【六川亨の日本サッカー見聞録】U-20でも遜色ない久保の凄さ2017.03.09 15:05 Thu

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▽3月8日、小平市にあるFC東京の練習場には100人を超す報道陣と600人以上のファンが集結した。お目当ては、FC東京とU-20日本代表候補のトレーニングマッチに、15歳の久保建英(たけふさ)が招集されたからだ。45分ハーフの試合で久保は後半から登場すると、51分にボールを受けて反転すると、DF2人を次々に抜き去り左足でシュート。これはバーを越えたが、53分には原輝綺(新潟)のドリブル突破から岩崎悠人(京都)がつないだボールをワントラップ後に左足で突き刺して追加点を奪った。

▽ゴールシーンについて久保は「ただ決めるだけの簡単なゴール。あそこは決めなきゃいけなかった」と冷静沈着に振り返っていた。ピッチでは簡単にフリーになってパスを受けると、いともたやすくマーカーを抜き去る。しかし、いま目の前で話しをしているのは、黒い詰襟の(ちょっと汚れたような)学生服を着た、正真正銘の中学生だ。他の選手が所属するJクラブのスーツを着ているのと比べ、そのギャップに違和感を覚えずにはいられない。

▽もしも今年5月に韓国で開幕するU-20W杯に出場すれば、2世代飛び級の快挙となる。なぜなら本来なら久保は、2021年に開催される同大会の資格保持者だからだ。もしも2019年と2021年のアジア予選を突破して本大会出場を決めれば、3大会連続出場という記録更新の可能性もある。過去にはメッシ(2005年に18歳で出場して得点王とMVPを受賞)や、日本なら平山相太ら2大会連続出場のケースはあるが、さすが3大会連続はない。

▽そんな久保のプレーで何がすごいのか。当日はカメラで彼のプレーを追ったことで分かったことがある。例えばカズや香川は“またぎフェイント”、いわゆるシザースフェイントを使うが、久保にはこれといったフェイントはない。しかし、対戦相手の体重移動、つま先立ちならタックルの足を出せるが、カカトが地面に着いていると咄嗟に足を出すことができない。それを本能的に察知して、ちょっとした体の向きで相手を誘い、ひらりとかわしているように見えた。ここらあたりも和製メッシと言われるゆえんだろう。

▽3月15日には韓国で本大会の抽選会が行われる。果たして日本はどのグループに入るのか。そして久保は最終メンバーにエントリーされるのか。久保自身はU-20W杯について、「世界トップレベルで活躍している選手もいると思うので、どのくらいの力なのか比べたいし、将来的に避けて通れない人たちだと思うので挑戦したい」と、気負うことなく抱負を語る。学生服に身を包んだ中学生が、こんなにも堂々としたコメントを発信する。驚かされるのはプレーだけではない、日本サッカー界の宝と言っていいだろう。

▽蛇足だが、3月15日の抽選会を日本から取材に訪れようとしたあるメディアは、10日に朴槿恵大統領の弾劾訴追に関する決定を宣告することに加え、北朝鮮の金正男氏が殺害された事件の影響で、取材を拒否されたそうだ。今月28日からはアジアカップ最終予選がスタートするが、平壌での試合は安全が確保されないとして、マレーシアサッカー協会はAFCに対し中立的な第3国に変更するよう要請している。こちらの成り行きも気になるところだ。
【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。

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【六川亨の日本サッカー見聞録】ドイツ人選手9人目のポドルスキと1FCケルンの関係

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【六川亨の日本サッカー見聞録】第4回レフェリーブリーフィング「誤審を認めることで不信感の払拭に期待」

