7試合で7得点。それも固め取りではなく、公式戦7試合のうちゴールがなかったのは1試合という点は、安定して力を出せていることの証左でもある。 ▽FWズラタン・イブラヒモビッチと遜色ないポストプレーヤーであるルカクだが、スピードや前線での動きの量は元スウェーデン代表FWを遥かに凌ぐ。ポストワークでボールを捌いた後、自らフリーランでボックスに侵入していける点は、ベテランとなったイブラヒモビッチには繰り返すことができない動きのため大きな強みだ。今季、ルカクの効果によりユナイテッドのロングカウンターのクオリティは昨季に比べて遥かに向上している。 <B>◆懐疑論も…</B> ▽そして、ルカク以上にインパクトを残しているのがマティッチだ。シーズン前、アンカーの補強を目指すユナイテッドのターゲットには、モナコのブラジル代表MFファビーニョ、スパーズのイングランド代表MFエリック・ダイアー、そしてマティッチがリンクされていた。 ▽イングランドの選手であるE・ダイアーの獲得が困難なミッションであったことはさておき、報道によればこの3人のうちでモウリーニョが望む第1候補はマティッチだった。23歳のE・ダイアーとファビーニョに対し、マティッチは今年で30歳。すぐさまフィットしなかった場合のリスクは大きい。 ▽それもあり、私を含めてこれまでユナイテッドを見続けてきた人も “ファビーニョ派”だった人は少なくなかった。しかし、モウリーニョとマティッチは懐疑論を見事に一蹴している。 ▽ユナイテッドでのマティッチは、チェルシー時代の2セントラルの一角というよりも、より守備的でアンカー的な役割を担っている。経験に裏打ちされた絶妙なポジショニングと展開力はMFマイケル・キャリックの後釜として打ってつけ。それに加えてマティッチには、キャリックにはないプレス強度とそれを何度も継続できるスタミナがある。マティッチが高い位置でボールを“強奪”することにより、ショートカウンターでも相手への脅威は増している。 <B>◆マティッチは既に帝王</B> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170920_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽残念ながら現在は負傷離脱中だが、マティッチの相棒であるMFポール・ポグバは今季のリーグ戦4試合で2ゴール2アシストを記録。ポグバが今季、攻撃面で結果を残しているのは、マティッチの存在により守備の負担が減ったことが要因であることは明らかだ。 ▽まるでマティッチは、ユナイテッドに5年も10年も在籍してきたかのようなプレーを見せている。元来、攻撃参加を好むタイプではあるが、モウリーニョはユナイテッドで彼がオーバーラップすることをかなり制限しているように見える。 ▽そして、この判断は非常に的確と言える。マティッチのリーグ戦でのスタッツを見ると、タックル数(12回)、タックル成功数(9回)、インターセプト数(10回)、パス成功数(332本)、タッチ数(457回)はいずれもチーム最多。マティッチは既に、レッド・デビルズの中盤における“帝王”として君臨している。“守備に特化させたマティッチ”はここまで、チェルシー時代以上に輝いている。 ▽正直に言えば、マティッチがこれほどまでフィットするとは思っていなかった。だが、モウリーニョは以下のように語っていた。 「昨年、ユナイテッドに加入した時点で、マティッチのような選手が必要だと感じていた」 ▽改めて、ジョゼ・モウリーニョという監督の慧眼には舌を巻く。3度にわたってプレミアリーグを制覇しているモウリーニョは、このリーグがいかにタフであるかということを完全に理解している。だからこそルカクだけでなく、プレミアリーグで実績のあるマティッチをチョイスした。「4000万ポンドは安い」。「チェルシーが放出したのは驚き」「今夏のベスト補強」。オフシーズンにはまったく聞こえなかったような声は、日に日に増している。 <B>◆マティッチはユナイテッドの最重要選手の1人</B> ▽とはいえ、これまでのマティッチはシーズン終盤にかけて疲労が蓄積するとともにパフォーマンスを低下させる印象がある。モウリーニョは、うまくマティッチを休ませながらシーズンを進める必要があり、さらに言えばMFマイケル・キャリックやMFマルアン・フェライーニ、MFアンデル・エレーラらポグバ不在時に相棒となる選手たちが、いかにこのセルビア代表MFの負担を軽減させるパフォーマンスを披露できるのかも、ユナイテッドが2012-13シーズン以来のリーグタイトルを奪還するためには重要となってくる。 「彼はフットボーラーに求められる忠誠心、安定感、野心、チームプレーヤーという全ての要素を体現している」 ▽マティッチ加入後、懐疑的な声に反発するようにそう語ったモウリーニョ。“スペシャル・ワン”の全幅の信頼を得るマティッチが、今季のユナイテッド成功の鍵となる最重要人物の1人であることを疑うものは、もはやいない。 《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》 2017.09.20 22:00 Wed
