【リーガエスパニョーラ第33節プレビュー】今季最大の大一番“エル・クラシコ”! 乾エイバルはビルバオとの自治州ダービー2017.04.21 18:00 Fri

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▽先週に行われた第32節では、首位レアル・マドリー、2位バルセロナの2強が苦しみながらも共に勝利、暫定3ポイント差をキープして今季最大の大一番“エル・クラシコ”を迎えることになった。一方、2強以外の上位陣では3位アトレティコ・マドリーがオサスナ、6位ビルバオがラス・パルマスに快勝。だが、4位セビージャ、5位ビジャレアル、7位ソシエダ、8位エイバルがいずれも勝ち点を取りこぼす波乱があった。

▽迎えた第33節、最大の注目カードは言わずもがな首位レアル・マドリー(勝ち点75)と、2位バルセロナ(勝ち点72)がサンチャゴ・ベルナベウで激突する今季2度目の“エル・クラシコ”だ。なお、昨年12月に行われた前回対戦ではバルセロナがFWスアレスのゴールで先制するも、レアル・マドリーが試合終了間際のセットプレーからDFセルヒオ・ラモスが劇的同点ゴールを記録し、1-1のドローに終わっていた。

▽今回の一戦を前に両チームは、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグというビッグマッチを戦ったが、レアル・マドリーがバイエルンとの120分の激闘を制し、準々決勝進出を果たした一方、バルセロナはユベントスの堅守を前にカンプ・ノウでゴールレスドローに終わり、1stレグの大敗を挽回できず、無念の準々決勝敗退を強いられた。

▽バイエルン戦の勝利で勢いづくホームのレアル・マドリーは、今回のクラシコでもバルセロナを蹴散らしてシーズン2冠に前進したいところだが、1試合未消化で3ポイント差という状況を考えれば、最優先は負けないことだ。また、中4日と相手よりも準備期間は1日多いものの、バイエルンと120分の激闘を戦った影響は大きく一部主力のコンディションが懸念されるところ。とりわけ、DFペペとDFヴァランの2センターバックが負傷を抱えているセンターバックにはバックアップがおらず、懸念材料の1つだ。また、欠場濃厚のMFベイルの代役にMFイスコを起用し、ポゼッションを高めるのか、攻守にハードワークできるFWルーカス・バスケスを起用して守備的に戦うのか、ジダン監督の用兵にも注目が集まる。

▽一方、ユベントスの堅守を前にカンプ・ノウで一矢報いることも叶わず、ショックが残るCL敗退となったバルセロナは、コパ・デル・レイと共にわずかながら可能性を残すリーガ3連覇に向けて必勝が求められる今季最大の大一番に臨む。このビッグマッチではマラガ戦での主審侮辱で3試合の出場停止を科されたFWネイマールの欠場が確定しており、後半戦の攻撃陣をけん引してきたブラジル代表FWなしで宿敵からゴールを奪い、勝利することが求められる。ユベントスとの2試合で沈黙したエースFWメッシ、スアレス、ネイマールの代役を担うFWアルカセルやMFデニス・スアレスらの奮起に加え、ルイス・エンリケ監督がいかなるシステムを採用するかが重要なポイントになりそうだ。

▽逆転優勝は難しいものの、CLストレートインに向けて着実に勝ち点を伸ばしたい3位アトレティコ(勝ち点65)は、2連勝でヨーロッパリーグ(EL)出場圏内に肉薄する9位エスパニョール(勝ち点49)とのアウェイゲームに臨む。ミッドウィークのCL準々決勝2ndレグでは敵地でレスター・シティと1-1のドローで終え、見事に2年連続ベスト4進出を決めたシメオネ率いるチームだが、同試合でDFフアンフラン、DFフィリペ・ルイスの両サイドバックが負傷。手を負傷したフィリペ・ルイスに関しては起用可能な見込みだが、今季絶望のDFヴルサリコに加え、フアンフランを欠くことになった右サイドバックは、左利きのDFリュカ、センターバックが本職のDFホセ・ヒメネスのいずれかを起用せざるを得ない。古巣対戦となるキケ・フローレス監督は前回対戦でもゴールレスドローに持ち込んでおり、アトレティコにとってはタフな一戦になるはずだ。

