ラウンド16進出チームが決定! ユナイテッドやローマ勝ち抜けもスパーズやビルバオが敗退…躍進ベルギー勢が最多3チーム《EL》
2017.02.24 08:03 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグが22日と23日に行われ、ラウンド16進出チームが決定した。
▽グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われる今回のラウンド32。白熱のホーム&アウェイの2試合を勝ち抜いたのは、マンチェスター・ユナイテッドやローマ、リヨン、ボルシアMGといった強豪チームと、トッテナムやゼニトといった優勝候補を蹴散らした伏兵ベルギーの3チーム、イベリア勢として唯一の勝ち抜けとなったセルタなどの16チーム。
▽優勝候補筆頭のイングランド勢では、ホームでの1stレグで3-0の大勝を収めたユナイテッドが、敵地での2ndレグでもフランスの古豪サンテチェンヌ相手にMFムヒタリャンのゴールできっちり勝ち切り、危なげなくラウンド16進出を決めた。
▽一方のトッテナムは、CLグループステージに続きELでも勝負弱さをみせ、格下ヘント相手にホームで行われた1stレグのアドバンテージを生かされ、2戦合計2-3で敗退。2ndレグでは開始早々にMFエリクセンのゴールで2戦合計スコアをイーブンに戻すも、不運なオウンゴールからの失点、前半終了間際のMFデレ・アリの一発退場が響き、最終的に2-2のドローで終えた。2ndレグでは数的不利を背負いながらも勇敢な戦いを見せただけに、低調なアウェイでの1stレグがもったいなかった。
▽また、実力者同士の対戦となったローマvsビジャレアル、フィオレンティーナvsボルシアMGの2つのカードでは、イタリア勢に明暗が分かれた。敵地で行われた1stレグで堅守ビジャレアルを4-0で粉砕したローマは、FWゼコやFWサラーを温存した2ndレグでDFリュディガーの退場などもあり、0-1で敗戦も2戦合計4-1でラウンド16進出を決めた。
▽また、EL3連覇のセビージャの後を継ぎ4連覇を目指したスペイン勢では、前述のビジャレアルと共にビルバオが格下アポエル相手に2ndレグで0-2の敗戦を喫し、2戦合計3-4での敗退に。その一方で、グループステージ唯一の全勝となった強豪シャフタール相手にホームでの1stレグを0-1で落としたセルタは、敵地での2ndレグで1-0で90分間の戦いを終えると、迎えた延長後半にMFカブラルの値千金の決勝点が生まれ、スペイン勢として唯一の勝ち残りとなった。
▽その他のカードでは、代表チームが近年躍進を見せているベルギー勢のヘント、アンデルレヒト、ゲンクが、それぞれトッテナム、ゼニト、アストラを撃破してラウンド16進出。ベスト16に最多3チームが勝ち残り、ELの舞台でも躍進を見せている。
▽日本人選手が所属する2チームでは、DF内田篤人が2試合共に招集外となったシャルケが、3-0で勝利した1stレグのアドバンテージを生かしてPAOK相手に2戦合計4-1で順当に勝ち抜け。一方、MF瀬戸貴幸が共に先発出場したアストラは、ゲンクホームの2ndレグを0-1で落とし、2戦合計2-3で敗退となった。
▽なお、ラウンド16の組み合わせ抽選会は24日に行われる。23日に行われたELラウンド32・2ndレグの結果は以下のとおり。
◆ELラウンド32・2ndレグ結果
▽2/22(水)
フェネルバフチェ 1-1(AGG:1-2) FCクラスノダール
サンテチェンヌ 0-1(AGG:0-4) マンチェスター・ユナイテッド
シャルケ 1-1(AGG:4-1) PAOK
▽2/23(木)
オスマンルシュポル 0-3(AGG:0-3) オリンピアコス
アポエル 2-0(AGG:4-0) ビルバオ
アヤックス 1-0(AGG:1-0) レギア・ワルシャワ
ベシクタシュ 2-1(AGG:5-2) ハポエル・ベエルシェバ
ローマ 0-1(AGG:4-1) ビジャレアル
ゼニト 3-1(AGG:3-3) アンデルレヒト
コペンハーゲン 0-0(AGG:2-1) ルドゴレツ
フィオレンティーナ 2-4(AGG:3-4) ボルシアMG
ゲンク 1-0(AGG:3-2) アストラ
リヨン 7-1(AGG:11-2) AZ
シャフタール 0-2(AGG:1-2) セルタ