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【編集部コラム】長谷川ガンバの5年間に及ぶサクセスストーリー完結へ

▽突然の一報。ガンバ大阪は7日、長谷川健太監督と来シーズンの契約を更新しないことを発表した。クラブは「長谷川監督からの卒業はこのタイミングだと判断」と説明。近年の戦いぶりを振り返ると、長期政権による“手詰まり感”が散見されていただけに、フロントの決断は理解できるが、このタイミングでの発表に違和感を覚えたのが正直なところ。ただ、クラブ上層部は後日、このタイミングで発表した理由に関して、「J2降格の苦渋を味わった2012年の失敗を繰り返さないため」と異例の速さで決断した内幕を明かしている。 ▽今シーズンのG大阪は、明治安田生命J1リーグ残り10試合の時点で、首位の鹿島アントラーズに13ポイント差の7位。3年ぶりの王座奪還は厳しい情勢であり、クラブも無冠に終わった昨シーズンから鑑みてシーズン終了後の監督交代という決断に至ったのだろう。どんな形でクラブから去ることになったとしても、名将は名将。長谷川監督が5シーズンで積み上げてきた功績は多大なものであり、チームに1つ目の黄金期をもたらした西野朗元監督と共に、名監督として語り継がれていくに間違いない。 <span style="font-weight:700;">◆絵に描いたような成功の数々</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170908_35_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c)J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>▽長谷川監督がG大阪の指揮官の座に就いたのは、2013年だった。当時のG大阪は、J2初参戦のシーズンということもあり、クラブ史上最悪の状況。立て直しは容易ではなかったはずだ。しかし、就任1年目の2013年は、J2優勝で1年でのJ1復帰に貢献。翌2014年には、前人未到の昇格初年度での国内三冠(Jリーグ、Jリーグカップ、天皇杯)に導いた。その結果、個人としてもJリーグ最優秀監督賞を初受賞。これ以上ない、絵に描いたようなサクセスストーリーとなった。 ▽長谷川体制3年目以降も進撃は続く。2015年には天皇杯を連覇を達成。その他、AFCチャンピオンズリーグでの4強入りや、Jリーグ チャンピオンシップの決勝進出、Jリーグカップ3年連続決勝進出など、“タイトルに手が届く位置”までチームを導く凄腕を発揮してきた。そして、リーグ戦こそ優勝争いから遅れをとっている今シーズンにおいても、9月時点でYBCルヴァンカップ4強に進出。天皇杯もベスト16まで勝ち上がっており、長谷川監督のG大阪でのラストイヤーも十分にタイトル獲得の可能性を残している。 <span style="font-weight:700;">◆派手さ<勝利</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170908_35_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c)J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>▽長谷川体制を語る上で欠かせないのが組織的な守備だ。攻撃的なスタイルを真骨頂としてきたチームカラーだけに、守備的な戦いに見慣れなさもあったが、それこそ長谷川監督が就任当初から築き上げてきた常勝軍団復活の礎。そして攻撃面は、かつての2大エースであるFW宇佐美貴史(現デュッセルドルフ)や、FWパトリック(現サンフレッチェ広島)に象徴されるように、個の力に秀でた選手が牽引。西野監督時代と比べれば派手さに欠けるものの、以前よりも隙が減り、より勝利に徹する集団に生まれ変わった。 ▽その戦いぶりは、シーズンを占う一戦や、タイトルが懸かった大事な試合でより効力を発揮した。記憶に新しい2014年11月に行われたJ1第32節の浦和レッズ戦(2-0)は、そのチームスタイルが如実に現れたベストゲームの1つ。また、2014年に行われたJリーグカップ決勝の広島戦(3-2)や、2015年に行われた天皇杯決勝の浦和戦(2-1)も、長谷川体制下で印象に残る好試合だったといえるだろう。 <span style="font-weight:700;">◆“育成者”としての功績</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170908_35_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽もう1つは選手育成だ。名前を挙げればキリがないが、MF阿部浩之(現川崎フロンターレ)、MF大森晃太郎(現ヴィッセル神戸)らに始まり、ユース出身のMF井手口陽介、MF堂安律(現フローニンヘン)ら若手を戦力として育成。さらに、かつて指揮した清水エスパルスから連れてきたFW長沢駿やDF三浦弦太のポテンシャルを引き出すなど、“勝負師”としてだけでなく、“育成者”としての功績も計り知れない。特に、井手口や堂安においては、カテゴリーこそ違えど、今や日本代表の主軸を担うほど。長谷川監督の見極める力と育成力は確かだった。 <span style="font-weight:700;">◆成功物語のラスト</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170908_35_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽多くの成功を5シーズンにわたってもたらせた“成功者”長谷川監督の後任は誰になるのか。G大阪U-23を率いる宮本恒靖監督(40)が後任候補に挙がっていたが、他にも今シーズン途中までヴィッセル神戸を率いたネルシーニョ氏(67)の名前も伝えられており、外国人監督の招へいも視野に入れているようだ。ただ、忘れてはいけないのは、まだシーズンの途中。クラブ10冠目を狙う長谷川監督も退任発表を受けてのコメントを控え、目の前の試合に集中している。まずは、未来ではなく、長谷川監督が書き綴ってきた成功物語の“ラスト”をしっかりと見届けるべきではないだろうか。 《超ワールドサッカー編集部・玉田裕太》 2017.09.08 22:25 Fri
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【編集部コラム】アーセナルは直ちに3バックをやめるべき

▽今のガナーズのムードはアーセン・ヴェンゲルが就任した1996年以降で最悪と言っていいかもしれない。開幕節のレスター・シティ戦こそ4-3で競り勝ったが、続く第2節のストーク・シティ戦(0-1)、第3節のリバプール戦(0-4)を落とした。とりわけ、枠内シュート0にとどまったリバプール戦のパフォーマンスを見れば、サポーターは優勝どころか来季のチャンピオンズリーグ(CL)復帰も不安になったはずだ。 ▽CL出場権を19シーズンぶりに逸しただけでなく、開幕から3戦で既に2敗。パフォーマンスだけでなく、チーム内の雰囲気も悪いようだ。今季限りの契約となっているFWアレクシス・サンチェスとMFメスト・エジルの契約延長交渉は進展しておらず、このままでは来夏フリーで手放すことになる情勢。さらに、DFシュコドラン・ムスタフィやDFエクトル・ベジェリンといった主力も今夏に退団を望んでいたと報道されるなど、慰留に向けて不安がある主力選手も少なくない。 ▽そんな中で、今季もCL権を逸するようであれば、今後、2003-04シーズン以来となる優勝を目指すチームどころか、欧州カップ戦出場も簡単ではないクラブに成り下がってしまう可能性すらあるだろう。もちろん、20年にわたってアーセナルをトップクラブにとどめてきたヴェンゲルも、その点は危惧しているはずだ。主力を可能な限りとどめること、そして一流選手を獲得し続けるためにも、アーセナルは今季、何としても再びCL権を手にしなければならない。 <B>◆チェンバレンの放出</B> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170906_24_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽移籍市場が閉鎖してプレミアリーグが再開する今、CL権獲得のためにヴェンゲルがまずやらなければならないことは、3バックからの脱却だ。その1つ目の理由は、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンの放出。昨季終盤から今季のここまで3バックを採用してきたのにもかかわらず、ウイングバックとして最も重要な選手であるチェンバレンを放出せざるを得なかったのは、契約が今季限りだったため。クラブとしては、来夏にフリーで流出する前に現金化したかったのだろう。 ▽しかし、3バックを採用し続けると仮定すれば、労を惜しまないアップダウンと抜群の推進力を誇るチェンバレンは、エジルやサンチェスと同様にチームにおける最重要選手だった。