エバートン、薬物使用で選手資格停止中のユース出身選手に1年のオファーを準備
2017.01.28 15:05 Sat
エバートンは、現在薬物使用で選手登録抹消処分中のFWジョゼ・バクスターに12カ月の選手としての契約を用意しているようだ。この契約は、バクスターの処分が解除される今年6月にも結ばれる見通しとなっている。
ジョゼ・バクスターはエバートン・ユース出身のストライカーだ。2008-2009シーズンにはプレミアリーグのブラックバーン戦で、16歳にしてトップチームデビューを飾り、将来を嘱望される若手であった。しかし、その後は伸び悩み、結局エバートンのトップチームでは1得点も決めることができないまま、下部リーグのチームを渡り歩く生活を強いられた。そして昨年2月、リーグ・ワン(英3部)のシェフィールド・ユナイテッド在籍中に薬物検査でコカインの陽性反応が出て、8月にはFAから2017年6月までの選手登録抹消という処分が下されてしまった。
『The Times』に対してバクスターは、「言葉が出ない。2回目のチャンスをもらう人もなかなかいないのに、自分には3回目のチャンスが訪れたんだ」と、喜びを素直に語った。
バクスターに対して契約を用意するというアイディアは、クラブの会長を務めるビル・ケンライトと、23歳以下のチームを率いるデイヴィッド・アンズワース監督によって提案された。エバートンで選手として1995年にFAカップを掲げた経験を持つアンズワース監督は、「彼が望むようになるように我々はサポートする」と話し、次のように続けた。
「処分が解除されればすぐにでも彼は他のU-23チームの選手たちと同じように、日々厳しいトレーニングに取り組むことになる。他の選手同様にチャンスも与えられる。その後、チャンピオンシップのクラブに移籍していくか、はたまたリーグ・ワンのクラブに移籍していくことになるか、それはジョゼ次第だ」
「我々が彼を助けようとしているのは、我々がそういったクラブだからだ。彼もまた我々のクラブの一員だから、手を差し伸べることは変わったことではない。でもジョゼには、どんな理由があろうとも、これがラストチャンスだと言うことになるだろう」
バクスターは現在、選手としての復帰を目指して週5日ジムに通う生活を送っている。エバートンでは結果を残せていないが、移籍先の下部リーグのクラブではコンスタントに得点を重ねており、最年少出場記録を持つクラブでコンディションを取り戻せれば、彼にオファーを提示するクラブは現れるはずだ。
もしくは、可能性は高くないかもしれないが、U-23チームでのプレーがトップチームを率いるロナルド・クーマン監督の目に留まれば、6年ぶりにプレミアの舞台に立つことになるかもしれない。ずいぶんと遠回りをしてしまったものの、ここからの再起を目指すストライカーに注目してみよう。
提供:goal.com
ジョゼ・バクスターはエバートン・ユース出身のストライカーだ。2008-2009シーズンにはプレミアリーグのブラックバーン戦で、16歳にしてトップチームデビューを飾り、将来を嘱望される若手であった。しかし、その後は伸び悩み、結局エバートンのトップチームでは1得点も決めることができないまま、下部リーグのチームを渡り歩く生活を強いられた。そして昨年2月、リーグ・ワン(英3部)のシェフィールド・ユナイテッド在籍中に薬物検査でコカインの陽性反応が出て、8月にはFAから2017年6月までの選手登録抹消という処分が下されてしまった。
『The Times』に対してバクスターは、「言葉が出ない。2回目のチャンスをもらう人もなかなかいないのに、自分には3回目のチャンスが訪れたんだ」と、喜びを素直に語った。
バクスターに対して契約を用意するというアイディアは、クラブの会長を務めるビル・ケンライトと、23歳以下のチームを率いるデイヴィッド・アンズワース監督によって提案された。エバートンで選手として1995年にFAカップを掲げた経験を持つアンズワース監督は、「彼が望むようになるように我々はサポートする」と話し、次のように続けた。
「処分が解除されればすぐにでも彼は他のU-23チームの選手たちと同じように、日々厳しいトレーニングに取り組むことになる。他の選手同様にチャンスも与えられる。その後、チャンピオンシップのクラブに移籍していくか、はたまたリーグ・ワンのクラブに移籍していくことになるか、それはジョゼ次第だ」
「我々が彼を助けようとしているのは、我々がそういったクラブだからだ。彼もまた我々のクラブの一員だから、手を差し伸べることは変わったことではない。でもジョゼには、どんな理由があろうとも、これがラストチャンスだと言うことになるだろう」
バクスターは現在、選手としての復帰を目指して週5日ジムに通う生活を送っている。エバートンでは結果を残せていないが、移籍先の下部リーグのクラブではコンスタントに得点を重ねており、最年少出場記録を持つクラブでコンディションを取り戻せれば、彼にオファーを提示するクラブは現れるはずだ。
もしくは、可能性は高くないかもしれないが、U-23チームでのプレーがトップチームを率いるロナルド・クーマン監督の目に留まれば、6年ぶりにプレミアの舞台に立つことになるかもしれない。ずいぶんと遠回りをしてしまったものの、ここからの再起を目指すストライカーに注目してみよう。
提供:goal.com
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