瀬戸先発出場もゲンクに敗れたアストラがラウンド32敗退…《EL》

2017.02.24 07:21 Fri
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▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグ、ゲンクvsアストラが23日にクリスタル・アレナで行われ、ホームのゲンクが1-0で勝利した。この結果、2戦合計3-2としたゲンクがラウンド16進出を決めた。なお、アストラのMF瀬戸貴幸は、82分までプレーしている。

▽アストラは、クラブ史上初のEL決勝トーナメントでの試合となったホームでの1stレグを瀬戸の劇的同点弾で辛くも2-2のドローに持ち込んだ。アウェイゴール2つを与えているため、勝利か3点以上を奪ってのドローが求められる敵地での2ndレグに向けては、瀬戸やテイシェイラなど主力が先発に入った。
▽立ち上がりからホームのゲンクペースで進む展開の中、自陣に押し込まれるアストラは守護神のルングを中心に粘り強い守備で失点を防ぐ。時間の経過と共にカウンターが機能し出したアストラは、前半終盤にかけてニクラエ、ブデスクに決定機が訪れるが、いずれも仕留めきれない。

▽ゴールレスで迎えた後半も一進一退の攻防が続く中、67分に均衡が破れる。相手陣内左サイドで得たFKの場面でゲンクのキッカー、ポスエーロが右足でファーポストを狙ったシュートを放つと、やや目測を誤ったGKルングの頭上を越えたボールがネットに吸い込まれた。

▽この失点で逆転には2点が必要となったアストラは、1stレグで瀬戸のゴールをアシストしたフロレアやバスを続けて投入。さらに82分には瀬戸に代えてヨニツァをピッチに送り込み、リスクを冒した攻めに出る。
▽だが、ベテランMFブッフェルを入れてゲームコントロールを優先する戦い方にシフトしたホームチームを前に決定機らしい決定機を作り出せず、試合はこのままタイムアップ。2戦合計2-3となったアストラのラウンド32敗退が決定した。
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ルーマニアのサッカークラブに八百長の影が忍び寄っていると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。<br><br>ヨーロッパリーグにも出場している瀬戸貴幸所属のアストラにも疑いの目が向けられている。問題となっているのは、1月25日に行われたポーランドのポゴニとの親善試合(3-1でポゴニが勝利)だ。<br><br>この試合では、アストラに対して不可解なPKが与えられた。ところがアストラの選手が放ったシュートは驚くほど弱く、GKが簡単に処理した。すると主審がやり直しを命じるが、やり直しのPKでもアストラの選手のシュートは枠を大きく外れている。<br><br>加えて、この試合の主審はブルガリア人のクリスティアン・カタナ氏と発表されながらも、実際はルーマニア人だったことが判明している。外見から疑われないためか、わざわざ髪型を坊主にし、ヒゲまで生やす変装ぶりだった。<br><br>1月17日に行われたCFRクルージュ対UFA戦(2-0)や1月25日のアムカル対ボトシャニ戦(0-3)でも、主審の国籍詐称が行われていた。これらの試合でもPKを失敗したり、やり直しを命じる場面があり、話題となっている。<br><br>いずれも親善試合ではあるが、八百長の可能性があるのではないかと疑いの目が向けられている。<br><br><br>提供:goal.com 2017.02.17 17:14 Fri
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