フットサル界の“レジェンド”、ペスカドーラ町田のFP甲斐修侍が負傷…現役最後の全日本フットサル選手権は出場できず…《第22回全日本フットサル選手権》

2017.03.12 17:16 Sun
©超ワールドサッカー
▽ペスカドーラ町田は11日、今シーズン限りで現役引退を発表しているFPP甲斐修侍の負傷を発表した。

▽クラブ公式サイトによると、甲斐は8日に行われたトレーニング中に負傷。右足関節列離骨折、右足関節三角靭帯断裂により、全治2カ月となった。そのため、決勝トーナメントから出場する第22回全日本フットサル選手権ではプレーすることが不可能となり、ゼビオFリーグでの出場が現役最後のプレーとなった。
▽なおペスカドーラ町田は、今シーズンのゼビオFリーグプレーオフFinal Roundに進出したために、第22回全日本フットサル選手権は決勝トーナメントからの出場となる。昨シーズンの同大会ではクラブ史上初となる優勝を達成しており、これまでに名古屋オーシャンズだけが成し遂げた同大会連覇を目指す。
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【プレビュー】王座奪還か初の戴冠か!? 激戦必至のプレーオフファイナルを見逃すな!!《DUARIG Fリーグ》

▽20日、21日に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でDUARIG Fリーグ2017/2018 プレーオフ決勝の名古屋オーシャンズvsペスカドーラ町田が行われる。 ▽リーグ戦を1位で終えた名古屋は今回の決勝戦からプレーオフに登場。一方の町田は、13日に行われた1回戦でシュライカー大阪を3-2で撃破。続く準決勝の湘南ベルマーレとの“境川決戦”も3-2で勝利し、王座を懸けた最後の一戦への挑戦権を手にした。 ▽昨シーズンのプレーオフでも相まみえた両チーム。しかし、名古屋は準決勝で町田に、町田は決勝で大阪に敗れ、共にタイトルを逃した。史上初となる10度目の王座か初の栄冠か――。昨シーズンの雪辱を胸に、両チームが火花を散らす。 ◆新たなレギュレーションでガチンコ勝負 ▽昨シーズンまでは、レギュラーシーズン1位のチームに1勝のアドバンテージがあった。プレーオフを勝ち上がってきたチームは、決勝第1戦で敗れれば、その時点で優勝チームが決定。第2戦は実施されない可能性があった。 ▽しかし、今シーズンはリーグ1位のアドバンテージを廃止し、必ず2試合を行うことが決定。2試合で勝利数が多いチームが優勝チームとなり、リーグ戦の成績が反映されるのは、勝利数が同数になり、さらに2試合の得失点差が同数となった場合のみ。その際は、リーグ戦1位チームの優勝となる。 ▽つまり、リーグ戦の成績の重要度は低く、プレーオフ決勝の2試合で白黒つけるガチンコ対決。そんなプレーオフ決勝の見どころを紹介していく。 ◆注目ポイント1:リーグ戦の対戦成績<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽昨シーズン、初めてリーグタイトルを逃した名古屋。王座奪還に燃えるチームは、リーグ戦で他を寄せ付けない強さを見せ、27勝1分け5敗の勝ち点82で、2位の町田に11ポイント差を付け、ぶっちぎりでリーグ1位を決めた。159得点は今シーズンのリーグ最多得点であり、59失点もリーグ最少失点と数字上は全く隙がない状態でリーグ戦を終えた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽一方、町田は21勝8分け4敗の勝ち点71。敗戦数は名古屋よりも1つ少ない好成績を残し、リーグ戦10戦無敗でシーズンを終えるなど、尻上がりに調子を上げていった。しかし、勝ちきれない試合が多く、結果として名古屋の独走を許してしまった。63失点は名古屋に次ぐリーグ2番目の少なさ。フットサル日本代表GKピレス・イゴールを中心とした守備力は高い。一方で、104得点はリーグで6番目。決して多いとは言えなず、安定した守備で2位の成績を収めることに成功した。 ▽シーズンを通して上位を守り続けた両チームの対戦。攻守両面で好調を維持した名古屋、守備面で強みを見せた町田だが、今シーズンの対戦成績は町田が2勝1敗と勝ち越し。意外なことに、リーグで唯一名古屋に勝ち越している。 ▽最初の対戦となった第6節では名古屋の攻撃陣が町田を凌駕して8-0と大勝。しかし、第13節は2-1、第28節は2-0と町田が連勝を飾った。守備が堅い2チームの対戦だけに、プレーオフ決勝も直近2試合のようなロースコアが予想される。 ◆注目ポイント2:守備でも貢献する名古屋の助っ人トリオ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽名古屋がリーグ1位になった原動力は、ブラジル人トリオの活躍だ。