【ACL2017】G大阪、初優勝の地・アデレードから2度目のアジア統制へ出陣〜グループH〜
2017.02.22 16:00 Wed
▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしてプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。
▽日本勢でグループHに入ったのは、3大会連続9度目の出場となるG大阪だ。2008シーズン以来2度目のアジア制覇を目指す。今回は、出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。
■グループH
アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)
江蘇蘇寧(中国)
済州ユナイテッド(韓国)
ガンバ大阪(日本)
★アデレード・ユナイテッド(オーストラリア/6回目)
【出場資格】
オーストラリア・リーグ2016 優勝
オーストラリア・リーグ2016グランドファイナル 優勝
【前回出場】
2016年
【前回大会】
プレーオフ敗退
【最高成績】
準優勝(2008)
▽2016シーズンのオーストラリア・リーグ王者であるアデレード・ユナイテッド。2005-06シーズン以来、遠ざかっていた国内リーグ優勝を果たしての出場となる。指揮を執るのはスペイン人のギシェルモ・アモレ監督。しかし、今シーズンの国内リーグでは下位に低迷している。風向きを変えるためにも、22日にホームで開幕するグループステージ第1節でG大阪を叩きたい。
【注目選手】
1988年1月5日(29歳)
▽セネガル人ストライカーに期待だ。これまでマリティモやセビージャ、レバンテ、ヘタフェを経て、今冬にフリートランスファーでアデレード・ユナイテッドに加入。アフリカ特有のバネを生かしたドリブルや、独特の間合いから放たれるシュートは、このアジアという舞台で相手の脅威になるに違いない。
★江蘇蘇寧(中国/3回目)
【出場資格】
中国スーパーリーグ 2位
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
グループステージ敗退(2016)
▽昨年、MFラミレスや、MFアレックス・テイシェイラら欧州で実績十分の大物を引き入れて話題をふるまった江蘇蘇寧。しかし。3年ぶりの出場となった前回大会は、グループステージ敗退に終わった。指揮を執るのは、かつてFCソウルを率いたチェ・ヨンス監督。昨年ほどの目玉補強こそなかったものの、チームの成熟度や組織力という面で昨シーズン以上だ。
1987年3月24日(29)
▽かつてチェルシーで異彩を放ったダイナモに注目だ。ラミレスは昨年から中国スーパーリーグに参戦。適正のボランチだけでなく、トップ下でもプレーし、昨シーズンのリーグ戦で26試合4ゴール1アシストを記録。昨年11発のアレックス・テイシェイラと、10発を記録したロヘル・マルティネスを繋ぐリンクマンとして輝く姿に期待したいところだ。
★済州ユナイテッド(韓国/2回目)
【出場資格】
Kリーグ・クラシック2016 2位
【前回出場】
2011年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
グループステージ敗退(2011)
▽昨シーズンのKリーグ・クラシックを3位フィニッシュ。プレーオフから参戦のはずだったが、全北現代が違反行為で出場権を剥奪されたため、繰り上がりで本戦から出場することになった。前回大会はグループステージで敗退したが、同居したG大阪に2-1で勝利。2度目の出場となる今大会でも再び相まみえることになる。
【注目選手】
1985年5月12日(31)
▽ブラジル人ストライカーをピックアップ。昨年から蔚山現代でプレーすると、昨シーズンのKリーグ・クラシックでチームトップの11ゴールを挙げた。武器は184cmの上背と足下のテクニック。クラブ史上初のグループステージ突破には、男の活躍が必要だ。
★ガンバ大阪(日本/9回目)
【出場資格】
明治安田生命J1リーグ 4位
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
優勝(2008)
▽2017年の明治安田生命J1リーグで年間勝ち点4位に滑り込み、天皇杯の結果により、繰り上げでアジアへの挑戦権を手にしたG大阪。今シーズンはスローガン『勝』に込められた思いのとおり、全てのタイトル獲得が目標だ。今オフは、ストライカー獲得の失敗やMF阿部浩之ら主力の流失が相次いだ一方で、DF三浦弦太(清水エスパルス)やDFファビオ(横浜F・マリノス)、MF泉澤仁(大宮アルディージャ)、MF井出遥也(ジェフユナイテッド千葉)らを獲得。戦術面や布陣の変更も含めて、フルカスタマイズされた新たなチームは、初優勝の2008年に舞台となったアデレードから2度目のアジア王者への戦いが始まる。
【注目選手】
1989年2月28日(27歳)
▽今シーズンからG大阪に加入したファビオに注目。7日に行われたACLプレーオフで公式戦デビューを果たすと、守備面で強度を見せると共に、後方からのビルドアップやセットプレーから攻撃面でも存在感を発揮した。強烈な個が際立つアジアでの戦いにおいて、守備の耐久力は不可欠。自身2度目のACLという舞台で躍動する姿に期待だ。
