スリマニ2発も未勝利アルジェリアがGS敗退…首位セネガルに続きチュニジアが決勝T進出!《アフリカ・ネイションズカップ》
2017.01.24 06:01 Tue
▽23日にアフリカ・ネイションズカップ2017グループB最終節の2試合が行われた。前節、グループステージ突破を決めた首位のセネガル代表(勝ち点6)と、3位のアルジェリア代表(勝ち点1)の一戦は、2-2のドローに終わった。
▽2連勝でグループステージ突破を決めたセネガルは、サディオ・マネやクリバリ、クヤテ、グイエ、ケイタ・バルデなど複数の主力を温存。対して逆転での突破に向けて勝利が最低条件のアルジェリアは、マフレズ、スリマニのレスターコンビを始め、グラムやブラヒミ、ベンタレブと主力を揃って起用した。
▽立ち上がりから攻勢をかけるアルジェリアは10分、左サイドに抜け出したハンニの絶妙なクロスをゴール前に走り込んだスリマニが右足の見事なボレーで合わせ、幸先良く先制に成功する。
▽その後もマフレズの個人技を軸に追加点に迫るアルジェリアは、21分に一瞬の隙からムサ・ソウにゴール前への侵入を許すが、ここはGKアッセラーのビッグセーブで凌いだ。しかし、なかなか追加点を奪えないアルジェリアは、前半終了間際の43分にボックス手前でクリアボールに反応したパペ・ディオプに見事なボレーシュートをゴール左隅に流し込まれ、1-1のイーブンで前半を終えることになった。
▽追いつかれて後半を迎えたアルジェリアだが、52分にレスターコンビで勝ち越しゴールを奪う。ロングフィードに抜け出したマフレズがボックス右から左足で柔らかなクロスを送ると、ファーで胸トラップしたスリマニが右足のボレーシュート。やや勢いを欠いたこのシュートはゴールライン上でDFにかき出されるが、既にラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。
▽何とか勝ち越したいアルジェリアは、77分に絶好機が訪れる。最終ラインの裏に抜け出したスリマニがGKと一対一を迎えるが、チームを勝利に導くハットトリックが期待されたレスターFWのシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽その後、疲労の色濃いスリマニ、ハンニを下げてブネジャー、ゲザルを投入し、最後までゴールを目指したアルジェリアだったが、87分にボックス中央でゲザルの折り返しをダイレクトで合わせたマフレズのシュートは枠を大きく外れ、試合はこのまま2-2でタイムアップ。この結果、セネガルの首位通過およびアルジェリアのグループステージ敗退が決定した。
▽また、同時刻開催の最下位ジンバブエ代表(勝ち点1)と2位のチュニジア代表(勝ち点3)は、チュニジアが4-2で快勝した。この結果、チュニジアの2位通過が決定した。
▽この試合の勝利でグループステージ突破が決まるチュニジアは、立ち上がりから攻勢を仕掛けると、左CKの流れからペナルティアーク付近でスリティの放ったミドルシュートが、ゴール前のDFにディフレクトしてコースが変わる。これがGKの逆を突く形でネットを揺らした。勢い付くチュニジアは、22分にはスリティとのパス交換でゴール前に抜け出したムサクニ、36分にはナグエズのスルーパスに抜け出したケニシが続けてゴールを決め、リードを3点に広げた。
▽その後、43分に1点を返されるも、前半終了間際に得たPKをハズリが冷静に流し込み、再びリードを3点に戻して前半を終えた。
▽迎えた後半はジンバブエの攻勢が目立つ展開の中、ジンバブエにこの試合2点目が生まれるも、終始試合をコントロールしたチュニジアが危なげなく4-2のスコアで勝利した。
◆グループB順位表
(左から勝ち点、得失点差)
1.セネガル 7/4
2.チュニジア 6/1
3.アルジェリア 2/-1
4.ジンバブエ 1/-4
◆グループステージ最終節日程・結果
[グループA]
1/22
カメルーン 0-0 ガボン
ギニアビサウ 0-2 ブルキナファソ
[グループB]
1/23
セネガル 2-2 アルジェリア
ジンバブエ 2-4 チュニジア
[グループC]
1/24
モロッコ vs コートジボワール
トーゴ vs DRコンゴ
