勢いに乗るリバプール、難敵クリスタル・パレス相手に狙うはダブル
2017.04.22 13:45 Sat
リバプールはアウェイでの2連戦を連勝で終え、好調をキープしている。5勝2分けと7試合無敗を続けているレッズだが、今節はクリスタル・パレスという厄介な相手をアンフィールドに迎えることとなる。
確かに、サム・アラダイス率いるチームは、リバプールのような相手と比べればプレミアリーグの小クラブと呼べるかもしれない。だが彼らはイングランドのクラブらしく戦う意思と強靭な肉体を持ってアンフィールドに乗り込んでくるだろう。パレスは現在リーグ15位と、降格圏まで勝ち点7差の安心できない位置にいる。一方で、チームの状況は上向きで、直近6試合で勝ち点3を取りこぼしたのは3-1で敗れたサウサンプトン戦と2-2で引き分けたレスター戦のわずか2試合と好調だ。しかも4勝をあげた相手の中にはリーグの上位を行くアーセナルとチェルシーも含まれる。
しかし、リバプールのベンチにはユルゲン・クロップという優れた指揮官がいる。クロップはリバプールの選手たちに力強い信念を植え付けた。攻撃陣はブラジル代表コンビ、MFフィリペ・コウチーニョとFWロベルト・フィルミーノがけん引している。コウチーニョは最近プレミアリーグでのブラジル人最多得点記録を塗り替え、またフィルミーノも最近行われたストーク戦とWBA戦で連続して決勝ゴールを決める活躍を見せた。
また、FWディヴォック・オリジやFWダニエル・スタリッジら最前線の層も厚く、守備陣はDFジョエル・マティップ、DFナサニエル・クライン、そしてDFデヤン・ロブレンらがチームをしっかりと支えている。
そしてゴールマウスを守るのはGKシモン・ミニョレだ。彼は最近のアウェイゲームでも驚異的なセーブを連発するなど、超人的なパフォーマンスを披露している。また副キャプテンのMFジェームズ・ミルナーもかつてないほど頼れる存在となった。
来る試合ではパレスもリバプールの脅威となりうるチームだが、指揮官のアンフィールドでの戦績は惨憺たるものだ。アラダイスはその指揮官人生の中で一度もアンフィールドでの勝利を手にしていない。彼はこの伝説的なスタジアムで13試合を経験しているが、3分け10敗と相性が極めて悪く、このトラウマを克服できるかも見どころだ。
10月にパレスのホーム、セルハーストパークで行われた対戦では、リバプールが4-2と快勝している。この試合はMFエムレ・カン、ロブレン、マティップ、そしてフィルミーノと異なる選手たちがネットを揺らし、レッズが勝ち点3を持ち帰った。
両クラブはともにいまだ安泰とは言えない状況にあるため、この試合では勝利を求めている。パレスはなんとしても降格を回避することを考えているし、リバプールはチャンピオンズリーグ出場権をより確実なものにしたいはずだ。レッズは現在3位につけているものの、すぐ後ろにはマンチェスターの2クラブが迫っている。ここでしっかりと勝ち点3を積み上げ、悲願のCL復帰にまた一歩近づきたいところだ。
プレミアリーグ第34節 リバプール対クリスタル・パレスは日本時間4月23日(日)24時30分キックオフ予定。
提供:goal.com
確かに、サム・アラダイス率いるチームは、リバプールのような相手と比べればプレミアリーグの小クラブと呼べるかもしれない。だが彼らはイングランドのクラブらしく戦う意思と強靭な肉体を持ってアンフィールドに乗り込んでくるだろう。パレスは現在リーグ15位と、降格圏まで勝ち点7差の安心できない位置にいる。一方で、チームの状況は上向きで、直近6試合で勝ち点3を取りこぼしたのは3-1で敗れたサウサンプトン戦と2-2で引き分けたレスター戦のわずか2試合と好調だ。しかも4勝をあげた相手の中にはリーグの上位を行くアーセナルとチェルシーも含まれる。
しかし、リバプールのベンチにはユルゲン・クロップという優れた指揮官がいる。クロップはリバプールの選手たちに力強い信念を植え付けた。攻撃陣はブラジル代表コンビ、MFフィリペ・コウチーニョとFWロベルト・フィルミーノがけん引している。コウチーニョは最近プレミアリーグでのブラジル人最多得点記録を塗り替え、またフィルミーノも最近行われたストーク戦とWBA戦で連続して決勝ゴールを決める活躍を見せた。
また、FWディヴォック・オリジやFWダニエル・スタリッジら最前線の層も厚く、守備陣はDFジョエル・マティップ、DFナサニエル・クライン、そしてDFデヤン・ロブレンらがチームをしっかりと支えている。
そしてゴールマウスを守るのはGKシモン・ミニョレだ。彼は最近のアウェイゲームでも驚異的なセーブを連発するなど、超人的なパフォーマンスを披露している。また副キャプテンのMFジェームズ・ミルナーもかつてないほど頼れる存在となった。
来る試合ではパレスもリバプールの脅威となりうるチームだが、指揮官のアンフィールドでの戦績は惨憺たるものだ。アラダイスはその指揮官人生の中で一度もアンフィールドでの勝利を手にしていない。彼はこの伝説的なスタジアムで13試合を経験しているが、3分け10敗と相性が極めて悪く、このトラウマを克服できるかも見どころだ。
10月にパレスのホーム、セルハーストパークで行われた対戦では、リバプールが4-2と快勝している。この試合はMFエムレ・カン、ロブレン、マティップ、そしてフィルミーノと異なる選手たちがネットを揺らし、レッズが勝ち点3を持ち帰った。
両クラブはともにいまだ安泰とは言えない状況にあるため、この試合では勝利を求めている。パレスはなんとしても降格を回避することを考えているし、リバプールはチャンピオンズリーグ出場権をより確実なものにしたいはずだ。レッズは現在3位につけているものの、すぐ後ろにはマンチェスターの2クラブが迫っている。ここでしっかりと勝ち点3を積み上げ、悲願のCL復帰にまた一歩近づきたいところだ。
プレミアリーグ第34節 リバプール対クリスタル・パレスは日本時間4月23日(日)24時30分キックオフ予定。
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