マドリー、主力温存で大苦戦もイスコ劇的弾でヒホンに逆転勝利!《リーガエスパニョーラ2017.04.16 01:20 Sun

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▽リーガエスパニョーラ第32節、スポルティング・ヒホンvsレアル・マドリーが15日にエル・モリノンで行われ、アウェイのマドリーが3-2で逆転勝利した。

▽前節、アトレティコ・マドリーとのダービーを1-1のドローで終え、リーグ戦の連勝が「5」でストップした首位レアル・マドリー(勝ち点72)。だが、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのバイエルン戦を逆転勝利し、バウンスバックに成功。好調を継続するジダン率いるチームは、来週ミッドウィークにホームでの2ndレグを控える中、18位スポルティング・ヒホンとのアウェイゲームに臨んだ。

▽より重要度が高いバイエルン戦に全精力を注ぐため、ジダン監督は、クリスティアーノ・ロナウドやベンゼマ、ベイルなど、一部主力を遠征メンバー外とし、ナチョとセルヒオ・ラモスのセンターバックコンビを除き9人を変更。3トップはモラタ、ルーカス・バスケス、アセンシオが並んだ。

▽ややバタ付く入りとなったマドリーだが、10分過ぎに最初の決定機。右サイドでダニーロが入れたクロスをゴール前でフリーのバスケスが頭で合わすが、枠を外してしまう。

▽立ち上がりの決定機を逸したマドリーは、この直後に一瞬の気の緩みから先制を許す。14分、ヴェスガの浮き球スルーパスに対して、オフサイドポジションにいた相手に気を取られ、入れ替わりにゴール前に飛び出したチョップにフリーで抜け出され、巧みなダイレクトボレーを流し込まれた。

▽格下相手にリードを許したマドリーだが、すぐさま同点に追いつく。17分、ボックス右でバスケスから横パスを受けたイスコが巧みなステップワークでDF2枚を続けてかわし、左足のコントロールシュート。これがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。

▽イスコの圧巻の個人技で試合を振り出しに戻したマドリーは、ここから攻勢を強めていく。だが、モラタやバスケスがなかなか試合に入り切れず、ことごとく相手の守備網に絡めとられる。逆に、攻撃偏重の布陣の影響で相手の反撃を受ける場面も目立ったものの、セルヒオ・ラモスを中心に跳ね返し、1-1のイーブンのまま前半を終えた。

▽迎えた後半、最初の決定機はマドリーに訪れる。48分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのハメス・ロドリゲスが左足で鋭いクロスを入れる。これをファーサイドでフリーのナチョが頭で合わすが、GKクエジャールのビッグセーブに遭う。

▽前半同様に最初の決定機を逸したマドリーは、直後の50分に勝ち越しゴールを奪われる。相手のFKの場面でボックス左のババンに頭で折り返されると、これを中央のヴェスガに頭でゴール右隅へ流し込まれた。

▽再び追う展開となったマドリーは、57分にコエントランを下げてマルセロを投入。すると直後の59分、ボックス手前右でダニーロが入れたクロスをファーサイドでDFに競り勝ったモラタが頭で合わせ、同点に追いついた。

▽2-2のイーブンに戻った試合は、ここからオープンな展開に。62分と65分にマドリーがダニーロとモラタのヘディングシュートでゴールに迫れば、ヒホンも63分に左サイドからカットインしたイスマ・ロペスが右ポストを掠める際どいシュートを放つ。

▽その後、71分にバスケスを下げてマリアーノを投入したマドリーは、イスコの個人技からマルセロが際どいシュートを放つなど攻勢を続けるが、なかなか勝ち越し点が入らないまま、試合終盤を迎える。

▽だが、試合序盤から孤軍奮闘の活躍を見せていたイスコがチームを救う。90分、ボックス手前左でマルセロから短いパスを受けたイスコが相手DFの股間を抜く見事なグラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺し、マドリーが土壇場で逆転に成功した。そして、イスコの2ゴールで格下ヒホンに辛くも勝ち切ったマドリーが、バルセロナとの暫定勝ち点差を「6」とし、次節の"エル・クラシコ"を迎えることになった。

