長友不出場のインテル、ミランダ退場でラツィオの前に敗退《コッパ・イタリア》

2017.02.01 07:02 Wed
Getty Images
▽コッパ・イタリア準々決勝インテルvsラツィオが1月31日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、1-2でラツィオが勝利して準決勝進出を果たした。インテルのDF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
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▽5回戦でボローニャを延長戦の末に下してベスト8へ勝ち上がったインテルは、リーグ戦7連勝と絶好調。そのインテルは3日前に行われ、3-0で快勝したペスカーラ戦のスタメンから5選手を変更。イカルディやジョアン・マリオ、ガリアルディーニといった主力がベンチスタートとなって、長友はスタメンを外れた。
▽一方、5回戦でジェノアを4-2と下したラツィオは、リーグ戦2連敗中。そのラツィオは0-1で敗れたキエーボ戦のスタメンから5選手を変更。ミリンコビッチ=サビッチがベンチスタートとなったものの、出場停止で欠場していたインモービレが先発に戻った。

▽最前線にパラシオ、トップ下にバネガを配置したインテルは、4分にスルーパスに抜け出したペリシッチが決定的なシュートを浴びせる。良い入りを見せたインテルがその後も仕掛けると、16分にはコンドグビアの右足ミドルが右ポストを掠めた。

▽しかし20分、ラツィオが1チャンスを生かす。左サイドからのクロスをダイアゴナルに飛び込んだフェリペ・アンデルソンがヘディングでゴール右に流し込んだ。続く32分にはインモービレとフェリペ・アンデルソンが立て続けに独走する決定機を演出。しかし、前者は枠を外し、後者はGKハンダノビッチにシュートをセーブされた。ハーフタイムにかけてもインテルの攻撃を受け止めたラツィオが1点をリードして前半を終えた。
▽迎えた後半からパラシオとバネガに代えてイカルディとジョアン・マリオを投入したインテルが圧力をかけていく。しかし54分、インモービレがディフェンスライン裏を取ると、ミランダとの競り合いを制してボックス内へ侵入。ミランダに後方から倒されてPKを獲得した。このプレーでミランダは一発退場となった。そして、キッカーのビリアがゴール正面に蹴り込んで、ラツィオが追加点を奪った。

▽ミランダを失ったインテルはアンサルディに代えてメデルを投入。3バックとしてきたのに対し、ラツィオはフェリペ・アンデルソンに決定機が訪れるなどペースを渡さない。しかし76分、ラドゥが2枚目のイエローカードを受けて退場となってしまう。インテル同様10人となったラツィオはムルジャに代えてDFのワラセを投入した。

▽結局、84分にFKの流れからボックス内のブロゾビッチのヘディングでのループシュートで1点を返されたものの、2-1で逃げ切り。ラツィオが準決勝進出を決めた。

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