完勝ビルバオがバスク・ダービーでシーズンダブル! R・ガルシアの2戦連続PK弾にウィリアムズが13戦ぶりの今季3点目!《リーガエスパニョーラ》
2017.03.12 22:14 Sun
▽リーガエスパニョーラ第27節、ソシエダvsアスレティック・ビルバオによる“バスク・ダービー”が12日にアノエタで開催され、アウェイのビルバオが2-0で勝利した。
▽一方、バルセロナやレアル・マドリー、セビージャなど上位陣との対戦で勝ち点を落としているものの、バルベルデ監督の下で今季も安定した戦いぶりが続くビルバオは、直近のマラガ戦をラウール・ガルシアのPK弾で競り勝ち、敵地でのダービーでシーズンダブルを狙った。
▽強い雨が降りしきる中でスタートしたダービーは、前回対戦と同様に序盤から拮抗した展開が続く。ボールを保持して丁寧に繋ぐホームチームに対して、アウェイのビルバオはボールを奪ってから素早い切り替えでカウンターを仕掛けていく。
▽両チームを通じて最初の決定機は9分に訪れる。ラウール・ガルシアの絶妙なスルーパスに抜け出したイニャキ・ウィリアムズがボックス左でシュートを狙うが、これはGKルジの好守に阻まれる。
▽もったいない形から先制を許したソシエダは、すぐさま反撃を開始。34分には右サイドのベラからの絶妙なクロスをゴール前に飛び込んだファンミが頭で合わせるが、ここはGKアリザバラガのビッグセーブに遭う。さらに37分にはセットプレーの流れからイジャラメンディ、シャビ・プリエトがボックス内でシュートを狙うが、いずれも味方や相手DFにディフレクトしてしまい、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽迎えた後半、前がかりな入りを見せたソシエダは、50分にベラが後半最初のシュートを放つが、これを枠に飛ばすことができない。すると、ソシエダのミスからビルバオに追加点が生まれる。
▽56分、左サイドでのスローインからDFオドリオソラの不用意なGKへのバックパスをかっさらったウィリアムズが冷静にGKとの一対一を制し、昨年12月のエイバル戦以来となるリーグ戦13試合ぶりの今季3点目を奪った。
▽痛恨の2失点目を喫したソシエダは失点直後にファンミを下げて、バウティスタを投入。58分にはシャビ・プリエトのクロスからそのバウティスタに決定機も、ゴール前でのヘディングシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽一方、畳みかけたいビルバオは60分にムニアインを下げて、ベテランFWアドゥリスを投入。68分にはボックス左でレクエのパスを受けたアドゥリスが右足のコントロールシュートで追加点に迫るが、このシュートは右ポストを叩く。
▽後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、ビハインドを追うソシエダはカナレス、グラネロを投入。一方、逃げ切りを図るビルバオはイトゥラスペ、デ・マルコスを投入し、2点のリードを守り抜こうとする。その後、セットプレーの流れからラウール・ナバスやイニゴ・マルティネスのシュートでホームチームがゴールに迫るが、相手DFへのファウルやクロスバーに阻まれるなど、最後までゴールを奪うことはできず。
▽敵地で完勝のビルバオが今シーズンのバスク・ダービーで見事にシーズンダブルを達成。2連勝のチームは、トップ4争いに踏み止まることに成功した。一方、試合運びの拙さが響きダービー連敗のソシエダは、前日の試合で勝利したアトレティコとの勝ち点差が4に広がり、トップ4争いにおいて痛恨の敗戦となった。
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▽5位ソシエダ(勝ち点48)と、7位ビルバオ(勝ち点41)による今季2度目の“バスク・ダービー”。今季2度目のダービーを本拠地アノエタで戦うソシエダは、前々節に行われたエイバルとの自治州ダービーを試合終了間際の失点でドローに持ち込まれたものの、打ち合いとなった直近のベティス戦をきっちり勝ち切って4位アトレティコ(勝ち点49)との勝ち点差キープに成功した。▽強い雨が降りしきる中でスタートしたダービーは、前回対戦と同様に序盤から拮抗した展開が続く。ボールを保持して丁寧に繋ぐホームチームに対して、アウェイのビルバオはボールを奪ってから素早い切り替えでカウンターを仕掛けていく。
▽両チームを通じて最初の決定機は9分に訪れる。ラウール・ガルシアの絶妙なスルーパスに抜け出したイニャキ・ウィリアムズがボックス左でシュートを狙うが、これはGKルジの好守に阻まれる。
▽その後は的確にサイドバックの背後を狙うソシエダの時間がしばらく続くが、先にゴールをこじ開けたのはビルバオ。28分、イジャラメンディのハンドで得たFKの流れからボックス内でこぼれ球に反応したジェライ・アルバレスが、シャビ・プリエトに足をかけられて倒され、PKを獲得。これを前節に続きキッカーのラウール・ガルシアが狙うと、GKルジにコースを読まれたものの、ルジの身体の下を抜けたボールがゴールネットに吸い込まれた。
▽もったいない形から先制を許したソシエダは、すぐさま反撃を開始。34分には右サイドのベラからの絶妙なクロスをゴール前に飛び込んだファンミが頭で合わせるが、ここはGKアリザバラガのビッグセーブに遭う。さらに37分にはセットプレーの流れからイジャラメンディ、シャビ・プリエトがボックス内でシュートを狙うが、いずれも味方や相手DFにディフレクトしてしまい、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽迎えた後半、前がかりな入りを見せたソシエダは、50分にベラが後半最初のシュートを放つが、これを枠に飛ばすことができない。すると、ソシエダのミスからビルバオに追加点が生まれる。
▽56分、左サイドでのスローインからDFオドリオソラの不用意なGKへのバックパスをかっさらったウィリアムズが冷静にGKとの一対一を制し、昨年12月のエイバル戦以来となるリーグ戦13試合ぶりの今季3点目を奪った。
▽痛恨の2失点目を喫したソシエダは失点直後にファンミを下げて、バウティスタを投入。58分にはシャビ・プリエトのクロスからそのバウティスタに決定機も、ゴール前でのヘディングシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽一方、畳みかけたいビルバオは60分にムニアインを下げて、ベテランFWアドゥリスを投入。68分にはボックス左でレクエのパスを受けたアドゥリスが右足のコントロールシュートで追加点に迫るが、このシュートは右ポストを叩く。
▽後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、ビハインドを追うソシエダはカナレス、グラネロを投入。一方、逃げ切りを図るビルバオはイトゥラスペ、デ・マルコスを投入し、2点のリードを守り抜こうとする。その後、セットプレーの流れからラウール・ナバスやイニゴ・マルティネスのシュートでホームチームがゴールに迫るが、相手DFへのファウルやクロスバーに阻まれるなど、最後までゴールを奪うことはできず。
▽敵地で完勝のビルバオが今シーズンのバスク・ダービーで見事にシーズンダブルを達成。2連勝のチームは、トップ4争いに踏み止まることに成功した。一方、試合運びの拙さが響きダービー連敗のソシエダは、前日の試合で勝利したアトレティコとの勝ち点差が4に広がり、トップ4争いにおいて痛恨の敗戦となった。
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