【ACL2017】アジア制覇を目指す川崎Fが中韓の強豪と激突〜グループG〜

2017.02.22 16:00 Wed
©超ワールドサッカー
▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしてプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。

▽日本勢でグループGに入ったのは、2016シーズンの明治安田生命J1リーグで3位になり、天皇杯でも決勝に駒を進めた川崎Fだ。2015年以来7度目のACLに臨む鹿島は悲願の初制覇を目指す。今回は出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。
■グループG
広州恒大(中国)
水原三星ブルーウィングス(韓国)
川崎フロンターレ(日本)
イースタンSC(香港)
★広州恒大(中国/6回目)
【出場資格】
中国スーパーリーグ2016 優勝
中国FAカップ2016 優勝
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
優勝(2013、2015)
▽中国スーパーリーグを6連覇中と、言わずと知れた中国の強豪クラブ。“爆買い”の走りでもあり、現在は元ブラジル代表指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が指揮を執る。コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスやブラジル代表MFパウリーニョらが所属。2大会ぶりのアジア制覇を目指す。
【注目選手】
Getty Images
FWジャクソン・マルティネス(コロンビア)
1986年10月3日(30歳)
▽ポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産していたJ・マルティネスだが、加入後は当時の輝きを魅せられず。昨シーズンのACLでは4試合無得点、中国スーパーリーグでも10試合4得点に終わった。今年はアジアの舞台でゴールを奪えるのか。

★水原三星ブルーウィングス(韓国/8回目)
【出場資格】
韓国FAカップ2016 優勝
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
ベスト4(2011)
▽昨シーズンの韓国FAカップ王者。Kリーグでは近年結果を残せていないものの、昨シーズンは6年ぶりのタイトルを獲得。2013年から指揮を執るソ・ジョンウォン監督の下、チームの成績は好転。昨シーズンはリーグ戦で7位と振るわなかったものの、カップ戦を制した。昨シーズンまでサガン鳥栖でプレーしたMFキム・ミヌやDFチェ・ソングが所属。その他にもJリーグ経験者が多く在籍する。

【注目選手】
Getty Images
MFキム・ミヌ(韓国)
1990年2月25日(26歳)
▽昨シーズンまで7シーズンにわたってサガン鳥栖でプレー。Jリーグでも屈指のサイドアタッカーとして活躍。キャプテンも務めていた。母国で初のキャリアとなり、自身初のACLの舞台。水原三星にとっても大きな戦力になることは間違いない。
★川崎フロンターレ(日本/5回目)
【出場資格】
明治安田生命J1リーグ2016 3位
【前回出場】
2014年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
ベスト8(2007、2009)
▽昨シーズン、タイトルにあと一歩のところまで迫った川崎F。今シーズンはエースFW大久保嘉人が退団も、MF家長昭博やMF阿部浩之らを獲得。鬼木達監督を新指揮官に迎え、国内タイトルだけでなく、国際タイトルも目指す。

【注目選手】
Getty Images
MF中村憲剛(日本)
1980年10月31日(36歳)
▽昨シーズンのJリーグMVPを受賞した中村憲剛をピックアップ。正確なパスでのゲームメイクに加え、昨シーズンは得点数もアップ。新体制のチームにおいても、中心選手になることは間違いない。悲願のタイトル獲得には中村の存在は欠かせないだろう。

★イースタンSC(香港/初出場)
【出場資格】
香港プレミアリーグ2015-16 優勝
【前回出場】
なし
【前回大会】
不参加
【最高成績】
なし
▽香港プレミアリーグに所属するイースタンSCは、昨シーズン11年ぶりにリーグ戦を制覇。28歳の女性指揮官であるチャン・ユェンティン監督がチームを率いる。就任1年目でのリーグ制覇を考えれば、アジアの舞台でどのような戦いを見せるのか注目だ。

【注目選手】
Getty Images
DFジョシュア・ミッチェル(オーストラリア)
1984年6月8日(32歳)
▽昨年7月にチームに加入したオーストラリア人DFジョシュア・ミッチェルに注目。ルーマニアの古豪であるウニヴェルシタテア・クラヨーヴァでのプレー経験もあるミッチェルは、Aリーグのパース・グローリーやニューカッスル・ジェッツでもプレー。守備の要としてイースタンSCを支える。
関連ニュース

