レーティング: フィオレンティーナ 2-1 ユベントス《セリエA》

2017.01.16 06:53 Mon
Getty Images
▽セリエA第20節フィオレンティーナvsユベントスが15日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、2-1でフィオレンティーナが勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽フィオレンティーナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
12 タタルサヌ 6.0
80分のイグアインのヘディングシュートを好守で阻止
DF
6 C・サンチェス 6.5
本職でないストッパーの位置ながらも好パフォーマンス

2 ゴンサロ・ロドリゲス 6.0
守備を統率。悪癖の軽いプレーが見られなかった

13 アストーリ 6.0
高い集中力を保ってプレー
MF
25 キエーザ 6.0
攻守に奮闘。セリエA初ゴールは幻に

(→テージョ -)

20 ボルハ・バレロ 5.5
幅広く動いてボールを引き出した

(→イリチッチ -)

8 ヴェシーノ 6.5
アンカーの位置から攻撃によく絡んだ

5 バデリ 6.0
攻守のバランスを取り、決勝ゴールをマーク

15 オリヴェラ 6.0
クアドラードの突破を阻んだ

FW
10 ベルナルデスキ 6.0
カリニッチと良い距離感を保つ

(→クリストーフォロ 6.0)
守備の強度を狙い通りに上げる働きを担った

9 カリニッチ 6.5
ボヌッチとのフィジカル勝負で負けず。先制ゴールを奪った

監督
パウロ・ソウザ 6.5
ユベントスに合わせて3-5-2を採用し、真っ向勝負を挑んで見事に勝利

▽ユベントス採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ブッフォン 6.0
防げるシュートは止めていた

DF
15 バルザーリ 5.5
大崩れせず耐える

(→マンジュキッチ -)

19 ボヌッチ 5.0
約1カ月半ぶりの先発復帰。カリニッチに完敗

3 キエッリーニ 5.5
身体を張った対応位を続けた

MF
7 クアドラード 5.5
オリヴェラとのマッチアップで優位に立てず

6 ケディラ 5.0
ゴールに絡んだが、なかなかボールに触れず

8 マルキジオ 5.0
[4-2-4]に変更して以降、ボールタッチが増えたものの、存在感が乏しかった

(→リンコン -)

27 ストゥラーロ 5.5
球際でハードに戦うもボールが足に付いていなかった

(→ピアツァ 5.0)
左ウイングでプレー。1度良い突破があったが、試合に入れず

12 アレックス・サンドロ 6.0
キエーザと好勝負を演じた

FW
21 ディバラ 6.0
終盤の決定機を決めたかったが、下がってボールを受けて起点になろうとした

9 イグアイン 6.0
なかなかボールに絡めなかったが、反撃の狼煙を上げる1ゴール

監督
アッレグリ 5.5
何とか追いつこうと超攻撃的布陣に変更したが、届かなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
カリニッチ(フィオレンティーナ)
▽ヴェシーノも素晴らしい働きぶりだったが、攻撃面以外にも守備への切り替えでも秀逸の働きを見せたカリニッチを選出。

フィオレンティーナ 2-1 ユベントス
【フィオレンティーナ】
カリニッチ(前37)
バデリ(後9)
【ユベントス】
イグアイン(後13)
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