ホームで敗戦も主力温存ローマが逃げ切り成功! ビジャレアルを破ってラウンド16進出《EL》
2017.02.24 04:53 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグ、ローマvsビジャレアルが23日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのビジャレアルが1-0で勝利した。しかし、2戦合計4-1としたローマがラウンド16進出を決めた。
▽ローマは、公式戦8連発中のゼコやサラー、ナインゴランら主力がベンチスタートとなり、トッティやペロッティ、ヴェルメーレン、マリオ・ルイなど控えメンバーがピッチに立った。一方のビジャレアルは、キャプテンのブルーノやソリアーノ、チェリシェフといった主力を除き、こちらも多くの控えメンバーを先発起用。右ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガから戻ってきたソルダードが、今季の公式戦初出場を飾った。
▽メンバーを落としたものの、立ち上がりから猛攻を仕掛けていくビジャレアルは、開始10分にロドリゴ・エルナンデスの浮き球のダイレクトパスに反応したソリアーノがボックス右角からダイレクトシュートを放つが、これはクロスバーの上側を掠める。最初の決定機を逸したアウェイチームだったが、15分にソルダードの右クロスを相手DFヴェルメーレンがクリアミス。これに反応したボッレが豪快に右足で蹴り込み、先制に成功した。
▽まだまだ余裕はあるものの、ホームで先制点を許したローマは、主力不在の影響が色濃くなかなか反撃のチャンスを作れない。それでも、30分には自陣中央の密集でキープしたトッティの見事な右サイドへの展開から長い距離を持ち上がったブルーノ・ペレスがグラウンダーのアーリークロス。これをファーサイドに走り込んだエル・シャーラウィが右足で流し込みにかかるが、ここはGKの果敢な飛び出しに阻まれる。
▽守備面や繋ぎの場面でミスが多く低調な前半45分を過ごしたローマは、足を気にしていたマノラスに代えて、ハーフタイム明けからリュディガーを投入。この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更。開始2分にはペロッティとエル・シャーラウィのコンビでゴールに迫るが、エル・シャーラウィの右足アウトにかけたクロスは相手DFのクリアに遭う。だが、直後の49分には前半から精彩を欠くヴェルメーレンの中途半端な対応からボッレに強烈なシュートを許すが、ここはGKアリソンが何とか弾き出した。
▽後半に入って繋ぎのミスが減ったローマは、2シャドーに入るエル・シャーラウィ、ペロッティの積極的な仕掛けでゴールに迫る。51分には右サイドに流れたトッティの絶妙なクロスからペロッティがヘディングシュートを放つが、これはGK正面。続く53分にも中央突破したペロッティが右足を強振するが、このシュートはGKアンドレス・フェルナンデスに弾き出された。
▽後半半ばにかけて一進一退の攻防が続く中、ゴールがほしいビジャレアルはアドリアン・ロペス、バカンブ、ジョナタン・ドス・サントスと主力アタッカーを続けて投入。対するローマは76分にデ・ロッシを下げて、ナインゴランをピッチに送り出す。79分には左サイドを突破したペロッティの折り返しからトッティに決定機も、ここはシュートをふかしてしまう。
▽その後、セットプレーの場面での小競り合いで後半から途中出場のリュディガーが2枚目のカードをもらい、ローマに退場者が出てしまう。このアクシデントを受けて、ブルーノ・ペレスに代わってファシオを投入し、逃げ切りを図る。試合終盤にはボッレらに続けて与えた決定機をGKアリソンの好守で凌ぎ切り、試合はこのままタイムアップ。ホームで敗戦も1stレグのアドバンテージで逃げ切り成功のローマが、2戦合計4-1でラウンド16進出を決めた。
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▽優勝候補同士の対決となった今回の一戦だが、ビジャレアルホームで行われた1stレグでは、ゼコのハットトリックの活躍などでアウェイのローマが4-0で完勝し、2ndレグを前に大勢が決した。そのため、ローマホームで行われたこの試合では、互いに今週末にインテル、レアル・マドリーとのビッグマッチを控えていることもあり、1stレグから大幅なメンバー変更を敢行。▽メンバーを落としたものの、立ち上がりから猛攻を仕掛けていくビジャレアルは、開始10分にロドリゴ・エルナンデスの浮き球のダイレクトパスに反応したソリアーノがボックス右角からダイレクトシュートを放つが、これはクロスバーの上側を掠める。最初の決定機を逸したアウェイチームだったが、15分にソルダードの右クロスを相手DFヴェルメーレンがクリアミス。これに反応したボッレが豪快に右足で蹴り込み、先制に成功した。
▽まだまだ余裕はあるものの、ホームで先制点を許したローマは、主力不在の影響が色濃くなかなか反撃のチャンスを作れない。それでも、30分には自陣中央の密集でキープしたトッティの見事な右サイドへの展開から長い距離を持ち上がったブルーノ・ペレスがグラウンダーのアーリークロス。これをファーサイドに走り込んだエル・シャーラウィが右足で流し込みにかかるが、ここはGKの果敢な飛び出しに阻まれる。
▽先制後もリズム良く攻めるビジャレアルは、フアン・ジェズス、ヴェルメーレン、マリオ・ルイの間のスペースを効果的に使い、右サイドを起点に決定機を演出していく。32分にはボックス手前でルーズボールに反応したロドリゴ・エルナンデスが狙い澄ました右足のミドルシュートを放つが、枠の左隅を捉えたシュートはGKアリソンのビッグセーブに阻まれる。さらに40分にもソリアーノが強烈なミドルシュートを放つが、再びアリソンの好守に遭った。
▽守備面や繋ぎの場面でミスが多く低調な前半45分を過ごしたローマは、足を気にしていたマノラスに代えて、ハーフタイム明けからリュディガーを投入。この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更。開始2分にはペロッティとエル・シャーラウィのコンビでゴールに迫るが、エル・シャーラウィの右足アウトにかけたクロスは相手DFのクリアに遭う。だが、直後の49分には前半から精彩を欠くヴェルメーレンの中途半端な対応からボッレに強烈なシュートを許すが、ここはGKアリソンが何とか弾き出した。
▽後半に入って繋ぎのミスが減ったローマは、2シャドーに入るエル・シャーラウィ、ペロッティの積極的な仕掛けでゴールに迫る。51分には右サイドに流れたトッティの絶妙なクロスからペロッティがヘディングシュートを放つが、これはGK正面。続く53分にも中央突破したペロッティが右足を強振するが、このシュートはGKアンドレス・フェルナンデスに弾き出された。
▽後半半ばにかけて一進一退の攻防が続く中、ゴールがほしいビジャレアルはアドリアン・ロペス、バカンブ、ジョナタン・ドス・サントスと主力アタッカーを続けて投入。対するローマは76分にデ・ロッシを下げて、ナインゴランをピッチに送り出す。79分には左サイドを突破したペロッティの折り返しからトッティに決定機も、ここはシュートをふかしてしまう。
▽その後、セットプレーの場面での小競り合いで後半から途中出場のリュディガーが2枚目のカードをもらい、ローマに退場者が出てしまう。このアクシデントを受けて、ブルーノ・ペレスに代わってファシオを投入し、逃げ切りを図る。試合終盤にはボッレらに続けて与えた決定機をGKアリソンの好守で凌ぎ切り、試合はこのままタイムアップ。ホームで敗戦も1stレグのアドバンテージで逃げ切り成功のローマが、2戦合計4-1でラウンド16進出を決めた。
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