「今でも見てるのか」「リアルタイムは嬉しい」ポステコグルー監督のオフィスで流れていた試合が話題に! 横浜FMのACLをリアルタイムでチェック「感謝しかない」

トッテナムを指揮するアンジェ・ポステコグルー監督だが、古巣のことを今なお気にかけていることがわかった。 オーストラリア代表を指揮していたポステコグルー監督は、2018年に横浜F・マリノスの監督に就任。1年目は苦しい戦いを見せたものの、2年目は15年ぶりにJ1優勝をもたらす。 2021年夏にセルティックに引き抜かれてJリーグを後にすると、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介を獲得するなどし、リーグ優勝を含めた国内2冠を達成。2022-23シーズンは岩田智輝、小林友希も補強すると、国内3冠を達成するなど結果を残し、2023-24シーズンからトッテナムの監督に就任した。 初のプレミアリーグでの指揮となった中、チームは現在5位。上位を争う位置にいる中で、その手腕は評価されている。 そのポステコグルー監督だが、クラブが1本の動画をアップ。ファンフォーラムで出会ったオーウェンさんをクラブに招き再会。その様子の動画をアップした。 ピッチで再会した2人。ポステコグルー監督はオーウェンさんを自身のオフィスに招き、2ショットの写真などを飾っていることをつて、オーウェンさんも手を叩いて喜ぶ温かい光景が待っていた。 しかし、注目されたのはその後ろのモニター。そこに映し出されていたのは、古巣である横浜FMの試合。山東泰山とのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合だった。 これにはファンも「ボス!!」、「感謝しかない」、「今でも見てくれてるんだ」、「山東戦見てたのね」、「古巣のACLベスト4を見届けるとは」、「リアルタイムで見てくれているのが嬉しい」、「今のマリノスがあるのはボスのおかげ」とコメントが集まり、ポステコグルー監督の愛を感じているようだ。 ポステコグルー監督の後は、ケヴィン・マスカット監督(現:上海海港)、そしてハリー・キューウェル監督とオーストラリア人の系譜を継いでいる横浜FM。動画の本題ではないが、ポステコグルー監督にとっては、古巣を追いかける理由は色々とありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ポステコグルー監督のオフィスのモニターにはまさかの試合が!(動画の最後に)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/LotsOfSocks?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LotsOfSocks</a> <a href="https://t.co/MY06OSDiBc">pic.twitter.com/MY06OSDiBc</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1767951344512475159?ref_src=twsrc%5Etfw">March 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.14 11:58 Thu

