アヤックスの本拠地が「ヨハン・クライフ・アレナ」に名称変更へ
2017.04.27 12:48 Thu
▽アヤックスは26日、ホームスタジアムであるアムステルダム・アレナの名称を、「ヨハン・クライフ・アレナ」に変更することを発表した。クラブ公式サイトが伝えた。
▽また、オランダ代表ではリヌス・ミケルス監督の下、『トータルフットボール』の体現者として、1974年の西ドイツ・ワールドカップ準優勝に貢献。個人としては3度のバロンドール(現FIFAバロンドール)を獲得するなど、獲得可能な個人タイトルを総なめにした。
▽指導者としては、古巣のアヤックスやバルセロナ、カタルーニャ選抜を指揮し、バルセロナ時代には国内リーグ4連覇を達成した“ドリームチーム”を率い、選手時代も含めこんにちのバルセロナの礎を築いた。ここ数年は古巣アヤックスのテクニカル・アドバイザーを務めていた。
▽その後もサッカー界のご意見番として歯に衣着せぬ発言で多くの話題を振りまいたクライフ氏だったが、現役時代からの喫煙の影響で2015年10月に肺がんを患っていることを公表。そして、2016年3月24日に惜しまれながらこの世を去った。
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▽アヤックスはクライフ氏の誕生日である4月25日にクラブで理事会を開き、ホームタウンであり、クライフ氏の故郷であるアムステルダム市の市長やスポーツ振興団体と名称変更で合意に達したと発表した。また、スタジアムだけでなく、アムステルダム市内の通りや広場、橋などにもクライフ氏の名前をつけることとなるようだ。Getty Images
▽1947年4月25日にオランダのアムステルダムで誕生したクライフ氏は、16歳でアヤックスのトップチームデビュー。卓越したテクニックと戦術眼、創造性を兼ね備えたプレーですぐに頭角を現した同氏は、アヤックスの数々のタイトル獲得に貢献。その後、バルセロナでキャリア全盛期を過ごした同氏は、アメリカの北米サッカーリーグ(NASL)などでプレーした後、母国のフェイエノールトで現役を退いた。▽指導者としては、古巣のアヤックスやバルセロナ、カタルーニャ選抜を指揮し、バルセロナ時代には国内リーグ4連覇を達成した“ドリームチーム”を率い、選手時代も含めこんにちのバルセロナの礎を築いた。ここ数年は古巣アヤックスのテクニカル・アドバイザーを務めていた。
▽その後もサッカー界のご意見番として歯に衣着せぬ発言で多くの話題を振りまいたクライフ氏だったが、現役時代からの喫煙の影響で2015年10月に肺がんを患っていることを公表。そして、2016年3月24日に惜しまれながらこの世を去った。
▽アヤックスは今回の名称変更について「ヨハン・クライフ・アレナが世界中のフットボールプレーヤーにとって、クライフをインスピレーションするキッカケになることを確信している」と声明を発表。アヤックスだけでなく、サッカー界における“レジェンド”への敬意を表していることを明かした。
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