乾先発のエイバル、アドリアンが3ゴールに絡む活躍で5試合ぶり勝利《リーガエスパニョーラ》

2017.01.16 04:24 Mon
Getty Images
▽エイバルは15日、リーガエスパニョーラ第18節でスポルティング・ヒホンのホームに乗り込み、3-2で勝利した。エイバルのMF乾貴士は74分に交代している。
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▽前節アトレティコ・マドリーに0-2と惜敗した10位エイバル(勝ち点23)は、3日前に行われたコパ・デル・レイのオサスナ戦を0-0で引き分けて準々決勝進出を決めた。そのオサスナ戦のスタメンから7選手を変更。ペドロ・レオンやセルジ・エンリク、ダニ・ガルシアら主力が先発に戻り、乾がリーガ10試合連続スタメンとなった。
▽3連敗中の18位ヒホン(勝ち点12)に対し、エイバルはいつも通りの[4-2-3-1]を採用。乾は定位置の左MFで先発となった。試合は3分に乾が仕掛けてルーズとなったボールを拾ったアドリアンがボックス左でアモレビエタに倒されてPKを獲得。シミュレーションに近かったが、このPKをアドリアン自らゴール左に決めてエイバルが先制した。

▽しかし9分、GKリエスゴのキックミスからルーズボールをカルモナに決められ、すかさず試合は1-1となってしまう。失点直後、右サイドからのクロスを乾がシュートする決定機を迎えるも、枠を捉えることができない。さらに18分、右サイドのFKからアドリアンのヘディングシュートが左ポストを直撃したエイバルだったが、21分に勝ち越しに成功した。アドリアンのミドルシュートをGKが弾いたルーズボールをペドロ・レオンが詰めた。

▽さらに23分、畳みかけるエイバルは再びアドリアンのミドルシュートがGKクエジャールを強襲すると、ルーズとなったボールを今度はルナが詰めた。ハーフタイムにかけても鋭い出足を見せるエイバルのペースが続き、低調なプレーに終始するヒホンに対してはホームのファンからブーイングが起こった。
▽迎えた後半開始3分、左CKのルーズボールをボックス右の乾がボレー。だが、わずかにシュートは枠の上を越えていった。続く50分にもセルジ・エンリクのシュートでゴールに迫ったエイバルは、58分に失点する。FKの流れからカセスのミドルシュートが味方に当たってゴールに吸い込まれた。

▽さらに61分にもビゲラに決定的なシュートを許したエイバルは、65分にアドリアンに代えてフラン・リコを投入し、守備を締めにかかる。さらに74分、乾がピッチを後にし、ペーニャが投入された。交代枠を使い切ったエイバルは終盤にかけて、集中した守備で凌ぎ逃げ切り勝利。5試合ぶりの白星を飾った。

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