コバチッチ&C・ロナウド躍動のマドリーが10人のソシエダに完勝! 2位以下との勝ち点差広げ首位堅持《リーガエスパニョーラ》
2017.01.30 06:36 Mon
▽リーガエスパニョーラ第20節、レアル・マドリーvsソシエダが29日にサンチャゴ・ベルナベウで行われ、マドリーが3-0で快勝した。
▽一方、バルセロナ相手にコパ敗退を強いられたものの、リーグ戦2連勝で上位をキープする5位ソシエダは、前回対戦で大敗したマドリーとのビッグマッチに向けて、2戦連発中のファンミや古巣対戦のイジャラメンディ、カナレス、ウィリアン・ジョゼらほぼ主力が先発に入った。
▽互いにやや慎重な入りとなった中、共に右ウイングのバスケス、オヤルザバルの個人技でサイドを崩すが、なかなかフィニッシュには至らない。そのため、両チームを通じて最初の決定機は16分に訪れる。ボックス手前で得たFKの場面でウィリアン・ジョゼが右足で直接狙うが、枠の左を捉えたシュートはGKケイロル・ナバスの好守に阻まれた。さらに22分にはバイタルエリアでボールを受けたカナレスがミドルシュートを放つが、これもGK正面を突いた。
▽一方、相手の連動したプレスを前に中央で起点を作れないマドリーは、25分にバスケスがようやくファーストシュートを放つが、サイドを深くえぐってからの折り返しがことごとく相手にカットされるなど、ほとんど決定機を作り出せない。それでも、試合巧者のホームチームはワンチャンスを生かして先制に成功する。38分、相手陣内中央でベンゼマの落としを受けたC・ロナウドの裏を狙った絶妙なスルーパスに抜け出したコバチッチが、ボックス内に持ち込んで冷静にGKとの一対一を制した。
▽1点リードで後半を迎えたマドリーは、立ち上がりの51分に追加点を奪う。コバチッチの絶妙な縦パスに抜け出したC・ロナウドが、飛び出したGKルジを嘲笑うかのような見事なチップキックでゴールネットを揺らした。
▽再びコバチッチとC・ロナウドのコンビでゴールをこじ開けたマドリーは、自身のゴールに気を良くしたC・ロナウドの左サイドを起点にその後も主導権を握る。前半は守備的に振る舞っていたナチョも要所で良いタイミングの攻撃参加を見せた。
▽一方、痛恨の2失点目を喫したソシエダは、58分にオヤルザバル、ウィリアン・ジョゼを下げて、シャビ・プリエトとベラを同時投入。だが、この交代策で流れを劇的に変えることはできず。74分にはカゼミロへのアフターチャージでこの試合2枚目の警告を受けたイニゴ・マルティネスが退場となり、数的不利まで背負うことになった。
▽この退場劇で完全に試合の主導権を掌握したマドリーは、82分にロングカウンターから右サイドのバスケスが上げた絶妙なクロスを、ベンゼマに代わって途中出場のモラタが冷静に頭で流し込み、試合を決定付ける3点目を奪った。その後、10人の相手の反撃を無失点で凌ぎ切ったマドリーが、コパ敗退のショックを払拭するリーグ戦2連勝。今節で取りこぼしたセビージャ、バルセロナとの勝ち点差を広げて首位固めに成功した。
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▽前節、マラガ相手に競り勝った首位マドリーだが、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準々決勝のセルタ戦では2-2の引き分けどまりで、2戦合計3-4でコパ敗退が決定。巻き返しを図る今節は、難敵ソシエダをホームで迎え撃った。負傷離脱中のマルセロとカルバハルの両サイドバックの代役にダニーロとナチョが起用され、モドリッチの代役には同胞のコバチッチが入り、3トップはルーカス・バスケス、ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドが並んだ。▽互いにやや慎重な入りとなった中、共に右ウイングのバスケス、オヤルザバルの個人技でサイドを崩すが、なかなかフィニッシュには至らない。そのため、両チームを通じて最初の決定機は16分に訪れる。ボックス手前で得たFKの場面でウィリアン・ジョゼが右足で直接狙うが、枠の左を捉えたシュートはGKケイロル・ナバスの好守に阻まれた。さらに22分にはバイタルエリアでボールを受けたカナレスがミドルシュートを放つが、これもGK正面を突いた。
▽一方、相手の連動したプレスを前に中央で起点を作れないマドリーは、25分にバスケスがようやくファーストシュートを放つが、サイドを深くえぐってからの折り返しがことごとく相手にカットされるなど、ほとんど決定機を作り出せない。それでも、試合巧者のホームチームはワンチャンスを生かして先制に成功する。38分、相手陣内中央でベンゼマの落としを受けたC・ロナウドの裏を狙った絶妙なスルーパスに抜け出したコバチッチが、ボックス内に持ち込んで冷静にGKとの一対一を制した。
▽コバチッチのリーガエスパニョーラ初ゴールで均衡が破れた中、ソシエダもすぐさま反撃に転じる。40分過ぎにはウィリアン・ジョゼのポストプレーからカナレスが相手陣内を独走も、左サイドのオヤルザバルへのパスが長くなり、チャンスに至らず。45分にはカナレスとの連係でボックス内に侵入したファンミがカナレスのヒールパスを右足で蹴り込むが、わずかに枠の右に外れた。
▽1点リードで後半を迎えたマドリーは、立ち上がりの51分に追加点を奪う。コバチッチの絶妙な縦パスに抜け出したC・ロナウドが、飛び出したGKルジを嘲笑うかのような見事なチップキックでゴールネットを揺らした。
▽再びコバチッチとC・ロナウドのコンビでゴールをこじ開けたマドリーは、自身のゴールに気を良くしたC・ロナウドの左サイドを起点にその後も主導権を握る。前半は守備的に振る舞っていたナチョも要所で良いタイミングの攻撃参加を見せた。
▽一方、痛恨の2失点目を喫したソシエダは、58分にオヤルザバル、ウィリアン・ジョゼを下げて、シャビ・プリエトとベラを同時投入。だが、この交代策で流れを劇的に変えることはできず。74分にはカゼミロへのアフターチャージでこの試合2枚目の警告を受けたイニゴ・マルティネスが退場となり、数的不利まで背負うことになった。
▽この退場劇で完全に試合の主導権を掌握したマドリーは、82分にロングカウンターから右サイドのバスケスが上げた絶妙なクロスを、ベンゼマに代わって途中出場のモラタが冷静に頭で流し込み、試合を決定付ける3点目を奪った。その後、10人の相手の反撃を無失点で凌ぎ切ったマドリーが、コパ敗退のショックを払拭するリーグ戦2連勝。今節で取りこぼしたセビージャ、バルセロナとの勝ち点差を広げて首位固めに成功した。
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