開幕からチームに帯同していたブラジル代表FPラファは、シュートテクニックに秀でたゴールゲッター。それ以外にも、同じセットで起用される日本代表FP西谷良介やFP安藤良平らと良い関係を築き、コンビネーションプレーも多い。 ▽途中加入のブラジル人FPヴァルチーニョとブラジル代表FPルイジーニョは、異なるスタイルでチームに貢献。ヴァルチーニョは強靭なフィジカルを武器に前線で起点を作り、ルイジーニョはテクニカルなドリブルで相手の守備を切り裂く。両選手は同じセットで起用されることが多く、2人だけで簡単にシュートシーンを作ってしまうため、相手チームにとっては脅威となる。 ▽攻撃面に秀でた3人のブラジル人助っ人だが、彼らは守備でも大きな武器を持っている。個人技からの豪快なゴールなど、目に見える活躍に注目が集まりがちだが、ラファ、ヴァルチーニョ、ルイジーニョは守備でもチームに貢献。破壊力抜群の攻撃だけでなく、前線からの献身的な守備にも注目だ。 ◆注目ポイント3:組織力に打ち勝つ個の力<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽高いレベルの戦術、戦略を見せる両チーム。名古屋のペドロ・コスタ監督と町田の岡山孝介監督による駆け引きは必見で、その中で選手たちもハイレベルな攻防を見せる。一方で、高いレベルでの戦術的な戦いになるが故、クローズされた展開となりがちだ。 ▽そういった閉塞感を打破するのが個人技。中でも町田の日本代表FP室田祐希に注目だ。第28節の一戦はゴールレスで迎えた試合終盤の39分、自陣でボールを持った室田がドリブルを開始。名古屋の守備ブロックの間を上手くすり抜けながらボールを運んでミドルレンジからシュートを決めた。 ▽日本代表を率いるブルーノ・ガルシア監督から「さらしのときのアイディア・選択肢を増やしてもらった」ことでドリブルスキルに磨きがかかった室田。彼のドリブルは町田のカギを握る。 ◆注目ポイント4:兄弟対決<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽Fリーグは、兄弟でプレーする選手が多い。エスポラーダ北海道と町田の室田兄弟(兄:翔伍、弟:祐希)、デウソン神戸の森兄弟(兄:洸、弟:脩)、フウガドールすみだの清水兄弟(兄:誠也、弟:和也)。そんな中、最高の舞台で相見えるのが、サカイ兄弟だ。2009-10シーズンから名古屋でプレーする兄の酒井ラファエル良男は、2015年に日本に帰化。“セレソンに最も近い日系人”だった酒井は、帰化後に日本代表に選出され2016年のAFCフットサル選手権に出場した。 ▽そんな兄を超え、ブラジル代表でのプレー歴がある弟のダニエル・サカイは、2016-17シーズンに名古屋へ加入し兄弟でプレーした。しかし、シーズン終了後に退団すると、今シーズン途中から町田に加入。チームの主軸として活躍した。フットサルはポジションにとらわれない競技だけに、同じピッチに立てば壮絶なマッチアップを見せてくれるだろう。 ◆注目ポイント5:史上初の10度目優勝はどちらに?<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽Fリーグ開幕から9連覇を達成してきた名古屋だが、昨シーズンは初めてリーグ1位から陥落すると、プレーオフでは町田に敗戦。最終順位で3位となるなど屈辱のシーズンとなり、1960年代から70年代にプロ野球界を席巻していた読売ジャイアンツと同様に「V9」で連覇は止まった。王座を奪還し、史上最多となる10度目の優勝を果たせるかに注目だ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180119_24_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽そして、町田には10度目の優勝に王手をかけている選手がいる。日本代表FP森岡薫だ。名古屋の9連覇に貢献してきた絶対的エースは、10連覇を目指す2016-17シーズンを前に退団。町田に加入した森岡は、チームをプレーオフに導くと準決勝で古巣の名古屋を相手に値千金の先制ゴールを奪い、チームをプレーオフ決勝進出に導いた。 ▽古巣の10連覇を阻んだ森岡は個人での10連覇を目指したが、決勝でシュライカー大阪に敗戦し、初めてリーグタイトルを逃した。その悔しさから1年。森岡は「町田はそろそろ優勝しても良いチーム」と断言し、チームの成長に自信を見せた。 ▽“絶対王者”と呼ばれFリーグをけん引してきた名古屋か、Fリーグ最多273ゴールを記録し、前人未到の10度目の優勝を目指す森岡擁する町田か。11年目のFリーグ王者は、20日、21日のプレーオフ決勝で決する。 2018.01.20 12:00 Sat

