レオ・シルバ移籍後初ゴールに新守護神クォン・スンテが土壇場PKストップ! 甲府に競り勝った鹿島が今季初勝利!《J1》
2017.03.04 16:13 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第2節のヴァンフォーレ甲府vs鹿島アントラーズが4日に山梨中銀スタジアムで行われ、アウェイの鹿島が1-0で勝利した。
▽FC東京との開幕戦を落とした昨シーズンの王者鹿島は、直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のグループE第2節でも敵地でムアントン・ユナイテッド(タイ)に敗れて公式戦2連敗。巻き返しを図る今節は、開幕節でガンバ大阪と引き分けた甲府とのアウェイゲームに臨んだ。石井監督はムアントン戦から先発5人を変更し、小笠原や金崎、遠藤康、土居らを先発に復帰させ、金崎とペドロ・ジュニオールが2トップを組んだ。
▽一方、ホーム開幕戦で今季初勝利を目指す甲府は河本に代わって堀米を先発で起用した以外、G大阪戦と同じスタメンを選択した。
▽開始2分に右サイドからのクロスをボックス中央で受けた金崎が鋭い反転からシュートを狙うが、これはGK岡の果敢な飛び出しに阻まれる。それでも、勢い付いて押し込む鹿島は、7分にも伊東の浮き球パスに抜け出した金崎がフィニッシュに持ち込むなど、畳みかける攻めを見せる。
▽一方、自陣に引いて相手の攻撃を吸収しながらウイルソンと堀米の2トップを起点としたカウンターで活路を見いだそうとする甲府は、サイドに流れてボールを引き出すウイルソンが際どいクロスを供給するなど、“一発”を狙いに行く。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、前半同様に粘り強く戦う甲府がセットプレーからゴールに迫るなど、前半同様に拮抗した展開が続く。この流れの中で56分には足がつった堀米に代わって、河本が投入された。
▽後半に入ってなかなか攻撃の形を作れない鹿島だったが、63分に待望の先制点を奪う。左サイドで仕掛けたペドロ・ジュニオールが折り返したボールを金崎がワンタッチで流すと、これをボックス手前中央で受けたレオ・シルバがワントラップから右足のハーフボレーシュート。これがゴール左隅に突き刺さった。
▽レオ・シルバの移籍後初ゴールで均衡を破った鹿島は、ここから畳みかけたいところだったが、連戦の疲労の影響か、なかなかエンジンがかかり切らない。この状況を受けて、石井監督は71分に遠藤康に代えて鈴木、85分にはペドロ・ジュニオールを下げて、より守備的な永木を投入し、逃げ切り態勢に入る。
▽一方、ホーム開幕戦で負けられない甲府は、黒木や道渕を投入して同点ゴールを目指す。すると、試合終了間際にウイルソンが頭で流したボールに反応した道渕が、ボックス内でDF山本に倒されてPKを獲得。これをキッカーのウイルソンが左を狙ってシュートするが、開幕戦で失点に絡むミスを犯していた鹿島GKクォン・スンテが完璧に読み切って、値千金のPKストップ。
▽この直後に試合はタイムアップ。レオ・シルバの移籍後初ゴールに、新守護神のPKストップで勝ち切った昨季王者鹿島が、公式戦の連敗をストップし、今季J1初勝利を手にした。一方、敗れた甲府は今季初黒星となった。
▽FC東京との開幕戦を落とした昨シーズンの王者鹿島は、直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のグループE第2節でも敵地でムアントン・ユナイテッド(タイ)に敗れて公式戦2連敗。巻き返しを図る今節は、開幕節でガンバ大阪と引き分けた甲府とのアウェイゲームに臨んだ。石井監督はムアントン戦から先発5人を変更し、小笠原や金崎、遠藤康、土居らを先発に復帰させ、金崎とペドロ・ジュニオールが2トップを組んだ。
▽開始2分に右サイドからのクロスをボックス中央で受けた金崎が鋭い反転からシュートを狙うが、これはGK岡の果敢な飛び出しに阻まれる。それでも、勢い付いて押し込む鹿島は、7分にも伊東の浮き球パスに抜け出した金崎がフィニッシュに持ち込むなど、畳みかける攻めを見せる。
▽一方、自陣に引いて相手の攻撃を吸収しながらウイルソンと堀米の2トップを起点としたカウンターで活路を見いだそうとする甲府は、サイドに流れてボールを引き出すウイルソンが際どいクロスを供給するなど、“一発”を狙いに行く。
▽その後は金崎とペドロ・ジュニオールが積極的に背後を狙う形から鹿島に続けて決定的な場面が訪れるが、最後の場面で精度を欠き、なかなかシュートを枠に飛ばせない。逆に、35分にはレオ・シルバからボールを奪った堀米のパスからカウンターを浴び、ボックス右からウイルソンに強烈なシュートを浴びるが、こちらもシュートが枠を捉えず、拮抗した前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、前半同様に粘り強く戦う甲府がセットプレーからゴールに迫るなど、前半同様に拮抗した展開が続く。この流れの中で56分には足がつった堀米に代わって、河本が投入された。
▽後半に入ってなかなか攻撃の形を作れない鹿島だったが、63分に待望の先制点を奪う。左サイドで仕掛けたペドロ・ジュニオールが折り返したボールを金崎がワンタッチで流すと、これをボックス手前中央で受けたレオ・シルバがワントラップから右足のハーフボレーシュート。これがゴール左隅に突き刺さった。
▽レオ・シルバの移籍後初ゴールで均衡を破った鹿島は、ここから畳みかけたいところだったが、連戦の疲労の影響か、なかなかエンジンがかかり切らない。この状況を受けて、石井監督は71分に遠藤康に代えて鈴木、85分にはペドロ・ジュニオールを下げて、より守備的な永木を投入し、逃げ切り態勢に入る。
▽一方、ホーム開幕戦で負けられない甲府は、黒木や道渕を投入して同点ゴールを目指す。すると、試合終了間際にウイルソンが頭で流したボールに反応した道渕が、ボックス内でDF山本に倒されてPKを獲得。これをキッカーのウイルソンが左を狙ってシュートするが、開幕戦で失点に絡むミスを犯していた鹿島GKクォン・スンテが完璧に読み切って、値千金のPKストップ。
▽この直後に試合はタイムアップ。レオ・シルバの移籍後初ゴールに、新守護神のPKストップで勝ち切った昨季王者鹿島が、公式戦の連敗をストップし、今季J1初勝利を手にした。一方、敗れた甲府は今季初黒星となった。
|
関連ニュース