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【リーガ・シーズンプレビュー】レアル・マドリーの連覇か、ネイ後釜次第でバルサの奪還も

▽2017-18シーズンのリーガエスパニョーラが今週末に開幕を迎える。昨シーズンは、レアル・マドリーが宿敵バルセロナの3連覇を阻止し、5シーズンぶりのリーグ制覇を成し遂げた。新シーズンではチャンピオンズリーグ(CL)でも2連覇を達成したレアル・マドリーとバルセロナを軸に、アトレティコ・マドリー、セビージャの第2グループを含め、覇権争いが繰り広げられるはずだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/2017-18liga_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>◆ジダン3年目で盤石の陣容~レアル・マドリー~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_101_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今シーズンの優勝候補筆頭はレアル・マドリーだ。世界屈指の巨大戦力に加え、現役時代と同様にそのカリスマ性と閃きで卓越した手腕を発揮するジダン監督の存在など、絶対的王者に死角は見当たらない。今夏の移籍市場ではFWモラタ、MFハメス・ロドリゲス、DFダニーロ、DFペペ(契約満了)など、準主力クラスを高額の移籍金で売却した一方、獲得選手はアトレティコから“禁断の移籍”を果たしたDFテオ・エルナンデス、“ラ・ロハ”の次代を担う、天才司令塔ダニ・セバージョスの若手2選手を獲得したのみとなっている。まだ、開いている移籍市場でモナコから怪物FWムバッペの獲得の噂もあるが、今季も昨季の主力とMFマルコス・ジョレンテ、DFバジェホといったレンタルバック組を軸に継続路線を歩む。 ▽今シーズンに向けては先日のスーペル・コパで主審への暴力行為で5試合の出場停止を科されたエースFWクリスティアーノ・ロナウドが開幕4試合を欠場するが、昨季もユーロ2016で負ったケガの影響で序盤戦を欠場しており、大きな痛手とはならないはずだ。逆に、今夏主役級の働きが期待される超逸材MFアセンシオ、新契約締結で意気込むMFイスコ、地味ながら存在感を増すFWルーカス・バスケスといった若手が虎視眈々と世代交代を狙う。盤石ぶりが目立つ一方、唯一の懸念はやや選手層の薄さが目立つ最終ライン。右サイドバックとセンターバックのバックアッパーで計算が立つのは、守備のマルチロールのDFナチョ1人となっており、DFカルバハルやケガがちな主力センターバックの長期離脱が大きな痛手となる可能性を含んでいる。 ◆ネイマール後釜問題など新体制移行で課題山積み~バルセロナ~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_102_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨シーズン、コパ・デル・レイの一冠と厳しいシーズンを送ったバルセロナは、ルイス・エンリケ前監督の退任に伴い、前ビルバオ指揮官でクラブOBのバルベルデ新監督を招へいした。だが、ここまでのプレシーズンでは新監督を全面的にサポートすべき存在であるフロントの不手際が目立つ。絶対的な主力FWネイマールのパリ・サンジェルマンへの電撃移籍に始まり、同選手の放出で得た巨額な資金をうまく活用できず、後釜候補とされるリバプールMFコウチーニョ、ドルトムントMFデンベレの獲得交渉が暗礁に乗り上げている。また、ここまで獲得に成功したDFネウソン・セメド、MFパウリーニョに関しても、DFベジェリン、MFヴェッラッティの獲得に失敗した末の次善策であり、昨季王者との間にある溝を埋めるような補強とはなっていない。 ▽また、ここまでのプレシーズンマッチや先日のスーペル・コパの試合内容をみると、バルベルデ新監督の戦術的な特徴などが、いまひとつ見えてこないのも懸念材料だ。