横浜FMが山東戦連勝で4強! 両者退場者の2ndレグもアンデルソン・ロペスの値千金弾で制す【ACL2023-24】

横浜F・マリノスは13日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24準々決勝2ndレグで山東泰山(中国)をホームに迎え撃ち、1-0で勝利。2戦合計3-1でベスト4進出を果たした。 初の8強入りを遂げた勢いでさらなる高みを目指す横浜FMは敵地での1stレグで2-1と先勝。ホームで迎える2ndレグでは前回対戦でゴールを決めたアンデルソン・ロペスとヤン・マテウスも揃って先発し、中盤3枚の一角に植中が入った。 山東の速攻もあるなかで、立ち上がりから前にスピード感をもった仕掛けで積極性を打ち出していった横浜FM。多くの場面でヤン・マテウスが攻め手となり、早々の6分に植中のヘッドがあったりと敵陣深くにボールを持ち込むシーンを作る。 24分にはバイタルエリア中央から永戸が直接FKを狙っていったが、相手GKの正面。すると、山東も横浜FMが中盤でボールを失う場面を突いて押し返し始め、ヤン・マテウスのプレスバックがなければクリサンの決定機という場面も作られる。 半ばを過ぎて、守勢の色が濃くなる横浜FMだが、40分に中央から右サイドに展開し、エウベルと渡辺が立て続けのフィニッシュ。だが、その直後にヤン・マテウス負傷のアクシデントに見舞われ、43分に宮市の急きょ投入を余儀なくされる。 仕切り直したい横浜FMは47分に永戸が敵陣左サイド深くでボールを保持したなか、出した足で相手を踏みつける形となってイエローカード。永戸は前半に続いてイエローカードを受ける格好となり、退場を命じられてしまう。 10人での戦いとなるなか、アンデルソン・ロペスが52分に右サイドから独力でシュートに持ち込めば、54分にもカウンターからフィニッシュシーン。横浜FMのゴールゲッターがここぞとばかりに存在感を放つが、いずれもゴールを割れず。 数的優位の山東に押し込まれる横浜FMだが、我慢を続けると、75分に右サイドバックに入る松原のフィードを右サイド深くの宮市がキープ。途中出場の山根がボックス右から折り返し、アンデルソン・ロペスが左足ボレーで均衡を破る。 その後、持ち前のスピードで背後を取った宮市がガオ・チュンイーのレッドカードを誘って、山東にも退場者。これで数的同数の戦いになるなか、横浜FMは最後の交代でナム・テヒと榊原を送り込み、試合を終わらせにかかる。 引き分けでも突破が決まった横浜FMだが、劣勢の時間帯もありながら、山東戦連勝でクラブの歴史をさらに塗り替えるベスト4入り。準決勝では蔚山現代FC(韓国)と対戦する。 横浜F・マリノス 1-0(AGG3-1) 山東泰山 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(後30) <span class="paragraph-title">【動画】アンデルソン・ロペスが横浜FMを救う豪快ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>試合を動かすのはやっぱりこの人<br>\<br><br>宮市亮で裏を取り<br>山根陸が正確なクロス<br>そしてフィニッシュは<br>アンデルソン ロペスの技ありボレー<br><br>AFCチャンピオンズリーグ2023/24 <br> 準々決勝2ndレグ<br>横浜FM×山東泰山<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/jXIOrY9m4w">pic.twitter.com/jXIOrY9m4w</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1767878346476548454?ref_src=twsrc%5Etfw">March 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.13 21:07 Wed

アル・ヒラルのジェズス監督が1年で退任も? 今季33勝3分け0敗…ACL4強でギネス到達も「私の契約…話したくない」

アル・ヒラルのジョルジェ・ジェズス監督(69)が今シーズン限りで退任するのだろうか。ブラジル『グローボ』が投げかけている。 アル・ヒラルは12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24・準々決勝2ndレグでアル・イテハドとのサウジ対決に臨み、2-0で勝利。2戦合計4-0で準決勝進出を勝ち取った。 この勝利で公式戦28連勝、国家のトップディビジョンクラブにおける世界新記録を樹立した彼らだが、試合後、今年で70歳となるポルトガル人指揮官・ジェズス監督は、偉大な記録を喜びつつも、自らの進退について問われると、一気にトーンダウンした。 「私の契約ね…あまり話したくないな。とにかくリーグでもACLでも勝ち続けたい」 ジェズス監督はアル・ヒラルを含めたサウジ勢の多くがスター乱獲を始めた今季、昨年7月に1年契約でリヤドへ到着。ここまで国内リーグ21勝2分け0敗、国内カップ戦3勝0分け0敗、ACL9勝1分け0敗と、中東の地に降り立ってから敗北を知らない。 何もかも急速に“豪華”になったチームが勝ち続けているのだから、当然彼らをまとめ上げる老将の手腕も高く評価されて然るべき。しかし、ジェズス監督の様子を見る限り、どうやら現時点では続投か否か未定のようだ。 ジェズス監督は長らくポルトガル国内で指導者キャリアを積み、名門ベンフィカでリーグ優勝などを経験も、ブラジルのフラメンゴを南米制覇へと導いた功績がよく知られる。 アル・ヒラル就任は今回が2度目で、1度目の指揮時(2018.7〜2019.1)も公式戦20勝4分け1敗と優れた戦績を収めたが、シーズン途中で退任。その半年後にフラメンゴへ赴いている。 2024.03.13 14:10 Wed

