ウォルコットの公式戦100ゴールなどで5部サットンに辛勝のアーセナルが8強進出!《FAカップ》
2017.02.21 06:52 Tue
▽アーセナルは20日、敵地で行われたFAカップ5回戦でイングランド5部所属のサットン・ユナイテッドと対戦し、2-0で勝利した。この結果、FAカップ準々決勝進出を決めた。
▽ヴェンゲル監督はバイエルン戦からGKオスピナ、ムスタフィ、ジャカ、イウォビを除く7選手を変更。レイン=アデライドやホールディングら若手が起用され、1トップにはウォルコットが入った。
▽人工芝に、風雨に耐え得る屋根を持たない牧歌的なスタジアムでウォルコットやムスタフィら世界的なスタプレーヤーがプレーする違和感満載の中で幕を開けた一戦は、戦前の予想通りアーセナルが一方的に相手を押し込む。だが、慣れないピッチと格上相手にノープレッシャーで向かってくる相手に苦戦し、なかなか決定機を作り出すことができない。
▽格下相手に自陣深くへの侵攻を許すなど、苦戦が続くアーセナルだが、相手が前に出たところを“強者のカウンター”で仕留める。26分、ロングカウンターからジャカのスルーパスに抜け出したルーカス・ペレスが右サイド深くから内に切り込んで左足を振り抜くと、ゴール前に飛び込んだウォルコットが相手GKのブラインドとなり、シュート性のクロスがそのままゴール左隅に吸い込まれた。
▽5部相手に1点リードも消化不良のまま前半を終えたアーセナルは、前半に足を気にしていたエルネニーに代えて、ハーフタイム明けにチェンバレンを投入。だが、後半立ち上がりもDFホールディングの不用意なバックパスや相手MFゴミスにボックス内でDF2枚が揺さぶられるなど、ピリッとしない。
▽それでも、55分にらしいパスワークから左サイドでモンレアルが折り返したボールをファーサイドに走り込んだウォルコットが左足ボレーで流し込み、試合を決定付ける2点目を奪った。なお、このゴールはウォルコットにとってアーセナルでの公式戦100ゴール目となった。
▽ここから余裕の試合展開と思われたが、2点ビハインドでも士気が衰えないサットン相手に手を焼くアーセナルは、60分付近にビアモウに続けて決定機を許すと、右CKの場面ではGKオスピナがコリンズに競り負けて、ヘディングシュートを打たれる。さらに、65分には古巣対戦のディーコンにクロスバー直撃のミドルシュートを許し、5部相手にあわや劇的ゴールを献上しそうになるピンチも招いた。
▽その後も拮抗した展開が続く中、ヴェンゲル監督は74分にイウォビ、レイン=アデライドを下げて、去就問題に揺れるサンチェスとナイルズを同時投入。81分にはチェンバレン、サンチェスと続けて際どいシュートを放つが、相手GKの好守などに阻まれ、3点目とはならず。
▽それでも、快進撃を見せたサットン相手に順当勝利のアーセナルが、FAカップでベスト8進出を決めた。なお、アーセナルは準々決勝でサットンと同じ5部に所属するリンカーン・シティと対戦する。
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▽4回戦でサウサンプトンに完勝し、ベスト16進出を決めたアーセナルだが、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでは、バイエルン相手に敵地で1-5の惨敗を喫し、CLベスト8進出が絶望的となった。この大敗でヴェンゲル監督の今季限りでの退団報道が浮上するなど、慌ただしい中で迎えたこの一戦では、アマチュアリーグ所属ながら奇跡的な快進撃で5回戦進出を決めたサットンと対戦することになった。▽人工芝に、風雨に耐え得る屋根を持たない牧歌的なスタジアムでウォルコットやムスタフィら世界的なスタプレーヤーがプレーする違和感満載の中で幕を開けた一戦は、戦前の予想通りアーセナルが一方的に相手を押し込む。だが、慣れないピッチと格上相手にノープレッシャーで向かってくる相手に苦戦し、なかなか決定機を作り出すことができない。
▽格下相手に自陣深くへの侵攻を許すなど、苦戦が続くアーセナルだが、相手が前に出たところを“強者のカウンター”で仕留める。26分、ロングカウンターからジャカのスルーパスに抜け出したルーカス・ペレスが右サイド深くから内に切り込んで左足を振り抜くと、ゴール前に飛び込んだウォルコットが相手GKのブラインドとなり、シュート性のクロスがそのままゴール左隅に吸い込まれた。
▽この先制点で一息ついたアーセナルは、30分に中央を持ち上がったウォルコットが際どいミドルシュートを放つなど、攻勢を強める。だが、人工芝でのプレーの影響か、エルネニーやイウォビがふくらはぎを気にするなど、波に乗り切れない。41分には再びロングカウンターからボックス内でルーズボールを拾ったイウォビに決定機も、これを決め切れない。すると、前半終了間際にはGKオスピナのミスパスをメイに奪われてボックス内であわや同点ゴールというピンチを招くが、ここは相手のシュートミスに救われた。
▽5部相手に1点リードも消化不良のまま前半を終えたアーセナルは、前半に足を気にしていたエルネニーに代えて、ハーフタイム明けにチェンバレンを投入。だが、後半立ち上がりもDFホールディングの不用意なバックパスや相手MFゴミスにボックス内でDF2枚が揺さぶられるなど、ピリッとしない。
▽それでも、55分にらしいパスワークから左サイドでモンレアルが折り返したボールをファーサイドに走り込んだウォルコットが左足ボレーで流し込み、試合を決定付ける2点目を奪った。なお、このゴールはウォルコットにとってアーセナルでの公式戦100ゴール目となった。
▽ここから余裕の試合展開と思われたが、2点ビハインドでも士気が衰えないサットン相手に手を焼くアーセナルは、60分付近にビアモウに続けて決定機を許すと、右CKの場面ではGKオスピナがコリンズに競り負けて、ヘディングシュートを打たれる。さらに、65分には古巣対戦のディーコンにクロスバー直撃のミドルシュートを許し、5部相手にあわや劇的ゴールを献上しそうになるピンチも招いた。
▽その後も拮抗した展開が続く中、ヴェンゲル監督は74分にイウォビ、レイン=アデライドを下げて、去就問題に揺れるサンチェスとナイルズを同時投入。81分にはチェンバレン、サンチェスと続けて際どいシュートを放つが、相手GKの好守などに阻まれ、3点目とはならず。
▽それでも、快進撃を見せたサットン相手に順当勝利のアーセナルが、FAカップでベスト8進出を決めた。なお、アーセナルは準々決勝でサットンと同じ5部に所属するリンカーン・シティと対戦する。
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