ネイマールのクラシコ欠場が確定…バルサが強硬起用を断念
2017.04.23 18:40 Sun
▽バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールが、同日に敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われるリーガエスパニョーラ第33節、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を欠場することが確定した。
「試合まで12時間を切った状況で、TAD(スポーツ行政裁判所)からの判断が発表されない法的に不透明な状況を鑑みて、クラブは今晩の試合に ネイマールJRを招集しないことを決定した」
▽ネイマールは、先日のマラガ戦で退場となった際に副審に対して侮辱的な発言を行い、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会から、合計3試合の出場停止処分を科されていた。この処分を不服とするバルセロナは、RFEFの上訴委員会に異議申し立てを行ったものの、これも棄却されていた。
▽そこでバルセロナは、21日にネイマールの処分回避に向けてスペイン政府のスポーツ裁定審議会(TAD)に上訴を行った。だが、TADはバルセロナの上訴を受けて、22日に緊急の審議会を招集しようとしたものの、審議員2人の所在が不明だったために、審議会開催を断念。さらに、バルセロナに対して、RFEFの出場停止処分は現在も有効のものとして扱われ、ネイマールがクラシコでプレーできないと通告していた。
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▽バルセロナは23日、公式ツイッターを通じて以下のような声明を発表した。▽ネイマールは、先日のマラガ戦で退場となった際に副審に対して侮辱的な発言を行い、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会から、合計3試合の出場停止処分を科されていた。この処分を不服とするバルセロナは、RFEFの上訴委員会に異議申し立てを行ったものの、これも棄却されていた。
▽そこでバルセロナは、21日にネイマールの処分回避に向けてスペイン政府のスポーツ裁定審議会(TAD)に上訴を行った。だが、TADはバルセロナの上訴を受けて、22日に緊急の審議会を招集しようとしたものの、審議員2人の所在が不明だったために、審議会開催を断念。さらに、バルセロナに対して、RFEFの出場停止処分は現在も有効のものとして扱われ、ネイマールがクラシコでプレーできないと通告していた。
▽それでも、引かないバルセロナはTADの審議会が決定を下すまでは、処分が保留となるとの考えからネイマールの強硬起用を目論み、遠征メンバーに招集。だが、出場資格がない同選手を起用した場合、0-3の不戦敗となる可能性も指摘されていたことで、招集断念を決断したようだ。
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