フットサルメディアによる「フットサル大賞2016-2017」が開催! 大賞は大阪のアルトゥールが受賞!

▽日本フットサル最高峰のリーグ「Fリーグ」の開幕から10年が過ぎた今、メディアが選考する、“日本フットサルのバロンドール”が創設された。国内の6つのフットサルメディアが中心となって議論を交わし、国外で活動する日本人を含めて、国内フットサルプレーヤーおよび指導者などを表彰するアワード、「フットサル大賞」を実施。2016-2017シーズンを振り返りながら、最優秀選手賞やベスト5など、あらゆる受賞者が決定した。 ▽Fリーグを頂点にする日本フットサルは、2007年のFリーグ創設から10年が経過した今、まだ“メジャースポーツ”になったとは言えないものの、「するスポーツ」、「観るスポーツ」として、より多くの人の興味や関心を誘い、決して少なくない発展を遂げてきた。 ▽そうした中、特に「観るスポーツ」の観点から、日頃よりフットサルの取材を続けるメディアが、選手、監督のプレーや采配、そしてクラブの活動などを評価し、表彰するアワード、「フットサル大賞」を創設した。そして、審査を担当した国内の6つのフットサルメディアが、2016-2017シーズンを振り返りながら議論を交わし、最優秀選手賞やベスト5など、あらゆる賞の受賞者が決定した。 ▽シーズンを通して、もっとも優れた人物に送られる「マン・オブ・ザ・シーズン」は、満場一致でシュライカー大阪のアルトゥールが受賞。リーグ初制覇、全日本選手権優勝の2冠を達成したクラブにおいて、攻守のキーマンとして長時間ピッチでプレーし、申し分ない結果とインパクトを残した。Fリーグの年間MVPは小曽戸允哉に譲っていたものの、誰の目にも明らかな貢献度が、受賞の決定打となった。 ▽そのほか、単純な結果や成績だけにとらわれず、「なぜ、その賞にふさわしいのか」が徹底的に議論された結果、今回のアワードによって、「ベスト5」、「ブレイク賞」、「ベスト監督賞」、さらに特別賞として、メディアならではの視点が加わった「未来賞」、「広報活動賞」、「がっかり賞」といった賞が決定した。 ▽なお、「フットサル大賞2016-2017」選考審査の詳しい内容は、今後、各メディアでも発信されていく。今回決定した各賞は以下の通り。 ◆<span style="font-weight:700;">フットサル大賞2016-2017</span> 【選考対象期間】 2016年4月1日(金)〜2017年3月31日(金) 【選考対象者】 国外で活動する日本人を含む、国内選手および指導者、スタッフなど 【選考審査参加媒体】 菊地芳樹(ストライカーDX) ※審査委員長 太田武志(フットサルナビ) 河合拓(futsalX) 川嶋正隆(超ワールドサッカー) 軍記ひろし(futsalgraphic) 本田好伸(futsalEDGE) 【表彰】※所属クラブは2016-2017シーズン ◆<span style="font-weight:700;">マン・オブ・ザ・シーズン</span> アルトゥール(シュライカー大阪) ◆<span style="font-weight:700;">ベスト5</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170511_15_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>アルトゥール(シュライカー大阪) チアゴ(シュライカー大阪) 中井健介(ペスカドーラ町田) 星龍太(名古屋オーシャンズ) 西谷良介(フウガドールすみだ) ◆<span style="font-weight:700;">ベスト監督賞</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170511_15_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>木暮賢一郎(シュライカー大阪) ◆<span style="font-weight:700;">ブレイク賞</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170511_15_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>加藤未渚実(シュライカー大阪) ◆<span style="font-weight:700;">特別賞(広報活動賞)</span> 小曽戸允哉(シュライカー大阪) ◆<span style="font-weight:700;">特別賞(未来賞)</span> Fリーグ育成組織の選手 ◆<span style="font-weight:700;">特別賞(がっかり賞)</span> フットサル日本代表 2017.05.11 12:00 Thu