そのスーペル・コパの第2戦では[3-5-2]の新布陣を導入も全く機能しなかったばかりか、エースFWルイス・スアレスが1カ月の離脱を強いられるなど、散々な結果となった。バルベルデ新監督としては、フロントの懸命なリカバリーを待ちつつ、比較的対戦相手に恵まれた序盤戦を大エースFWメッシ、FWデウロフェウ、FWアルカセル、MFデニス・スアレスらで何とか乗り切りたい。ここでチームを軌道に乗せられれば、今後の新戦力の補強次第で十分にレアル・マドリーと渡り合えるはずだ。 ◆補強禁止で序盤戦の戦い方がカギに~アトレティコ~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_103_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨シーズン、早々に優勝争いから脱落したアトレティコだが、最終的にセビージャをまくって最低限のノルマである3位フィニッシュに成功。だが、新スタジアムのワンダ・メトロポリターノで迎える今シーズンに向けては、FIFAから科された補強禁止処分(登録禁止)の影響があまりに大きく困難な船出が予想される。当初、今夏の補強プランではFWラカゼットとFWサンドロ・ラミレスという実力者獲得を内定させていたが、前述の補強禁止の影響でいずれの交渉も破断に終わった。 ▽それでも、ラス・パルマスへの半年間のレンタル移籍を受け入れたMFビトロ、チェルシーで構想外となり、古巣帰還を熱望するFWジエゴ・コスタの今冬加入が決定的となっており、それ以外にも補強禁止処分が明ける来年1月に新たな選手の獲得が濃厚となっている。また、漢気を見せて残留を決断したエースFWグリーズマンを筆頭に昨季の主力が揃って残留したことは朗報だ。シメオネ監督としては、序盤戦で躓いた昨季の反省を生かしつつ、持ち味の堅守速攻を武器に来年1月まで現行のスタイルで乗り切り、良い状態を保って新戦力をチームに迎え入れたいところだ。 ◆ベリッソ新体制移行で期待感溢れるシーズンに~セビージャ~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_104_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨シーズン、サンパオリ前監督の下で変幻自在の魅力的なフットボールを展開し、4位フィニッシュしたセビージャ。今シーズンは同監督のアルゼンチン代表就任に伴い、前セルタのアルゼンチン人指揮官ベリッソ新監督の下、再び仕切り直しのシーズンに臨む。サンパオリ前監督と同様にローマへ旅立った辣腕SDモンチ氏の退団で今夏の移籍市場で苦戦を強いられるかと思われたが、オスカル・アリアス新SDを中心にまずまずの成果を上げている。 ▽MFナスリやFWヨベティッチのレンタル組の慰留、エースMFビトロのアトレティコ流出というネガティブな話題があったものの、MFヘスス・ナバス、MFバネガの帰還、FWムリエル、DFケアー、FWノリート、MFグイド・ピサーロら実力者の獲得に成功し、戦力を維持。また、プレシーズンを通じてサンパオリ前監督と同様にビエルサ門下のベリッソ新監督の戦術の浸透が進んでおり、昨シーズンと同様に期待感を抱かせるシーズンとなるはずだ。 ◆バッカら加入で課題の攻撃は~ビジャレアル~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_105_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽前述の優勝候補と共にタイトル争いに絡むことが期待されるのが、昨季5位のビジャレアルだ。昨シーズン、エスクリバ監督の下、リーガ屈指の守備力と鋭いカウンターを武器に安定したシーズンを送ったイエローサブマリンは、今夏にFWソルダード、DFムサッキオ、MFジョナタン・ドス・サントスら一部主力が退団。その一方で、DFルベン・セメド、MFフォルナルス、FWウナル、FWバッカと将来性のある若手と経験豊富なベテランを獲得した。 ▽とりわけ、大きな補強となったのが、セビージャで実績十分のバッカと、マンチェスタ・シティ出身で昨季レンタル先のトゥベンテでエールディビジ18ゴールを記録した大型FWエネス・ウナルの前線2選手。いずれもビジャレアルが志向するカウンターへの相性が良く、昨季主力のFWバカンブ、FWサンソーネと共に課題の得点力改善に貢献してくれるはずだ。また、自身で違約金を支払い、ビジャレアルへ電撃移籍したマラガの超逸材フォルナルスと、MFブルーノ、MFソリアーノ、MFトリゲロスが構成する玄人好みの中盤も要注目だ。 ◆~充実3年目乾とプリメーラ初挑戦の柴崎~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_106_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今シーズンのプリメーラでは、エイバルで3年目を迎えるMF乾貴士と、2部テネリフェから今夏昇格組のヘタフェに加入したMF柴崎岳の2人の日本人選手がプレーする。昨シーズン、10位と健闘したエイバルの左ウイングのレギュラーに定着した乾は、3ゴール4アシストともの足りない数字に終わったものの守備力の向上、ビッグクラブのサイドバック相手にも全く引けを取らない突破力を披露。また、最終節ではカンプ・ノウでバルセロナ相手に圧巻の2ゴールを決め、良い形でシーズンを締めくくった。今シーズンも主力として期待される乾としては、チームの駒としての役割をこなしつつ、メンディリバル監督が求める“チャレンジ”をより意識しつつ、ゴールやアシストという目に見える結果を残していきたい。 ▽一方、今冬加入したテネリフェで最終的に定位置を掴み、チームと共に昇格は果たせなかったものの、昇格組ヘタフェ移籍で個人昇格を果たした柴崎。ボールが頭上を飛び交うことも珍しくないセグンダで飛び抜けたボールスキルで評価を集めた柴崎は、より自身の特長を出しやすいプリメーラの舞台で大きなインパクトを残したいところだ。ただ、加入したヘタフェがカウンタースタイルであり、プリメーラでは格上相手の対戦が多いため、仕事の多くは自陣からのカウンターの起点、中盤からのミドルレンジのパス、プレースキックといった部分に限定される。その中で10番として相応しいプレーを披露しつつ、守勢の中で課題の守備でも貢献したい。 ◆大型補強はなしも新指揮官の采配に注目~そのほかのチーム~<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170818_107_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽他国に比べてクラブ買収による中堅、下位クラブの大型補強などがない今シーズンのリーガでは、ヨーロッパのコンペティション出場を争うチームはほぼ昨シーズンと同じ顔触れになるはずだ。それでも、幾つかのクラブで監督交代が行われ、新指揮官の采配に注目が集まるところだ。 ▽ベリッソ前監督がセビージャに旅立ったセルタでは、バルセロナでルイス・エンリケ前監督の副官を務めていたウンスエ新監督が指揮官として復帰する。プレシーズンではコレクティブな戦いでセリエAの強豪ローマに大勝するなど、上々の仕上がりを見せる。また、ここ数年新オーナーのピーター・リム氏の下で混迷極まるバレンシアは、ビジャレアル時代に卓越した手腕を発揮したマルセリーノ新監督が就任。今夏の移籍市場ではGKネト、DFガブリエウ、DFムリージョと課題の守備陣に実力者を迎えており、指揮官得意の堅守速攻で名門復活を目指す。 ▽その他では、ラス・パルマスからベティスの新指揮官に就任したセティエン新監督、バルベルデの後任として名門ビルバオを率いるシガンダ新監督らにも注目したい。 2017.08.19 16:45 Sat
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“BBC”で唯一クラシコ先発果たしたベンゼマ、レアル・マドリーでの歴史入りに近づく

