チェルシーが2度追いつかれながらもアザール弾で勝ち越し、トッテナムを下して決勝進出!!《FAカップ》
2017.04.23 03:11 Sun
▽22日にFAカップ準決勝のチェルシーvsトッテナムが行われ、4-2で勝利したチェルシーが決勝へと駒を進めている。
▽一方のトッテナムは、中6日と休養十分でビッグマッチに臨む。ボーンマス戦からウォーカーとB・デイビスが外れ、トリッピアーとワニャマがスタメン起用となった。試合前には先日亡くなったU-23チームの監督を務めていた元イングランド代表DFウーゴ・エヒオグ氏への黙祷が捧げられた。
▽トッテナムボールで始まった一戦、そのトッテナムはバックラインにアルデルヴァイレルト、E・ダイアー、ヴェルトンゲンの3バックで入った。チェルシーも3バックを敷き、ジエゴ・コスタとアザールが不在の前線はバチュアイを頂点にペドロとウィリアンが両脇を固めた。すると試合は立ち上がりに動きを見せる。5分、ペドロの仕掛けからボックス手前右の位置でFKを獲得したチェルシーは、ウィリアンが直接狙うとボールはゴールマウスの右隅を捕え、チェルシーが最初のチャンスで先制に成功した。
▽チェルシーは8分にもチャンスを作る。ウィリアンが前線からプレスをかけにいくと、連動してコースを消しにいったカンテがボールを奪取。GKロリスはゴールマウスを飛び出していたが、カンテはシュートを打てずに追加点とはならなかった。面食らった印象のトッテナムは、バックラインでボールを繋ぎながら様子を伺うも、中盤にボールを入れた際にチェルシーのプレスが早く、ファイナルサードで勝負ができない。
▽その後もトッテナムがポゼッションを握り、チェルシーを押し込んでいく。追いつかれたチェルシーは、自陣でのエラーが目立ち、ボールを奪ってもそこから前線へのパスがつながらず推進力を出せない。35分にはヴェルトンゲンのアーリークロスにE・ダイアーが頭で合わせる。しかしボールは右のポストをかすめて、逆転とはならず。
▽その後もトッテナムが押し込む展開の中、41分にチェルシーが自陣からカウンターを仕掛けると、右サイドでモーゼスがボックス内へとドリブル。ソン・フンミンがスライディングでブロックしに入ると、上手くモーゼスが倒れてPKを獲得。このチャンスをウィリアンがきっちりと決めきり、チェルシーが勝ち越して前半を終えた。
▽お互いに交代なしで迎えた後半、追いかけるトッテナムがボールを持ち、リードするチェルシーが自陣で守備ブロックを敷く展開は前半と変わらず。すると52分、右サイドの浅い位置でボールを受けたエリクセンがDFとGKの間に鋭いクロスを配給。これに反応したデレ・アリが滑り込みながら押し込んでトッテナムがまたも同点とする。
▽チェルシーは61分、バチュアイとウィリアンを下げてジエゴ・コスタとアザールを送り出す。トッテナムも68分にソン・フンミンを下げてウォーカーを送り出すなど、両チーム共に選手を入れ替えてゴールを目指す。すると75分、右CKを獲得したチェルシーは、この流れからボックス外でこぼれ球を拾ったアザールが右足を一閃。これがゴールマウス右隅に収まり、チェルシーが3度目のリードを手にする。
▽さらに80分、右サイドからアザール、セスクと繋ぎ、アザールが下げたボールにマティッチが右足を強振。これがゴールマウス上段の右隅をとらえてリードを2点に広げた。その後はチェルシーがしっかりと試合をクローズ。後半アディショナルタイムには、ケインのFKがGKクルトワの脇を抜けてゴール方向に転がるも、ライン上でストップし試合は終了。チェルシーが2度追いつかれながらもアザール弾で逃げ切り決勝進出を決めた。