▽昨日19日は、毎月恒例のレフェリーブリーフィングが行われた。これは直近1か月のJ1~J3の試合で、疑問のあったジャッジについて試合後に両チームのGMなどと意見交換し、後日VTRで確認してジャッジの正当性を検証するという試みだ。 ▽結果はチーム関係者(監督やコーチを含む)と選手に伝えた後、メディアにも実際のシーンを再現しながら上川・JFA審判委員会副委員長が解説する。今回は6月1日から7月19日までの全166試合で意見交換し、そのうち36シーンでレフェリーの判断ミスがあったことが報告された。 ▽「フィジカルチャレンジ」の場合なら、6月25日の磐田対FC東京戦で、後半15分にFC東京のピーター・ウタカが両足タックルでクロスを上げようとしている選手の足下に飛び込んだ。ゲームではイエローだったものの、「両足の裏を見せ、体が宙に浮いている状態でのタックルは勢いをコントロールできない危険なプレー」と上川氏は指摘し、レッドが妥当だったと解説した。 ▽同じように、7月5日の川崎F対浦和戦では、後半41分にエドゥアルドが李忠成の左膝にタックルを見舞った。このプレーもイエローだったが、エドゥアルドのタックルは足の裏を見せ、ボールではなく左膝へ、さらに「足が伸びきった危険な状態」(上川氏)でのタックルだったため、これもレッドが妥当だとの判断を示した。幸い大事には至らなかったものの、一歩間違えれば選手生命の危機につながりかねない危険なプレーだ。今後はこうしたVTRによる検証が、危険なプレーを未然に防ぐ抑止力になってほしい。 ▽「ペナルティーエリア内のインシデント(危険発生の可能性=PKかどうか)では、気の毒な例も報告された。7月8日のJ2リーグ、千葉対讃岐戦でのことだ。アウェーの讃岐が3-2のリードで迎えた後半35分、千葉が右サイドから攻め込みクロスを上げた。これがペナルティーボックス外(ぎりぎりでボックス外)にいた讃岐の選手の右手に当たり、主審は千葉にPKを与えた。 ▽しかしVTRで確認すると、「意図的に手をつかったわけではない」ものの、「ボールが手に当たったことで、その反動で手が横に開いたため、主審は故意に手を使ったと誤審した」と上川氏は説明。さらにPKというジャッジについても、「主審の位置が遠いため、正確な判断ができなかったかもしれないし、副審の位置からも選手が重なって見にくかったようです」と説明した。 ▽讃岐にとっては、3-2とリードしていたものの、PKで同点に追いつかれると、その3分後にも決勝点を許して3-4と逆転負けを喫した。「PKさえなければ」と悔やまれるシーンだっただろう。 ▽誤審を認めても、結果が覆るわけではない。しかし、誤審をうやむやにしていては、審判への不信は募るばかりだ。そして再び同じ主審でのゲームとなったら、「またあの主審か」と選手も先入観を持ってプレーする可能性がある。それは両者にとってマイナス材料だけに、誤審を認めることで両者の誤解が解け、気持ちよくプレーできることを期待したい。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2017.07.20 12:45 Thu
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【六川亨の日本サッカー見聞録】久保建英がトップチームの練習に合流。期待されるJ1デビュー

▽7月12日の天皇杯の3回戦は、筑波大学の快進撃が続いている。2回戦の仙台に続き、3回戦では福岡にも完勝した。その12日は、天皇杯の2回戦で長野にPK負けを喫したFC東京の取材で小平グラウンドを訪れた。 ▽午前中にもかかわらず、うだるような暑さの中で、8対8のゲームを3グループで繰り返していた。昨日は新外国人選手の張賢秀(チャン・ヒョンス)と、リッピ・ヴェローゾの加入が正式発表されるからだ(発表は午後5時以降)。チャン・ヒョンスは韓国代表DFで、3年半前にもFC東京に在籍した。大学卒業後、初めてプロのキャリアをスタートさせたのがFC東京だった。 ▽リッピは20歳のブラジル人で、かつてFC東京やG大阪で活躍したルーカスの紹介で、6月から練習生としてプレーしていたが、晴れてプロ契約を結ぶことができた。縦はハーフコートで、横幅を狭めたピッチで、チャン・ヒョンスは3DFのCBでプレー。キャプテンの森重が足首の負傷で離脱しているだけに、彼の加入はチームにとっても心強いことだろう。 ▽そんなチャン・ヒョンスと同じ白いビブスを着て、中盤で俊敏に動いている選手がいる。いったい誰だろうと確認したら、久保健英だった。トップチームの選手に混じっても、当たり負けせず、プレースピードも遜色はない。チームメイトの足を引っ張るどころか、互角にプレーするあたり、並の16歳ではないことが伺い知れる。 ▽そしてゲーム中は、彼独特の、ボールが欲しい時に手の平を上に向け、指を内側に「来い」という合図を味方に送る。無駄に動かず、ほんの一瞬の間にポジションを変えることでフリーになる巧さは相変わらずだ。 ▽篠田監督は「久しぶりにトップチームに入ってきても、いいプレーを見せた」と褒めつつ、「ボールを失う回数が目立ったので、一緒に練習すれば馴染んで行くだろう」と、今後もトップチームで練習させることを示唆していた。 ▽このままトップチームで練習すれば、もしかしたら今シーズン中にJ1デビューがあるかもしれない。11人対11人の紅白戦ではどのポジションに入るのかも楽しみだ。久保のプレーを見たいファンは、小平での練習見学をお勧めする。ただし、まだ握手やサイン、記念撮影といったファンサービスには対応していない。 ▽練習後の久保は、クラブハウス2階の食堂で、一人アクエリアスのペットボトルを飲みながら、スマホに夢中になっていた。そんな姿を見ると、やはり普通の高校生なんだなと実感させられる。同僚の記者によると、先輩の石川直宏から「身長は何センチ伸びた」と聞かれると、「171センチですが、まだまだ伸びます」と答えていたそうだ。 ▽あらゆる意味で久保の成長を心待ちにしているサッカーファンは多いのではないだろうか。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2017.07.13 20:52 Thu
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【六川亨の日本サッカー見聞録】コンフェデ杯やはり最後に勝つのはドイツだった

