汰木の今季初ゴールで山形が今季初の連勝! 決定力不足響いた東京Vは今季初の連敗…《J2》
2017.04.15 16:11 Sat
▽明治安田生命J2リーグ第8節のモンテディオ山形vs東京ヴェルディが15日にNDソフトスタジアム山形で行われ、ホームの山形が1-0で勝利した。
▽10位の山形と3位の東京Vによる一戦。前節、大分トリニータ相手に6試合ぶりの勝利を収めた山形は、その試合でゴールを決めた瀬沼や鈴木、阪野など同じ11人を先発で起用した。一方、前節湘南ベルマーレとの上位対決に敗れ、連勝が「5」でストップし、首位陥落となった東京Vは、湘南戦から先発2人を変更。高木大、渡辺に変えて、負傷明けの中後に加え、梶川が開幕戦以来の先発となった。
▽立ち上がりから狙いどころを定めた守備から鋭いカウンターを繰り出す東京Vは、高木善や中後が積極的にミドルレンジのシュートを放つなど、押し込む入りとなる。21分には右CKの流れからボックス手前の安在が狙いすました左足ボレーを放つが、これは枠の右上角を叩く。
▽一方、後ろでボールを持つものの、リーグ屈指の堅守を誇る相手の守備を前に効果的に攻められない山形は、14分に汰木が強引な仕掛けから、29分にはセットプレーから阪野がシュートを放つが、いずれも決定機には至らない。
▽その後も攻守に相手を圧倒したアウェイの東京Vは、34分に絶好のゴールチャンス。カウンターから持ち上がった高木善のラストパスに反応した安在がボックス左で左足のシュート。これは相手GK児玉の好守に遭うが、こぼれ球がゴール前の梶川の足元に転がる。だが、左足のシュートはわずかに枠の左に外れ、10本以上のシュートを放ったものの、前半のうちに先制点を奪うことはできなかった。
▽その後は一進一退の攻防が続く中、67分に山形が先制点を奪う。阪野が右サイドで入れたクロスを中央の汰木がヘディングシュート。これはGK柴崎が弾き出すが、こぼれ球を拾った汰木がすかさず蹴り込み、今季初ゴールを記録した。
▽連敗は避けたい東京Vは、失点後に中後と梶川をベンチに下げて、橋本とドウグラス・ヴィエイラを投入。76分にはボックス手前左で鋭いターンからカットインした高木善に決定機も、このシュートは右ポストを叩く。さらに、試合終盤にかけては右ウイングバックにポジションを変えた安在の左足シュート、89分にはセットプレーの場面でゴール前に飛び出した内田に決定機も、いずれも決め切ることができず。
▽結局、試合はこのままタイムアップを迎え、競り勝った山形がホーム2連戦で今季初の連勝を飾った。一方、決定力不足が響いた東京Vは、苦しい今季初の連敗となった。
▽10位の山形と3位の東京Vによる一戦。前節、大分トリニータ相手に6試合ぶりの勝利を収めた山形は、その試合でゴールを決めた瀬沼や鈴木、阪野など同じ11人を先発で起用した。一方、前節湘南ベルマーレとの上位対決に敗れ、連勝が「5」でストップし、首位陥落となった東京Vは、湘南戦から先発2人を変更。高木大、渡辺に変えて、負傷明けの中後に加え、梶川が開幕戦以来の先発となった。
▽一方、後ろでボールを持つものの、リーグ屈指の堅守を誇る相手の守備を前に効果的に攻められない山形は、14分に汰木が強引な仕掛けから、29分にはセットプレーから阪野がシュートを放つが、いずれも決定機には至らない。
▽その後も攻守に相手を圧倒したアウェイの東京Vは、34分に絶好のゴールチャンス。カウンターから持ち上がった高木善のラストパスに反応した安在がボックス左で左足のシュート。これは相手GK児玉の好守に遭うが、こぼれ球がゴール前の梶川の足元に転がる。だが、左足のシュートはわずかに枠の左に外れ、10本以上のシュートを放ったものの、前半のうちに先制点を奪うことはできなかった。
▽迎えた後半は立ち上がりからオープンな展開に。まずは50分、バイタルエリア中央でフリーの鈴木が右足のミドルシュートを放つが、これはGK柴崎の好守に遭う。続く52分にはハーフウェイライン付近に飛び出してクリアを試みたGK児玉がまさかの空振り。このボールを拾ったアラン・ピニェイロがグラウンダーのシュートで無人のゴールへロングシュートするが、わずかに枠の左へ外れた。
▽その後は一進一退の攻防が続く中、67分に山形が先制点を奪う。阪野が右サイドで入れたクロスを中央の汰木がヘディングシュート。これはGK柴崎が弾き出すが、こぼれ球を拾った汰木がすかさず蹴り込み、今季初ゴールを記録した。
▽連敗は避けたい東京Vは、失点後に中後と梶川をベンチに下げて、橋本とドウグラス・ヴィエイラを投入。76分にはボックス手前左で鋭いターンからカットインした高木善に決定機も、このシュートは右ポストを叩く。さらに、試合終盤にかけては右ウイングバックにポジションを変えた安在の左足シュート、89分にはセットプレーの場面でゴール前に飛び出した内田に決定機も、いずれも決め切ることができず。
▽結局、試合はこのままタイムアップを迎え、競り勝った山形がホーム2連戦で今季初の連勝を飾った。一方、決定力不足が響いた東京Vは、苦しい今季初の連敗となった。
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