シティ圧倒もスパーズが枠内シュート2本でドローに持ち込む! 注目の上位対決は痛み分け《プレミアリーグ》
2017.01.22 04:44 Sun
▽プレミアリーグ第22節、マンチェスター・シティvsトッテナムが21日にエティハド・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
▽前節、エバートン相手に今シーズンの公式戦最多失点タイの4失点を喫し、屈辱的な0-4の惨敗を喫した5位のシティ(勝ち点42)は、最低限の目標であるトップ4フィニッシュにも暗雲が立ち込める。昨年10月の前回対戦で0-2の敗戦を喫したトッテナムとの一戦に向けては、エバートン戦から先発2人を変更。ストーンズとサーニャに代えてコラロフとリロイ・ザネが先発に入り、ヤヤ・トゥーレをアンカーに配した[4-1-4-1]の布陣を採用した。また、今冬パルメイラスから加入した19歳のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが初のベンチ入りを果たした。
▽一方、首位チェルシーの連勝をストップするなど、破竹の6連勝でそのチェルシーと7ポイント差の2位に浮上したトッテナム(勝ち点45)は、結果、内容ともに現在のプレミアで最も好調なチーム。前回対戦を含め3連勝中のシティ戦に向けては、直近のWBA戦で負傷したヴェルトンゲンの代役にヴィマーを起用した以外、同じ10人を起用した。
▽互いに様子見の入りとなった中、前線からボールを奪いに行く積極的なプレーを見せたホームのシティが主導権を掴む。10分にはボックス付近でアグエロ、デ・ブライネとダイレクトで繋ぎ、ゴール前に飛び出したサバレタに決定機も、ここはDFアルデルヴァイレルトの好守に阻まれた。
▽一方、開始15分までにエリック・ダイアー、ヴィマーと3センターバックの2人にイエローカードが出るなど、劣勢の入りとなったトッテナムは、ビルドアップの場面での苦戦が目立ち、自慢の前線まで良い形でボールを運ぶことができない。この状況を受けて、ポチェッティーノ監督はダイアーとデンベレを1列ずつ上げ、[4-2-3-1]にシステム変更した。
▽前半半ばから終盤にかけてもシティペースで試合が進む中、35分過ぎにボックス内でアグエロに続けて決定機も、いずれもシュートコースを限定されてGKロリスのセーブに遭う。結局、前半のうちに先制点を奪うことができなかったシティだったが、得点以外ではほぼパーフェクトな試合運びで前半を終えた。
▽無失点で終えたこと以外、前半に全く良いところがなかったトッテナムは、精彩を欠いたヴィマーを下げて後半頭からソン・フンミンを投入。この交代でダイアー、デンベレを元の位置に戻し、2列目は右からエリクセン、デレ・アリ、ソン・フンミンという並びとなった。
▽後半も集中した入りを見せたシティは、前半の苦戦が嘘のように相手のミスから続けてゴールをこじ開ける。まずは49分、デ・ブライネが絶妙なロングフィードをゴール前に通すと、ペナルティエリアぎりぎりで頭でのクリアを試みたGKロリスがまさかの空振り。これを胸トラップしたザネが無人のゴールへ流し込み、先制に成功。続く54分には右サイドに抜け出したスターリングのクロスを名手ロリスがまさかのファンブル。これをデ・ブライネが押し込み、一気にリードを2点に広げた。
▽絶対的守護神のまさかのミスで2点ビハインドを背負ったトッテナムだったが、この試合最初の枠内シュートをゴールに結びつける。58分、右サイドでルーズボールを拾ったウォーカーが絶妙なクロスを入れると、これをゴール前に飛び込んだデレ・アリが頭で流し込んだ。
▽このゴールで息を吹き返したトッテナムだったが、64分にアルデルヴァイレルトが右足ハムストリングを痛め、ウィンクスとの負傷交代を強いられる。この交代でワニャマがダイアーと共にセンターバックに入り、ウィンクスはセントラルMFに入った。
▽スコアが2-1となってからはシティ出足が鈍り始めたことでこう着した時間が続く。それでも、絶好調のデ・ブライネを起点にスターリングとザネの両翼が決定機に絡む。76分には裏に抜け出したスターリングに決定機も、DFウォーカーに後方からプッシングを受けた影響で強いシュートを打てず、GKロリスにキャッチされる。すると、この直後に再びワンチャンスを生かしたトッテナムに同点ゴールを許す。
▽77分、ボックス右角でボールを持ったエリクセンがボックス内のケインに短いパスを通すと、ケインの絶妙なワンタッチパスを受けたボックス中央のソン・フンミンが右足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽まずい試合運びから2点を追いつかれたシティは、82分にスターリングを下げて注目のガブリエウ・ジェズスをピッチに送り出す。すると、ファーストプレーでいきなり鋭い仕掛けを見せた超新星は、83分に右サイドのデ・ブライネの絶妙なグラウンダーのクロスをスライディングシュートで流し込むが、わずかにオフサイドラインを越えており、デビュー戦ゴールは認められない。
▽その後も両チームは最後まで白熱の攻防を見せるが、互いに3点目を奪うことはできず。終始、試合をコントロールしながらも2点差を追いつかれたシティは、逆転での優勝がより厳しい状況となった。一方、大苦戦も枠内シュート2本でドローに持ち込んだトッテナムは、連勝ストップも前向きな勝ち点1奪取となったが、ヴェルトンゲンに続くアルデルヴァイレルトの離脱は今後の戦いに向けて大きな不安を残すアクシデントとなった。
