【ELプレビュー】ベスト4進出のカギはアウェイゴール! 崖っぷちの内田シャルケは逆転なるか2017.04.20 09:00 Thu

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▽ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグが20日の日本時間28:05から開催される。ヨーロッパ各国の強豪8チームが、ベスト4進出を懸けて戦う準々決勝第2戦の展望を紹介していく。

★チェルシー撃破で勢いづくユナイテッドは逃げ切れるか
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▽先週に行われた優勝候補マンチェスター・ユナイテッドとベルギーの雄、アンデルレヒトの1stレグは、1-1のドローとなった。予想通り、試合の主導権を握ったユナイテッドは、36分にMFムヒタリャンのゴールで貴重なアウェイゴールを奪取。だが、ここから省エネモードに入ったアウェイチームは、再三の決定機を逸し、試合を殺せず。すると、86分にカウンターからMFデンドンカーが見事なヘディングシュートを決め、唯一の枠内シュートをゴールに結び付けたホームチームが土壇場でドローに持ち込んだ。

▽今シーズンの課題である試合を決める追加点を奪えず、先勝を逃したユナイテッドだが、アウェイゴールを奪うという、最低限のノルマをこなし、アドバンテージを持ってホームでの2ndレグに臨む。今季はオールド・トラフォードで勝ち切れないことが多いものの、直近のリーグ戦ではリーグ首位のチェルシー相手にモウリーニョ監督が採用したマンマーク戦術が完璧に機能し、FWイブラヒモビッチ、ムヒタリャンら一部主力を温存した中、2-0の見事な完勝を収めた。この重要な勝利で間違いなくチームに勢いが付くはずだが、その一方で非常にインテンシティの高い戦いを強いられたため、中3日で行われるこの一戦に向けてコンディション面が気がかり。恐らく、モウリーニョ監督はチェルシー戦を欠場したムヒタリャン、同じく途中出場のイブラヒモビッチを復帰させるなど、ターンオーバーを採用する見込みだが、その用兵がベスト4進出のカギを握るはずだ。

▽一方、粘り強い戦いでドローに持ち込み敵地での2ndレグに向けて望みを繋いだアンデルレヒトは、16日に行われたベルギーリーグ優勝プレーオフ第3節でオーステンデ相手に1-0の勝利を収め、好調を維持。ユナイテッドとの1stレグで戦列復帰のエースFWテオドルチクも先発でプレーしており、この2ndレグでも先発起用が濃厚だ。

▽両チームの勝ち抜け条件は、ユナイテッドが勝利で文句なし。ゴールレスドローでもアウェイゴール数の差で突破が決まる。一方、アンデルレヒトは勝利か、2点以上を奪ってのドローでも突破が決まる。1-1のドローとなった場合のみ延長戦に突入する。(延長戦でもアウェイゴールが適用)

★敵地で完敗の内田シャルケ逆転なるか
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▽下馬評ではシャルケ優位の声もあった中で行われたアヤックスホームでの1stレグは、ヤングアヤックスがMFクラーセンの2ゴールでシャルケを一蹴し、ベスト4進出に大きく近づいた。

▽敵地で完敗したシャルケは、熱狂的なホームでの2ndレグで逆転突破を目指すことになる。しかし、直近のリーグ戦では最下位のダルムシュタット相手にFWブルクシュタラーのPK失敗などが響き、試合終了間際の失点でまさかの敗戦。公式戦連敗という厳しい状況で今回の一戦を迎えることになる。また、1stレグで負傷したDFコラシナク、累積警告のDFケフラーとサイドバックに離脱者が出ており、ダルムシュタット戦でリーグ戦約2年ぶりのベンチ入りを果たしたDF内田篤人に出場機会が訪れる可能性もあるかもしれない。

▽対して格上相手にスコア以上の内容で先勝したアヤックスは、直近のリーグ戦でもクラーセンやFWドルベアのゴールなどでヘーレンフェーンに5-1の大勝を収めており、若きチームは更なる勢いを持って敵地ヴェルティンス・アレーナに乗り込む。

