主力不在のユナイテッドがカランカ解任の19位ボロに辛勝!《プレミアリーグ》
2017.03.19 23:09 Sun
▽プレミアリーグ第29節、ミドルズブラvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にリバーサイド・スタジアムで行われ、アウェイのユナイテッドが3-1で勝利した。
▽前節、10人のボーンマス相手に痛恨のドローとなった6位ユナイテッドは、FAカップ準々決勝でもチェルシーに敗れ、公式戦3戦未勝利と調子を落とす。それでも、直近のヨーロッパリーグ・ラウンド16でロストフに勝ち切り、ELベスト8進出を果たした。その試合から中2日で行われる19位のミドルズブラ戦に向けては、ロストフ戦から先発7人を変更。
▽イブラヒモビッチとエレーラが共に出場停止、ポグバとブリントが負傷でメンバー外となった。そのため、最終ラインにバイリー、スモーリング、フィル・ジョーンズ、中盤はバレンシア、キャリック、フェライーニ、ヤングが並び。3トップにはリンガード、ラッシュフォード、マタが入った。
▽カランカ監督解任でアグニュー暫定指揮官の初陣となったミドルズブラは、立ち上がりから積極的な入りを見せる。対して直近2戦と同じ[3-4-3]の布陣を採用したユナイテッドは、開始7分に最初の決定機を作り出す。リンガードのスルーパスに抜け出したラッシュフォードがGKバルデスと一対一になるが、ここは元ユナイテッドのベテランGKの好守に阻まれる。
▽すると直後の12分にはミドルズブラに決定機。左サイドからカットインしたガストン・ラミレスが右足を振り抜くが、枠の右隅を捉えたシュートはGKデ・ヘアのビッグセーブに阻まれた。
▽かつての同僚の牙城を破れないユナイテッドだったが、前半半ばを過ぎてようやくゴールをこじ開ける。30分、左サイド深くに侵攻したヤングが右足に持ち替えてクロスを上げる。これをファーサイドで待ち構えていたフェライーニが冷静に頭で流し込んだ。
▽フェライーニのゴールで幸先良く先制に成功したユナイテッドは、その後もラッシュフォードのスピードを生かしたロングカウンターで追加点に迫る。その一方で、攻撃的なウイングバックの裏のスペースを突かれて幾度か際どいクロスを許したものの、リーグワーストの19得点という相手の拙攻にも助けられ、敵地での前半を1点リードで終えた。
▽迎えた後半もビハインドを追うミドルズブラがボールを保持し、ユナイテッドがロングカウンターで応戦する形が続く。前半同様に長い距離をスプリントするラッシュフォードとリンガードを起点に、高速カウンターを繰り出すユナイテッドは、幾度も数的優位か、同数のカウンターを仕掛けていくが、ラッシュフォードの判断が悪く、なかなか2点目に繫がらない。
▽それでも、攻勢を続けるアウェイチームは62分、カウンターで中央を持ち上がったリンガードが並走するマタとラッシュフォードをおとりにボックス手前中央から右足を一閃。このミドルシュートがゴール右上隅に突き刺さった。
▽リンガードの豪快弾で貴重な2点目を奪ったユナイテッドは、69分にマタを下げてロホを投入。この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更し、最終ラインをセンターバック4人で構成する超守備的な陣形で逃げ切りを図る。対するミドルズブラは、アダマ・トラオレ、ジェステデとフィジカル系アタッカーを同時投入し、ゴールを目指す。
▽その後はジェステデ、ネグレドの長身FWにシンプルなクロスとロングボールを蹴り込むミドルズブラがユナイテッドを押し込む展開に。すると77分、この形からゴール前で味方が競ったこぼれ球に反応したゴール前のジェステデが泥臭く流し込み、ホームチームが1点を返す。
▽この失点でバタ付き始めたユナイテッドは、試合終盤にかけてネグレドとジェステデのコンビにセンターバック4人の最終ラインが苦戦を強いられ、あわや同点というピンチを幾度も招く。88分と90分にはそのネグレドに続けてゴール前でシュートを許すが、何とか失点を免れる。
▽すると、後半アディショナルタイム3分、ユナイテッドのカウンターの流れからバックパスを受けたGKバルデスがボックス内で痛恨のスリップでボールロスト。これをかっさらったバレンシアが無人のゴールへ流し込み、試合を決定付ける3点目が入った。主力不在で格下ミドルズブラに大苦戦も何とか勝ち切ったユナイテッドが、リーグ戦2試合ぶりの勝利を収めた。
