スペイン国営放送、カタルーニャのスポーツ部がレアル・マドリー&アトレティコ贔屓の偏向報道を訴える
2017.01.24 00:41 Tue
スペインの国営放送RTVEで、フットボールに関するお家騒動が起きている。カタルーニャのスポーツ部に携わるスタッフ6名が、RTVE報道審議会に対して自局がレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーを贔屓する偏向的報道を行っていると抗議をしたのだ。スペイン『ボス・ポプリ』が報じている。
『ボス・ポプリ』によると、RTVEのカタルーニャのスポーツ部に所属する6名は、同局マドリッドのスポーツ部責任者フリアン・レジェス氏が、レアル・マドリー、アトレティコ贔屓の報道を指示しているとして、報道審議会に署名付きの抗議文を手渡した。
その抗議の内容だが、レジェス氏はレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、アトレティコのエンリケ・セレソ会長と近しい関係になることを目的に、両クラブに関して前向きな報道しか行っていなかったとのこと。反対にバルセロナについては、信用を失わせるような報道を連日にわたって行っているという。例えばレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシ、同FWネイマールの脱税などに関する疑惑、また誤審騒動において、報道が著しく偏っていたとのことだ。
カタルーニャのスポーツ部6名は、レジェス氏がRTVEの中でほとんど信頼を得られていないことも報道審議会に報告。なおレジェス氏は2009年のコパ・デル・レイ決勝バルセロナ対アスレティック・ビルバオのテレビ放送において、国家に吹かれる指笛の音声を、編集によって小さくするよう指示した過去を持つ。RTVEはその一件を受けてレジェス氏を解任とする処置を取ったが、2015年に復帰させていた。
提供:goal.com
『ボス・ポプリ』によると、RTVEのカタルーニャのスポーツ部に所属する6名は、同局マドリッドのスポーツ部責任者フリアン・レジェス氏が、レアル・マドリー、アトレティコ贔屓の報道を指示しているとして、報道審議会に署名付きの抗議文を手渡した。
その抗議の内容だが、レジェス氏はレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、アトレティコのエンリケ・セレソ会長と近しい関係になることを目的に、両クラブに関して前向きな報道しか行っていなかったとのこと。反対にバルセロナについては、信用を失わせるような報道を連日にわたって行っているという。例えばレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシ、同FWネイマールの脱税などに関する疑惑、また誤審騒動において、報道が著しく偏っていたとのことだ。
カタルーニャのスポーツ部6名は、レジェス氏がRTVEの中でほとんど信頼を得られていないことも報道審議会に報告。なおレジェス氏は2009年のコパ・デル・レイ決勝バルセロナ対アスレティック・ビルバオのテレビ放送において、国家に吹かれる指笛の音声を、編集によって小さくするよう指示した過去を持つ。RTVEはその一件を受けてレジェス氏を解任とする処置を取ったが、2015年に復帰させていた。
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