▽両チームの勝ち抜け条件は、シャルケが3点差以上での勝利。一方、アヤックスは引き分け以上で文句なし。また、アウェイゴールを奪っての2点差以内での敗戦でも突破が決まる。なお、シャルケが2-0で勝利した場合のみ、延長戦に突入する。

★先勝セルタ優位もアウェイゴールの影響は?
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▽スペイン勢最後の砦として準々決勝初戦に臨んだセルタは、ホームでいきなり先制される苦境を味わうが、MFシスト、FWアスパス、FWグイデッティの3ゴールで前半のうちに逆転。その後、後半に1点を返されたが、3-2で先勝した。

▽アウェイゴール2点献上もベスト4進出に王手をかけたセルタは、直近のグラナダ戦でエースのアスパスら多くの主力を温存した中、代役のFWボーヴュらの活躍で3-0の快勝を収め、好調を継続。敵地での2ndレグに向けて勢いを持って臨むことができるが、1stレグで負傷交代したグイデッティら一部主力のコンディションが懸念材料だ。それでも、ベリッソ仕込みのハードワークを軸とする守備はソリッドで、きっちりゲームプラン通りに進められれば、逃げ切りは十分可能だ。

▽一方、敵地で敗れるも貴重なアウェイゴールを持ち帰ったヘンクは、約1カ月ぶりの公式戦だったことを考えれば、上々の結果といえる。1stレグの戦いで試合勘が戻り、相手に比べてコンディション面で優位に立つ。1stレグでは攻撃が機能した一方、守備面では相手のハイインテンシティのスタイルに苦戦。とりわけ、アスパスらを起点としたカウンターへの対策は十分に行いたいところだ。

▽両チームの勝ち抜け条件は、セルタが引き分け以上で文句なし。また、アウェイゴール3点以上を奪っての1点差負けでも突破が決まる。一方、ヘンクは1-0か、2点差以上の勝利で逆転でのベスト4進出となる。なお、ヘンクが3-2で勝利した場合のみ、延長戦に突入する。

★リヨン優位もイスタンブール決戦は激戦必至
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▽CL常連同士の強豪対決初戦となったリヨンホームでの1stレグは、試合前にスタンドで爆竹や発煙筒を投げ合った両サポーターの小競り合いの影響で、一部サポーターがピッチ内になだれ込むなど、警備上の問題を引き起こし、試合が45分遅れでスタートする波乱の幕開けとなった。立ち上がりからリヨンペースで進んだものの、機転を利かせたMFタリスカのリスタートからFWバベルのゴールでベシクタシュが先制に成功。だが、その後も猛攻を続けたリヨンが、セットプレーからMFトリッソ、相手GKのミスからDFモレルが試合終盤に続けてゴールネットを揺らし、ホームチームが鮮やかな逆転劇で先勝した。

▽アウェイゴールを許すも勢いが出る勝ち方でアドバンテージを手にしたリヨンだが、直近のバスティア戦では1stレグのベシクタシュ戦に続き、相手サポーターがピッチ内に侵入し、選手を攻撃する暴挙に出たことで、試合が中止されるまさかの事態となった。体力面では消耗を避けられた一方、公式戦2試合連続で混乱に見舞われた選手たちのメンタル面が気がかりなところ。とりわけ、アウェイチームにとって“地獄”と形容される熱狂のイスタンブールでの2ndレグでは、空港到着から試合開始まで多くのストレスに晒されるだけに、チーム全体のメンタルが試される一戦となるはずだ。2ndレグに向けてはDFラファエウが出場停止となる一方、出場停止明けの主将MFゴナロンの復帰は朗報だ。主砲FWラカゼット、司令塔MFヴァルブエナと共に経験豊富な同選手の復帰によって、経験の少ない若手センターバックコンビなど、若手プレーヤーが自信を持ってプレーできるはずだ。