▽前節、10人のボーンマス相手に痛恨のドローとなった6位ユナイテッドは、FAカップ準々決勝でもチェルシーに敗れ、公式戦3戦未勝利と調子を落とす。それでも、直近のヨーロッパリーグ・ラウンド16でロストフに勝ち切り、ELベスト8進出を果たした。その試合から中2日で行われる19位のミドルズブラ戦に向けては、ロストフ戦から先発7人を変更。
▽カランカ監督解任でアグニュー暫定指揮官の初陣となったミドルズブラは、立ち上がりから積極的な入りを見せる。対して直近2戦と同じ[3-4-3]の布陣を採用したユナイテッドは、開始7分に最初の決定機を作り出す。リンガードのスルーパスに抜け出したラッシュフォードがGKバルデスと一対一になるが、ここは元ユナイテッドのベテランGKの好守に阻まれる。
▽すると直後の12分にはミドルズブラに決定機。左サイドからカットインしたガストン・ラミレスが右足を振り抜くが、枠の右隅を捉えたシュートはGKデ・ヘアのビッグセーブに阻まれた。
▽その後も拮抗した展開が続く中、23分にユナイテッドが続けて決定機を掴む。リンガードのスルーパスに抜け出したマタがボックス左でグラウンダーのクロス。これをゴール前に走り込んだラッシュフォードがワンタッチで合わすが、GKバルデスが見事な反応で弾き出す。このこぼれ球をファーで拾ったバレンシアが、すかさずシュートもニアを突いたシュートは再びバルデスに防がれた。
▽かつての同僚の牙城を破れないユナイテッドだったが、前半半ばを過ぎてようやくゴールをこじ開ける。30分、左サイド深くに侵攻したヤングが右足に持ち替えてクロスを上げる。これをファーサイドで待ち構えていたフェライーニが冷静に頭で流し込んだ。
▽フェライーニのゴールで幸先良く先制に成功したユナイテッドは、その後もラッシュフォードのスピードを生かしたロングカウンターで追加点に迫る。その一方で、攻撃的なウイングバックの裏のスペースを突かれて幾度か際どいクロスを許したものの、リーグワーストの19得点という相手の拙攻にも助けられ、敵地での前半を1点リードで終えた。
▽迎えた後半もビハインドを追うミドルズブラがボールを保持し、ユナイテッドがロングカウンターで応戦する形が続く。前半同様に長い距離をスプリントするラッシュフォードとリンガードを起点に、高速カウンターを繰り出すユナイテッドは、幾度も数的優位か、同数のカウンターを仕掛けていくが、ラッシュフォードの判断が悪く、なかなか2点目に繫がらない。
▽それでも、攻勢を続けるアウェイチームは62分、カウンターで中央を持ち上がったリンガードが並走するマタとラッシュフォードをおとりにボックス手前中央から右足を一閃。このミドルシュートがゴール右上隅に突き刺さった。
▽リンガードの豪快弾で貴重な2点目を奪ったユナイテッドは、69分にマタを下げてロホを投入。この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更し、最終ラインをセンターバック4人で構成する超守備的な陣形で逃げ切りを図る。対するミドルズブラは、アダマ・トラオレ、ジェステデとフィジカル系アタッカーを同時投入し、ゴールを目指す。
▽その後はジェステデ、ネグレドの長身FWにシンプルなクロスとロングボールを蹴り込むミドルズブラがユナイテッドを押し込む展開に。すると77分、この形からゴール前で味方が競ったこぼれ球に反応したゴール前のジェステデが泥臭く流し込み、ホームチームが1点を返す。
▽この失点でバタ付き始めたユナイテッドは、試合終盤にかけてネグレドとジェステデのコンビにセンターバック4人の最終ラインが苦戦を強いられ、あわや同点というピンチを幾度も招く。88分と90分にはそのネグレドに続けてゴール前でシュートを許すが、何とか失点を免れる。
▽すると、後半アディショナルタイム3分、ユナイテッドのカウンターの流れからバックパスを受けたGKバルデスがボックス内で痛恨のスリップでボールロスト。これをかっさらったバレンシアが無人のゴールへ流し込み、試合を決定付ける3点目が入った。主力不在で格下ミドルズブラに大苦戦も何とか勝ち切ったユナイテッドが、リーグ戦2試合ぶりの勝利を収めた。
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