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▽プレミアリーグで首位を走るチェルシーと、勝ち点4差で追いかける2位のトッテナムが、決勝戦進出を懸けて準決勝で相見えた。チェルシーはプレミアリーグのユナイテッド戦から中2日での試合で、5選手を入れ替えた。前線ではジエゴ・コスタとアザールがスタメンを外れている。▽トッテナムボールで始まった一戦、そのトッテナムはバックラインにアルデルヴァイレルト、E・ダイアー、ヴェルトンゲンの3バックで入った。チェルシーも3バックを敷き、ジエゴ・コスタとアザールが不在の前線はバチュアイを頂点にペドロとウィリアンが両脇を固めた。すると試合は立ち上がりに動きを見せる。5分、ペドロの仕掛けからボックス手前右の位置でFKを獲得したチェルシーは、ウィリアンが直接狙うとボールはゴールマウスの右隅を捕え、チェルシーが最初のチャンスで先制に成功した。
▽チェルシーは8分にもチャンスを作る。ウィリアンが前線からプレスをかけにいくと、連動してコースを消しにいったカンテがボールを奪取。GKロリスはゴールマウスを飛び出していたが、カンテはシュートを打てずに追加点とはならなかった。面食らった印象のトッテナムは、バックラインでボールを繋ぎながら様子を伺うも、中盤にボールを入れた際にチェルシーのプレスが早く、ファイナルサードで勝負ができない。
▽17分には相手陣内でのFKで、エリクセンはクイックリスタートを選択。ボックス内で受けたケインが狙うも、相手にシュートを当ててしまった。しかしこれで得た右CKからエリクセンがニアサイドに低いクロスを入れる。するとケインがバックヘッドで流すと、GKクルトワの逆を付いてネットを揺らし、トッテナムが早い時間帯で試合を振り出しに戻した。
▽その後もトッテナムがポゼッションを握り、チェルシーを押し込んでいく。追いつかれたチェルシーは、自陣でのエラーが目立ち、ボールを奪ってもそこから前線へのパスがつながらず推進力を出せない。35分にはヴェルトンゲンのアーリークロスにE・ダイアーが頭で合わせる。しかしボールは右のポストをかすめて、逆転とはならず。
▽その後もトッテナムが押し込む展開の中、41分にチェルシーが自陣からカウンターを仕掛けると、右サイドでモーゼスがボックス内へとドリブル。ソン・フンミンがスライディングでブロックしに入ると、上手くモーゼスが倒れてPKを獲得。このチャンスをウィリアンがきっちりと決めきり、チェルシーが勝ち越して前半を終えた。
▽お互いに交代なしで迎えた後半、追いかけるトッテナムがボールを持ち、リードするチェルシーが自陣で守備ブロックを敷く展開は前半と変わらず。すると52分、右サイドの浅い位置でボールを受けたエリクセンがDFとGKの間に鋭いクロスを配給。これに反応したデレ・アリが滑り込みながら押し込んでトッテナムがまたも同点とする。
▽チェルシーは61分、バチュアイとウィリアンを下げてジエゴ・コスタとアザールを送り出す。トッテナムも68分にソン・フンミンを下げてウォーカーを送り出すなど、両チーム共に選手を入れ替えてゴールを目指す。すると75分、右CKを獲得したチェルシーは、この流れからボックス外でこぼれ球を拾ったアザールが右足を一閃。これがゴールマウス右隅に収まり、チェルシーが3度目のリードを手にする。
▽さらに80分、右サイドからアザール、セスクと繋ぎ、アザールが下げたボールにマティッチが右足を強振。これがゴールマウス上段の右隅をとらえてリードを2点に広げた。その後はチェルシーがしっかりと試合をクローズ。後半アディショナルタイムには、ケインのFKがGKクルトワの脇を抜けてゴール方向に転がるも、ライン上でストップし試合は終了。チェルシーが2度追いつかれながらもアザール弾で逃げ切り決勝進出を決めた。
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