▽一方、出場停止のFWアブバカル、負傷のFWクアレスマなど、一部主力不在の影響で守勢の1stレグを強いられたベシクタシュは、逆転負けを喫したものの、試合内容を考えれば、アウェイゴール1点を持ち帰っての1点差負けは上々の結果とも言える。先週末にリーグ戦がなかったため、休養十分で得意のホームゲームに臨めるベシクタシュだが、アブバカルに加えて、ディフェンスリーダーのDFマルセロが出場停止と1stレグに続きベストメンバーを組めない点が痛い。前回対戦で露呈したように中盤での主導権争いでは分が悪いだけに、1stレグで奪ったアウェイゴールのアドバンテージを生かしつつ、1-0で勝ち切るようなクローズな展開に持ち込みたい。基本的には守備的に戦いつつ、メリハリを付けたプレッシングからバベルらの個人技を生かしたカウンター、タリスカの黄金の左足から繰り出すプレースキックで何とかリヨンゴールをこじ開けたい。

▽両チームの勝ち抜け条件は、リヨンが引き分け以上で文句なし。また、アウェイゴール2点以上を奪っての1点差負けでも突破が決まる。一方、ベシクタシュは1-0か、2点差以上の勝利で逆転でのベスト4進出となる。なお、ベシクタシュが2-1で勝利した場合のみ、延長戦に突入する。

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【プレビュー】怪物シティが年内無敗にまい進か、復調スパーズが優勝争いへの興味繋ぐか《マンチェスター・シティvsトッテナム》