▽ロシアで開催されたコンフェデ杯は、世界王者のドイツが南米チャンピオンのチリを1-0で下して初優勝を飾った。結果こそ順当だが、ドイツは平均年齢24歳と“代表Bチーム"の布陣。リーグ戦が終わったばかりの開催とあって、主力抜きでの快挙だった。 ▽ドイツといえば、96年のEUROで優勝した際に、開催国の解説者を務めたガリー・リネカーが「サッカーは11人でやるスポーツだが、最後に勝つのはドイツだ」と名言を残した。それだけ強さの際立つ国でもあった。 ▽古くは66年イングランドW杯で準優勝すると、70年メキシコW杯は3位。74年に自国で開催したW杯で2度目の優勝を遂げる。78年アルゼンチン大会でベスト8に終わると、フォクツ監督は批判にさらされた。それでも82年スペインW杯と86年メキシコW杯は準優勝。そして90年イタリアW杯では3度目の優勝を果たす。 ▽94年アメリカW杯と98年フランスW杯は、いずれもベスト8で敗退。さらに00年のEUROはグループリーグで敗退すると、サッカー大国の威信をかけて「自国選手の育成プログラム」を立ち上げ、長期的な強化に取り組んだ。 ▽とはいえ、2年後の日韓W杯で準優勝すると、06年の自国開催となったW杯でも3位となりクローゼが得点王を獲得。10年南アW杯も3位でトーマス・ミュラーが得点王と、それなりに安定した成績を残している。 ▽それでもドイツにとって、W杯やEUROでベスト8や3位では満足のできる成績ではなかったのだろう。日本だけでなく、ブラジル以外の国からすれば羨ましくなるほど高い目標設置だ。そして14年ブラジルW杯では王国を粉砕して4度目の世界王者に輝く。コンフェデ杯優勝はW杯連覇への“足慣らし"といったところだろうか。 ▽さて、そのコンフェデ杯だが、今大会を最後に大会方式の見直しが検討されている。夏の開催だと今回のドイツのように、“2軍"チームを送り込んでくる可能性が広まるのと、次回のW杯はカタール開催のため、コンフェデ杯もW杯同様に11月~12月開催になることが予想されているからだ。 ▽国内リーグの日程を2年連続して秋春から、春秋開催に変更することへの抵抗感。それにともなうCLやELの日程調整など、ヨーロッパの国々からすれば大きな負担になる。一番手っ取り早い解決策は、最近もFIFAの内部調査で招致に疑惑のあったカタール開催を取りやめ、招致に手を上げた日本やアメリカで開催すること。 ▽しかし、それも早く決めないと代替国の準備は間に合わない。さらに現在のカタールは、政治的・宗教的な対立からサウジアラビアを始めUAEなど中東5カ国から国交を断絶され、人的にも物資的にも交流が滞っていると聞く。まだ22年のW杯まで5年の猶予があるものの、果たして間に合うのか。最近のFIFAは民主的になったものの、以前のような強力なリーダーシップを発揮できていない印象があるだけに、こちらも気になるところだ。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2017.07.06 13:08 Thu
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【六川亨の日本サッカー見聞録】障がい者サッカーの日本代表ユニが完成。第一陣は電動車椅子の日本代表が着用

▽障がい者サッカーの日本代表統一ユニフォームの発表会が6月29日にJFAハウス1階のヴァーチャルスタジアムで開催された。これまで障がい者サッカーは独自路線を歩んできたが、昨年4月に7つの障がい者サッカー競技団体が「日本障がい者サッカー連盟(JIFF)」を設立し、JFA(日本サッカー協会)の加盟団体となった。北澤豪JIFF会長によると「新年度はパートナー企業8社で資金面をサポートしてくれた」そうだ。 ▽各団体はそれぞれ日本代表として国際大会に参加してきたものの、ある1つの願いがあった。それは「SAMURAI BLUEと同じユニフォームでワールドカップやパラリンピックに出たい」というものだった。 ▽今回、日本代表の統一ユニフォームが発表されるということで、彼らの願いが実現するのか期待したものの、残念ながら希望は叶わなかった。その理由を出席した田嶋JFA会長は「選手はSAMURAI BLUEのユニフォームを着たいとの希望があったが、実現できなかった。それは今まで協賛してきた企業の歴史があるため」と話し、「それでも半歩進んだ」と将来に含みを持たせた。 ▽新しいユニフォームは、フィードプレーヤーがオールブルーとオールホワイトの2種類で、GKはオールグリーンとオールイエローの2種類。いずれもアディダス製で、2021年の3月までサプライヤーとしてサポートすることが決まっている。 ▽では、なぜSAMURAI BLUEのユニフォームを着ることができないか、田嶋会長の言葉をもう少し詳しく説明すると、日本代表にはオフィシャルサプライヤーとしてアディダス ジャパンが、オフィシャルパートナーとしてキリン3社がある。さらにサポーティングカンパニーとしてセゾンカード、トヨタ、日本航空、みずほフィナンシャルグループ、KDDI(au)など8社がつき、オフィシャルタイムキーパーとしてタグホイヤーがある。 ▽ところが、冒頭で北澤会長が述べたように、JIFFにもavexや城南信用金庫、東京海上日動、三菱商事、日本マクドナルドなど8社のスポンサーがいる。さらに各連盟にも、例えば一番スポンサーの多いブラインドサッカーには、アクサ生命保険、全日空、SMBC日興證券、味の素、参天製薬など12社のスポンサーがついている。 ▽「簡単に言えばスポンサーバッティングです」と言うのはJIFFの松田専務理事だ。各スポンサーとの契約にもよるが、SAMURAI BLUEを広告に使えるのは日本代表をスポンサードしている企業に限られる。このため、おいそれと「障がい者サッカーもSAMURAI BLUEと同じユニフォームを着ていいですよ」とは言えないのだ。 ▽前出の松田専務理事によると「JFAで関連部署が集まり、ユニフォームについて話し合いをしたが、そんなに簡単なものではなかった。7団体と議論して、時間はかかるが、だからといって待ち続けることはできない。統一しようと去年の8月にまとまり、アディダスと相談・交渉し、今年3月に合意した。条件面を交渉し、7団体13チーム全体のユニフォームを作る。このことで7団体は1つになって世界と戦える」ことになった。 ▽来月には電動車椅子サッカーの第3回W杯がアメリカで開催される。なんとか完成が間に合って、29日のお披露目となった。日の丸の下には各競技団体のロゴマークが入る。SAMURAI BLUEの八咫烏(やたがらす)の使用に関しても、アディダスとは細かい契約事項があり、現在も契約期間中のため使うことができない。 ▽最後に、障がい者サッカーにはどんな競技があるのか簡単に説明しておこう。 ・アンプティサッカー(足や手に切断障がいのある人が行う7人制サッカー。義足・義手を外しロフトストランドクラッチで体を支えながらプレー)。 ・CPサッカー(脳の損傷によって運動障がいがある人が行うサッカー)。 ・ソーシャルフットボール(精神障がいのある人が行うフットサル、サッカー)。 ・知的障がい者サッカー(知的障がいのある人が行う11人制のサッカー)。 ・電動車椅子サッカー(自立歩行のできない障がいを持った人が行うサッカー)。 ・ブラインドサッカー(視覚障がいのある人が行う5人制のサッカーで、GKは健常者が務め、音の出るボールとコーチの声を頼りにプレー。唯一パラリンピックの正式種目)。 ・ろう者サッカー(聴覚障がいのある人が行うサッカー。審判は笛ではなくフラッグなどを使用し、視覚情報を頼りにプレーする)。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2017.06.29 18:14 Thu
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