レアル・マドリーはバルセロナを破り、今季のスペイン・スーパーカップ制覇を達成した。重要な2試合で先発を果たしたFWカリム・ベンゼマは、同クラブの歴史に名を刻もうとしている。<br><br>ジネディーヌ・ジダン監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドが出場停止となったスーパー杯セカンドレグで、MFガレス・ベイルを先発から外す決断を下した。看板3トップ&ldquo;BBC&rdquo;で、ピッチに立っていたのはベンゼマだけだった。<br><br>だがベンゼマは常時共にプレーしている選手を欠いた前線で輝いた。39分には、貴重な追加点をマーク。試合を通じて巧みな動きでバルセロナ守備陣を翻弄し、攻撃の起点となった。<br><br>ベンゼマはバルセロナ戦のゴールで、マドリーでの181得点目を記録。クラブ史上7番目の得点者パコ・ヘント氏(182得点)まで、あと1ゴールと迫っている。<br><br>2009年にリヨンからマドリーに移籍したベンゼマは、リーガエスパニョーラで122得点、コパ・デル・レイで15得点、チャンピオンズリーグで39得点、スペイン・スーパー杯で2得点、クラブ・ワールドカップで3得点を記録している。<br><br><br>提供:goal.com 2017.08.18 23:51 Fri
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【リーガエスパニョーラ開幕節プレビュー】待ちに待ったリーガ開幕! 柴崎が開幕戦でビルバオと激突!