▽プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティvsトッテナムが日本時間16日26:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。前節、プレミアリーグ新記録の15連勝を達成した首位のマンチェスター・シティ(勝ち点49)と、2連勝で4位に浮上したトッテナム(勝ち点32)が対峙する注目の上位対決だ。 ▽今夏の大型補強が実り開幕から攻守に圧倒的なパフォーマンスを見せるシティは、前々節のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーで1シーズンでのプレミアリーグ新記録となる14連勝を達成すると、直近のスウォンジー戦では4-0の大勝を収め、今度は正真正銘のプレミアリーグ新記録の15連勝を達成。すでに2位以下との勝ち点差は「11」に広がり、シーズン折り返し前にほぼリーグタイトルを手中に収めつつある。サッカー界史上最強チームの呼び声もチラホラと聞こえ始める怪物チームは今後、指揮官グアルディオラ監督がバルセロナ時代、バイエルン時代に記録した16連勝、19連勝の更新と共に、2003-04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝を目指す。 ▽残り4試合となった年内のリーグ戦において最も警戒すべき相手が、直近4試合で1分け3敗と勝利がなく、最も苦手とするトッテナム。以前はさしたるライバル関係はなかったものの、元エスパニョール指揮官のポチェッティーノ監督の就任以降、ウォーカーの移籍やペップの「ハリー・ケインチーム」発言と指揮官同士が幾度となく舌戦を繰り返しており、無敗優勝に向けて必ず倒しておきたい相手だ。 ▽一方、一昨シーズンの3位、昨シーズンの2位とポチェッティーノ監督の下で順調な歩みを進めてきたトッテナムだが、今季はここまでリーグ戦4敗と、すでに昨季の敗戦数と並ぶ不調に陥り、逆転優勝の可能性は絶望的だ。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリー、ドルトムントと同居したグループを、今グループステージ出場チームで最多の勝ち点16で首位通過を決めており、その強さは健在だ。現在、熾烈なトップ4争いに身を置くチームとしては、絶好調のシティとのアウェイゲームといえども、勝ち点奪取が求められる。 ▽なお、前述のように近年シティとの相性の良さを見せているトッテナムは、同様に“連勝ストッパー”としても知られている。昨シーズンは開幕から公式戦10連勝を達成していたシティを葬り去り、シティが今季更新するまで1シーズンでのプレミアリーグ新記録だったチェルシーの13連勝を止めたのもトッテナムだった。今季プレミアリーグ優勝争いへの興味を繋ぐためにも、再び“連勝ストッパー”の本領を発揮してほしいところだ。 <div style="text-align:center;">◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】</div> ▽マンチェスター・シティ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171215_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:エデルソン DF:ウォーカー、オタメンディ、マンガラ、デルフ MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ FW:スターリング、アグエロ、ザネ 負傷者:DFコンパニ、ストーンズ、メンディ 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズ、メンディに加え、ダービーで筋肉系のトラブルが再発したコンパニの最終ライン3人が欠場する。スタメンに関しては、直近のスウォンジー戦で温存された古巣対戦のウォーカー、ザネが復帰する見込みだ。同じく温存されたFWガブリエウ・ジェズスがFWアグエロに代わって先発に復帰する可能性もあるが、スパーズキラーのアグエロを先発起用しジェズスがジョーカー起用と予想する。 <div style="text-align:center;">◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】</div> ▽トッテナム予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171215_7_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ロリス DF:トリッピアー、エリック・ダイアー、ヴェルトンゲン、ベン・デイビス MF:ウィンクス、デンベレ MF:エリクセン、デレ・アリ、ソン・フンミン FW:ケイン 負傷者:DFアルデルヴァイレルト、MFワニャマ 出場停止者:DFダビンソン・サンチェス(3/3) ▽ワトフォード戦で一発退場のD・サンチェスが3試合出場停止の3試合目で引き続き欠場する。負傷者に関してはワニャマとアルデルヴァイレルトの長期離脱組を除き、全選手が起用可能だ。スタメンに関しては、完全にターンオーバーを行っている両サイドバックが直近のブライトン戦のオーリエとローズのコンビから、トリッピアーとベン・デイビスのコンビに変わり、デンベレとデレ・アリが復帰する予定だ。 ▽システムに関しては、直近2試合で採用している[4-2-3-1]の採用が濃厚だ。その一方で、今季対戦相手によって複数のシステムを使い分けており、ポチェッティーノ監督が奇策に打って出る可能性は十分にある。例えば、高さがなくテクニックとスピードに長けた相手攻撃陣への対策として、レアル・マドリー戦で採用した[5-3-2]で臨み、オーリエかB・デイビスを3バックの一角に配す形も想定される。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFレロイ・ザネ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171215_7_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽マンチェスター・シティの注目プレーヤーは、快足と勝負度胸満点の仕掛けでサイドアタックをけん引するザネだ。昨季後半からその高いポテンシャルを発揮し始めたザネは、スターリングやジェズス、デ・ブライネと共に破壊力抜群の高速カウンターの起点となるとともに、相手が引いた場面でも得意のドリブルで守備ブロックに風穴を開ける、重要な役割を担う。 ▽今シーズンのリーグ戦で6ゴール6アシストを記録し、11月の月間MVPに選出されるなど、相変わらず好調を継続するドイツ代表MFは、ハイライン&ハイプレスに加え能力の高いDFによる5バックもオプションに持つスパーズ守備攻略において最重要プレーヤーの1人だ。とりわけ、カウンターの局面ではアグエロやジェズスらセンターフォワードがDFの目を引き付け、その後方からザネが飛び出す得意の形が猛威を振るいそうな予感だ。 ◆トッテナム:FWソン・フンミン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171215_7_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽トッテナムの注目プレーヤーは、公式戦4試合連続ゴール中の絶好調男、ソン・フンミンだ。トッテナム加入3年目で日に日に存在感が増す韓国代表FWは今季序盤戦で採用していた[3-4-3]の採用時はやや苦戦を強いられていたものの、チームが[3-5-2]や[4-2-3-1]を採用し始めるとともに、持ち味のドリブル突破や快足を活かした背後へのスプリントを武器に、エースFWケインに勝るとも劣らぬ輝きを披露している。 ▽とりわけ、チームのパフォーマンスが低下し始めているここ数週間の試合では、その果敢なドリブル突破からのクロスや両足から繰り出す正確且つパワフルなシュートでチームの攻撃をけん引している。守勢が予想されるシティとのアウェイゲームでは、相手の中盤でのプレッシャーが厳しい一方、そのプレスを掻い潜れば、後方に大きなスペースが広がる。そこでソン・フンミンがかつての同僚ウォーカーらを相手に一対一の勝負で上回れれば、必ず勝機は出てくるはずだ。 2017.12.16 10:00 Sat
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【プレミア第18節プレビュー】マン・C vsスパーズのビッグマッチ開催

