なでしこFW岩渕真奈がバイエルンと契約解除「未来に向かって日本でゼロからスタートする決断をしました」

2017.04.01 22:15 Sat
Getty Images
▽バイエルンに所属するなでしこジャパンFW岩渕真奈が、3月31日をもってバイエルンと契約解除したことを自身のブログで明かした。
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▽岩渕は「契約解除」との題名で1日にブログを更新。「昨日3月31日をもってFC Bayern Münchenとの契約を解除させていただきました」と冒頭で契約解除を明かした。
▽また、「ここに至った経緯は本当に色々あってすべては説明できないのですが、未来に向かって日本でゼロからスタートする決断をしました」と明かし、契約解除への経緯については綴っていないものの、日本でのプレーを目指していることを明かした。

▽バイエルンではケガに悩まされている時期が長かったものの、チームからは必要とされていたことを明かしている。

「バイエルンでは3シーズン弱。リーグ2連覇やその他にもたくさんの経験をさせてもらいました。本当に大好きなチームで、まだまだここでやりたい気持ちは物凄くあります」
「ですが3シーズンの内、2シーズン近くは怪我でリハビリ。いろんな原因があるのは間違いないですが、私自身、何かを変えなければこのまま終わってしまうという焦りもあり、チームが私の状況を気にかけて聞いてくれたので、私の考えを話させてもらいました」

「それでも怪我で離脱してばっかの私を必要と監督は言い続けてくれました。そんな中、頭が破裂しそうな程悩みに悩んでこのような決断をさせてもらいました」

▽また、契約解除という言葉についても心境を綴り、「プロとして契約解除をするという響は正直、自分の考える理想の姿じゃなかったし、物凄い抵抗があったのは事実です。ですが未来に進むためにかっこ悪いかもしれないですが、プライドとか、理想とか、全部を捨ててこの決断をさせてもらいました」と明かした。

▽ケガについては「今はチャンピオンズリーグのタイトルとか、リーグ優勝とか、ドイツでの経験とか、そんな事より健康な身体が欲しいです」と万全の状態が作れないことを悩んでいる様子で、「フィットした身体を、怪我のない身体を作るのを1番に考えやっていきたいと思います」と今後への意気込みを綴っている。

▽日テレ・メニーナ、日テレ・ベレーザと国内でプレーしていた岩渕は、2012年11月にホッフェンハイムへと移籍。2014年5月にバイエルンへと移籍していた。バイエルンでは通算24試合出場で5得点を記録していた。

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