20年間を振り返り感謝の言葉を述べる甲斐「本当に多くの方々のご支援、ご協力があったことで今日を迎えられた」《甲斐修侍引退試合》

▽7日に町田市立総合体育館で、昨シーズン限りで現役を引退したペスカドーラ町田のFP甲斐修侍(45)の引退試合“JOGO DESPEDIDA”が行われた。 ▽引退試合が行われた後、甲斐の引退セレモニーが実施された。セレモニーのコメントは以下の通り。 ◆<span style="font-weight:700;">FP甲斐修侍</span>(ペスカドーラ町田) 「本日はお忙しい中、私、甲斐修侍の引退試合にお越しくださいまして誠にありがとうございます」 「(アリーナが暗転しスポットライトを浴びている状態のため)皆さんの顔が一切見えませんが…。とにかく、今日、この一日のためにたくさんご協力いただき、最高の空間で現役を終えることができたことを、心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」 「たくさん話したいことがありますが、まずは引退セレモニーを2月12日にさせてもらって、その時にもたくさん感謝の気持ちを話させていただきました。今日、この機会で話をさせていただく中で、何を話すべきか。そう考えたときに、やっぱり昔から、今年でFリーグが11年目を迎えるまでに一緒に歩んで戦ってきた仲間やスタッフ、協会関係者の方々、行政、地元、地域など本当に多くの方々のご支援、ご協力があったことで今日を迎えられたと思っています」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170508_35_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>「思い起こせば、97年にアズーというチームを結成しまして、中学時代の親友だった広山晴士。今は広山晴士監督で、エスポルチ藤沢の育成で頑張っている僕の幼馴染です。彼からフットサルをやろうと勧めていただいたことから、この世界に入るきっかけをいただきました」 「この状況を迎えるにあたり、たくさんの節目でたくさんの出会いがあり、たくさんの思い出が詰まった現役20年でした。アズーから始まり、今日、ここに来ているカスカベーウレジェンドチームのメンバーたちと、浜松で行われているリーガ天竜。そのリーガ天竜を主催しているマリオ安光さん、彼のリーグに参加することから僕たちは本気でフットサルにはまっていたっと、今でも鮮明に覚えています」 「そこからカスカベーウというチームを結成し、全日本を取りたいと、日本一になりたいとの思いで選手たちと毎日切磋琢磨をして、全日本を取ることができました。そして、先ほど花束をいただきました、現・バルドラール浦安の代表を務める塩谷さん、府中アスレティックの中村恭平さん、そしてたくさんの方と協力しスーパーリーグを開催しました」 「よく、スーパーリーグがFリーグのきっかけになったと言っていただけますが、とにかくあの当時はみんな、フットサルがうまくなりたくて、チームを強くしたくて、ただその気持ち一心で欠くチームで日々、切磋琢磨していたことを覚えています」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170508_35_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>「そこから今、当たり前のように行われているFリーグというこの大きな舞台が2007年からスタートし、あっという間に10年が過ぎました。こういった時間が簡単に過ぎるということの裏には、本当にたくさんの強力とご声援、フットサルを盛り上げたいという熱意があったからです」 「僕はこれで現役を引退し、自分がプレーしない生活を送ります。正直に言ってあまりピンと来ていなかったですが、たまたま3月の頭に骨折し、体を動かしたくても動かせない。引退試合の5月7日まで動けない状況で、久しぶりに体を動かして、やっぱりプレーは楽しいなと再認識しました」 「これからは育成でチームを盛り上げ、町田のホームアリーナを満員にする魅力あるチームを作ることを、クラブ全員、選手一同、一丸となって戦っていきたいと思います」 「そして今日は本当にたくさんのFリーグのチームの仲間が来てくれました。Fリーグでなくても地域の育成など、まだまだフットサルから離れることのない仲間がたくさん来てくれました。僕たちはこれから何ができるかと言えば、このフットサル界をさらに盛り上げる。各ホームゲームが満員になり、フットサルが本当に楽しい競技だということをたくさんの人にわかってもらえるように、全員で力を合わせてこれからもやっていきたいと思います」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170508_35_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>「これまでもみんなで話をしてやってきた20年でしたが、これからは僕も選手ではなくなり、より一層、他のチームの選手、他のチームの監督、コーチとも交流をもちながら、素晴らしいフットサルをできる限り、一人でも多くの人に知ってもらう。楽しいと思ってもらえるように全力を尽くしていきたいと思っています」 「長くなりましたが、これからまた第二のフットサル人生となりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。そしてペスカドーラ町田もさらに、プロ化を目指して全力で戦っていきたいと思いますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました」 2017.05.08 16:49 Mon

