大敗を喫しファンに謝罪したベジェリン…前半のパフォーマンスについては手応え

2017.03.08 11:54 Wed
Getty Images
▽アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンが、5-1で敗戦を喫したチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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▽2月15日に行われた1stレグで5-1と大敗を喫したアーセナル。大逆転に向けて攻勢をかけたアーセナルは前半に先制するも、後半にPKを与えて失点。その際にDFローラン・コシエルニーが退場し10人となると、4失点を喫し、2戦連続で1-5と大敗を喫した。
▽この試合に先発下したベジェリンは、大敗をファンに謝罪。フランス代表DFローラン・コシエルニーが退場してから、悪い方向に向かったと明かした。

「なぜこのような結果になったのか、本当に傷ついている。前半、チームは全てを捧げた。非常に難しいことだと思っていたが、チームは諦めず、最初の1分からチームは向かっていった。PKの後、状況が悪い方向に進んだ。それから取り戻すことはとても難しいことだとわかっていた」

「自分たちのパフォーマンスを見て、この状況から学び、土曜日(FAカップ)に焦点を当てる必要がある。別の大会では上手く行っているし、そのための準備をする必要がある」
「ファンがスタジアムから早く帰っていくのを見て、本当に心が傷んだ。一日の終りに、僕たちは彼らのためにプレーし、僕たちの後ろに居る彼らが幸せになることを望んだ。早く帰って行くのを見て、傷ついている」

「残りのシーズンで、彼らを幸せにするだけだ。チームメートと上手くやれる可能性をわかっているし、今日のスタートと同じやり方で全ての試合でプレーするだけで良いと思っている。そういったサッカーをしていれば、良いポジションにいけるだろう」

「ファンのみんなには謝らなくてはいけない。なぜなら、もっと良いプレーをしたいと思っているからだ」

▽前半戦は1-0で折り返したアーセナル。ベジェリンは、バイエルンを押しこんでいる時間帯もあったことに手応えを感じているようだ。

「チームは良いサッカーができることを実証したと思う。だから、一貫する必要がある。今日の試合のスタートと同じやり方で、全ての試合をスタートさせる必要がある。一貫性と効率性が必要なだけであり、今夜の試合からポジティブな要素を見つけなければいけない。特に前半はたくさんあった。それらを生かし、上手くシーズンを終えなくてはいけないね」

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