▽今週末から2017-18シーズンのリーガエスパニョーラが開幕。昨シーズンはバルセロナとの一騎打ちを制したレアル・マドリーの5年ぶりの優勝で幕を閉じたが、新シーズンの優勝はどのチームになるか。 ▽今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇と共にリーグ連覇を目指すレアル・マドリーは、開幕戦でデポルティボのホーム、リアソールに乗り込む。今夏、MFハメス・ロドリゲスやFWモラタ、DFダニーロなど、準主力クラスを放出し、DFテオ・エルナンデスやMFダニ・セバージョスなど有能な若手を獲得したジダン監督率いるチームは、リーグ開幕前に行われたUEFAスーパーカップ、スーペル・コパでマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナと難敵を破り、既に今季2つのタイトルを獲得した。 ▽ここまで順調な歩みを進めた一方、スーペル・コパ1stレグでは主審への暴力行為でエースFWクリスティアーノ・ロナウドが5試合の出場停止処分を科され、開幕からのリーガ4試合を欠場することになった。それでも、昨季のC・ロナウド欠場試合で9戦全勝を誇るレアル・マドリーは、MFアセンシオら頼れるバックアッパーが控えており、今回の開幕節で格下デポルティボ相手に不覚を取る可能性は低い。懸念はスーペル・コパから中3日という日程面だが、昨シーズン同様にターンオーバー性を採用しているフランス人指揮官は、MFイスコやMFベイルなどを休ませており、抜かりはない。 ▽一方、昨シーズンにリーガ3連覇を逃したバルセロナは、CLと共にリーガのタイトル奪還が大きな目標となる。だが、ルイス・エンリケ監督の後任として就任したバルベルデ新監督には、早くも強烈な逆風が吹く。今夏、FWネイマールがパリ・サンジェルマンに電撃移籍すると、その後釜の獲得交渉も停滞し、開幕までに前線の補強を完了できず。さらに、スーペル・コパで宿敵に完敗したチームはエースFWスアレスやMFイニエスタ、DFピケと主力に故障者が続出しており、厳しい状況の中でベティスとの開幕戦に臨む。例年、スロースタート気味のバルセロナにとって、昨季のアウェイ戦で苦戦したベティスは不気味な相手だ。とりわけ、ラス・パルマスで魅力的なフットボールを展開したセティエン新監督の存在も不安材料の1つだ。カンプ・ノウの大歓声と、昨季躍動した“MSN”で唯一開幕戦に出場する大エースFWメッシの活躍で不安を払しょくするスタートにしたい。 ▽雲の上にいる2強を追う第2グループの筆頭アトレティコ・マドリーは、FIFAから科された補強禁止処分(登録不可)によって今夏の補強は皆無。それでも、漢気残留のFWグリーズマンやMFコケ、MFサウールら昨季主力の慰留に成功しており、MFビトロら新戦力が登録可能となる冬までは現有戦力の活躍とシメオネ采配がカギとなる。開幕戦では昇格組ジローナとの対戦となる。ジローナはマンチェスター・シティとの提携で多くの有能な若手をレンタルで獲得しており、油断できない相手だ。また、アトレティコは昨季序盤戦で昇格組相手に苦戦を強いられており、初物相手にきっちり対策を練りたい。 ▽ベリッソ新監督の就任に加え、MFヘスス・ナバス、MFバネガの帰還、FWムリエルやDFケアーなど、MFナスリやビトロの流出を補って余りある補強に成功したセビージャは、開幕戦でキケ・フローレス体制2年目のエスパニョールと2年連続で対戦。ここまではヨーロッパリーグ(EL)プレーオフで先勝を飾るなど、好仕上げのチームは堅守とハードワークを誇るエスパニョール撃破となるか。 ▽今夏プリメーラでプレーする日本人選手はエイバルのMF乾貴士と、昇格組ヘタフェのMF柴崎岳の2選手だ。昨シーズンのリーグ最終節でバルセロナ相手に衝撃の2ゴールを決めるなど、良い形で2年目を終えた乾は、主力として昨季以上の活躍が求められる今季の開幕戦でマラガと対戦。互いに多くのメンバーが入れ替わっており、連係面に不安があるなか、乾には得意のドリブルでよりエゴイスティックなプレーを期待したい。 ▽一方、今冬にセグンダA(スペイン2部)のテネリフェに加入して評価を高めた柴崎は、個人昇格という形で自身初のプリメーラの舞台に挑む。そして、開幕戦ではホームで強豪ビルバオと対戦する。バスク純血主義を採用し、リーガでも最もインテンシティの高いフットボールを志向する難敵相手に、自身の特長であるパスやキープ力を発揮できるか。 ▽その他の試合では、ルイス・エンリケ副官のウンスエ新監督を招へいしたセルタと、元バルセロナOBのエウセビオ監督が率いるソシエダとの一戦や、前ビジャレアル指揮官のマルセリーノ新監督の下で名門復活を目指すバレンシアとラス・パルマスの一戦も要注目だ。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ開幕節》 ▽8/18(金) 《27:15》 レガネス vs アラベス 《29:15》 バレンシア vs ラス・パルマス ▽8/19(土) 《25:15》 セルタ vs ソシエダ 《27:15》 ジローナ vs アトレティコ・マドリー 《29:15》 セビージャ vs エスパニョール ▽8/20(日) 《25:15》 ビルバオ vs ヘタフェ 《27:15》 バルセロナ vs ベティス 《29:15》 デポルティボ vs レアル・マドリー ▽8/21(月) 《27:15》 レバンテ vs ビジャレアル 《29:00》 マラガ vs エイバル</div> 2017.08.18 18:45 Fri
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元銀河系戦士モリエンテス氏「乾は今の好調を続け、柴崎はヘタフェの中心になってほしい」、リーガ新時代の希望を語る