フットサル界の“レジェンド”、ペスカドーラ町田のFP甲斐修侍が引退試合を実施!! かつての盟友に加え世界のレジェンドFPファルカンも参戦!!《甲斐修侍引退試合》

▽7日に町田市立総合体育館で、昨シーズン限りで現役を引退したペスカドーラ町田のFP甲斐修侍(45)の引退試合“JOGO DESPEDIDA”が行われた。 ▽甲斐の最後の勇姿となる今回の引退試合では、ペスカドーラ町田レジェンドとペスカドーラ町田の前身チームであるカスカベーウレジェンド、そして甲斐の友人たちで構成されたKAI SHUJI FRIENDSの3チームが対戦。 ▽KAI SHUJI FRIENDSでは、2004年のフットサルW杯で得点王となり、2004年、2008年には最優秀選手を受賞した“フットサル界の皇帝”ことブラジル代表FPファルカンが参戦。さらにMr.Childrenのヴォーカル・桜井和寿氏とのユニット「ウカスカジー」のメンバーとしてペスカドーラ町田の応援ソングである「勝て! ペスカドーラ町田」を歌うGAKU-MC氏も参加した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/f20170507_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽第一試合ではペスカドーラ町田レジェンドとカスカベーウレジェンドの親子対決が実現。ペスカドーラ町田レジェンドとしてピッチに立った甲斐は、FP藤井健太、FP大地悟、FP橋本圭悟らと共演。試合は2-3でペスカドーラ町田レジェンドが勝利した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/f20170507_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽続く第二試合では、カスカベーウレジェンドとKAI SHUJI FRIENDSが対戦。甲斐はカスカベーウレジェンドの一員としてピッチに立つと、今度はかつての盟友であるFP市原誉昭、FP前田喜史、FP相根澄らと共演。この試合では1ゴールを奪うと、参加した全選手がピッチになだれ込み甲斐を胴上げする場面が見られた。試合は8-4でKAI SHUJI FRIENDSが勝利している。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/f20170507_1_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽最後の第三試合では、KAI SHUJI FRIENDSとペスカドーラ町田が対戦。甲斐はKAI SHUJI FRIENDSとしてプレーし、試合は4-3で終了。しかし参加者の粋な計らいで約1分間の追加タイムが与えられると、これまた粋な計らいでKAI SHUJI FRIENDSにPKが与えられる。キッカーは当然、甲斐が務めるも、なんとこのシュートを外してしまう。会場全体が笑いに包まれる中、蹴り直しとなり、今度はゴールマウス左隅にしっかりと蹴り込み試合は終了。5-3でKAI SHUJI FRIENDSが勝利した。試合後、甲斐は再び参加者全員に胴上げされ、現役最後のプレーを終えた。 2017.05.07 22:14 Sun

