アトレティコがセビージャとの上位対決に完勝! グリーズマンが圧巻直接FK含む全ゴール演出!《リーガエスパニョーラ》

2017.03.20 02:23 Mon
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▽リーガエスパニョーラ第28節、アトレティコ・マドリーvsセビージャが19日にビセンテ・カルデロンで行われ、ホームのアトレティコが3-1で勝利した。
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▽4位アトレティコ(勝ち点52)と3位セビージャ(勝ち点57)による上位対決。この上位対決をホームで戦うアトレティコは、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)レバークーゼン戦をゴールレスドローで終えるも、1stレグのアドバンテージをきっちり生かして4年連続のベスト8進出を果たした。敵地での前回対戦で0-1の敗戦を喫したセビージャとのリターンマッチに向けては、レバークーゼン戦から先発3人を変更。出場停止明けのガビとフィリペ・ルイス、負傷明けのガメイロが復帰した。
▽一方、ナスリの退場やエンゾンジのPK失敗が響き、14日に行われたCLレスター戦に敗れたセビージャは、クラブ史上初のベスト8進出を逃した。心身ともに疲労を抱えるチームは、その試合から中4日でアトレティコとのビッグマッチに臨んだ。直近の公式戦3試合未勝利と、今季最大の不振に苦しむサンパオリ監督率いるチームは、レスター戦から先発2人を変更。パレハとイボーラに代えて、ラングレとマリアーノを起用し、[5-4-1]の布陣を採用した。

▽注目の上位対決は、開始直後にいきなりアクシデントが起こる。接触プレーのない場面で足を負傷したヴルサリコがプレー続行不可能となり、開始2分にフアンフランとの交代を強いられた。

▽キックオフ直後に交代枠を切ることになったアトレティコだったが、ホームサポーターの歓声を後押しに立ち上がりから相手を押し込む。13分にはカラスコのフィードに抜け出したガメイロがGKの前目のポジションを確認し、意表を突いたロングループシュートを放つ。だが、これはGKセルヒオ・リコが何とか触り、ボールはクロスバーを叩いた。
▽守護神のビッグセーブで失点を免れたものの、左ウイングバックにサラビア、ボランチにエスクデロ、1トップにナスリを据えるなど、本来のポジションとは別のポジションに選手を配置する奇策がハマらないセビージャは、各ポジションのウィークポイントばかりが目につき、なかなか流れを作れない。この状況を受けてサンパオリ監督は、前半半ばに選手たちのポジションを適材適所に配置し直す。すると、この変更をキッカケに押し返し始める。

▽一方、ガメイロの決定機以降、なかなかチャンスを作れずにいたアトレティコだったが、ビッグマッチで真価を発揮する闘将が得意のセットプレーからスコアを動かす。37分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのグリーズマンがファーサイドに浮き球のボールを入れる。これに反応したゴディンが豪快なヘディングで流し込んだ。

▽アトレティコの1点リードで折り返した後半、先に動きを見せたのはセビージャ。DFラングレを下げてFWヨベティッチをハーフタイム明けに投入し、アンカーにエンゾンジを配した[4-1-4-1]にシステムを変更した。

▽ここから攻勢に出たいセビージャだったが、組織的なプレスに加え、球際で強さを見せるアトレティコに前半以上に苦戦。中盤でボールを失っては相手の高速カウンターの餌食に遭い、後半立ち上がりにはカラスコ、グリーズマンに続けて決定機を許した。50分には左サイドのエスクデロからのクロスをサラビアがバックヒールで合わせるが、GK正面を突いた。

▽さらに、60分にはガメイロにドリブルで中央突破を許し、ボックス手前の危険なエリアでDFメルカドが痛恨のファウルを犯してしまう。すると、このFKからアトレティコに追加点が生まれる。ボックス手前やや右の位置で得たFKの場面でキッカーのグリーズマンが左足を振り抜くと、鋭いシュートがゴール右上隅のクロスバー内側を叩きゴールネットに吸い込まれた。

▽この追加点で勝利を大きく引き寄せたアトレティコは、得点直後の63分にガメイロを下げて、脳震とうから実戦復帰のトーレスが投入され、ビセンテ・カルデロンをさらに沸かせる。一方、流れを変えたいセビージャは65分にサラビア、イェデルを下げて、イボーラとコレアを同時投入した。

▽その後もアトレティコペースで試合が進む中、77分に試合を決定付ける3点目が生まれる。ショートカウンターから右サイドを持ち上がったグリーズマンのスルーパスに抜け出したフアンフランがボックス右ライン際でクロス。これをGKセルヒオ・リコが弾いたボールがゴール前でドフリーのコケの足元に転がり、コケは難なく流し込んだ。

▽敗色濃厚も意地を見せたいセビージャは、85分に左サイドを単騎突破で崩したコレアがボックス左に持ち込んで右足のシュートをゴール右隅に流し込み、一矢を報いた。だが、その後はトーレスに幾度も決定機が訪れるなど、お祭りムードの試合を3-1のままきっちり締めくくったアトレティコがホームで完勝。注目の上位対決を制したアトレティコが、リーグ戦3連勝を飾った。

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「一進一退の試合」1stレグのリード活かせずCL敗退…主将コケは「厳しい夜になった」

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ドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ブラントが、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 ブラントは16日にホームで行われたCL準々決勝2ndレグのアトレティコ・マドリー戦で先発。1stレグを1-2で落とし突破のためには勝利が必要な一戦、34分にボックス左でボールを受けたブラントが縦に仕掛けて左足を振り抜き先制すると、その後追加点を挙げてハーフタイムへ。後半一度は同点とされるも、FWニクラス・フュルクルク、MFマルセル・ザビッツァーのゴールで再び突き放し、4-2で勝利した。 この結果、2戦合計スコア5-4でドルトムントのCL準決勝進出が決定。貴重な先制点を挙げ、この試合の最優秀選手にも選出されたブラントは、壮絶な打ち合いを制して逆転突破を決められたことを喜んでいる。 「ファンにとっても、僕たちにとってもクレイジーな試合だった。そして、僕たちにとって、ファンにとって、そして世界中のフットボールファンにとって、今日は素晴らしい試合だったと思う」 「最優秀選手の受賞は嬉しいけど、僕にとってはマルセル・サビッツァーこそ最も重要な選手だったよ。そして、準決勝のPSG戦は非常に厳しいものになるだろうね。グループステージではホームだと良いプレーができたけど、アウェイではうまくいかなかった。これからはもっと良い試合がしたいし、当然決勝に進みたい」 2024.04.17 10:10 Wed

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