菊池俊介の2ゴールなどで湘南が首位東京Vとの白熱の上位対決制す!《J2》
2017.04.09 16:30 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第7節の東京ヴェルディvs湘南ベルマーレが9日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われ、アウェイの湘南が3-2で勝利した。
▽リーグ5連勝で前節首位に立った東京Vと、前節カマタマーレ讃岐相手に今季初黒星を喫した4位湘南の上位対決。前節、ファジアーノ岡山に敵地で競り勝ち5試合連続クリーンシートで5連勝の東京Vは、先発3人を変更。負傷の永田に代えて、前節途中出場の畠中、橋本とドウグラス・ヴィエイラに代えて、前節決勝点を決めた安西と、今季初出場となる18歳MF渡辺が今季初先発を飾った。
▽一方、讃岐に0-3の完敗を喫した湘南は、前節から大量6人を変更。負傷明けのジネイ、山田が先発に復帰し、前節途中出場の神谷、杉岡らも先発入り。また、今季トップチームに昇格した18歳DF石原が初先発でプロデビューを飾った。
▽断続的に雨が降りしきる中でスタートした注目のJ2上位対決。立ち上がりからボールを保持して上々の入りを見せた東京Vは、8分に高木善の左サイドのクロスからアラン・ピニェイロを経由し、安西が惜しいシュートを放つ。すると16分、ボックス手前左で安在が入れたクロスを相手DF杉岡がクリアミスすると、これをゴール前に走り込んだ安西が浮いたボールを右足ボレーで流し込み、東京Vが先制点を奪う。
▽安西に2試合連続ゴールを許し、先手を許した湘南だったが、この失点で目が覚めたのか、持ち味のハイプレスから押し返していく。すると21分、ボックス手前で神谷からパスを受けた菊池俊が冷静にDFをかわして右足のシュートを放つと、これがゴール右隅の絶妙なコースに決まり、早い時間帯に追いついた。
▽1点リードで後半を迎えた湘南は、立ち上がりも積極的にゴールを目指す。すると54分、神谷の左CKをゴール前で競り勝った菊池が頭で右隅に流し込み、湘南に貴重な追加点が入った。
▽一方、開幕6試合で1失点の堅守が崩壊し、2点ビハインドを背負った東京Vは、57分に高木大、高木善の高木兄弟を下げて、ドウグラスと古巣対戦の梶川を同時投入。この交代で右ウイングバックに左利きの安在、左ウイングバックに右利きの安西を置く逆足ウイングの布陣でゴールを目指す。
▽この選手交代で流れを掴んだ東京Vは、68分過ぎに続けて決定機を作る。68分、中央突破したドウグラスのミドルシュートでGK秋元を脅かすと、72分には右サイドの安在が左足で入れたクロスを大外に飛び込んだ安西がダイビングヘッドで合わせるが、左ポストに阻まれる。さらに、こぼれ球をドウグラスが押し込みにかかるが、ボールはクロスバーを越えた。
▽その後、互いに交代カードを切ったなか、東京Vが攻勢を仕掛けていく。湘南の粘り強い守備に苦戦したものの、最後まで諦めずに攻め続ける東京V。すると、後半アディショナルタイムにセットプレーの流れから安在が地を這う見事なミドルシュートを右隅に突き刺し、1点を返す。だが、同点に追いつく時間は残されておらず、試合はこのままタイムアップ。
▽首位東京Vと白熱の上位対決を制した湘南が、2試合ぶりの勝利で2位に浮上した。一方、堅守崩壊で開幕節の徳島ヴォルティス以来の敗戦を喫した東京Vは、名古屋グランパス、湘南に抜かれて3位に転落した。
▽リーグ5連勝で前節首位に立った東京Vと、前節カマタマーレ讃岐相手に今季初黒星を喫した4位湘南の上位対決。前節、ファジアーノ岡山に敵地で競り勝ち5試合連続クリーンシートで5連勝の東京Vは、先発3人を変更。負傷の永田に代えて、前節途中出場の畠中、橋本とドウグラス・ヴィエイラに代えて、前節決勝点を決めた安西と、今季初出場となる18歳MF渡辺が今季初先発を飾った。
▽断続的に雨が降りしきる中でスタートした注目のJ2上位対決。立ち上がりからボールを保持して上々の入りを見せた東京Vは、8分に高木善の左サイドのクロスからアラン・ピニェイロを経由し、安西が惜しいシュートを放つ。すると16分、ボックス手前左で安在が入れたクロスを相手DF杉岡がクリアミスすると、これをゴール前に走り込んだ安西が浮いたボールを右足ボレーで流し込み、東京Vが先制点を奪う。
▽安西に2試合連続ゴールを許し、先手を許した湘南だったが、この失点で目が覚めたのか、持ち味のハイプレスから押し返していく。すると21分、ボックス手前で神谷からパスを受けた菊池俊が冷静にDFをかわして右足のシュートを放つと、これがゴール右隅の絶妙なコースに決まり、早い時間帯に追いついた。
▽すると、6試合ぶりの失点による動揺が見えるホームチームに対して、完全に勢いに乗った湘南がここから畳みかける。33分、相手DF井林から左サイドでボールを奪った石川がボックス左に走り込む山田にラストパス。山田のシュートはGK柴崎の好守に遭うが、ファーサイドでフリーのジネイがこぼれ球を無人のゴールへ流し込み、湘南が前半のうちに試合を引っくり返した。
▽1点リードで後半を迎えた湘南は、立ち上がりも積極的にゴールを目指す。すると54分、神谷の左CKをゴール前で競り勝った菊池が頭で右隅に流し込み、湘南に貴重な追加点が入った。
▽一方、開幕6試合で1失点の堅守が崩壊し、2点ビハインドを背負った東京Vは、57分に高木大、高木善の高木兄弟を下げて、ドウグラスと古巣対戦の梶川を同時投入。この交代で右ウイングバックに左利きの安在、左ウイングバックに右利きの安西を置く逆足ウイングの布陣でゴールを目指す。
▽この選手交代で流れを掴んだ東京Vは、68分過ぎに続けて決定機を作る。68分、中央突破したドウグラスのミドルシュートでGK秋元を脅かすと、72分には右サイドの安在が左足で入れたクロスを大外に飛び込んだ安西がダイビングヘッドで合わせるが、左ポストに阻まれる。さらに、こぼれ球をドウグラスが押し込みにかかるが、ボールはクロスバーを越えた。
▽その後、互いに交代カードを切ったなか、東京Vが攻勢を仕掛けていく。湘南の粘り強い守備に苦戦したものの、最後まで諦めずに攻め続ける東京V。すると、後半アディショナルタイムにセットプレーの流れから安在が地を這う見事なミドルシュートを右隅に突き刺し、1点を返す。だが、同点に追いつく時間は残されておらず、試合はこのままタイムアップ。
▽首位東京Vと白熱の上位対決を制した湘南が、2試合ぶりの勝利で2位に浮上した。一方、堅守崩壊で開幕節の徳島ヴォルティス以来の敗戦を喫した東京Vは、名古屋グランパス、湘南に抜かれて3位に転落した。
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