▽前節、バレンシア相手にドローゲームを演じ、アトレティコとの勝ち点差が3ポイントに広がった4位セビージャ(勝ち点62)は、降格圏の19位に低迷するグラナダ(勝ち点20)とのホームゲームに挑む。前述のバレンシア戦では崩しの切り札であるFWビトロが負傷交代し、得点力不足に悩むサンパオリ率いるチームにとっては痛恨だ。そのため、今回の一戦では代役の活躍に加え、MFエンゾンジやMFイボーラといった長身プレーヤーを生かしたクロスやロングボールが重要な攻め手になるかもしれない。一方、トニー・アダムス新監督の初陣となったセルタ戦を0-3で完敗したグラナダは、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始しており、その敗戦からどこまで修正できるか、元アーセナルのレジェンドの手腕に注目が集まる。

▽その他の注目カードは、EL出場権を争う8位エイバル(勝ち点50)と6位ビルバオ(勝ち点53)が激突するバスク自治州ダービー。前節、難所ベニト・ビジャマリンでベティスに完敗し、連勝が「3」でストップすると共に6試合ぶりの敗戦を喫したエイバルは、逆転でのEL出場権獲得に向けてバスクの雄、ビルバオをホームに迎えるこのダービーでの勝ち点3奪取が必須。前回対戦で1-3の敗戦を喫したことに加え、ビルバオは直近のラス・パルマス戦でベテランFWアドゥリス、MFムニアインがいずれもドブレテを記録し、5-1の大勝を飾っており、この一戦では守備陣の奮闘がカギを握る。また、ベティス戦ではベンチスタートとなったものの、MFペドロ・レオンに決定機を供給するなど、まずまずの活躍を見せたMF乾貴士の先発復帰が濃厚。乾としてはこのダービーでチームを勝利に導く働きを見せたいところだ。

▽また、残り6試合となり熾烈を極める残留争いでは、最下位オサスナ(勝ち点17)と18位スポルティング・ヒホン(勝ち点22)の直接対決に注目。現在、残留圏内の17位レガネス(勝ち点27)との勝ち点差は、オサスナが10ポイント、ヒホンが5ポイントと、いずれも今回の直接対決で勝ち点3奪取が必須となる。

《リーガエスパニョーラ第33節》

▽4/21(金)
《28:00》
セビージャ vs グラナダ

▽4/22(土)
《20:00》
マラガ vs バレンシア
《23:15》
ビジャレアル vs レガネス
《25:30》
オサスナ vs スポルティング・ヒホン
《27:45》
エスパニョール vs アトレティコ・マドリー

▽4/23(日)
《19:00》
ソシエダ vs デポルティボ
《23:15》
セルタ vs ベティス
《25:30》
ラス・パルマス vs アラベス
《27:45》
レアル・マドリー vs バルセロナ

