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【試合後会見】ハリルホジッチ「教訓を得られた試合」2017.03.28 23:55 Tue

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Getty Images
▽日本代表は28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節のタイ代表戦を埼玉スタジアム2002で行い、4-0で勝利した。試合後、記者会見に臨んだ日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督のコメント全文は以下の通り。

◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督
「素晴らしい勝利だった。しかし、不満を抱く点もあった。相手は非常に意欲的にプレーし、質の高いプレーをしてきた。我々は素晴らしいスタートを切って2-0としたが、その後プレーが止まってしまい、プレーをしなくなった。その時間帯に相手が隙を突き、たくさんのチャンスを作った。そして後半が始まり、また2ゴール決めることができたが、永嗣(川島)が素晴らしい功績を残してくれた。彼のことを思うと、喜ばしい。私は彼を信頼していたが、それを裏付けてくれた。だから彼にブラボーと言いたい。我々は今、良い位置に付けている。だが、最も難しいのはこれからだ」

──プレーが止まったと指摘していたが、単純なミスについてはどういう評価か
「嬉しくない点だ。少し気を抜いたのかと思う。フラストレーションを溜めるようなパスのクオリティーになった。今日の対戦相手がより高いレベルの相手だったら、全く違った展開になっていたかもしれない。こういったところからも教訓を得なければならない」

──コレクティブが強みだと昨日は言っていたが、今日は個の力に救われた面が大きかったのでは
「私は批判の元を昨日、提供してしまったのかもしれない(笑)。ただ、いずれにしても4-0で勝つことができた。もちろん、私の発言を批判の元に利用して構わない(笑)。選手たちを祝福するが、ハイレベルを求めた場合、集中力やハードワークが足りない試合でもあった。このような内容になってしまうと、躓くことがあるかもしれない。よって、今日の試合から教訓を得る必要がある。しかし、試合のほとんどの時間帯は選手を称えるべきものだったと思う。素晴らしいプレーがあったし、得点も素晴らしいプレーから生まれたものだった。もちろん、監督として私も集中力とハードワークを90分続けさせないといけないということを学んだ」

──デュエルの大切さを伝えてきたと思うが、今日は乏しかったのでは
「今日はパーフェクトな試合とは言えない。私は経験不足、コンディションに加え、ゲームマネジメントも欠けていたと思う。あまりにも簡単なミスパスがあった。タイはオーストラリアやサウジアラビア相手にもチャンスを作っていたから、タイの技術を侮ってはいけない。そして、今日は何人かの選手に疲れが見えていた。中盤ではボールコントロールが、攻撃のビルドアップ時には選手同士の距離感が悪かった。だからボールをつなぐことが困難だった。だが、今日の試合は教訓を得られた試合となった。今後の3試合はさらに難しい試合となる。よりコンディションを上げ、集中力を高めていかなければならない。選手によってはクラブでの状況を改善しなければならない。最終ストレートに入っているが、まずはアウェイでのイラク戦。難しい試合だ。しかし、しっかり準備して結果を残せればワールドカップへの道が切り拓けると思う」

──ストライカーがいないと言っていたが、久保は探していたストライカーになり得る資質があるか
「この2試合で久保は質の高さ、決定力の高さを示した。さらにアシストも記録した。私が彼を起用しようと思って使ったが、彼自身が裏付けてくれた。最後は消えかかっていたから、さらにフィジカルコンディションを上げるように要求している。この代表のサイドのポジションはアップダウンが激しいので、フィジカルコンディションが良くなければ役割を果たせないので要求した。進化し続けて欲しい。岡崎と真司(香川)が得点を取ったことも良かった。自信につながると思う」

──酒井高徳の評価について
「ハンブルガーSVで高徳はボランチでプレーしている。ただ、クラブでは守備的な役割でプレーしている。ただ、代表ではボールの回収とビルドアップの役割を担っている。今回、蛍(山口)とのコンビは初めてだった。蛍には攻撃面でさらに期待している。今日は簡単なミスパスが目立った。前半は恐れながらプレーしているようだった。後半は改善されたが。守備的MFでは長谷部や今野など、プレーできない選手がいる。もちろん、初めてのコンビだったから、すぐにハイレベルなプレーはできなかったかもしれないが、私は満足している」

──試合後に本田と何を話していた
「彼のことをしっかりサポートしていくと。クラブの中での彼の状況を改善して欲しいと。長い時間プレーして欲しいと。他にも色々話したが、後のことはここでは言うことができない。幾つかのアイデアを与えたが、それは私と彼の間だけの話だ」

──ハーフタイムで何を修正したか
「ハーフタイムにはたくさんの修正をした。ほぼ全ての選手に後半にやるべきことを伝えた。後半に入ってからは、より形もできていたし、コントロールできていたと思う。ただ、カウンターからPKを与えてしまった。それでも、技術的なミスが減り、試合をマネジメントできたと思う。ネガティブなことを言っているが、4-0で試合は勝っている。4-0でこのような発言をする監督は少ないと思う。選手たちには良い評価をしてあげて欲しい」

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