4失点大敗のU-18Jリーグ選抜・佐藤一樹監督「個々が自分の良さを出してくれた」《NEXT GENERATION MATCH》

2017.02.18 13:22 Sat
▽18日、FUJI XEROX SUPER CUP 2017 NEXT GENERATION MATCHが日産スタジアムで行われ、U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜の試合は0-4で日本高校サッカー選抜が快勝を収めた。

▽試合後の記者会見に出席したU-18Jリーグ選抜の佐藤一樹監督がコメント。一定の評価を下すものの、反省を口にした。
◆佐藤一樹監督(U-18Jリーグ選抜/FC東京U-18)
「素晴らしい機会をいただいて、歴史のある試合の中で、結果は0-4というものになりましたが、選手たちは今あるコンディション、与えられた状況の中で一生懸命戦ってくれたと思います。点を取られているゲームでしたし、点数を取らせてあげられなかったことは、彼らの将来を考えた時、しっかりと向き合わなくてはいけないかなと思います。出た選手が前向きに、チームのコンセプトを守ってくれたと思いますし、個々が自分の良さを出してくれたと思います」

──ユース世代のJユースと高校サッカーの力関係をどのように感じているか
「私もバリバリの高体連出身で、Jユースの監督をしています。もはや高校が、クラブがという時代は終わっているかなと思っています。高校のチームに見習うべきことは多いです。人間教育や集団のことなどは、非常に大事な部分だと理解しています。そこにJユースのクオリティがあると思います。高体連だから、Jユースだからとなりがちですが、私たちはそういったことで考えていません。サッカー選手として大事なことは人としてのパワーだと思います」

「ただ、高校の方がたくましさなどの歴史があります。Jユースはそういったものを持っていないと、将来的に逞しい選手にならないということを学んでいる最中です。垣根というものが今はなくなってきていると思います。勝つことも非常に大事ですが、それぞれが将来性豊かな選手だと思いますので、より個にフォーカスして、どういったサッカー選手、人間として成長していくのかをしっかりとアプローチしているのがJユースなのかなと思っています」
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