セルタがホームで逆転勝利! ヘンクは2点のAGをもってホームへ帰還…《EL》

2017.04.14 06:50 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのセルタvsヘンクが13日に行われ、3-2でホームのセルタが勝利した。

▽決勝トーナメント2回戦でクラスノダール(ロシア)を寄せ付けず、2戦合計スコア4-1で勝ち上がったセルタは、主力を温存した直近のエイバル戦からスタメンを7人変更。アスパスやグイデッティ、ラドヤ、ジョナタン・カストロなど主力がスタメンに戻った。
▽一方、決勝トーナメント2回戦でヘントとの同国対決を制したヘンクは、国内リーグで優勝プレーオフ進出を逃したため、3月16日以来の公式戦となる。そのヘンクは、決勝トーナメント2回戦のヘント戦と同じスタメンで試合に臨んだ。

▽互いに攻守の切り替えが早く、引き締まった展開で試合は幕を開ける。すると、11分にアウェイチームが試合を動かす。ヘンクはアタッキングサード右でボールを受けたカスターニュのクロスのこぼれ球を逆サイドで拾ったトロサルドが、ボックス左付近まで切り込みクロス。これをゴール前に走り込んだボエティウスがヘディングで合わせると、GKセルヒオ・アルバレスの弾いたボールがそのままゴールに吸い込まれた。

▽先制を許したセルタだが、すぐに反撃に転じる。15分、ジョナタン・カストロの縦パスをボックス左で受けたグイデッティがヒールで落とすと、走り込んだシストがダイレクトでゴールに突き刺した。さらに18分には、右サイドから切り込んだアスパスがボックス右手前からグラウンダーのミドルシュートをゴール左隅に流し込み、瞬く間に逆転した。
▽その後は一進一退を続ける両チームだったが、38分にカウンターからセルタが追加点を奪う。シストのスルーパスで左サイドを抜け出したグイデッティが、アスパスとのパス交換でボックス内へ侵攻。カットインから右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に決まった。

▽迎えた後半、最初に動いたのはヘンク。62分、ボエティウスを下げてブッフェルを投入。対するセルタは、65分にアクシデント。この試合1ゴール1アシストのグイデッティがヒザに違和感を訴え、ベンチに交代を要求。ボーヴュとの負傷交代を余儀なくされた。

▽すると、この交代が吉と出たのはヘンク。67分、ロングボールを左サイド高い位置で収めたトロサルドが、素早いターンからクロスを供給。これがジョナタン・カストロの判断ミスを誘うと、ファーサイドに走り込んだブッフェルが右足でシュート。これはGKに弾かれたが、こぼれ球を再びブッフェルが頭で押し込んだ。

▽1点差に迫られたセルタは74分、オーバーラップしたマージョの右クロスのこぼれ球を、ボックス手前のラドヤがミドルシュート。さらに79分には、パブロ・エルナンデスのスルーパスをゴール正面で受けたアスパスが反転から左足を振り抜いたが、共にシュートはGKライアンのセーブに阻まれた。

▽結局、試合はそのまま終了。ホームのセルタが先勝したものの、アウェイゴール2つを許し、2ndレグに向けて不安の残る結果となった。なお、2ndレグは20日にヘンクのホームで行われる。
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