昨季王者過去最悪ペースの成績も…レスターのラニエリ監督「当初から勝ち点40が目標」

2017.01.23 19:47 Mon
現地時間22日に行われたサウサンプトンvsレスターの一戦で、サウサンプトンが3-0で昨季王者のレスターに完勝を収めた。

この試合でレスターは勝ち点21の15位に沈む形になり、降格圏内である18位までの勝ち点差は5となった。終了後、レスターのクラウディオ・ラニエリ監督が次のように述べている。

「今シーズンの目標は最初から勝ち点40のラインだった。できるだけ早く達成する必要がある」

昨シーズン、23勝12分け3敗の勝ち点81でリーグ優勝を果たしたレスター。記者から「このままでは降格もあり得るのでは?」という質問に対して、ラニエリは残留争いの勝ち点の目安とされる、勝ち点40が今シーズンの目標だったことを強調した。

ここしばらくの試合で、昨シーズン結果を残していた4-4-2のシステムから、新たなフォーメーションを試しているラニエリ。しかし、チェルシーやトッテナムが3バックで好成績を残している一方で、レスターの試みはいずれも失敗しているのが現状だ。

なお、現地メディアでは、前シーズンの王者が22試合で残した記録として、1961-62シーズン王者のイプスウィッチが62-63シーズン(シーズンは17位で終了で1部残留)に残した記録に並ぶ、史上最悪のペースと報じている。


提供:goal.com

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