▽前節のプレミアリーグでは、首位のマンチェスター・シティがスウォンジーに順当勝ちを収め、リーグ戦の連勝記録を15試合に更新。マンチェスター・ユナイテッドがボーンマスに勝利してシティを追走し、チェルシーとスパーズも揃って勝ち点3を上乗せした一方、アーセナルとリバプールが共にドローで勝ち点を取りこぼした。迎える今節、最大の注目カードは土曜日の日本時間26時30分から行われるシティvsスパーズだ。 ▽首位を快走するシティは、前節のスウォンジー戦をシルバの2ゴールとデ・ブライネ、アグエロの得点により4-0で快勝。15連勝と勢いはとどまるところを知らない。ストーンズ、コンパニが離脱しているセンターバックは懸念となっているが、シルバやデ・ブライネ、スターリング、ザネなどが好調を維持しており、守備陣の不安を補って余りある攻撃力を見せつけている。中2日と間隔は詰まるが、条件は相手も同じ。ここを乗り切れば年内は格下相手との試合が続くため、年明けまでにライバルとの差をさらに広げることも可能になりそうだ。 ▽一方のスパーズは前節、ブライトンを相手にオーリエとソン・フンミンのゴールにより2-0で勝利。第12節から4戦未勝利と苦しんでいたが、ここ2戦は快勝しており、状態は上向き。特にソン・フンミンがここ4戦連続ゴール中と波に乗っている。今シーズンは重心の低くしてからのカウンターの精度と質が向上しており、これがレアル・マドリーなどの強豪相手にハマっている。この試合でもカウンターをベースとするとみられ、その中心となるソン・フンミンにはここでも大きな期待がかかる。 ▽シティを10ポイント差で追う2位のユナイテッドは、アウェイでWBAと対戦する。前節はルカクのゴールでボーンマスに1-0で勝利。この試合までポグバが出場停止となる中、ボーンマス戦で好パフォーマンスを披露した21歳の長身セントラルMFマクトミネイが引き続き出場するかもしれない。WBAは実に15試合未勝利ではあるが、前節はリバプールの攻撃を耐え凌ぎ、ゴールレスドローで勝ち点を獲得。ポグバ不在時の攻撃力に難があるユナイテッドは崩しきれるか。 ▽3位のチェルシーはホームでのサウサンプトン戦だ。前節はハダースフィールドに3-1で勝利した。モラタが負傷離脱の中、前線はアザール、ウィリアン、ペドロで構成したが、流動的な攻撃が機能。バカヨコ、ウィリアン、ペドロがゴールを記録した。サウサンプトンは前節、レスター・シティに1-4で敗戦。この試合でゴールした吉田は引き続き先発する可能性も十分で、チェルシーの強力攻撃陣に対してどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。 ▽そのほか、ホームで2試合連続ドロー中のリバプールは、ボーンマスとアウェイで対戦。アーセナルはニューカッスルを、そしてサウサンプトン戦で2ゴールを挙げた岡崎のレスターは、クリスタル・パレスをそれぞれホームに迎える。 ◆プレミアリーグ第18節 ▽12/16(土) 《21:30》 レスター・シティ vs クリスタル・パレス 《24:00》 ワトフォード vs ハダースフィールド ストーク・シティ vs ウェストハム ブライトン vs バーンリー チェルシー vs サウサンプトン アーセナル vs ニューカッスル 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽12/17(日) 《23:15》 WBA vs マンチェスター・ユナイテッド 《25:30》 ボーンマス vs リバプール ▽12/18(月) 《29:00》 エバートン vs スウォンジー 2017.12.15 18:00 Fri
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【リーガエスパニョーラ第16節プレビュー】乾エイバルvsバレンシア! バスク・ダービーも開催

