JリーグがDAZNとメディアブリーフィング実施!! ジェームズCEO「Jリーグのサービス立ち上げに向けて全力を尽くしたい」
2017.01.20 17:50 Fri
▽Jリーグは20日、2017年より放映権契約を結ぶ「DAZN(ダ・ゾーン)」とのメディアブリーフィングを実施した。
▽今月22日に開幕を迎える2017Jリーグ DAZNニューイヤーカップからDAZNでのJリーグ観戦が開始される中で行われたブリーフィング。Jリーグの村井満チェアマンとDAZNのジェームズ・ラシュトン最高経営責任者(CEO)が出席し、今後の展開についてのブリーフィングを行った。
▽また、DAZNコンテンツ制作の水野重理本部長からは「サッカーの臨場感を伝える中継制作を実現するための取り組みや新たに導入するプロジェクト」として、試合中継に用いるカメラの増大。2017シーズンマッチウィークスケジュールでは、金曜日に試合のプレビュー番組、月曜日には試合のレビュー番組を実施すると発表した。なお、今後もコンテンツは増えていくとのことだ。
▽村井チェアマンとジェームズCEOの会見冒頭コメント(一部抜粋)は以下のとおり。
◆村井満Jリーグチェアマン
「まもなく開幕を控えているJリーグですが、パフォーム社のDAZNのCEOを務めていますジェームズさんをお迎えしています。新たな提携を発表させて頂いた時にはジェームズさんと一緒に皆さんの前で話しました。今日はジェームズさんから今後のパートナーシップ契約の10年にわたる戦略を話してもらいます」
「DAZNは家のテレビで見られるのかとの問い合わせもあります。メディア向けに実際のマルチタブレットでのデモンストレーション。実際にテレビを使って、触れていただきたいと思っています」
「実は、DAZNとの契約は2月1日からとなっており、PR等は今のタイミングでは控えています。2月から一斉にプロモーションが始まりますし、この辺りも話してもらえると思っています」
◆ジェームズ・ラシュトンCEO
「今日は初めての方もいるので、私はジェームズ・ラシュトンで、CEOを務めています。まずは村井チェアマンに挨拶いただきお礼を言いたいと思う。サッカーのシーズンが始まる前のプレシーズンはワクワクしている楽しい時期だと考えている。この時期はこれから始まるシーズンへの期待が高まる。チームがどういう成績になるか大きな関心がある時期だ」
「DAZNとしても、このシーズンに向けて数カ月間Jリーグとの連携の下で準備を進めてきた。今シーズンはJリーグとDAZNの間で新しいパートナーシップを結び、特別なものになると期待している。我々は質の高い放送を提供したいし、新しいビジョンを伝えたい」
「前回話した際には、Jの新しい章が始まると言った。今後は向こう数年間、大きな変化をもたらしたいと思っている」
「DAZNで最も重要なのはファンを優先するサービスであるとうこと。我々が注力しているのはファンの皆様により良いサービスの提供をすることだ。優れたものをいつでもどこでも楽しめるように提供していきたい」
「このような考えのもとで努力を続け、従来のサービスより質の高いものを提供できる。さらに2つの要素が重要で、その1つはお手頃な定額料金で提供すること。我々は1750円という料金を発表している。これはJリーグがシーズンに入っても引き上げることはない」
「2つ目の要素は様々なプラットフォームで提供すること。それによって、いつでもどこでもこのサービスを楽しんでもらえる。村井さんから話があったが、DAZNはテレビのプロダクトだ。Jリーグに関しては、配信が始まる時期には日本の有名なテレビメーカーが全てサポートできるようになるだろう。また古い型式のテレビでそのままアクセスすることは難しい。しかし、アマゾンやグーグル(現在調整中)やアップルのデバイスを活用すればテレビを通してアクセス可能だ」
「日本でこのサービスを提供しようとした要素の1つは、ペイテレビの加入者数より接続したデバイスが多いという点。サービスを提供する上でこれまでのペイテレビよりDAZNの方が普及できそうだと思っている」
「今週の初めにJ各クラブに集まってもらって2日間の会議があった。そこでこれからの取り決めで、一定の著作権の管理がチーム側に提供されることが決まった。それによって各クラブはSNSやウェブサイト上で自由に発信できる。これもJリーグのファンにとって朗報だ。かつてない多くのコンテンツをSNSやウェブサイトに提供していくことが可能となった」
「Jリーグとの契約は10年間。年を追うごとに大きく大胆な挑戦したいと思っている。そしてその最初の2017シーズンに関しても重要な取り組みを導入することとなる。その1つ目の取り組みは制作クオリティを高めること。プレミアリーグなどの欧州主要なリーグと遜色ないクオリティの実現を目指す」
「また、Jリーグのために新しい番組制作も注力していく。この番組の中にはNFLのレッドゾーンに類似したものも考えている。レッドゾーンを知らない方もいるだろうが、これはファンが全てのタッチダウンシーンを見ることができるサービスだ。しかもライブで見られる。試合が進行しながら、他の試合の全てのタッチダウンを視聴できるものだ」
「詳しく言うと、Jリーグにおけるゴールの全てを1つの番組で視聴できるようにしたい。複数の試合を行ったり来たりしなくて良くなる。1つの番組で全てのゴールシーンを見られる番組を作りたい。ただ、このようなプログラムは少し時間がかかる。この取り組みに関してはJリーグの後半のシーズンで導入したい」
「また、Jリーグ、各チームと連携して放送に関する体験だけでなくスタジアムでの体験も取り組みたい。Wi-FiのパートーナーであるNTTとも協力を深めていきたい」
「私からは以上だ。これからJリーグのサービス立ち上げに向けて全力を尽くしたい。Jリーグがさらなる発展をできるように、できる限りお手伝いしたいと思う」