昨シーズン、レアル・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げたリーガ・エスパニョーラ。そして17-18シーズンが、いよいよ8月19日(土)に開幕する。R・マドリードの連覇か、永遠のライバル・バルセロナの王座奪還か、はたまたジャイアントキリングか。エイバルの中心選手として飛躍を続ける乾貴士や、1部昇格を果たしたヘタフェに入団し10番を背負う柴崎岳にも注目が集まる。 そこで今回、現役時代はジダンらと共に銀河系軍団のメンバーとして活躍し、現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務める元R・マドリードの伝説的FWフェルナンド・モリエンテス氏に、WOWOW「リーガダイジェスト!」の番組MCを務めるペナルティのヒデが今季のR・マドリードとバルセロナ、活躍が期待される日本人プレーヤーの展望を聞いた。 <span style="font-weight:700;font-size:18px;">◆柴崎が1部で活躍できる可能性は高い</span> <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:実は初めてではないのですが、覚えていますか?昔、某テレビ番組で僕のパートナーが芝刈り機というものまねで。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:よく覚えています(笑)。すごく面白かったですし、楽しい思い出ですよ。日本人には、常にそのことを言われます(笑)。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:うわー嬉しい。訪日は何度目になりますか?日本の好きなところがあったら教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:今回が5度目です。日本は大好きな国で、東京という町も好きですし、文化が好きです。毎回来る度に暖かい歓迎があるのも嬉しいですね。あとは食べ物が好きです。しゃぶしゃぶ、寿司、刺身…。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:昨年ペレス会長とお話しさせていただいて、ぜひ日本に来たらしゃぶしゃぶを食べようとお話ししたんですけど、一向に連絡が来ないと伝えておいてください(笑)。まずは、リーガ・エスパニョーラでプレーする日本人選手についてお聞かせください。昨シーズンの最終節バルセロナ戦で2ゴールを決めたエイバルの乾貴士選手ですが、どのような印象をお持ちですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:乾選手はリーガ・エスパニョーラにおいて日本を代表する存在です。彼のプレーを見ると、パスが上手くてバランスのとれた選手だと感じます。エイバルで充実したシーズンを過ごしていますし、それがバルセロナ戦で決めた2ゴールで証明されたと思います。今の好調をこのまま続けてほしいですね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:今シーズンからヘタフェに加入した柴崎岳選手はご存知でしょうか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:もちろん、知っています。昨シーズン途中に1部昇格を争うテネリフェに加入し、とても良いプレーをしていました。今シーズンはヘタフェの中心選手として活躍することを期待しています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:柴崎選手は2部での活躍が評価されて、今回の移籍が実現しました。1部で活躍するために求められることは何ですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:ヘタフェは、環境が整ったマドリードに本拠地を置くチームです。彼がこれまでいたテネリフェとは異なった生活になるので、まず新しい環境に慣れて、プレーに集中することが大事だと思います。1部と2部でレベルの差があるのは確かですが、彼は昨シーズンすでに2部で活躍しているので、スペインの文化や言葉、そしてスペイン人がどれだけサッカーを愛しているのか熟知しているはずです。アドバンテージがある分、1部で活躍できる可能性は高いと思っています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:日本のサッカーが世界と互角以上に渡り合うために必要なことは何だと思いますか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:よくスペインと他の国の違いを聞かれますが、サッカーは若い年代からの育成期間が大事なので、育成がしっかりしている国は強いと思います。8歳から18歳の時にどれだけサッカーを好きになって、プロになることを意識できるかが重要です。 <span style="font-weight:700;font-size:18px;">◆監督としてのジダンは新しい発掘</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/700/image/wow20170818_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:ここからはレアル・マドリードとバルセロナのお話しを中心にお伺いしたいと思います。昨シーズンはR・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げました。今シーズンのR・マドリードに期待していることを教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:今シーズンのR・マドリードに期待するのは、チーム内の競争力を上げることと、主要な大会で常に上位につけることです。リーグ戦だけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも良い結果を出し続けてほしいと思っています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:モリエンテスさんが現役時代、チームメイトだったジネディーヌ・ジダンさんがR・マドリードの監督をされています。どのように評価されていますか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:監督としてのジダンは新しい発掘でしたし、それを実現させたR・マドリードは素晴らしいと思います。皆さんがご存じの通り、彼は世界中のサッカーファンを沸かせてきたプレーヤーの印象が強いですが、今は監督として輝かしい功績を残しています。まさに、スペインサッカー界になくてはならない存在です。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:たくさんのスター選手が在籍しているR・マドリードですが、先発11人を束ねることはとても大変なことですよね? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:そうですね。