武藤が今季4ゴール目を記録もマインツが3試合ぶりの黒星…《ブンデスリーガ》

2017.04.30 00:56 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第31節のマインツvsボルシアMGが29日に行われ、1-2でボルシアMGが勝利した。フル出場したマインツの日本代表FW武藤嘉紀は、89分に今季4ゴール目を記録した。
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▽前節、首位バイエルンと2-2のドローを演じた13位マインツ(勝ち点33)が、本拠地コファス・アレーナに11位ボルシアMG(勝ち点39)を迎えた一戦。そのマインツは、前節のバイエルン戦からスタメンを1人変更。エツナリに代えてオニシウォをスタメンで起用した。
▽一方、ミッドウィークに行われたDFBポカール準決勝のフランクフルト戦をPK戦の末に敗れたボルシアMGは、その試合からスタメンを3人変更。トラオレ、ヴェント、ストロブルに代えてヘアマン、ベネス、N・シュルツをスタメンで起用した。

▽試合は立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げると18分、マインツにチャンス。右サイドを持ち上がったオニシウォがN・シュルツに倒され、ボックス右付近でFKを獲得。しかし、ボージャンのFKは相手DFのクリアに弾き返された。

▽対するボルシアMGは22分、GKゾンマーのロングフィードを前線のハーンが頭で繋ぐと、これを受けたシュティンドルがバイタルエリア手前からロングシュートを狙ったが、これはGKフートのセーブに防がれる。
▽その後もこう着状態が続く中、32分にボルシアMGは自陣からのロングカウンターで試合を動かす。自陣でクアイソンのパスをカットしたJ・ホフマンが素早く左サイドに展開すると、オーバーラップしたN・シュルツがボックス左まで持ち上がりクロスを供給。これを逆サイドから走り込んだシュティンドルが冷静にゴールに流し込んだ。

▽迎えた後半、ボルシアMGは開始40秒で追加点を奪う。右サイドでスローインの折り返しを受けたエルベディのクロスをゴール前でJ・ホフマンが落とすと、相手のクリアミスをボックス左に走り込んだN・シュルツがゴール右に突き刺した。

▽後半立ち上がりの追加点で主導権を握ったボルシアMGは、58分にもボックス左付近でパスを受けたシュティンドルが左足でゴールを狙ったが、シュートはGKフートの正面を突いた。

▽攻撃の立て直しを図りたいマインツは62分、クアイソンを下げてコルドバを投入。すると71分、右クロスのこぼれ球をバイタルエリア左で拾ったブロシンスキがミドルシュート。しかし、これはわずかにゴール右に逸れる。

▽終盤にかけて、ボールを持つ時間が多くなるマインツは、87分に武藤がボックス前で倒されてFKを獲得。デ・ブラシスのFKはGKゾンマーに阻まれたが、その直後に迎えた立て続けのCKからゴールが生まれる。

▽ボージャンの右CKが相手DFに当たると、こぼれ球をボックス右のデ・ブラシスがボレーシュート。これをゴール左で待ち構えていた武藤が左足で押し込み、1点を返す。しかし、マインツの反撃もここまで。武藤の今季4ゴール目で一矢を報いたマインツだったが、ホームでリーグ戦3試合ぶりの黒星を喫した。

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