[グループD]
1/25
エジプト vs ガーナ
ウガンダ vs マリ
▽2連勝でグループステージ突破を決めたセネガルは、サディオ・マネやクリバリ、クヤテ、グイエ、ケイタ・バルデなど複数の主力を温存。対して逆転での突破に向けて勝利が最低条件のアルジェリアは、マフレズ、スリマニのレスターコンビを始め、グラムやブラヒミ、ベンタレブと主力を揃って起用した。
▽その後もマフレズの個人技を軸に追加点に迫るアルジェリアは、21分に一瞬の隙からムサ・ソウにゴール前への侵入を許すが、ここはGKアッセラーのビッグセーブで凌いだ。しかし、なかなか追加点を奪えないアルジェリアは、前半終了間際の43分にボックス手前でクリアボールに反応したパペ・ディオプに見事なボレーシュートをゴール左隅に流し込まれ、1-1のイーブンで前半を終えることになった。
▽追いつかれて後半を迎えたアルジェリアだが、52分にレスターコンビで勝ち越しゴールを奪う。ロングフィードに抜け出したマフレズがボックス右から左足で柔らかなクロスを送ると、ファーで胸トラップしたスリマニが右足のボレーシュート。やや勢いを欠いたこのシュートはゴールライン上でDFにかき出されるが、既にラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。
▽スリマニのこの試合2点目で逆転突破に望みを繋いだアルジェリアだったが、勝ち越しからわずか1分後にボックス手前で味方が潰れたこぼれに反応したムサ・ソウに地を這う右足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺され、再び試合を振り出しに戻された。
▽何とか勝ち越したいアルジェリアは、77分に絶好機が訪れる。最終ラインの裏に抜け出したスリマニがGKと一対一を迎えるが、チームを勝利に導くハットトリックが期待されたレスターFWのシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽その後、疲労の色濃いスリマニ、ハンニを下げてブネジャー、ゲザルを投入し、最後までゴールを目指したアルジェリアだったが、87分にボックス中央でゲザルの折り返しをダイレクトで合わせたマフレズのシュートは枠を大きく外れ、試合はこのまま2-2でタイムアップ。この結果、セネガルの首位通過およびアルジェリアのグループステージ敗退が決定した。
▽また、同時刻開催の最下位ジンバブエ代表(勝ち点1)と2位のチュニジア代表(勝ち点3)は、チュニジアが4-2で快勝した。この結果、チュニジアの2位通過が決定した。
▽この試合の勝利でグループステージ突破が決まるチュニジアは、立ち上がりから攻勢を仕掛けると、左CKの流れからペナルティアーク付近でスリティの放ったミドルシュートが、ゴール前のDFにディフレクトしてコースが変わる。これがGKの逆を突く形でネットを揺らした。勢い付くチュニジアは、22分にはスリティとのパス交換でゴール前に抜け出したムサクニ、36分にはナグエズのスルーパスに抜け出したケニシが続けてゴールを決め、リードを3点に広げた。
▽その後、43分に1点を返されるも、前半終了間際に得たPKをハズリが冷静に流し込み、再びリードを3点に戻して前半を終えた。
▽迎えた後半はジンバブエの攻勢が目立つ展開の中、ジンバブエにこの試合2点目が生まれるも、終始試合をコントロールしたチュニジアが危なげなく4-2のスコアで勝利した。
◆グループB順位表
(左から勝ち点、得失点差)
1.セネガル 7/4
2.チュニジア 6/1
3.アルジェリア 2/-1
4.ジンバブエ 1/-4
◆グループステージ最終節日程・結果
[グループA]
1/22
カメルーン 0-0 ガボン
ギニアビサウ 0-2 ブルキナファソ
[グループB]
1/23
セネガル 2-2 アルジェリア
ジンバブエ 2-4 チュニジア
[グループC]
1/24
モロッコ vs コートジボワール
トーゴ vs DRコンゴ
[グループD]
1/25
エジプト vs ガーナ
ウガンダ vs マリ
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