▽先週末に行われた第15節では、それぞれ難敵相手に勝ち切った首位バルセロナ、2位バレンシア、3位、4位のマドリッド勢が揃って勝ち点3を積み上げて上位戦線に変化はなし。また、ヘタフェMF柴崎岳とエイバルMF乾貴士によるリーガ史上初の日本人対決は、共に出場を果たしたもののすれ違いとなり、ピッチ上の競演は果たされなかった。 ▽昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者のレアル・マドリーが、UAEで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に参戦し、レガネスとの試合が延期されるため9試合の開催となる第16節。今節最大の注目カードは、13位のエイバル(勝ち点18)と2位のバレンシア(勝ち点34)が激突する一戦だ。 ▽前節、ヘタフェとの渋い内容の一戦をMFホルダンのPK失敗の影響もあってゴールレスドローで終えたエイバルは、リーグ戦の連勝が「3」でストップ。それでも、攻守両面で好調を継続しており、チームは自信を持ってバレンシアとのホームゲームに臨めるはずだ。一方、やや幸運なPKの判定もあってセルタとの接戦を2-1で制したバレンシアは、今回の一戦で連勝を目指す。共に[4-4-2]の布陣を採用し、素早いトランジションフットボールを展開する中、より個の能力に優れているバレンシアとしては局面でのマッチアップをきっちり制すことが勝利のカギだ。逆に、エイバルの乾としてはMFソレール、DFモントーヤという、相手右サイドのユニットに対して、果敢な仕掛けで圧倒したい。 ▽また、前節難敵ビジャレアルとの上位対決をFWルイス・スアレス、FWメッシの2トップの活躍で勝利し3試合ぶりの白星を手にした首位のバルセロナ(勝ち点39)は、次節に4位のレアル・マドリー(勝ち点31)との今季最初の“エル・クラシコ”を控える中で17位のデポルティボ(勝ち点15)とのホームゲームに臨む。実力差を考えれば、比較的簡単な試合になると思われるが、累積警告4枚で出場停止にリーチが懸かるMFブスケッツやコンディションに不安を抱える一部主力の温存が予想される。したがって、控え主体のメンバー構成の中、専守防衛のデポルティボに対して、できるだけ早いうちに試合を決める形が望ましい。 ▽そのバルセロナを勝ち点6差で追走する3位のアトレティコ(勝ち点33)は、格下ベティス相手にボールを保持される微妙な内容もMFサウールのゴールを守り切ってリーガ3連勝を達成。4連勝を目指す今節はアベラルド新体制で連勝中の18位アラベス(勝ち点12)をホームで迎え撃つ。アトレティコにとってはさほど難しい試合ではないものの、対戦相手のアラベスでは直近の公式戦3試合でそれぞれ4ゴール、3ゴールを記録しているFWイバイ・ゴメスとFWムニルが好調を継続しており、この2人のアタッカーをきっちり封じれるかが、勝敗のカギを握る。 ▽その他の試合では、前節柴崎が戦列復帰した7位のヘタフェ(勝ち点20)と、9位のジローナ(勝ち点20)による好調な昇格組対決、14位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点17)と10位のレアル・ソシエダ(勝ち点19)によるバスク・ダービー、前節レアル・マドリーに屈辱的な0-5の惨敗を喫した5位のセビージャ(勝ち点28)が、15位のレバンテ(勝ち点16)をホームに迎える一戦に注目したい。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第16節》 ▽12/15(金) 《29:00》 セビージャ vs レバンテ ▽12/16(土) 《24:15》 ビルバオ vs レアル・ソシエダ 《26:30》 エイバル vs バレンシア 《28:45》 アトレティコ・マドリー vs アラベス ▽12/17(日) 《20:00》 ジローナ vs ヘタフェ 《24:15》 セルタ vs ビジャレアル 《26:30》 ラス・パルマス vs エスパニョール 《28:45》 バルセロナ vs デポルティボ ▽12/18(月) 《29:00》 マラガ vs ベティス ▽未定 レガネス vs レアル・マドリー</div> 2017.12.15 18:00 Fri
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【プレミア第17節プレビュー】シティ、新記録更新の15連勝なるか