▽前節、エバートン相手に今シーズンの公式戦最多失点タイの4失点を喫し、屈辱的な0-4の惨敗を喫した5位のシティ(勝ち点42)は、最低限の目標であるトップ4フィニッシュにも暗雲が立ち込める。昨年10月の前回対戦で0-2の敗戦を喫したトッテナムとの一戦に向けては、エバートン戦から先発2人を変更。ストーンズとサーニャに代えてコラロフとリロイ・ザネが先発に入り、ヤヤ・トゥーレをアンカーに配した[4-1-4-1]の布陣を採用した。また、今冬パルメイラスから加入した19歳のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが初のベンチ入りを果たした。
▽互いに様子見の入りとなった中、前線からボールを奪いに行く積極的なプレーを見せたホームのシティが主導権を掴む。10分にはボックス付近でアグエロ、デ・ブライネとダイレクトで繋ぎ、ゴール前に飛び出したサバレタに決定機も、ここはDFアルデルヴァイレルトの好守に阻まれた。
▽一方、開始15分までにエリック・ダイアー、ヴィマーと3センターバックの2人にイエローカードが出るなど、劣勢の入りとなったトッテナムは、ビルドアップの場面での苦戦が目立ち、自慢の前線まで良い形でボールを運ぶことができない。この状況を受けて、ポチェッティーノ監督はダイアーとデンベレを1列ずつ上げ、[4-2-3-1]にシステム変更した。
▽良い守備から良いリズムで攻撃へと繋げるシティは、20分にボックス手前でシルバが枠を捉えたミドルシュートを放つが、これはGKロリスの好守に遭う。さらにこのプレーd得た右CKの場面でサインプレーからサバレタがミドルシュートを狙うが、今度は枠の左に外れた。
▽前半半ばから終盤にかけてもシティペースで試合が進む中、35分過ぎにボックス内でアグエロに続けて決定機も、いずれもシュートコースを限定されてGKロリスのセーブに遭う。結局、前半のうちに先制点を奪うことができなかったシティだったが、得点以外ではほぼパーフェクトな試合運びで前半を終えた。
▽無失点で終えたこと以外、前半に全く良いところがなかったトッテナムは、精彩を欠いたヴィマーを下げて後半頭からソン・フンミンを投入。この交代でダイアー、デンベレを元の位置に戻し、2列目は右からエリクセン、デレ・アリ、ソン・フンミンという並びとなった。
▽後半も集中した入りを見せたシティは、前半の苦戦が嘘のように相手のミスから続けてゴールをこじ開ける。まずは49分、デ・ブライネが絶妙なロングフィードをゴール前に通すと、ペナルティエリアぎりぎりで頭でのクリアを試みたGKロリスがまさかの空振り。これを胸トラップしたザネが無人のゴールへ流し込み、先制に成功。続く54分には右サイドに抜け出したスターリングのクロスを名手ロリスがまさかのファンブル。これをデ・ブライネが押し込み、一気にリードを2点に広げた。
▽絶対的守護神のまさかのミスで2点ビハインドを背負ったトッテナムだったが、この試合最初の枠内シュートをゴールに結びつける。58分、右サイドでルーズボールを拾ったウォーカーが絶妙なクロスを入れると、これをゴール前に飛び込んだデレ・アリが頭で流し込んだ。
▽このゴールで息を吹き返したトッテナムだったが、64分にアルデルヴァイレルトが右足ハムストリングを痛め、ウィンクスとの負傷交代を強いられる。この交代でワニャマがダイアーと共にセンターバックに入り、ウィンクスはセントラルMFに入った。
▽スコアが2-1となってからはシティ出足が鈍り始めたことでこう着した時間が続く。それでも、絶好調のデ・ブライネを起点にスターリングとザネの両翼が決定機に絡む。76分には裏に抜け出したスターリングに決定機も、DFウォーカーに後方からプッシングを受けた影響で強いシュートを打てず、GKロリスにキャッチされる。すると、この直後に再びワンチャンスを生かしたトッテナムに同点ゴールを許す。
▽77分、ボックス右角でボールを持ったエリクセンがボックス内のケインに短いパスを通すと、ケインの絶妙なワンタッチパスを受けたボックス中央のソン・フンミンが右足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽まずい試合運びから2点を追いつかれたシティは、82分にスターリングを下げて注目のガブリエウ・ジェズスをピッチに送り出す。すると、ファーストプレーでいきなり鋭い仕掛けを見せた超新星は、83分に右サイドのデ・ブライネの絶妙なグラウンダーのクロスをスライディングシュートで流し込むが、わずかにオフサイドラインを越えており、デビュー戦ゴールは認められない。
▽その後も両チームは最後まで白熱の攻防を見せるが、互いに3点目を奪うことはできず。終始、試合をコントロールしながらも2点差を追いつかれたシティは、逆転での優勝がより厳しい状況となった。一方、大苦戦も枠内シュート2本でドローに持ち込んだトッテナムは、連勝ストップも前向きな勝ち点1奪取となったが、ヴェルトンゲンに続くアルデルヴァイレルトの離脱は今後の戦いに向けて大きな不安を残すアクシデントとなった。
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