【PR】プレミア無敗優勝を当事者たちの肉声で振り返る!! 超WS人気コラムニスト・東本氏が翻訳した『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』
2017.03.24 18:00 Fri
▽超ワールドサッカーにコラムを寄稿して頂いている東本貢司氏が翻訳した、『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』が2月28日に発売となりました。そこで超WSでは、東本氏にこの本の魅力について存分に語ってもらいました!! アーセン・ヴェンゲル監督が、偉大なる無敗優勝に導いた要因とは…。
◆東本貢司
▽「記録」はある意味で誤解を招く要因にもなってしまうことがある。時とともに、残された数字のデータだけが独り歩きし、真実の大半が記憶から薄らいでいくからだ。端的に、最終スコア1-0と3-0のゲームのいずれが内容的に僅差だったか、よほどのファンでも数カ月もすれば曖昧になってしまうだろう。かくていともたやすく、前者は接戦、後者は一方的な試合結果としてのみで「記録」の海に埋没してしまうことになる。
▽では、プレミアリーグ・2003-04シーズンにアーセナルFCが成し遂げた無敗優勝、人呼んで「インヴィンシブル」についてはどうか。そう、あなたが長年のガナーズファンならば「もちろん、覚えていないはずがない」と断言するだろう。その価値と意義を誇らしく語り、謳うことだろう。
▽しかし、その「快挙」が「いかにして」成し遂げられたのか、「どのような状況下」で「どのような試練」を乗り越えた末だったのか、そもそも「なぜ」そんなことが出来たのかまでとなると、にわかに怪しくなってしまわないか? ひょっとしたら、当時のレギュラーイレヴン+を「すべて挙げよ」と問われて、「アンリ、ベルカンプ、ピレス、ヴィエラ、それから・・・・」以降は続かなくなる恐れもありそうだ。ましてや、これがアンチ・アーセナルやこの10年以内にプレミアに関心を持ち始めたファンともなれば、すべては「ただの記録」としてしか受け止められないに違いあるまい。
▽本書『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』は、著者エイミー・ロレンスが自ら当事者たちに当たって集めた膨大な「肉声」インタヴュー録をデータベースとして、あくまでも事実に忠実に、ときには情感のスパイスを巧みにふりかけつつ、丹念に、またドラマティックなタッチで紡ぎ上げ、上記の「?」をあますところなく解き明かした労作である。
▽訳者として苦労し、またそれゆえに感心しきりだったのは、ほぼ全編にわたって事実と当事者の肉声にこだわった上での、えも言えぬドラマ仕立ての妙、その創造性と構成力。静と動、思索と熱気、感傷とウィットが、絶妙の間合いで縦横に織り込まれた読み応えは、ありきたりなスポーツノンフィクションの枠をはるかに超越して・・・・いや、手前みそにもつながる礼賛はこのくらいにしておこう。ここでは、数ある読みどころの“さわり”、エッセンスをいくつかご紹介させていただくことにする。
●アーセン・ヴェンゲルが精魂込めて創成した“インヴィンシブル・アーセナル”、その強さの秘訣の一つは、くどいほど「正確に」かつ限りなく「真剣勝負」で取り組んだ練習方法と内容にあった・・・・。
●その実力をピッチの上で十二分に発揮したプレーイングスタッフのほとんどが、入団の時点では「未完」もしくは「未知数」「無名」の存在だった。しかも、その大半がそれまで得意とし慣れ親しんでいた役割からの「変更」を指示され、ものの見事に花開いた・・・・。
●ヴェンゲルの巧みな「対話術」と「チーム改造」の妙。彼は一切「強要」はしなかった。あくまでも「ヒント、方法論」を提案し、プレーヤーたちを納得させるお膳立てに腐心した・・・・。
●プレーヤーたちは自発的にチームの「絆」を深める「触れ合いの場」と「意見交換の自由」を実践し、そこではヴェンゲルはあくまでも傍観者に徹し、「ファミリー」醸成の器と流れをそれとなく示した・・・・。
●「インヴィンシブル」は想像を絶する「試練」と常に背中合わせで達成された。そのハイライトは、「三冠から無冠へ?」の崖っぷちの試合で劣勢を跳ね返したドラマと、優勝確定後から「無敗」にたどり着くまでの身をよじるような「ジレンマと葛藤」・・・・。
▽以上はほんの一例。それぞれの「・・・・」の続きと中身は、是非、本書にてお確かめください。きっと、いくつもの「胸に迫る」何かに打たれることと、不肖ながら自信をもってお勧めします。(東本拝)
▽いかがだったでしょうか!? そして、ご興味を持っていただいた超WSユーザーの方々に朗報です!! 『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』を3冊プレゼントさせていただきます。応募方法は、超WSのツイッター(@ultrasoccer)をフォローし、本日付の『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』のツイートをリツイートするだけです!! 奮ってご参加ください!!
