岡崎先発のレスターが逆転で初のベスト8進出! ナスリ愚行にエンゾンジPK失敗のセビージャは初の8強ならず…《CL》2017.03.15 06:49 Wed

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▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、レスター・シティvsセビージャが14日にレスター・シティ・スタジアムで行われ、レスターが2-0で勝利した。この結果、2戦合計3-2としたレスターがベスト8進出を決めた。なお、レスターのFW岡崎慎司は先発出場し、64分までプレーした。

▽先月22日にセビージャのホームで行われた1stレグではセビージャが圧倒した中、2-1と先勝している。

▽劣勢ながらもヴァーディの一発でアウェイゴール1つを奪ったレスターは、その数日後に昨季プレミアリーグ優勝に導いたラニエリ監督を電撃解任。しかし、チームはそこからリーグ戦2連勝と復調。シェイクスピア監督を正指揮官とし、逆転突破を目指すレスターは、直近2試合と同じスタメンを採用。2トップには岡崎とヴァーディが並んだ。

▽一方、1stレグでレスターを一方的に押し込みながらもホアキン・コレアのPK失敗などで2ゴールを奪うに留まったセビージャは、その後のリーグ戦4試合を2勝2分けとしているが、ここ2試合は格下相手に引き分けており、ややチーム状態は下降気味。サンパオリ監督は多数の主力を温存した直近のレガネス戦からGKセルヒオ・リコ、ラミ、サラビアを除く8人を変更。ナスリやエンゾンジ、ビトロら主力が先発に復帰した。

▽いつも通りの[4-4-2]の布陣を採用したレスターに対して、立ち上がりの布陣に注目が集まったセビージャは、1stレグで採用した[4-1-4-1]から、トップ下にナスリ、1トップにイェデルを配した[4-2-3-1]でスタート。開始4分には右サイドをえぐったサラビアの折り返しをボックス右で受けたナスリに決定機も、ニアを狙ったシュートはGKシュマイケルの好守に阻まれた。

▽一方、2戦合計でビハインドに立つレスターは、前からボールを奪いに行く積極的な入りを見せる。11分にはセットプレーの流れからクリアボールに反応したドリンクウォーターがダイレクトボレーを狙うが、このシュートはゴール前の密集で相手DFにブロックされた。

▽その後は中盤で潰し合う展開が続く中、ホームのレスターが得意のセットプレーからゴールをこじ開ける。27分、ボックス左角手前でヴァーディが得たFKの場面でキッカーのマフレズが左足で速いボールを入れる。これがゴール前の混戦を抜けると、ファーサイドでモーガンの出した右足に当たったボールがゴール右隅に吸い込まれ、レスターが2戦合計スコアで逆転した。

▽やや不運な失点により2戦合計スコアで逆転を許したセビージャは、すぐさま反撃を開始。だが、先制した勢いを生かして出足鋭い守備を見せるホームチームに対して、ビルドアップの場面で苦戦。前線のタレントになかなか良い形でボールを供給できない。また、サイドで縦への仕掛けを狙うビトロとサラビアの両翼も、献身的なプレスバックで数的優位の守備を続ける相手の守備に挟み込まれ、局面を打開できない。30分にはエスクデロのヘディングパスを受けたイェデルがボックス付近で足を振り抜くが、このシュートは枠を捉えきれず。前半はレスターの1点リードで終了した。

▽迎えた後半、ビハインドを追うセビージャはメルカド、サラビアを下げて、ハーフタイム明けにマリアーノ、ヨベティッチを投入する二枚替えを敢行。この交代で長身MFイボーラをイェデルと2トップ気味に最前線に張らせ、右ウイングにビトロ、左ウイングにヨベティッチを配す[4-4-2]に布陣を変更した。53分にはエスクデロが意表を突いたロングシュートを放つが、ドライブ回転のかかったボールは左ポストの上部を叩き、同点ゴールとはならず。

▽一方、シンプルなカウンターで追加点を目指すレスターは、54分に貴重な2点目を奪う。岡崎のシュートのこぼれ球を繋ぎ、マフレズの右サイドからのクロスがDFラミのクリアミスを誘う。これをボックス中央で拾ったオルブライトンの左足シュートが、ゴール右隅の絶妙なコースに決まった。

▽これで勝ち抜けには2点が必要となったセビージャは、まずは1点を返して2戦合計スコアをタイに戻そうと、攻勢に出る。68分にはイェデルを下げて、最後の交代カードとして1stレグでゴールを決めているコレアを投入。対するレスターは64分、疲れが見え始めた岡崎を下げてセットプレー時の守備でも貢献できるスリマニをピッチに送り出した。

▽時間の経過と共にセビージャが押し込む展開となった中、73分にはボックス右のコレアが際どいシュートを放つが、これはGKシュマイケルが弾き出す。すると、この直後の74分には試合の流れを大きく左右するアクシデントが発生。ヴァーディと小競り合いを起こしたナスリにこの試合2枚目の警告が与えられ、セビージャはビハインドに加え、数的不利を背負うことになった。

▽それでも、諦めずに攻め続けるセビージャは79分、ボックス右に抜け出したビトロがGKシュマイケルに倒され、PKを獲得。このPKをキッカーのエンゾンジが右を狙って蹴るが、1stレグに続きGKシュマイケルに完璧に読み切られてセーブされ、千載一遇のチャンスを逸した。

▽その後、PK失敗で意気消沈となった10人のセビージャの反撃をきっちり凌ぎ切ったレスターが、ホームでの2ndレグを2-0で完勝。この結果、2戦合計3-2としたレスターが逆転でクラブ史上初のベスト8進出を果たした。

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