そして、その代役を補強できていないことは致命的。本人がウイングバックを望んでおらず契約が今季限りだったとしても、代役を確保できていなかった以上、3バックを採用し続ける腹積もりならば、彼の移籍は実現させるべきではなかった。それも、CL権を争うライバルに対してのものだから、言い訳できない。 ▽ユース出身のDFキーラン・ギブスも放出した今、主なウイングバックはDFエクトル・ベジェリン、DFセアド・コラシナツ、DFナチョ・モンレアルのみ。右サイドで言えばベジェリンのみで、左にしてもモンレアルでは攻撃力に不安がある。優勝クラブに来季CL出場権が与えられるヨーロッパリーグも手が抜けない現状、3バックを継続していくためにはウイングバックの選手層も足りない。 <B>◆エジルの存在</B> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170906_24_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2つ目の理由はエジルだ。インターナショナルマッチウィークの代表戦、[4-2-3-1]のトップ下で輝きを放つエジルを見てヴェンゲルは何を思っただろうか。一般的に、[3-4-2-1]の[2]の選手は、[4-2-3-1]のトップ下とは違って守備時にサイドのケアが必要になる。エジルが[2]に入る場合は右であることが多いが、守備時のポジショニングから、カウンター時は必然的にそちらのサイドからのスタートとなることが多い。 ▽エジルの魅力は相手の虚をつくポジショニングと巧みなボールタッチ、広い視野を生かしたスルーパスであり、ベストポジションで言えばもちろんトップ下だ。[3-4-2-1]の[2]でエジルに継続的なハイパフォーマンスを求めるのは難しいだろう。クロス精度も非凡ではあるが、システマティックにサイドに流れさせては彼のプレーに制限をかけてしまう。エジルの笑顔なくしてアーセナルの復権は考えにくい。この世界屈指のタレントを生かすことを考えた場合、やはり[3-4-2-1]は得策ではない。 <B>◆センターバックの質</B> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170906_24_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3つ目の理由はセンターバック陣だ。現在のアーセナルのセンターバック陣では、とてもシーズンを通して持ち堪えられるとは考えられない。ヴェンゲルは、リバプール戦で21歳のDFロブ・ホールディングを右ストッパーとして起用したが、彼が対面のFWサディオ・マネを止めることができると考えたのだろうか。だとすれば、あまりにも楽観的だ。 ▽現状のメンバーでベストの3バックの構成を考えた場合、その人選は右からムスタフィ、コシエルニー、モンレアルとなるだろう。コシエルニーはもちろん、ムスタフィもプレミア2年目でパフォーマンス向上が期待できる。モンレアルは持ち前のポジショニングセンスと読みの鋭さでここまで何とかセンターバックをこなしているものの、シーズンを通して見た場合、フィジカル面での不安は拭いきれない。彼らのうち1人でも負傷すれば大幅な戦力ダウンは否めない。コラシナツも左センターバックをこなせるが、それでは今度は左ウイングバックが足りない。 ▽やはり、センターバックの質と選手層を考慮した場合、4バックとして右からベジェリン、ムスタフィ、コシエルニー、コラシナツ(モンレアル)とするのがベターだ。仮に3バックを継続するならば、中盤の底に入るMFグラニト・ジャカの相棒をMFアーロン・ラムジーとするのではなく、より守備力のあるMFフランシス・コクランかMFモハメド・エルネニーを起用してフォルターを厚くし、センターバックの負担を減らすことが最低条件だ。 <B>◆タイミングは今</B> ▽もちろん、現在のアーセナルの問題はシステムを変更すれば解決するものではない。事実、リバプール戦でもハーフタイム明けに[4-2-3-1]に変更している。それでも、まずは現状の選手の特性に合致していないシステムを変更しなければ、サポーターだけでなく選手たちも指揮官への懐疑心が高まり、雰囲気は悪くなる一方だ。今回のブレーク明けは、切り替える好機でもある。3バックから脱却するタイミングは今だ。 《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》 2017.09.06 20:30 Wed
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【編集部コラム】D・ルイス、カンテ、バカヨコの野戦築城で回答したコンテ、フロントも“結果”を