戦術面はこれまでと変わらず、攻撃的に戦って守備でリスクをとるスタイルなので、毎試合スタメン11人を束ねることが彼の中で一番大変な仕事だと思います。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:一方、昨シーズン惜しくも2位に終わったバルセロナは今シーズンからエルネスト・バルベルデ監督が就任しました。どんな印象をお持ちですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:バルベルデ監督は、今まで率いてきたチームで良い成績を残していますし、バルセロナのことを熟知しているので、とても合うと思います。監督が変わればシステム変更も予想されますが、バルセロナはメッシ、ルイス・スアレスらを中心とした4-3-3を継続するでしょうね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:R・マドリードとバルセロナ以外で注目しているチームを教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:R・マドリードとバルセロナが注目されがちですが、他にも素晴らしいチームはたくさんあります。アトレティコ・マドリードはリーグ戦で毎年上位にいますし、CLでも結果を残しています。近年、バレンシアがCLに出場できる順位にいませんが、力のあるチームだと思っているので、今後に期待しています。あとは、昨年上位につけていたセビージャとビジャレアルも良いチームなので注目したいですね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:では最後にWOWOWの視聴者の方にリーガ・エスパニョーラの魅力を教えていただけますでしょうか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:リーガ・エスパニョーラの魅力は世界最高峰のチーム、選手が在籍していることだと思います。R・マドリード、バルセロナのような世界を代表するクラブはもちろん、A・マドリードやセビージャといった強豪クラブによるレベルの高い試合がたくさん繰り広げられるので、たくさんの方に注目してほしいです。 リーガ・エスパニョーラのアンバサダーとして、2大クラブだけではなく、リーグ全体の魅力と期待を語ってくれたモリエンテス氏。これまで日本人が活躍できないと言われ続けてきたリーガにも、乾貴士選手や柴崎岳選手のように実力を発揮して、チーム内で確固たる地位を築き貢献する選手が出てきた。長らく続いたバルセロナの天下から、R・マドリードが真の世界最強クラブに生まれ変わりつつある今、様々な選手が輝きを放ち、すべての試合に見どころが散りばめられた“リーガ新時代”から目が離せない。 =============================== プロフィール フェルナンド・<span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:9年間に渡りスペイン代表で活躍し、歴代4位の27得点を記録。2010年の現役引退(※2015年の一時的な現役復帰は除く)から、指導者を経て現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務めている。 =============================== ◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆ ★『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ』 世界最高峰のサッカーリーグ「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」、8月19日(土)開幕!WOWOWでは毎節最大5試合を生中継! ※第1節は5試合無料放送 ・「ジローナvsアトレティコ・マドリード」 8月19日(土)深夜3:00~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「アスレティック・ビルバオvsヘタフェ」 8月20日(日)深夜1:00~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「バルセロナvsベティス」 8月20日(日)深夜3:12~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「デポルティーボvsレアル・マドリード」 8月21日(月)午前5:12~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「マラガvsエイバル」 8月22日(火)午前4:45~ [WOWOWライブ]※生中継 ★『リーガダイジェスト!』 週末に開催されたリーガの全試合全ゴールをお届けしてきた「リーガダイジェスト!」。10周年を迎える今シーズンは、放送時間を10分間拡大し、リーガの魅力によりディープに迫る。 【放送日】8月21日(月)~毎週月曜夜8:00放送 ★『リーガダイジェストNEXT』 柴崎岳の最新情報を中心に毎週ネット配信する新番組! 【放送日】8月24日(木)~毎週木曜夜8:00配信 <div id="cws_ad">■詳しくはこちらから <a href="https://goo.gl/7L4skP" target="_blank">http://www.wowow.co.jp/sports/liga/</a></div> 2017.08.18 12:30 Fri
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FIFA最優秀監督候補12名が決定! ジダン、モウリーニョらノミネート

▽国際サッカー連盟(FIFA)は17日、2016-17シーズンにおける男子最優秀監督賞候補12名を発表した。 ▽最終候補3名は、8月21日から9月7日まで行われる投票で選出。10月23日にロンドンで行われる表彰式で、2016-17シーズンの最優秀監督が発表される。 ◆最優秀監督候補 マッシミリアーノ・アッレグリ(ユベントス) カルロ・アンチェロッティ(バイエルン) アントニオ・コンテ(チェルシー) ルイス・エンリケ(バルセロナ)※現無所属 ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ) レオナルド・ジャルディム(モナコ) ヨアヒム・レーブ(ドイツ代表) ジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド) マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム) ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) チッチ(ブラジル代表) ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー) 2017.08.18 11:50 Fri
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