▽前節では首位のマンチェスター・シティが2位のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーをアウェイで勝利し、プレミアリーグ記録の14連勝を達成。スパーズがストーク・シティに勝利してリーグ5戦ぶりの白星を挙げた一方、チェルシーはワトフォードに0-1で敗れた。また、アーセナルとリバプールもそれぞれ引き分け、勝ち点を落としている。迎える今節は、ミッドウィークにプレミアが開催される。 ▽ダービーを制してユナイテッドとの差を11ポイントまで広げたシティ(勝ち点46)は、ウェールズに赴いて19位のスウォンジー(勝ち点12)と対戦する。オールド・トラフォードでライバルを打ち負かしたチームは、リーグ戦5試合連続で1点差勝利と、勝負強さも発揮。チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の抽選会でも組みしやすいバーゼルを引き当てるなど、運も味方につけている。引き続きストーンズが離脱中だが、ユナイテッド戦でも得点を取ったオタメンディが好調。マンガラのコンディションも上げつつフェルナンジーニョをセンターバック起用するなどペップ采配も冴えている。スウォンジーは前節、WBAを1-0で下してリーグ戦連敗を6試合でストップしたが、シティ優位は揺るがない。 ▽ユナイテッド(勝ち点35)は、ホームでのボーンマス戦で白星を取り戻しにかかる。アーセナル戦で一発退場となったポグバが引き続き欠場する中で、疲労蓄積が顕著なルカクやマティッチも休ませる必要性が出ており、モウリーニョ監督のマネジメント力が問われている。14位のボーンマス(勝ち点16)はここ4戦未勝利と調子を落としているだけに、ここは勝ち点3必須の一戦だ。 ▽3位のチェルシー(勝ち点32)は前節、ウェストハムとのロンドン・ダービーを0-1で落とした。さらに、この試合で負傷したモラタが再離脱することに。リーグ戦15試合9得点のエースの離脱は、コンテ監督の頭を悩ますことになる上、チーム全体としての選手層の薄さがここから年末の過密日程に向けて不安なところ。12位のハダースフィールド(勝ち点18)は現在4連敗中と不調だが、今季はホームでユナイテッドを下し、シティ相手にも善戦している。侮れない相手になりそうだ。 ▽4位のリバプール(勝ち点30)は前節、エバートンとのマージーサイド・ダービーを終盤の失点により1-1で引き分けた。とはいえ、公式戦10試合負けなしで、引き続きサラーを中心した前線が好調で、チームパフォーマンスも上々。リーグ14試合未勝利で17位のWBA(勝ち点13)相手には確実に勝利が求められる。 ▽5位のアーセナル(勝ち点29)は、チェルシー撃破で波に乗りたいモイーズ・ウェストハム(18位=勝ち点13)とのアウェイ戦。サウサンプトン(11位=勝ち点11)vsレスター・シティ(8位=勝ち点23)では吉田vs岡崎の日本人対決実現に期待したい。そのほか、前節にブライトンを5-1と圧倒した6位のスパーズ(勝ち点28)は、13位のブライトン(勝ち点17)を引き続きウェンブリーに迎えるが、次節のシティ戦を前に勢いを持続できるか。 ◆プレミアリーグ第17節 ▽12/12(火) 《28:45》 バーンリー vs ストーク・シティ 《29:00》 ハダースフィールド vs チェルシー クリスタル・パレス vs ワトフォード ▽12/13(水) 《28:45》 スウォンジー・シティ vs マンチェスター・シティ ニューカッスル vs エバートン サウサンプトン vs レスター・シティ 《29:00》 ウェストハム vs アーセナル マンチェスター・ユナイテッド vs ボーンマス リバプール vs WBA トッテナム vs ブライトン 2017.12.12 13:00 Tue
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【プレビュー】プレミア天王山、マンチェスター・ダービー《マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティ》