▽日本勢でグループHに入ったのは、3大会連続9度目の出場となるG大阪だ。2008シーズン以来2度目のアジア制覇を目指す。今回は、出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。
■グループH
アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)
江蘇蘇寧(中国)
済州ユナイテッド(韓国)
ガンバ大阪(日本)
【出場資格】
オーストラリア・リーグ2016 優勝
オーストラリア・リーグ2016グランドファイナル 優勝
【前回出場】
2016年
【前回大会】
プレーオフ敗退
【最高成績】
準優勝(2008)
▽2016シーズンのオーストラリア・リーグ王者であるアデレード・ユナイテッド。2005-06シーズン以来、遠ざかっていた国内リーグ優勝を果たしての出場となる。指揮を執るのはスペイン人のギシェルモ・アモレ監督。しかし、今シーズンの国内リーグでは下位に低迷している。風向きを変えるためにも、22日にホームで開幕するグループステージ第1節でG大阪を叩きたい。
【注目選手】
Getty Images
FWババ・ディアワラ(セネガル)1988年1月5日(29歳)
▽セネガル人ストライカーに期待だ。これまでマリティモやセビージャ、レバンテ、ヘタフェを経て、今冬にフリートランスファーでアデレード・ユナイテッドに加入。アフリカ特有のバネを生かしたドリブルや、独特の間合いから放たれるシュートは、このアジアという舞台で相手の脅威になるに違いない。
★江蘇蘇寧(中国/3回目)
【出場資格】
中国スーパーリーグ 2位
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
グループステージ敗退(2016)
▽昨年、MFラミレスや、MFアレックス・テイシェイラら欧州で実績十分の大物を引き入れて話題をふるまった江蘇蘇寧。しかし。3年ぶりの出場となった前回大会は、グループステージ敗退に終わった。指揮を執るのは、かつてFCソウルを率いたチェ・ヨンス監督。昨年ほどの目玉補強こそなかったものの、チームの成熟度や組織力という面で昨シーズン以上だ。
【注目選手】
Getty Images
MFラミレス(ブラジル)1987年3月24日(29)
▽かつてチェルシーで異彩を放ったダイナモに注目だ。ラミレスは昨年から中国スーパーリーグに参戦。適正のボランチだけでなく、トップ下でもプレーし、昨シーズンのリーグ戦で26試合4ゴール1アシストを記録。昨年11発のアレックス・テイシェイラと、10発を記録したロヘル・マルティネスを繋ぐリンクマンとして輝く姿に期待したいところだ。
★済州ユナイテッド(韓国/2回目)
【出場資格】
Kリーグ・クラシック2016 2位
【前回出場】
2011年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
グループステージ敗退(2011)
▽昨シーズンのKリーグ・クラシックを3位フィニッシュ。プレーオフから参戦のはずだったが、全北現代が違反行為で出場権を剥奪されたため、繰り上がりで本戦から出場することになった。前回大会はグループステージで敗退したが、同居したG大阪に2-1で勝利。2度目の出場となる今大会でも再び相まみえることになる。
【注目選手】
Getty Images
FWマルセロ・トスカーノ(ブラジル)1985年5月12日(31)
▽ブラジル人ストライカーをピックアップ。昨年から蔚山現代でプレーすると、昨シーズンのKリーグ・クラシックでチームトップの11ゴールを挙げた。武器は184cmの上背と足下のテクニック。クラブ史上初のグループステージ突破には、男の活躍が必要だ。
★ガンバ大阪(日本/9回目)
【出場資格】
明治安田生命J1リーグ 4位
【前回出場】
2016年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
優勝(2008)
▽2017年の明治安田生命J1リーグで年間勝ち点4位に滑り込み、天皇杯の結果により、繰り上げでアジアへの挑戦権を手にしたG大阪。今シーズンはスローガン『勝』に込められた思いのとおり、全てのタイトル獲得が目標だ。今オフは、ストライカー獲得の失敗やMF阿部浩之ら主力の流失が相次いだ一方で、DF三浦弦太(清水エスパルス)やDFファビオ(横浜F・マリノス)、MF泉澤仁(大宮アルディージャ)、MF井出遥也(ジェフユナイテッド千葉)らを獲得。戦術面や布陣の変更も含めて、フルカスタマイズされた新たなチームは、初優勝の2008年に舞台となったアデレードから2度目のアジア王者への戦いが始まる。
【注目選手】
(c) J.LEAGUE PHOTOS
DFファビオ(ブラジル)1989年2月28日(27歳)
▽今シーズンからG大阪に加入したファビオに注目。7日に行われたACLプレーオフで公式戦デビューを果たすと、守備面で強度を見せると共に、後方からのビルドアップやセットプレーから攻撃面でも存在感を発揮した。強烈な個が際立つアジアでの戦いにおいて、守備の耐久力は不可欠。自身2度目のACLという舞台で躍動する姿に期待だ。
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