逆転負けのフランクフルト、長谷部の日本人ブンデス最多出場記録更新を勝利で飾れず…《ブンデスリーガ》
2017.03.06 05:48 Mon
▽フランクフルトは5日、ブンデスリーガ第23節でフライブルクをホームに迎え、1-2で敗戦した。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場している。
▽この試合に勝利して嫌な流れを断ち切りたいフランクフルトは、コンパクトなディフェンスから複数人でプレスをかけ、相手に自由を与えない。すると12分、フランクフルトが先制点を奪う。最終ラインのヘクターからのロングボールがボックス手前に落ちると、これにレビッチが反応。体を寄せて潰れると、こぼれたボールを拾ったフルゴタが左足を振り抜いて、ゴールネットに突き刺した。
▽幸先の良いスタートを切ったフランクフルトは23分、追加点のチャンスを迎える。ボックス左でパスを受けたタワサが中央にクロスを供給すると、フリーになったブルームが左足で合わせたが、これは枠を捉えることができない。
▽するとその直後、フライブルクに一瞬の隙を突かれる。25分、ハーフウェイライン付近からホフラーに縦パスを入れられると、このボールで最終ラインの裏に抜け出したニーダーレヒナーにGKフラデツキーがかわされ、同点弾を許してしまう。
▽後半に入ると、フライブルクに押し込まれる展開が続く。56分、ボックス左手前でのパス回しから最後は、グリフォにゴール右上隅を捉えられるも、GKフラデツキーが落ち着いて対処する。我慢の時間が続くフランクフルトだったが59分、逆転を許してしまう。自陣中央でのパス回しから中盤を崩されると、グリフォが最終ラインの裏にスルーパス。抜け出したニーダーレヒナーに、一対一を制される。
▽追う立場となったフランクフルトは65分にMFバルコク、74分にFWタラシャイ、80分にMFマイヤーを投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、守備固めに徹したフライブルクの前に、シュートチャンスを作ることができない。終了間際、フランクフルトはボックス手前でFKを獲得するも、フルゴタの直接FKは枠を捉えることができず、そのまま試合終了。逆転負けでリーグ4連敗を喫したフランクフルトは、長谷部の日本人ブンデス最多出場記録更新を勝利で飾ることができなかった。
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▽前節のヘルタ戦に0-2で敗れ、リーグ戦3連敗となった6位フランクフルト(勝ち点35)が、9位のフライブルク(勝ち点30)を本拠地コメルツバンク・アレーナに迎えた一戦。フランクフルトは、直近のDFBポカール準々決勝のビーレフェルト戦から先発メンバーを3人変更。ダビド・アブラアムとバルコク、マイヤーに代えて、オチプカと長谷部、フルゴタを起用した。3バックの真ん中で起用された長谷部は、この試合で奥寺康彦氏の持つ日本人ブンデス最多出場記録を235試合に更新した。▽幸先の良いスタートを切ったフランクフルトは23分、追加点のチャンスを迎える。ボックス左でパスを受けたタワサが中央にクロスを供給すると、フリーになったブルームが左足で合わせたが、これは枠を捉えることができない。
▽するとその直後、フライブルクに一瞬の隙を突かれる。25分、ハーフウェイライン付近からホフラーに縦パスを入れられると、このボールで最終ラインの裏に抜け出したニーダーレヒナーにGKフラデツキーがかわされ、同点弾を許してしまう。
▽振り出しに戻されたフランクフルトは32分、長谷部の左CKからファーサイドに走りこんだレビッチが頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、ガシノビッチがGKシュウォローを妨害したという判定が下され、ゴールが取り消される。フランクフルトは勝ち越しのチャンスをモノにできず、1-1で試合を折り返す。
▽後半に入ると、フライブルクに押し込まれる展開が続く。56分、ボックス左手前でのパス回しから最後は、グリフォにゴール右上隅を捉えられるも、GKフラデツキーが落ち着いて対処する。我慢の時間が続くフランクフルトだったが59分、逆転を許してしまう。自陣中央でのパス回しから中盤を崩されると、グリフォが最終ラインの裏にスルーパス。抜け出したニーダーレヒナーに、一対一を制される。
▽追う立場となったフランクフルトは65分にMFバルコク、74分にFWタラシャイ、80分にMFマイヤーを投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、守備固めに徹したフライブルクの前に、シュートチャンスを作ることができない。終了間際、フランクフルトはボックス手前でFKを獲得するも、フルゴタの直接FKは枠を捉えることができず、そのまま試合終了。逆転負けでリーグ4連敗を喫したフランクフルトは、長谷部の日本人ブンデス最多出場記録更新を勝利で飾ることができなかった。
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