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インシーニェが2戦連続ドッピエッタもナポリが格下相手に薄氷勝利《セリエA》2017.03.19 22:32 Sun

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Getty Images
▽セリエA第29節、エンポリvsナポリが19日にスタディオ・カルロ・カステラーニで開催され、アウェイのナポリが3-2で勝利した。

▽リーグ2連勝で2位ローマを勝ち点2差で追う3位のナポリが、指揮官の古巣である17位エンポリのホームに乗り込んだ一戦。前節、クロトーネを3-0で一蹴したナポリは、アンカーにジョルジーニョ、インサイドハーフにアランを起用した以外、現状のベストメンバーを起用してきた。

▽開始3分に古巣対戦のエル・カドゥーリに不用意なバックパスをヘディングシュートされるなど、ややバタ付く入りとなったナポリだったが、開始6分にいきなりゴールに迫る。ディオッセの不用意なバックパスをかっさらったメルテンスがボックス内でDFコスタに倒され、PKを獲得。だが、中央を狙ったメルテンスのキックはGKスコルプスキが懸命に残した足に防がれ、痛恨のPK失敗となった。

▽メルテンスのPK失敗でリズムを失うかに思われたアウェイチームだったが、セリエA屈指の攻撃力を誇る攻撃陣がこの逆境を難なく跳ね除ける。19分、左サイドのグラムが入れたクロスがボックス内で相手DFのクリアミスを誘うと、ゴール前でこぼれ球を拾ったインシーニェが巧みなファーストタッチから右足のシュートをニアサイドの絶妙なコースに流し込んだ。

▽勢い付くナポリは24分、過去にクラブOBのゾラ氏が残した「PKよりもFKのほうが簡単」という名言を再現するかのように、先ほどPK失敗のメルテンスが魅せる。ボックス手前やや右の位置で得たFKの場面でメルテンスが右足を振り抜くと、縦回転のかかったボールがゴール右上隅の捉え、GKの手を弾いたボールがネットを揺らした。

▽畳みかける攻めで余裕の展開となったナポリは、ここからややペースを落としてゲームコントロールしながらカウンターで3点目を狙う。すると38分、インシーニェのパスを受けたカジェホンがボックス右でDFパスクアルのファウルを誘い、この試合2本目のPKを獲得。これを今度はインシーニェがキッカーを務め、冷静にゴール左隅に流し込んだ。格下相手に攻撃陣が躍動したナポリが、前半のうちに試合を決めた。

▽大量リードの影響か、後半に入って攻守に集中力を欠き始めるナポリだが、必死に攻めるホームチームの反撃をきっちり受け止めて、失点は許さない。その後もエンポリペースが続くものの、試合はこう着したまま後半半ばへと突入していく。

▽押し込みながらも攻め手がないエンポリだったが、70分に古巣対戦のエル・カドゥーリが魅せる。ボックス手前中央で得たFKの場面で右足を振り抜くと、壁の間を抜けたシュートがゴール左隅に吸い込まれ、ホームチームが一矢報いる。

▽悪い流れの中で1点を返されたナポリは、ディアワラに続き77分にメルテンスに代えてジャッケリーニを投入、このまま逃げ切りを図る。だが、83分にはDFグラムがクルニッチをボックス内で倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのマッカローネに決められ、点差を1点に縮められる。

▽前半の大勝ムードから一転してまさかの厳しい展開となったナポリは、メルテンスを下げてセットプレーでも戦えるミリクを投入。試合終盤にかけては相手のパワープレーに晒されて大苦戦も、身体を張った守備で何とか失点を凌いだ。集中力の欠如から格下相手にまさかの薄氷勝利も、きっちり勝ち切ったナポリが、クラブ記録となるアウェイ5連勝を達成した。

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