◆東本貢司
▽「記録」はある意味で誤解を招く要因にもなってしまうことがある。時とともに、残された数字のデータだけが独り歩きし、真実の大半が記憶から薄らいでいくからだ。端的に、最終スコア1-0と3-0のゲームのいずれが内容的に僅差だったか、よほどのファンでも数カ月もすれば曖昧になってしまうだろう。かくていともたやすく、前者は接戦、後者は一方的な試合結果としてのみで「記録」の海に埋没してしまうことになる。
▽しかし、その「快挙」が「いかにして」成し遂げられたのか、「どのような状況下」で「どのような試練」を乗り越えた末だったのか、そもそも「なぜ」そんなことが出来たのかまでとなると、にわかに怪しくなってしまわないか? ひょっとしたら、当時のレギュラーイレヴン+を「すべて挙げよ」と問われて、「アンリ、ベルカンプ、ピレス、ヴィエラ、それから・・・・」以降は続かなくなる恐れもありそうだ。ましてや、これがアンチ・アーセナルやこの10年以内にプレミアに関心を持ち始めたファンともなれば、すべては「ただの記録」としてしか受け止められないに違いあるまい。
▽本書『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』は、著者エイミー・ロレンスが自ら当事者たちに当たって集めた膨大な「肉声」インタヴュー録をデータベースとして、あくまでも事実に忠実に、ときには情感のスパイスを巧みにふりかけつつ、丹念に、またドラマティックなタッチで紡ぎ上げ、上記の「?」をあますところなく解き明かした労作である。
▽そこには、物心ついた頃からの熱烈なアーセナルファンであり、また念願叶って「アーセナル番」ジャーナリストたるキャリアを積み上げ、クラブ関係者や「ハイベリー」のスタッフ、そしてサポーターたちからも厚く信頼され、慕われる地位を築いた著者の、その至上のアーセナル愛ゆえの、真実を正確に書き留めんとする覚悟と責任が脈打っている。
▽訳者として苦労し、またそれゆえに感心しきりだったのは、ほぼ全編にわたって事実と当事者の肉声にこだわった上での、えも言えぬドラマ仕立ての妙、その創造性と構成力。静と動、思索と熱気、感傷とウィットが、絶妙の間合いで縦横に織り込まれた読み応えは、ありきたりなスポーツノンフィクションの枠をはるかに超越して・・・・いや、手前みそにもつながる礼賛はこのくらいにしておこう。ここでは、数ある読みどころの“さわり”、エッセンスをいくつかご紹介させていただくことにする。
●アーセン・ヴェンゲルが精魂込めて創成した“インヴィンシブル・アーセナル”、その強さの秘訣の一つは、くどいほど「正確に」かつ限りなく「真剣勝負」で取り組んだ練習方法と内容にあった・・・・。
●その実力をピッチの上で十二分に発揮したプレーイングスタッフのほとんどが、入団の時点では「未完」もしくは「未知数」「無名」の存在だった。しかも、その大半がそれまで得意とし慣れ親しんでいた役割からの「変更」を指示され、ものの見事に花開いた・・・・。
●ヴェンゲルの巧みな「対話術」と「チーム改造」の妙。彼は一切「強要」はしなかった。あくまでも「ヒント、方法論」を提案し、プレーヤーたちを納得させるお膳立てに腐心した・・・・。
●プレーヤーたちは自発的にチームの「絆」を深める「触れ合いの場」と「意見交換の自由」を実践し、そこではヴェンゲルはあくまでも傍観者に徹し、「ファミリー」醸成の器と流れをそれとなく示した・・・・。
●「インヴィンシブル」は想像を絶する「試練」と常に背中合わせで達成された。そのハイライトは、「三冠から無冠へ?」の崖っぷちの試合で劣勢を跳ね返したドラマと、優勝確定後から「無敗」にたどり着くまでの身をよじるような「ジレンマと葛藤」・・・・。
▽以上はほんの一例。それぞれの「・・・・」の続きと中身は、是非、本書にてお確かめください。きっと、いくつもの「胸に迫る」何かに打たれることと、不肖ながら自信をもってお勧めします。(東本拝)
▽いかがだったでしょうか!? そして、ご興味を持っていただいた超WSユーザーの方々に朗報です!! 『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』を3冊プレゼントさせていただきます。応募方法は、超WSのツイッター(@ultrasoccer)をフォローし、本日付の『インヴィンシブル~アーセナルの奇跡』のツイートをリツイートするだけです!! 奮ってご参加ください!!
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