スパルタ・プラハ 1-1(AGG:1-5) ロストフ
トッテナム 2-2(AGG:2-3) ヘント
▽グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われる今回のラウンド32。白熱のホーム&アウェイの2試合を勝ち抜いたのは、マンチェスター・ユナイテッドやローマ、リヨン、ボルシアMGといった強豪チームと、トッテナムやゼニトといった優勝候補を蹴散らした伏兵ベルギーの3チーム、イベリア勢として唯一の勝ち抜けとなったセルタなどの16チーム。
▽一方のトッテナムは、CLグループステージに続きELでも勝負弱さをみせ、格下ヘント相手にホームで行われた1stレグのアドバンテージを生かされ、2戦合計2-3で敗退。2ndレグでは開始早々にMFエリクセンのゴールで2戦合計スコアをイーブンに戻すも、不運なオウンゴールからの失点、前半終了間際のMFデレ・アリの一発退場が響き、最終的に2-2のドローで終えた。2ndレグでは数的不利を背負いながらも勇敢な戦いを見せただけに、低調なアウェイでの1stレグがもったいなかった。
▽また、実力者同士の対戦となったローマvsビジャレアル、フィオレンティーナvsボルシアMGの2つのカードでは、イタリア勢に明暗が分かれた。敵地で行われた1stレグで堅守ビジャレアルを4-0で粉砕したローマは、FWゼコやFWサラーを温存した2ndレグでDFリュディガーの退場などもあり、0-1で敗戦も2戦合計4-1でラウンド16進出を決めた。
▽一方、苦戦した敵地での1stレグをFWベルナルデスキの直接FK弾で競り勝ち大きなアドバンテージを得たが、ホームでの2ndレグではFWカリニッチ、MFボルハ・バレロのゴールで2点を先行する余裕の展開から、MFシュティンドルにハットトリックを許すなど、ここから瞬く間の4失点を喫し、痛恨の逆転での敗退となった。
▽また、EL3連覇のセビージャの後を継ぎ4連覇を目指したスペイン勢では、前述のビジャレアルと共にビルバオが格下アポエル相手に2ndレグで0-2の敗戦を喫し、2戦合計3-4での敗退に。その一方で、グループステージ唯一の全勝となった強豪シャフタール相手にホームでの1stレグを0-1で落としたセルタは、敵地での2ndレグで1-0で90分間の戦いを終えると、迎えた延長後半にMFカブラルの値千金の決勝点が生まれ、スペイン勢として唯一の勝ち残りとなった。
▽その他のカードでは、代表チームが近年躍進を見せているベルギー勢のヘント、アンデルレヒト、ゲンクが、それぞれトッテナム、ゼニト、アストラを撃破してラウンド16進出。ベスト16に最多3チームが勝ち残り、ELの舞台でも躍進を見せている。
▽日本人選手が所属する2チームでは、DF内田篤人が2試合共に招集外となったシャルケが、3-0で勝利した1stレグのアドバンテージを生かしてPAOK相手に2戦合計4-1で順当に勝ち抜け。一方、MF瀬戸貴幸が共に先発出場したアストラは、ゲンクホームの2ndレグを0-1で落とし、2戦合計2-3で敗退となった。
▽なお、ラウンド16の組み合わせ抽選会は24日に行われる。23日に行われたELラウンド32・2ndレグの結果は以下のとおり。
◆ELラウンド32・2ndレグ結果
▽2/22(水)
フェネルバフチェ 1-1(AGG:1-2) FCクラスノダール
サンテチェンヌ 0-1(AGG:0-4) マンチェスター・ユナイテッド
シャルケ 1-1(AGG:4-1) PAOK
▽2/23(木)
オスマンルシュポル 0-3(AGG:0-3) オリンピアコス
アポエル 2-0(AGG:4-0) ビルバオ
アヤックス 1-0(AGG:1-0) レギア・ワルシャワ
ベシクタシュ 2-1(AGG:5-2) ハポエル・ベエルシェバ
ローマ 0-1(AGG:4-1) ビジャレアル
ゼニト 3-1(AGG:3-3) アンデルレヒト
コペンハーゲン 0-0(AGG:2-1) ルドゴレツ
フィオレンティーナ 2-4(AGG:3-4) ボルシアMG
ゲンク 1-0(AGG:3-2) アストラ
リヨン 7-1(AGG:11-2) AZ
シャフタール 0-2(AGG:1-2) セルタ
スパルタ・プラハ 1-1(AGG:1-5) ロストフ
トッテナム 2-2(AGG:2-3) ヘント
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