▽さすがはアントニオ・コンテと言ったところだ。チェルシーは20日、ウェンブリーでトッテナムに2-1と競り勝ち、今季初勝利を飾った。この試合の明暗を分けたのは、何といってもコンテの采配だろう。<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170824_44_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>◆チェルシー不利の状況 ▽昨季王者と2位の対戦。しかし、ブックメーカー『Sky Bet』でスパーズの勝利が2.1倍に対してチェルシーが3.6倍だったように、戦前の予想ではスパーズが有利と目されていた。 ▽開幕節のバーンリー戦を落としたチェルシーは、出場停止のギャリー・ケイヒルとセスク・ファブレガス、そして負傷のエデン・アザールを欠く状況でのアウェイ戦。チェルシーファンですら、なかば敗戦を覚悟していた人は少なくないはずだ。 ◆人数不足の中、敢えての3センター ▽とりわけセスクの欠場はチェルシーにとって大打撃とみられていた。セントラルMFは新戦力のティエムエ・バカヨコが負傷明けで、“獲得すべき”ネマニャ・マティッチの後釜も確保できていない。 ▽チャンピオンズリーグへの参戦を考えれば、昨季と“同数”ではおかしい。万全の状態のセントラルMFはエンゴロ・カンテだけで、スパーズ戦に向けては誰もが、“カンテの相棒に誰を使うか”ということを焦点にしていた。 ▽しかし、コンテの思考は違った。イタリア人指揮官の回答は、常用してきた[3-4-2-1]から[5-3-2]への布陣変更。中盤ではアンカーに据えたダビド・ルイスの脇にカンテとバカヨコを配し、人数不足のセントラルMFを埋めるという考えではなく、“あえて3枚”を起用することを決断した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170821_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽そして、D・ルイスが務めていたスイーパーにはアンドレアス・クリステンセンを起用。開幕節のバーンリー戦でケイヒルの代わりに出場して上々のプレーを見せたとはいえ、21歳の若手をこのビッグマッチで先発に抜擢するのも勇気がいる決断だ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170824_44_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽プレミア随一の完成度を誇るスパーズを前に内容では劣勢だったが、D・ルイス、カンテ、バカヨコの3センターは見事に機能した。アンカーのD・ルイスは元々カバーリング能力が高い選手。彼がアンカーに入ることで、守備範囲の広さと抜群のボール奪取能力を誇るカンテとバカヨコは、バイタル中央を気にすることなく高い位置まで存分にボールホルダーへのチェックを敢行し、スパーズの中盤から自由を奪った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170824_44_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽バイタルエリアでの“野戦築城”により最終ラインの負担は軽減。クリステンセンと、新加入で不慣れなアントニオ・リュディガーが自身の仕事に集中することが可能となり、好パフォーマンスを発揮することにつながった。中盤のセンターを2枚にしていれば、クリステンセンやリュディガーはスパーズの圧力に屈していた可能性も十分にあり、負傷明けのバカヨコの負担もより大きくなっていただろう。 ▽今回の3センターシステムは、決してスペクタクルではないが、何よりも結果が欲しかったチェルシーにとっての最適解だった。 ◆“回答”を出したコンテの英断 ▽クラブ主導とみられるマティッチの流出は、コンテにとって非常に痛手となったに違いない。開幕節を落としてプレッシャーがかかる中で、さらにはケイヒルとセスク、アザール不在の状況。そんな中、D・ルイス、カンテ、バカヨコの中盤での併用をビッグマッチでいきなり採用して結果を残したコンテの英断には舌を巻く。 ▽思えば、昨シーズンもコンテは第6節でアーセナルに敗れた後、4バックから3バックシステムに変更し、そこから13連勝。そのまま逃げ切り、就任1年目でプレミア制覇を果たした。コンテの選手時代を含めた経験と戦術眼に裏打ちされたシステム変更と、それを迷いなく実行する決断力がここでも光った。セリエA3連覇や1年目でのプレミア制覇は伊達ではない。 ◆根本的問題は未解決 ▽とはいえ、チェルシーが抱える根本的な問題は解決していない。D・ルイス、カンテ、バカヨコの3センターシステムは、強豪相手の新たなオプションとして手にすることになりそうだが、いずれのポジションも有力なバックアッパーが不在だ。セスクは3センターシステムで言えばアンカー、インサイドハーフのいずれでもプレー可能だろうが、より攻撃的な戦術プランとなる。 ▽カンテがD・ルイスの代わりとなり、アンカーの役割をこなすことを考慮しても、今回の3センターシステムをより恒常的なオプションとするためには、フィジカルに秀でたボックス・トゥ・ボックスタイプの選手を最低でも1人は獲りにいく必要があるだろう。 ▽その意味では、関心が噂されるレスター・シティのイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターは、チェルシーにとってこれまで以上に獲得しなければいけない存在となったはずだ。 ▽そして、D・ルイスをアンカーとして起用しやすくするためにも、もう1枚プレミアリーグに慣れたセンターバックを引き入れたいところだ。狙うべきは、比較的D・ルイスに近いタイプで、プレミアでも結果を残しているセインツのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクだろう。さらに言えば、ウイングバックの層も薄い。 ◆フロントは補強で“結果”を ▽問題視されている選手層をひとまず監督力でカバーしたチェルシー。ジエゴ・コスタへの戦力外通告で問題となった一件はコンテに全く非がないとは言わないが、自身の明確な意思を示すのは彼のパーソナリティであり、移籍市場閉鎖直前に通達したわけでもない。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170824_44_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシーのフロントは不満を隠せないコンテを快く思っていないかもしれないが、彼は前シーズン10位から王者に返り咲かせた“偉大な指揮官”だ。移籍市場閉鎖まで、残り1週間。強化担当責任者のマリーナ・グラノフスカヤとマイケル・エメナロを筆頭としたフロント陣は、今後、欧州王者に君臨するレベルにクラブを押し上げるためにも、残りの移籍期間でコンテのように“結果”を残し、彼を満足させるべきだ。 《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》 2017.08.24 21:00 Thu
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【J1クラブ中間評価】物議醸した指揮官交代も、連覇へ気運が高まる《鹿島アントラーズ》

▽2017シーズンの明治安田生命J1リーグは早くも折り返し地点に。DAZNマネーで増加した分配金などを巡る争いも背景に存在していることから、優勝争いのみならず、例年以上に戦いが激化している。超ワールドサッカー編集部は、このタイミングでJ1全18クラブを中間評価。最終回は鹿島アントラーズ編をお届けする。 <span style="font-weight:700;">◆物議醸した監督解任で好転</span> <span style="font-weight:700;">勝ち点36 / 12勝5敗</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/kashima_senseki.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽J1リーグと天皇杯の国内2冠を達成した昨シーズンの成功継続を狙う鹿島アントラーズは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を並行しながら、リーグ戦は12勝5敗の結果を残し、首位で折り返した。開幕前には、MFレオ・シルバ(アルビレックス新潟)、FWペドロ・ジュニオール(ヴィッセル神戸)らJリーグで実績のある外国人選手や、FW金森健志(アビスパ福岡)、DF三竿雄斗(湘南ベルマーレ)とJ2降格クラブからも獲得。さらに、開幕直前に韓国代表GKクォン・スンテ(全北現代モータース/韓国)を獲得するなど、計9名の新戦力を迎えた。 ▽開幕節こそFC東京に敗れたものの、そこからリーグ戦4連勝を記録。しかし、5月の半ばから2連敗となると、ACLでは広州恒大を前にベスト16で大会を後にした。これを受け、クラブは石井正忠監督の解任を決断。第14節からは、コーチから昇格した鹿島OBの大岩剛監督が指揮を執り、そこから5連勝で勝ち点を積み上げ、首位ターンを実現した。 <span style="font-weight:700;">◆ポジション別採点</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/201727kashima_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>【GK&DF】90/100点満点 ▽GKは、今シーズン全北現代から加入した韓国代表GKクォン・スンテがJリーグ初挑戦ながらも上々のパフォーマンスを披露し、守護神として君臨。さらに、セカンドGKにも曽ヶ端準が控えており、盤石の態勢を維持している。センターバックに関しては、開幕当初からDFファン・ソッコが抜けて選手層が不安視されたが、伸び代十分のDF植田直通とDF昌子源のコンビがしっかり稼働し、問題とはならなかった。左サイドバックのDF山本脩斗、右サイドバックのDF西大伍とDF伊東幸敏を含め、大崩れのない最終ラインが形成できている。 【MF】70/100点満点 ▽テネリフェに移籍したMF柴崎岳に代わる形で加入したMFレオ・シルバだったが、5月に左ヒザ半月板損傷により手術を強いられて離脱となったことが大きな誤算。さらに、攻撃のバリエーションとアクセントを付けることができるMF遠藤康が1カ月ほど離脱したのも痛かった。それでも、ベテランMF小笠原満男がいまだ健在で、MF中村充孝やMF永木亮太、MF 三竿健斗ら力のある選手も控えている選手層が鹿島の強み。負傷者が復帰して調子を上げてくるとみられる後半戦は、監督にとって中盤の人選が嬉しい悩みになりそうだ。 【FW】60/100点満点 ▽軸となるべきFW金崎夢生の好調が続かず、FWペドロ・ジュニオールも大岩政権後こそ調子を上げてきたものの、序盤戦は低調なパフォーマンス。石井監督が起用し続けたFW鈴木優磨も、インパクトを残すことができず、チームとして頼りどころを欠いた。チャンスメークで貢献できるFW土居聖真も肝心のゴール数は1つと物足りない。新加入のFW金森健志とFW安部裕葵はリーグ戦でなかなかチャンスを得ることができていないが、6月21日の天皇杯でスタメン出場すると、金森が1ゴール、安部が2ゴールと結果を残した。後半戦、もう少し出場機会を与えられれば面白い存在になれるかもしれない。あとはやはり、ここにきて動きの質を上げているペドロ・ジュニオールの好調が続くかどうかに懸かっている。 <span style="font-weight:700;">◆超WS的前半戦チーム内GOODプレーヤー</span> DF昌司源(24歳/No.3)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/201727kashima_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>明治安田生命J1リーグ:17試合(先発17回)/1ゴール ▽ここまで全試合に出場している日本代表DF昌司源が前半戦のチーム内MVPだ。前への対人対応と粘り強い守備に磨きがかかっており、相棒である植田をしっかりとリードして最終ラインを統率。日本代表としても定位置確保を狙えるところまで評価を高めた。クロス処理やクリアの精度を高めれば、より完成度の高いセンターバックとなれそうだ。 <span style="font-weight:700;">◆超WS的前半戦チーム内BADプレーヤー</span> FW鈴木優磨(21歳/No.9) 明治安田生命J1リーグ:12試合(先発6回)2ゴール ▽インパクトを残した昨シーズンからさらなる飛躍が期待された鈴木だが、前半戦はサポーターの期待に応えることができなかった。途中出場も多かったが、リーグ戦12試合で2ゴールは物足りない。また、ゴール数だけでなく、攻守の切り替えの面や動きの質、量も含めて好調時の出来にはなかった。まだ21歳のためパフォーマンスにムラがあるのは仕方ないものの、メンタル面を含めてさらなる成長に向けて奮起してもらいたいところだ。 <span style="font-weight:700;">◆ホームで強さを見せることができるか</span> ▽前半戦は、アウェイ8試合で全勝を収める偉業を達成。24ポイントを稼いだ一方で、ホームでの勝ち点は半分の12ポイントにとどまった。常勝軍団だけにサポーターを前にしてのプレッシャーもあるだろうが、この点は優勝を目指す後半戦に向けて改善したいところだ。負傷者も戻ってきており、選手の質だけでなく層も十分な状況。後半戦は、ACL敗退を受けてリーグにより集中できる環境となる点もプラス材料で、無論、狙うはJ1リーグ連覇となる。 2017.07.27 16:00 Thu
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