▽4/24(月)
《27:45》
エイバル vs ビルバオ

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▽対戦相手のカラバフとは間違いなく力の差はあるものの、ホームの大歓声を武器にローマを苦しめるなど、ホームチームの高いモチベーションは侮れず、長距離移動を含めてアトレティコにとってタフな一戦となるはずだ。なお、カラバフは今大会で来季ELファイナルが行われるバクー・オリンピックスタジアムを本拠地としており、同じく来季CLファイナルが行われるワンダ・メトロポリターノを本拠地とするアトレティコとの対決は、来季CL&ELファイナル対決となる。 <span style="font-weight:700;">◆グループD:バルサ追うユーベvsスポルティング</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171017_50_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽第2節終了時点ではユベントス、スポルティング・リスボン相手に連勝を決めたバルセロナが首位に立ち、ユベントス、スポルティングが共に1勝1敗で2位の座を争っている。 ▽今節のグループD注目カードが、2位のユベントスと3位スポルティングによる2位、3位直接対決だ。開幕戦でバルセロナ相手に完敗したユベントスは、前節のオリンピアコス戦を辛勝して今大会初白星を手にした。だが、国内リーグではエースFWディバラの2戦連続PK失敗の影響などで、アタランタに2-2のドロー、ラツィオに難攻不落のアリアンツ・スタジアムで2年ぶりの敗戦を喫するなど、調子を落としている。仮に、今回のホームゲームで勝ち点を取りこぼせば、シーズン全体にも影響を及ぼす可能性があるだけに、難敵相手の勝ち点3奪取が必須だ。直近のラツィオ戦では代表戦帰りの選手たちが疲労を感じさせるパフォーマンスだっただけに、代表招集外だったFWイグアインや代表戦で出番がなかったディバラのアルゼンチンコンビなどを中心にチームを助けるハードワークが求められる。 ▽一方、敵地でオリンピアコスを破り、前節ではバルセロナ相手に0-1の敗戦も堂々とした戦いを披露したスポルティングは、直近のリーグ戦で全勝中だったポルト相手に引き分けるなど、国内リーグ無敗と好調を継続。バルセロナ戦で負傷したFWドゥンビアの離脱は痛いが、主砲FWドストやチーム得点王のMFブルーノ・フェルナンデス、FWジェウソン・マルティンスと攻撃陣には質の高いタレントが揃っており、バルセロナ戦同様に粘り強く戦いながら、得意のカウンターでワンチャンスを狙いたい。 ▽グループステージ3連勝で首位固めといきたいバルセロナは、最下位オリンピアコスをホームに迎える。前節、相手のオウンゴールでスポルティングに辛勝したチームは、直近のアトレティコ戦で1-1のドローで終わり、公式戦の連勝が「9」でストップ。それでも、不調が叫ばれるFWスアレスのゴールによって敵地で追いついてのドローという結果は、決してネガティブなものではない。今回のオリンピアコス戦に向けては、代表戦帰りで疲労困憊のFWメッシやスアレスの回復具合が重要なポイントとなる。仮に、両エースの状態が悪ければ、スポルティング戦の難しい展開になるかもしれない。 2017.10.18 18:00 Wed
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【プレビュー】4連勝vs全勝による今季最初の太陽ダービー《ローマvsナポリ》

