【2017 J1チーム診断】魅惑のカルテット+日立台育ちの若き力で悲願へ《柏レイソル》
2017.02.20 16:32 Mon
▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。
▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。若い力で上位戦線への名乗りを上げる柏レイソル編をお届けする。
◆目標は悲願のACL出場権獲得
▽下平隆宏体制2年目となる今シーズンの目標は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内のトップ3フィニッシュ。「若手の成長が最大の補強」と話す下平監督は、今シーズンもホームの日立台で育ったアカデミー出身選手の台頭に期待を寄せており、方針転換することはない。その中で、目標達成のための補強として、FWハモン・ロペスやDFユン・ソギュン、DF小池龍太らを獲得。中でも、ハモン・ロペスにおいては、FWクリスティアーノ、FWディエゴ・オリヴェイラ、MF伊東純也の既存メンバーと形成するカルテットとして、大きな注目が集まるところだ。カルテット+アカデミー出身選手の活躍で、スローガン「柏から世界へ」の実現を狙う。
◆2017シーズンの注目ポイント
▽若く大きな可能性を秘めたチーム構成だが、全体的に選手層が薄い。今冬に攻撃陣の補強に成功したものの、MF茨田陽生、MF秋野央樹ら両コンダクターの穴を埋める補強はなし。したがって、今シーズンも、昨年のDF中山雄太やMF小林祐介、GK中村航輔らのように、アカデミーで育ったヤングガンズのシーズン中の台頭がポイントになりそうだ。とはいえ、昨シーズンのように、若手中心のメンバー構成がゆえのシーズン中の浮沈は避けたいところ。シーズンを通じて、安定した戦いを見せられるかが焦点になる。
◆予想フォーメーション[4-4-2]
DF:小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹
MF:伊東純也、小林祐介、大谷秀和、クリスティアーノ
FW:ハモン・ロペス、ディエゴ・オリヴェイラ
▽先述のカルテットを同時起用するのであれば、[4-4-2]。ただし、下平監督は[4-3-3]を基本フォーメーションとして常用していることから、対戦相手に応じてシステムを使い分けてくるはずだ。また、下平監督の頭の中に、固定システムは存在せず、状況に応じて臨機応変に[3-4-3]や[4-4-2]を駆使。そのため、選手たちは今シーズンも共通意識と戦術理解度が求められる。
1989年8月7日(27歳)
2016シーズン(J1):32試合10得点
▽スピード、パワー、テクニックを兼ね備えたゴールゲッター。昨シーズンのベガルタ仙台でキャリアハイの明治安田生命J1リーグ10ゴールを記録したJリーグ屈指の優良助っ人だ。しかし、ここまでの練習試合や、ちばぎんカップなどでのプレーを見る限り、新天地で新たなチームメートとの連係面や戦術の浸透に時間を要する様相。クリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラ、伊東のトリデンテと噛み合った攻撃には、大きな魅力と破壊力が見込めるだけに、早い段階でチームにフィットしたいところだ。
◆キープレーヤー
1987年1月12日(30歳)
2016シーズン(J1):34試合16得点
▽今シーズンも男に懸かる期待は大きい。昨シーズン途中に日立台へと帰還し、ヴァンフォーレ甲府時代を含めて、キャリアハイの明治安田生命J1リーグ34試合16ゴールをマーク。パワフルな突破と強烈なシュートでファンを沸かせ、若い選手が多く、試合運びに難があるチームに多くの勝利をもたらした。言わずもがな、今シーズンは開幕から柏の選手として戦えるだけに、躍動感溢れるパフォーマンスぶりで昨シーズン以上に日立台を明るく照らしたい。
▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。若い力で上位戦線への名乗りを上げる柏レイソル編をお届けする。
▽下平隆宏体制2年目となる今シーズンの目標は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内のトップ3フィニッシュ。「若手の成長が最大の補強」と話す下平監督は、今シーズンもホームの日立台で育ったアカデミー出身選手の台頭に期待を寄せており、方針転換することはない。その中で、目標達成のための補強として、FWハモン・ロペスやDFユン・ソギュン、DF小池龍太らを獲得。中でも、ハモン・ロペスにおいては、FWクリスティアーノ、FWディエゴ・オリヴェイラ、MF伊東純也の既存メンバーと形成するカルテットとして、大きな注目が集まるところだ。カルテット+アカデミー出身選手の活躍で、スローガン「柏から世界へ」の実現を狙う。
◆2017シーズンの注目ポイント
▽若く大きな可能性を秘めたチーム構成だが、全体的に選手層が薄い。今冬に攻撃陣の補強に成功したものの、MF茨田陽生、MF秋野央樹ら両コンダクターの穴を埋める補強はなし。したがって、今シーズンも、昨年のDF中山雄太やMF小林祐介、GK中村航輔らのように、アカデミーで育ったヤングガンズのシーズン中の台頭がポイントになりそうだ。とはいえ、昨シーズンのように、若手中心のメンバー構成がゆえのシーズン中の浮沈は避けたいところ。シーズンを通じて、安定した戦いを見せられるかが焦点になる。
◆予想フォーメーション[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:中村航輔DF:小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹
MF:伊東純也、小林祐介、大谷秀和、クリスティアーノ
FW:ハモン・ロペス、ディエゴ・オリヴェイラ
▽先述のカルテットを同時起用するのであれば、[4-4-2]。ただし、下平監督は[4-3-3]を基本フォーメーションとして常用していることから、対戦相手に応じてシステムを使い分けてくるはずだ。また、下平監督の頭の中に、固定システムは存在せず、状況に応じて臨機応変に[3-4-3]や[4-4-2]を駆使。そのため、選手たちは今シーズンも共通意識と戦術理解度が求められる。
◆期待の新戦力
Getty Images
FWハモン・ロペス(ブラジル)1989年8月7日(27歳)
2016シーズン(J1):32試合10得点
▽スピード、パワー、テクニックを兼ね備えたゴールゲッター。昨シーズンのベガルタ仙台でキャリアハイの明治安田生命J1リーグ10ゴールを記録したJリーグ屈指の優良助っ人だ。しかし、ここまでの練習試合や、ちばぎんカップなどでのプレーを見る限り、新天地で新たなチームメートとの連係面や戦術の浸透に時間を要する様相。クリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラ、伊東のトリデンテと噛み合った攻撃には、大きな魅力と破壊力が見込めるだけに、早い段階でチームにフィットしたいところだ。
◆キープレーヤー
(c)J.LEAGUE PHOTOS
FWクリスティアーノ(ブラジル)1987年1月12日(30歳)
2016シーズン(J1):34試合16得点
▽今シーズンも男に懸かる期待は大きい。昨シーズン途中に日立台へと帰還し、ヴァンフォーレ甲府時代を含めて、キャリアハイの明治安田生命J1リーグ34試合16ゴールをマーク。パワフルな突破と強烈なシュートでファンを沸かせ、若い選手が多く、試合運びに難があるチームに多くの勝利をもたらした。言わずもがな、今シーズンは開幕から柏の選手として戦えるだけに、躍動感溢れるパフォーマンスぶりで昨シーズン以上に日立台を明るく照らしたい。
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