ワンチャンスを生かしたベンフィカがホームで先勝! 香川不出場のドルトはオーバPK失敗響く…《CL》
2017.02.15 06:52 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのベンフィカvsドルトムントが14日にベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルスで行われ、1-0でベンフィカが勝利した。ドルトムントMF香川真司はベンチ入りも出場の機会はなかった。
▽一方、レアル・マドリーと同居したグループFを歴代最多得点数(21ゴール)で首位通過したドルトムント。昨季のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦でポルトを、今季のグループステージでスポルティングを撃破するなど、3強と称されるポルトガル勢との相性の良いドルトムントは、直近のダルムシュタット戦からスタメンを4人変更。最前線にオーバメヤンを配置した[3-6-1]の布陣で臨み、香川は引き続きベンチスタートとなった。
▽戦前の予想に反し、長短のパスを駆使して能動的に戦うドルトムントに対し、ベンフィカは自陣からのカウンターを狙っていく。すると最初のチャンスはドルトムントに生まれる。10分、中盤でボールを奪ったウスマーヌ・デンベレのスルーパスをボックス中央に走り込んだオーバメヤンがダイレクトで合わせたが、このシュートはわずかに枠の上に外れた。
▽その後もボールを保持して仕掛けるドルトムントは23分、相手ボックス付近でボールを奪ったロイスのパスを受けたラファエウ・ゲレイロがボックス左から縦に切り込みクロス。これをゴール前のデンベレが合わせたが、シュートはリンデロフのブロックに阻まれた。
▽迎えた後半、ベンフィカはカリージョを下げてこの試合がCLデビューとなるフィリペ・アウグストを投入した。すると48分、ピッツィの右CKをルイゾンがヘディングシュート。このボールをゴール前のミトログルがヒールで収めると、冷静にコースを変えてゴールネットを揺らした。
▽先制を許したドルトムントは53分、バルトラのロングスルーパスをボックス中央で受けたオーバメヤンがフリーでシュートを放ったが、枠の上。さらに56分には、バイタルエリア中央でボールを受けたピシュチェクがロングシュートを放ったが、これはGKエデルソンの好守に阻まれた。
▽反撃ムードの高まるドルトムントは57分、オーバーラップしたバルトラがボックス内でフェイサのハンドを誘発しPKを獲得。しかし、オーバメヤンのPKはGKエデルソンの真正面を突き、同点のチャンスを逃した。
▽1点を追うドルトムントのトゥヘル監督は63分、再三の同点チャンスをふいにしたオーバメヤンを下げてシュールレを投入。対するベンフィカのヴィトーリア監督は、67分にラファ・シウバを下げてセルヴィを投入。さらに75分には、先制弾のミトログルに代えてヒメネスをピッチに送り出した。
▽その後も終始優勢に試合を進めたドルトムントだったが、ベンフィカの堅守を前に攻めあぐねると、トゥヘル監督は82分にカストロとプリシッチを投入する2枚替えを敢行。すると84分、右FKのセカンドボールをボックス手前のプリシッチがボレーシュートで合わせると、ゴール前でヒメネスにディフレクトしたボールがゴール左を襲ったが、これはGKエデルソンのスーパーセーブに阻まれた。
▽結局、試合はそのまま1-0で終了。ミトログルのゴールを守り抜いたベンフィカがホームで先勝を飾り、2年連続のベスト8進出に王手をかけた。なお、2ndレグは3月8日にドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われる。
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▽ナポリ、ベシクタシュとの三つ巴となった混戦のグループBを2位で通過したベンフィカは、現在21試合を消化したポルトガルリーグで首位に立ち、4連覇に向けて着実に歩みを進めている。この一戦では、4日前に行われたアロウカ戦で退場したGKエデルソンや、ポルトガルリーグでチームトップの10ゴールを挙げているミトログル、グループステージで3ゴールを記録したサルビオらがスタメンに並んだ。▽戦前の予想に反し、長短のパスを駆使して能動的に戦うドルトムントに対し、ベンフィカは自陣からのカウンターを狙っていく。すると最初のチャンスはドルトムントに生まれる。10分、中盤でボールを奪ったウスマーヌ・デンベレのスルーパスをボックス中央に走り込んだオーバメヤンがダイレクトで合わせたが、このシュートはわずかに枠の上に外れた。
▽その後もボールを保持して仕掛けるドルトムントは23分、相手ボックス付近でボールを奪ったロイスのパスを受けたラファエウ・ゲレイロがボックス左から縦に切り込みクロス。これをゴール前のデンベレが合わせたが、シュートはリンデロフのブロックに阻まれた。
▽ハーフタイムにかけても高いボールポゼッション率でベンフィカを押し込むドルトムントだが、最後までバイタルエリアの攻略に苦み、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、ベンフィカはカリージョを下げてこの試合がCLデビューとなるフィリペ・アウグストを投入した。すると48分、ピッツィの右CKをルイゾンがヘディングシュート。このボールをゴール前のミトログルがヒールで収めると、冷静にコースを変えてゴールネットを揺らした。
▽先制を許したドルトムントは53分、バルトラのロングスルーパスをボックス中央で受けたオーバメヤンがフリーでシュートを放ったが、枠の上。さらに56分には、バイタルエリア中央でボールを受けたピシュチェクがロングシュートを放ったが、これはGKエデルソンの好守に阻まれた。
▽反撃ムードの高まるドルトムントは57分、オーバーラップしたバルトラがボックス内でフェイサのハンドを誘発しPKを獲得。しかし、オーバメヤンのPKはGKエデルソンの真正面を突き、同点のチャンスを逃した。
▽1点を追うドルトムントのトゥヘル監督は63分、再三の同点チャンスをふいにしたオーバメヤンを下げてシュールレを投入。対するベンフィカのヴィトーリア監督は、67分にラファ・シウバを下げてセルヴィを投入。さらに75分には、先制弾のミトログルに代えてヒメネスをピッチに送り出した。
▽その後も終始優勢に試合を進めたドルトムントだったが、ベンフィカの堅守を前に攻めあぐねると、トゥヘル監督は82分にカストロとプリシッチを投入する2枚替えを敢行。すると84分、右FKのセカンドボールをボックス手前のプリシッチがボレーシュートで合わせると、ゴール前でヒメネスにディフレクトしたボールがゴール左を襲ったが、これはGKエデルソンのスーパーセーブに阻まれた。
▽結局、試合はそのまま1-0で終了。ミトログルのゴールを守り抜いたベンフィカがホームで先勝を飾り、2年連続のベスト8進出に王手をかけた。なお、2ndレグは3月8日にドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われる。
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