▽セリエA第8節、ローマvsナポリのデルビー・デル・ソーレが日本時間14日27:45にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。昨シーズン2位のローマと、同3位のナポリが激突する今季最初の太陽ダービーだ。 ▽絶対的なバンディエラ、トッティの引退、ディ・フランチェスコ新体制移行と大きな変化に見舞われたローマは、第2節ホームでのインテル戦で前指揮官スパレッティに手痛い今季初黒星を与えられるなど、厳しいスタートとなった。それでも、大エースFWゼコやMFナインゴランと頼れる主力にけん引されるチームは、以降の試合で新生ミランを撃破するなど、見事な4連勝でバウンスバックを果たした。 ▽1試合未消化ながら5位まで浮上してきた中で迎える今節は、インターナショナルウィーク明けに加えて来週ミッドウィークにチェルシーとの重要なチャンピオンズリーグ(CL)の試合を控える状況で強豪ナポリとの真価が試される一戦に臨む。近年の対ナポリでのホームゲームでは好成績を残しているものの、完成度の差や負傷者続出の状況を考えれば、スコアレスドローで何とかしのぎ切ったCLアトレティコ・マドリー戦同様に最低限勝ち点1を得るための戦い方が妥当かもしれない。 ▽一方、サッリ体制3年目で熟成路線を継続するナポリは、今季も開幕から攻守に完成度の高いフットボールを展開し、唯一の開幕7連勝を達成。ここまでの試合内容では6連覇中の絶対的王者ユベントスを凌駕しており、今季のスクデット候補最右翼との声も多く挙がる。 ▽インターナショナルウィーク明けの今節では対戦相手のローマ同様に、来週ミッドウィークにCLマンチェスター・シティ戦という重要なゲームを控えている。さらに翌節には絶好調のインテル戦も控えており、ここからの3連戦がシーズン序盤一番の山場となる。今季の公式戦では相変わらずホームで圧倒的な強さを見せている一方、アウェイゲームではCLシャフタール戦での敗戦、格下SPAL相手の3-2の辛勝と苦戦傾向にあり、今回の一戦ではラツィオ相手に4-1の鮮やかな逆転勝利を飾ったオリンピコを舞台にその再現を狙いたい。 <div style="text-align:center;">◆ローマ◆ 【4-3-3】</div> ▽ローマ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:アリソン DF:ブルーノ・ペレス、マノラス、フアン・ジェズス、コラロフ MF:ペッレグリーニ、デ・ロッシ、ナインゴラン FW:フロレンツィ、ゼコ、ペロッティ 負傷者:DFヌラ、エメルソン・パルミエリ、MFデ・ロッシ、ストロートマン、ペッレグリーニ、FWエル・シャーラウィ、デフレル、シック 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエメルソンに加え、デフレル、シックの前線2選手、代表ウィーク前に負傷したストロートマン、エル・シャーラウィの欠場が濃厚だ。その一方で、代表ウィーク中に負傷したデ・ロッシとペッレグリーニに関しては間に合う見込みだ。 ▽スタメンに関してはW杯南米予選帰りという事情に加え、スピードに難があるファシオに代わってフアン・ジェズスがマノラスの相棒を務め、中盤はコンディションに問題がなければ、ナインゴランとデ・ロッシ、ペッレグリーニの3人が起用される見込みだが、MFジェルソン、MFゴナロンが代役に入る可能性もある。中盤と同様に負傷者続出の前線は大黒柱のFWゼコ、FWペロッティが当確で中盤での起用の可能性もあるフロレンツィとFWジェンギズのいずれかが右ウイングに入る。 <div style="text-align:center;">◆ナポリ◆ 【4-3-3】</div> ▽ナポリ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:レイナ DF:ヒサイ、アルビオル、クリバリ、グラム MF:アラン、ジョルジーニョ、ハムシク FW:カジェホン、メルテンス、インシーニェ 負傷者:FWミリク 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しても長期離脱中のミリクを除き、全選手が起用可能だ。スタメンに関しては現状のベストメンバーが起用される見込みだが、アランとジョルジーニョの中盤2選手のところに関しては、実力的に遜色ないMFジエリンスキ、MFディアワラが起用される可能性もある。 ★注目選手 ◆ローマ:FWエディン・ゼコ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ローマの注目プレーヤーは、昨季のセリエA得点王のゼコだ。今夏、FWサラーなど主力の流出による大幅なメンバー変更に加え、ディ・フランチェスコ新監督の招へいでチームスタイルを再構築する試行錯誤の中、リーグ戦5戦連発の7ゴールでジャッロロッソをけん引する大エース。現時点で攻守両面での完成度で勝る難敵相手の一戦では、ホームゲームといえども劣勢が予想され、CLアトレティコ・マドリー戦や直近のミラン戦同様に最前線のゼコが孤立する時間が長くなるはずだ。その中で持ち味の高さと強さ、決定力を武器に少ない決定機を確実にゴールへ結び付けたい。とりわけ、セットプレーの守備や空中戦を苦手とする相手に対しては、盟友DFコラロフやMFフロレンツィの正確なクロスやプレースキックが重要な得点源となるはずだ。 ◆ナポリ:FWドリエス・メルテンス<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ナポリの注目プレーヤーは、昨季ゼコと熾烈な得点王争いを演じた小さな巨人メルテンスだ。今季開幕7戦でリーグダントツの25ゴールを記録する最強攻撃陣をけん引するベルギー代表FWはここまで7ゴールを記録するなど、昨季以上のハイペースでゴールを量産している。卓越したテクニックとアジリティに加え、プレーメーカーとしてのセンスも併せ持つ万能型FWは、アジリティに不安を抱えるアンカーのデ・ロッシ、マノラス以外にポジショニングに難があるローマの守備陣にとって最も脅威となる存在だ。持ち味のスペースをアタックする背後への動きに加え、中盤やサイドに流れて局地的な数的優位を作り出すプレーで相手の守備陣を混乱に陥れたい。 2017.10.14 12:00 Sat
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【プレビュー】無敗アトレティコが新本拠地で全勝バルサと激突《アトレティコ・マドリーvsバルセロナ》