江坂任も先発の蔚山HDが全北現代との韓国勢対決を制して準決勝進出! 横浜FMvs山東泰山の勝者と対戦【ACL2023-24】

12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝2ndレグの蔚山HD FCvs全北現代モータースが行われ、1-0で蔚山が勝利。2戦合計2-1とし、ベスト4進出を決めた。 5日に行われた1stレグでは1-1のドローに終わっていた韓国勢同士の一戦。2ndレグでは日本人MF江坂任も先発出場を果たした。 互いに慎重な入りを見せ、一進一退の展開が続いて行く中、互いに隙を突いて攻撃を仕掛けるも、決定機を作るまでには至らない。 それでも、ホームの蔚山が主導権を握って行く中、ゴールレスで前半を終えるかと思われたアディショナルタイム2分にスコアが動く。 カウンターを仕掛けた蔚山はソル・ヨンウがアーリークロス、これはクリアされるが、こぼれ球を拾うと、ボックス手前左でパスを受けたグスタフ・ルドヴィグソンがタイミングを見計らって正確なクロス。ファーサイドのスペースに走り込んでいたソル・ヨンウがボックス内でダイレクトボレー。これが強烈にネットを揺らし、蔚山が先制してリードを奪う。 2戦合計でも蔚山がリードした状態となった中、逆転勝利を目指す全北現代は後半は圧力をかけることに。それでも蔚山は大サポーターの後押しを受けて粘り強く戦っていく。 全北現代は52分にビッグチャンス。細かくパスを繋ぐと、ボックス前での横パスをチアゴ・オロボがダイレクトシュート。枠を捉えたが、GKチョ・ヒョヌが横っ飛びでセーブする。 蔚山は粘り強く戦い、全北現代の攻撃を凌ぎ切り1-0で勝利。2戦合計2-1で準決勝に駒を進めた。 なお、13日には横浜F・マリノスと山東泰山の準々決勝2ndレグが行われ、勝者が蔚山と決勝進出を懸けて戦う。 蔚山HD FC 1-0(AGG:2-1) 全北現代モータース 【得点者】 1-0:45分+2 ソル・ヨンウ(蔚山HD) 2024.03.12 21:55 Tue

C・ロナウドがゴールの目の前でまさかの決定機逸…衝撃のミスをファンも信じられず「嘘だろ?」「何をしているの」

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがまさかの形で決定機を逃した。 11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準々決勝2ndレグで、UAEのアル・アインと対戦したアル・ナスル。5日に敵地で行われた1stレグを0-1で落としていたなか、ホームでの逆転を目指した。 エースのC・ロナウドも先発で起用された一戦は、タリスカら主力を欠くアル・ナスルが2点を先行されるも、そこから同点に追いつき押せ押せの展開に。早めに2戦合計スコアで追いつきたい中で、60分にそのチャンスを迎える。 味方のシュートにいち早く反応したC・ロナウド。相手GKが弾いたボールがC・ロナウドの目の前に転がるが、咄嗟に出した左足が捉えたシュートはまさかの枠外。外したC・ロナウド本人も信じられないという表情だった。 スタジアムも騒然としたミスには、SNS上のファンからも「嘘だろ?」、「何をしているの?」、「誰にでもミスはある」、「これは誰?」と反響が寄せられていた。 それでも、その後にアレックス・テレスのゴールによって2戦合計スコアで追いついたアル・ナスルは延長戦へ。97分には退場者を出してしまい、さらに勝ち越しゴールも許すが、延長後半の116分に土壇場でC・ロナウドがPKを獲得。そのPKを自ら決めて汚名返上のゴールとした。 その後のPK戦では、C・ロナウド以外の3人が全員失敗したアル・ナスルが大会から姿を消すことに。 PKではさすがの精神力を発揮したC・ロナウドだったが、流れの中ではこの場面以外にもチャンスを決め切れないシーンがあり、悔しいプレーとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】誰もがC・ロナウドのゴールだと思った場面でまさかのミス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2eEvDjs_Bm4";var video_start = 129;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.12 16:35 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly