途中出場のイボーラが2ゴールに絡む大仕事! セビージャが敵地での白熱ダービーを逆転で制す!《リーガエスパニョーラ》
2017.02.26 02:26 Sun
▽リーガエスパニョーラ第24節、ベティスvsセビージャの“セビージャ・ダービー”が25日にベニト・ビジャマリンで行われ、アウェイのセビージャが2-1で逆転勝利した。
▽[5-3-2]の守備的な布陣を採用するホームのベティスに対して、[3-3-3-1]の攻撃的な布陣で臨んだセビージャだったが、立ち上がりから闘争心をむき出しにして前からボールを奪いにくるベティスに押し込まれる。
▽後方からのビルドアップが機能せず、球際での勝負でも劣勢を強いられたセビージャは、ルベン・カストロに前線で起点を作られると、21分にはボックス中央のペトロスに右ポストを掠める際どいシュートを許す。さらに26分にはルベン・パルドのFKからマンディにクロスバー直撃のヘディングシュートを打たれた。
▽すると37分、劣勢のセビージャはボックス手前で与えたFKの場面で壁の間を巧みに抜いたドゥルミジに左足の直接FKを右隅に決められ、先制点を許してしまった。
▽すると、このシステム変更で勢いを取り戻したセビージャは、57分に追いつく。相手陣内で得たFKの場面でナスリがゴール前に入れた浮き球のボールをイボーラが頭で合わせる。このシュートはGKアダンに防がれるが、こぼれ球に詰めたメルカドが押し込んだ。
▽早い時間帯に試合を振り出しに戻したセビージャは、ここから完全に試合の主導権を奪い返し、持ち味の後方からの質の高い繋ぎからサイドを起点に多くの決定機を創出する。
▽一方、流れを変えたいベティスは75分、サナブリアとトスカに代えてアレグリア、マルタンを同時投入し、ゴールをこじ開けにかかる。すると、ベティスの選手交代直後に試合が動く。
▽76分、相手陣内右サイドでFKを得たセビージャは、キッカーのナスリがゴール前にクロスを入れる。混戦で競り勝ったエンゾンジが頭で流したボールに反応したイボーラが、飛び出したGKアダンより先にボールを触り、ゴールネットに流し込んだ。
▽途中出場のイボーラが2点に絡む活躍で逆転に成功したセビージャは、試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるベティスを相手にうまくボールを動かしながら時間を進めていく。そして、試合終了間際のパワープレーも危なげなく凌ぎ切り、試合はタイムアップ。後半のシステム変更とイボーラ投入がハマってベティス相手にシーズンダブル達成のセビージャが、リーグ戦3連勝を飾った。一方、善戦も宿敵相手に屈辱的な敗戦を喫したベティスは、ビクトル・サンチェス体制で初のホームゲームでの黒星となった。
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▽14位ベティスと3位セビージャが対峙する今季2度目のダービー。リーグ戦2連勝中のセビージャは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレスター・シティ戦でもアウェイゴールこそ献上したものの、2-1の勝利を収めた。ビクトル・サンチェス新監督就任以降、ホームで7戦無敗(3勝4分け)を継続するベティスとのビッグマッチに向けては、レスター戦から先発3人を変更。負傷のラングレに代えて負傷明けのパレハ、マリアーノとコレアに代わってメルカド、フランコ・バスケスが先発に入った。▽後方からのビルドアップが機能せず、球際での勝負でも劣勢を強いられたセビージャは、ルベン・カストロに前線で起点を作られると、21分にはボックス中央のペトロスに右ポストを掠める際どいシュートを許す。さらに26分にはルベン・パルドのFKからマンディにクロスバー直撃のヘディングシュートを打たれた。
▽すると37分、劣勢のセビージャはボックス手前で与えたFKの場面で壁の間を巧みに抜いたドゥルミジに左足の直接FKを右隅に決められ、先制点を許してしまった。
▽1点ビハインドに加え、前半をシュート0で終える低調な戦いに終始したセビージャのサンパオリ監督は、精彩を欠いたバスケス、サラビアを諦め、後半頭からイボーラとイェデルを投入。この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更した。
▽すると、このシステム変更で勢いを取り戻したセビージャは、57分に追いつく。相手陣内で得たFKの場面でナスリがゴール前に入れた浮き球のボールをイボーラが頭で合わせる。このシュートはGKアダンに防がれるが、こぼれ球に詰めたメルカドが押し込んだ。
▽早い時間帯に試合を振り出しに戻したセビージャは、ここから完全に試合の主導権を奪い返し、持ち味の後方からの質の高い繋ぎからサイドを起点に多くの決定機を創出する。
▽一方、流れを変えたいベティスは75分、サナブリアとトスカに代えてアレグリア、マルタンを同時投入し、ゴールをこじ開けにかかる。すると、ベティスの選手交代直後に試合が動く。
▽76分、相手陣内右サイドでFKを得たセビージャは、キッカーのナスリがゴール前にクロスを入れる。混戦で競り勝ったエンゾンジが頭で流したボールに反応したイボーラが、飛び出したGKアダンより先にボールを触り、ゴールネットに流し込んだ。
▽途中出場のイボーラが2点に絡む活躍で逆転に成功したセビージャは、試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるベティスを相手にうまくボールを動かしながら時間を進めていく。そして、試合終了間際のパワープレーも危なげなく凌ぎ切り、試合はタイムアップ。後半のシステム変更とイボーラ投入がハマってベティス相手にシーズンダブル達成のセビージャが、リーグ戦3連勝を飾った。一方、善戦も宿敵相手に屈辱的な敗戦を喫したベティスは、ビクトル・サンチェス体制で初のホームゲームでの黒星となった。
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