▽リーガエスパニョーラ第8節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが日本時間14日27:45にワンダ・メトロポリターノでキックオフされる。昨シーズン3位のアトレティコ・マドリーと、同2位のバルセロナが激突するリーガビッグ3による今季最初の上位対決だ。 ▽今夏、FIFAから科された補強禁止処分の影響で継続路線を余儀なくされたアトレティコは、ここまで4勝3分けと微妙なスタートとなった。MFトーマスやDFリュカと若手の成長で戦力値を上げているものの、戦術面のアップデートに対して、対戦相手の研究の方が進んでおり、前線のアタッカーのコンディションがいまひとつ上がり切れない中で攻撃面の停滞が目立つ。とりわけ、直近のレガネス戦では格下相手に攻めあぐねて今季の公式戦3度目のゴールレスドローとなった。また、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではチェルシー相手にホーム初黒星を喫しており、要塞化を目指した新本拠地で早くも土が付いてしまった。 ▽今冬にMFビトロ、FWジエゴ・コスタの加入が内定しており、来年1月以降の巻き返しが期待されているものの、序盤戦でこれ以上躓けば、シーズン半ばで優勝争いから脱落する可能性もあるだけに、ホームで戦う今回のバルセロナ戦はチームにとって非常に重要な戦いとなる。絶好調のFWメッシに加え、自分たちのお株を奪う堅守と、ほとんど穴がない難敵に対して、智将シメオネは卓越したモチベート能力に加え、相手を上回る戦術的な対策を用意できるか。 ▽一方、FWネイマールの電撃退団、宿敵レアル・マドリー相手の低調なスーペル・コパと強い逆風の中でシーズンをスタートしたバルセロナだが、蓋を開けてみれば、リーガ開幕7連勝を含む公式戦9連勝と、近年稀にみる好スタートを切った。もちろん、絶好調のメッシに極度に依存する攻撃面など、課題は決して少なくないが、ルイス・エンリケ前監督の下で崩れ始めたバランスを新指揮官バルベルデがここまではうまく整えている。 ▽今季2度目のインターナショナルウィーク明けとなる今節はアトレティコ相手のアウェイゲームとかなり厳しい日程となるが、CLではやや力が劣るオリンピアコスとの連戦、国内リーグでも次節はマラガとのホームゲームとなるため、今回の一戦に全力を注ぐことができる。また、リーグ奪還に向けた最大のライバル、レアル・マドリーの序盤戦の躓きにより、ある程度の勝ち点の取りこぼしは許容されるだけに、敵地でのアウェイゲームではより割り切った戦いも可能だ。 <div style="text-align:center;">◆アトレティコ・マドリー◆ 【4-4-2】</div> ▽アトレティコ・マドリー予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:オブラク DF:フアンフラン、サビッチ、ゴディン、フィリペ・ルイス MF:コケ、トーマス、サウール、カラスコ FW:グリーズマン、コレア 負傷者:DFヴルサリコ、リュカ、フィリペ・ルイス 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関してはヴルサリコ、リュカ、フィリペ・ルイスの3選手がいずれも軽傷を抱えているが、3選手共に起用可能なようだ。スタメンに関しては中盤の構成に注目が集まる。前述の予想布陣か、カラスコに代えて主将MFガビを起用し、サウールとコケをサイドに配す守備的な布陣のどちらかを採用する見込みだ。グリーズマンの相棒に関してはコレアの起用が濃厚だが、バルセロナキラーのFWトーレス、FWビエットのいずれかを先発起用し、途中出場でも存在感を示せるコレアをジョーカーとして起用するプランも考えられる。 <div style="text-align:center;">◆バルセロナ◆ 【4-3-3】</div> ▽バルセロナ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:テア・シュテーゲン DF:ネウソン・セメド、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ MF:ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ FW:メッシ、スアレス、デニス・スアレス 負傷者:MFイニエスタ、デンベレ、ラフィーニャ 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のラフィーニャ、デンベレの2選手の欠場が確定。左太ももに筋肉系のトラブルを抱えるイニエスタに関しては全体練習に復帰しており、ギリギリまで起用の可否を見極める予定だが、先発復帰が濃厚だ。 ▽スタメンに関しては代表ウィーク明けという状況、システム選考を含めて予想が難しいところだ。[4-3-3]を採用する場合、左ウイングにデニス・スアレスを配し、中盤はラキティッチとブスケッツの相棒にイニエスタか、セルジ・ロベルト、パウリーニョのいずれかを起用する見込みだ。一方、[4-4-2]を採用する場合は、イニエスタかデニス・スアレスを左サイドハーフに置き、右にセルジ・ロベルトかアレイシ・ビダルを置き、ブスケッツの相棒にはパウリーニョかラキティッチを起用することになる。 ★注目選手 ◆アトレティコ・マドリー: FWアントワーヌ・グリーズマン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アトレティコの注目プレーヤーは、エースのグリーズマンだ。今季もアトレティコの主軸としてチームをけん引するグリーズマンだが、ここまでのリーグ戦では2試合の出場停止の影響もあり、わずか2ゴールと思うような活躍を披露できていない。それでも、直近のインターナショナルウィークでは母国フランスをワールドカップ出場に導く1ゴール1アシストの活躍を見せるなど、勝負強さは健在。今回のビッグマッチでは、リーグ7戦でわずか2失点のバルセロナ守備陣攻略に向けてカウンターの精度が重要となる。その中で同胞DFユムティティとの一対一でいかに優位に立てるか。 ◆バルセロナ:FWリオネル・メッシ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽バルセロナの注目プレーヤーは、グリーズマン同様に絶対的エースのメッシだ。今季開幕から公式戦13ゴールとバルベルデ新体制でも特大の輝きを放つメガクラックは、今回のインターナショナルウィークでも崖っぷちに立たされた母国アルゼンチンを圧巻のハットトリックでW杯出場に導き、またひとつ伝説を作った。その代表戦での消耗は大きいものだったが、アルゼンチン代表同様におんぶにだっこの状態が続くバルセロナにおいて勝利のカギを握るのは、やはりメッシのパフォーマンスだ。同じく代表戦帰りで疲労を抱えるDFゴディンが統率するアトレティコの堅牢な守備を、圧巻の個人技と連係でこじ開けたい。 2017.10.14 12:00 Sat
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【プレビュー】レッド・デビルズ、アンフィールドで声明を出すか《リバプールvsマンチェスター・ユナイテッド》

▽プレミアリーグ第8節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが14日の日本時間20時30分からアンフィールドでキックオフを迎える。ここまで3勝3分け1敗で7位のリバプールと、6勝1分け無敗で2位のユナイテッドによるノースウェスト・ダービーだ。 ▽リバプールは前節、ニューカッスルを相手に1-1のドロー。最近のリーグ戦4試合で1勝と白星を重ねることができていない。今回の一戦で仮に敗れることになれば、その差は10ポイントまで広がり、早くも優勝争い脱落の様相を呈することになりかねない。ホームのここで勝利を収め、今後に向けて勢いづけたいところだ。 ▽対するユナイテッドは、前節のクリスタル・パレス戦で4-0の圧勝。マンチェスター・シティと共に優勝候補筆頭に挙げられているものの、ここまで昨季トップ6の対戦はなかった。今回の一戦で結果とともに好パフォーマンスを披露することができれば、正真正銘の優勝候補と言われることになりそうだ。 ◆モウリーニョのアプローチ ▽この試合の最大の注目ポイントは、モウリーニョ監督が採るアプローチだ。モウリーニョ監督はこれまで、ビッグマッチのアウェイ戦では顕著に引き分け狙いとも見える守備的な戦術で試合に臨むことが多かったが、今回アンフィールドではどのようなアプローチを採るか。ユナイテッドは今季21得点を挙げており、ルカク、マルシャル、ラッシュフォードらアタッカー陣が好調を維持しているため、積極策で臨む手もあり得る。果たして、今季これまで通りの戦いで勝利を目指し、ライバルクラブに強さをアピールする“声明”を出すことができるか。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽リバプール予想スタメン GK:ミニョレ DF:アーノルド、マティプ、クラバン、アルベルト・モレーノ MF:ジャン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム FW:サラー、フィルミノ、コウチーニョ 負傷者:DFクライン、MFララナ、FWマネ 出場停止者:なし<hr> ▽代表戦で負傷したマネが6週間の離脱となったため起用できない。南米予選帰りのフィルミノとコウチーニョが先発するかはコンディション次第。フィルミノをベンチスタートとするなら、センターフォワードはスタリッジが務めるだろう。クラインが負傷中で苦しいサイドバックには、ミルナーが入る可能性も考えられる。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン GK:デ・ヘア DF:バレンシア、バイリー、スモーリング、ダルミアン MF:エレーラ、マティッチ MF:マタ、ムヒタリアン、マルシャル FW:ルカク 負傷者:DFロホ、MFフェライニ、MFキャリック、MFポグバ、FWイブラヒモビッチ 出場停止者:なし <hr> ▽長期離脱中のポグバに加えて、代表戦で負傷したフェライニが起用できない。そのため、中盤の底でマティッチを組むのはエレーラになるとみられる。モウリーニョ監督が守備的なアプローチを採るなら、ウイングは守備に貢献できるリンガードの起用が考えられる。また、マルシャルではなくラッシュフォードをスタートで起用する可能性も十分だ。そのほか、アシュリー・ヤングを左ウイングバックとする[3-4-1-2]の形を採る可能性もあるだろう。 ★注目選手 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images</div>▽今夏リバプールに加入後、公式戦11試合6得点と好調のサラーに注目だ。右ウイングでの起用が見込まれており、対面の相手はダルミアンかブリントが濃厚だが、いずれにしてもスピードで優位性を取れる相手。アシュリー・ヤングかショーが相手でも、前者はポジショニング、後者は故障明けという不安があり、主導権を握れるはずだ。代表戦ではエジプト代表として2得点を記録し、母国を28年ぶりのワールドカップに導いて英雄となった。心身ともに充実した状態だけに、あとは課題のラストプレーだけ。ここでも決定的な存在となりたい。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFアンデル・エレーラ <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images</div>▽フェライニの負傷を受けて先発が濃厚。昨シーズンはファンが選ぶクラブの最優秀選手となったが、今季はここまでレギュラーポジションを確保できずにいた。代表招集外となっており、休養は十分。本人としてもこの一戦に懸ける思いは強いはずだ。リバプールはテクニカルなコウチーニョやパワーに長けたジャンらを擁するだけに、彼らに対してエレーラが中盤の守備面で存在感を発揮できるかどうかが、チームの勝敗の行方に大きく影響するだろう。 2017.10.14 08:00 Sat
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