すみだが1点差を守りきり府中との準決勝へ!! 前回王者の町田が早くも姿を消す…《第22回全日本フットサル選手権》

▽18日に東京の国立代々木競技場第一体育館で、第22回全日本フットサル選手権準々決勝、フウガドールすみだ(Fリーグ/東京都)とペスカドーラ町田(Fリーグ/東京都)の東京ダービーが行われ、2-1ですみだが勝利した。 ▽準々決勝第3試合では、1次ラウンドのグループDを首位で通過したすみだと、Fリーグ2016/2017プレーオフFinal Roundに進出した町田のダービーマッチとなった。試合はお互いに相手陣内までボールを運ぶことができるもののフィニッシュの形が作れない硬い展開となった。 ▽それでも5分にすみだはボックス右でボールを受けた清水が反転シュートを放つと、6分には栗本がミドルシュートで町田を脅かす。町田も7分に横江が仕掛けてシュートまで持ち込んだが、ここはサイドネットを揺らした。 ▽7分にはすみだが太見の落としから宮崎がダイレクトで狙ったが、クロスバーを超える。19分には町田が右キックインの流れで森岡が入れたシュート性のパスに金山が飛び込むが合わせられず。前半終了間際にはお互いにチャンスを作り出したが決めきれないままハーフタイムを迎えた。 ▽後半は立ち上がりに試合が動きを見せる。開始53秒、ボックス内でボールを受けた宮崎が中央から左に流れると見せかけてフェイントを入れる。マーカーの体勢を崩すと右足で蹴り込んですみだが試合の均衡を破った。 ▽このゴールで勢いに乗ったすみだは24分、ロングボールに抜け出した清水が反転シュートを狙うがここは枠を外してしまった。26分には滝田がボールをかぶったところを見逃さなかった太見が右サイドから逆サイドにパス。宮崎がGKと一対一を迎えるが、ループシュートはイゴールに止められて追加点とはならない。それでも28分、相手陣内でロングボールの落としを受けた清水がネットを揺らして、すみだが2点目を奪った。 ▽リードを広げられた町田は29分に森岡が強引にシュートまで持ち込むが決めきれず。35分には左CKの流れで金山が逆サイドで合わせるがここも決めきれず。すると町田は36分から篠崎をGKに置いたパワープレーを開始。37分には横江、篠崎とつないで最後は金山がフィニッシュに持ち込むが、ここでもボールは枠を捉えきれない。 ▽しかし38分には右サイドの深い位置でボールを受けた金山の折り返しを森岡がねじ込んで町田が1点差に迫る。残り25秒では篠崎の強烈な左足のミドルシュートが枠を捉えたが、GK大黒がセーブ。試合はそのまま終了を迎え、すみだが府中の待つ準決勝に進出。一方、前回大会の王者である町田はベスト8での敗退となった。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">フウガドールすみだ 2</span>-1 ペスカドーラ町田 【すみだ】 宮崎曉(21分) 清水和也(28分) 【町田】 森岡薫(38分) 2017.03.18 17:18 Sat
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