▽プレミアリーグ第16節、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティのマンチェスター・ダービーが10日の日本時間25時30分から行われる。2位のユナイテッドと、首位のシティによる天王山だ。 ▽シティを8ポイント差で追うユナイテッド(勝ち点35)は前節、敵地でアーセナルと対戦。バレンシア弾とリンガードの2ゴールにより、3-1で勝利した。火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループA最終節でCSKAモスクワに2-1で勝利しており、公式戦4連勝中と好調。ホームでは今季リーグ戦7戦全勝とパーフェクトな成績だ。2012-13シーズン以来となる優勝に向けては、ホーム戦のここで勝利し、その差を5ポイントまで縮めておきたい。 ▽対するシティ(勝ち点43)は前節、ホームでウェストハムと対戦。先制されたものの、後半にオタメンディとシルバがゴールを記録し、プレミアリーグのシーズン記録タイとなる13連勝を達成した。水曜日のCLグループF最終節ではシャフタールとアウェイで対戦し、1-2で敗戦。公式戦の連勝は「20」でストップした。メンバーを落としたこともあり悲観する必要はないが、中4日の相手に対して中3日でのアウェイ連戦と日程面では不利な状況だ。今季はここまで14勝1分けという圧倒的な成績。オールド・トラフォードで勝利となれば、年明けを待たずプレミア一強態勢に持ち込むことになる。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-3-3】<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171208_19_tw4.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン GK:デ・ヘア DF:バレンシア、スモーリング、フィル・ジョーンズ、A・ヤング MF:エレーラ、マティッチ、フェライニ FW:リンガード、ルカク、マルシャル 負傷者:DFバイリー、MFフェライニ、MFキャリック 出場停止者:ポグバ(1/3)<hr>▽前節のアーセナル戦で一発退場となったポグバが出場停止となる。負傷中のバイリーとフィル・ジョーンズは欠場となることをモウリーニョ監督が明かしている。一方で、離脱していたイブラヒモビッチとフィル・ジョーンズは復帰可能な状態。フェライニは当日判断とのことだ。システムは、ここ3試合で採用している3バックか、攻撃的にいくなら4バックに戻す可能性もあるだろう。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-1-4-1】<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171208_19_tw5.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽マンチェスター・シティ予想スタメン GK:エデルソン DF:ウォーカー、コンパニ、オタメンディ、デルフ MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ FW:スターリング、アグエロ、ザネ 負傷者:DFストーンズ、DFメンディ 出場停止者:なし<hr>▽負傷中のストーンズと長期離脱中のメンディが欠場する。ミッドウィークのシャフタール戦前に何らかの違和感を覚えたとされるコンパニと病気のデルフは出場が微妙。一方で、シャフタール戦を負傷欠場したシルバは起用可能となっており、[4-1-4-1]の布陣が濃厚だ。読みにくいのはガブリエウ・ジェズスとアグエロを擁する1トップの人選。ここでは、シャフタール戦で途中出場からゴールを奪ったアグエロが経験値を買われ、スタメンで起用されると予想した。 ★注目選手 ◆ユナイテッド: GKダビド・デ・ヘア<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171208_19_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ユナイテッドの注目選手はノリに乗っているデ・ヘアだ。数シーズンにわたって安定したパフォーマンスを披露し続けているデ・ヘアは、バイエルンGKマヌエル・ノイアーと並んで「世界最高のGK」と評されるほど。アーセナル戦では、2003-04シーズン以降のプレミアリーグで最高となる14セーブを叩きだすなど、鬼神の如き活躍を見せた。また『Opta』によれば、デ・ヘアは今季、チームが与えたチャンスからの予想失点数を11.2得点分も防いでいる。今回の一戦でも多くのシュートを浴びること必至だが、アーセナル戦のようなプレーを見せればユナイテッドが勝利に近づけるだろう。 ◆シティ:MFケビン・デ・ブライネ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171208_19_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ダービーということもあり、チームベストプレーヤーのデ・ヘアに対して、シティでは同じくデ・ブライネのパフォーマンスに期待がかかる。シーズン毎にプレーの幅を広げるデ・ブライネは今シーズン、リーグトップの8アシストを記録。スルーパス、クロス、シュートと攻撃性能はどれをとってもワールドクラスで、遅攻でも速攻でも攻撃の核となる。今回の一戦では、エレーラあたりに厳しいマークを敢行されることが予想されるが、自身を囮にしつつ味方を生かすこともできる選手だけに、キープレーヤーとなることは間違いない。 2017.12.09 22:00 Sat
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