▽今月22日に開幕を迎える2017Jリーグ DAZNニューイヤーカップからDAZNでのJリーグ観戦が開始される中で行われたブリーフィング。Jリーグの村井満チェアマンとDAZNのジェームズ・ラシュトン最高経営責任者(CEO)が出席し、今後の展開についてのブリーフィングを行った。
▽村井チェアマンとジェームズCEOの会見冒頭コメント(一部抜粋)は以下のとおり。
◆村井満Jリーグチェアマン
「まもなく開幕を控えているJリーグですが、パフォーム社のDAZNのCEOを務めていますジェームズさんをお迎えしています。新たな提携を発表させて頂いた時にはジェームズさんと一緒に皆さんの前で話しました。今日はジェームズさんから今後のパートナーシップ契約の10年にわたる戦略を話してもらいます」
「今は中継に向けた準備を進めていますが、具体的な内容もDAZNサイドからお話ししていただくことになっています。また、22日に沖縄で開催するJリーグ DAZNニューイヤーカップが沖縄ラウンドからスタートします。さらに、24日からはタイでJリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップもDAZNで中継が予定されています。具体的な内容に踏み込んでお話しをさせていただきます」
「DAZNは家のテレビで見られるのかとの問い合わせもあります。メディア向けに実際のマルチタブレットでのデモンストレーション。実際にテレビを使って、触れていただきたいと思っています」
「実は、DAZNとの契約は2月1日からとなっており、PR等は今のタイミングでは控えています。2月から一斉にプロモーションが始まりますし、この辺りも話してもらえると思っています」
◆ジェームズ・ラシュトンCEO
「今日は初めての方もいるので、私はジェームズ・ラシュトンで、CEOを務めています。まずは村井チェアマンに挨拶いただきお礼を言いたいと思う。サッカーのシーズンが始まる前のプレシーズンはワクワクしている楽しい時期だと考えている。この時期はこれから始まるシーズンへの期待が高まる。チームがどういう成績になるか大きな関心がある時期だ」
「DAZNとしても、このシーズンに向けて数カ月間Jリーグとの連携の下で準備を進めてきた。今シーズンはJリーグとDAZNの間で新しいパートナーシップを結び、特別なものになると期待している。我々は質の高い放送を提供したいし、新しいビジョンを伝えたい」
「前回話した際には、Jの新しい章が始まると言った。今後は向こう数年間、大きな変化をもたらしたいと思っている」
「DAZNで最も重要なのはファンを優先するサービスであるとうこと。我々が注力しているのはファンの皆様により良いサービスの提供をすることだ。優れたものをいつでもどこでも楽しめるように提供していきたい」
「このような考えのもとで努力を続け、従来のサービスより質の高いものを提供できる。さらに2つの要素が重要で、その1つはお手頃な定額料金で提供すること。我々は1750円という料金を発表している。これはJリーグがシーズンに入っても引き上げることはない」
「2つ目の要素は様々なプラットフォームで提供すること。それによって、いつでもどこでもこのサービスを楽しんでもらえる。村井さんから話があったが、DAZNはテレビのプロダクトだ。Jリーグに関しては、配信が始まる時期には日本の有名なテレビメーカーが全てサポートできるようになるだろう。また古い型式のテレビでそのままアクセスすることは難しい。しかし、アマゾンやグーグル(現在調整中)やアップルのデバイスを活用すればテレビを通してアクセス可能だ」
「日本でこのサービスを提供しようとした要素の1つは、ペイテレビの加入者数より接続したデバイスが多いという点。サービスを提供する上でこれまでのペイテレビよりDAZNの方が普及できそうだと思っている」
「今週の初めにJ各クラブに集まってもらって2日間の会議があった。そこでこれからの取り決めで、一定の著作権の管理がチーム側に提供されることが決まった。それによって各クラブはSNSやウェブサイト上で自由に発信できる。これもJリーグのファンにとって朗報だ。かつてない多くのコンテンツをSNSやウェブサイトに提供していくことが可能となった」
「Jリーグとの契約は10年間。年を追うごとに大きく大胆な挑戦したいと思っている。そしてその最初の2017シーズンに関しても重要な取り組みを導入することとなる。その1つ目の取り組みは制作クオリティを高めること。プレミアリーグなどの欧州主要なリーグと遜色ないクオリティの実現を目指す」
「また、Jリーグのために新しい番組制作も注力していく。この番組の中にはNFLのレッドゾーンに類似したものも考えている。レッドゾーンを知らない方もいるだろうが、これはファンが全てのタッチダウンシーンを見ることができるサービスだ。しかもライブで見られる。試合が進行しながら、他の試合の全てのタッチダウンを視聴できるものだ」
「詳しく言うと、Jリーグにおけるゴールの全てを1つの番組で視聴できるようにしたい。複数の試合を行ったり来たりしなくて良くなる。1つの番組で全てのゴールシーンを見られる番組を作りたい。ただ、このようなプログラムは少し時間がかかる。この取り組みに関してはJリーグの後半のシーズンで導入したい」
「また、Jリーグ、各チームと連携して放送に関する体験だけでなくスタジアムでの体験も取り組みたい。Wi-FiのパートーナーであるNTTとも協力を深めていきたい」
「私からは以上だ。これからJリーグのサービス立ち上げに向けて全力を尽くしたい。Jリーグがさらなる発展をできるように、できる限りお手伝いしたいと思う」
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