伏兵アロンソ2発のチェルシーがレスター撃破! 岡崎は後半から途中出場も見せ場なし《プレミアリーグ》
2017.01.15 04:32 Sun
▽プレミアリーグ第21節、レスター・シティvsチェルシーが14日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが3-0で快勝した。レスターのFW岡崎慎司は、60分から途中出場した。
▽一方、前節トッテナムとのダービーに敗れ、リーグ戦の連勝が13試合でストップしたチェルシーは、控え主体で臨んだFAカップでピーターバラに快勝も、きっちりリーグ戦でバウンスバックを果たしたいところ。だが、今週の練習で指揮官と衝突したジエゴ・コスタがメンバー外となり、アザールをゼロトップで起用することになった。
▽開始直後にヴァーディとムサのコンビでホームチームがいきなり相手ゴールを脅かすも、先にゴールをこじ開けたのは、地力で勝るアウェイチームだった。6分、アスピリクエタの右クロスがニアでDFにディフレクトしたボールをゴール前でペドロ、アザールとダイレクトで繋ぐと、ボックス左でフリーのマルコス・アロンソの足元にボールが転がる。ここでスペイン人DFは利き足とは逆の右足で冷静にゴール右隅へ蹴り込んだ。
▽開始早々に先制を許したレスターだが、必要以上に前がかりになることはせず、入りと同じリズムで試合を進める。それでも、相手ウイングバックの後方のスペースを使ってオルブライトンとチルウェルの両ウイングバックがシンプルなクロスからチャンスを演出。17分には右サイドからのクロスをそのチルウェルが頭で合わすが、枠に飛ばせない。
▽後半もややクローズな展開が続く中、チェルシーの伏兵がまたしても試合を動かす。51分、フックスが不用意なファウルでウィリアンを倒し、チェルシーが相手陣内右サイド深くでFKを獲得。この流れからボックス手前でルーズボールを拾ったマルコス・アロンソが左足を振り抜くと、ゴール前でDFモーガンにディフレクトしたボールがGKシュマイケルの逆を突き、ゴールネットを揺らした。
▽前半同様に立ち上がりの失点で点差を広げられたレスターは、60分にDFフートを下げて岡崎を投入。この交代でオルブライトンが最終ラインに、ムサが右ウイングバックにそれぞれポジションを下げ、岡崎はヴァーディと2トップを組んだ。
▽リスクを冒して前に出るレスターだったが、攻守にチグハグさが目立ち、なかなかリズムを掴めない。すると71分、試合を決定付ける3点目を奪われる。ボックス右のウィリアンへ絶妙なフリックパスを通したペドロに、ウィリアンの折り返しがGKシュマイケルに当たって浮いたボールを頭で押し込まれた。
▽この3点目で勝利を確信したコンテ監督は、アザール、ペドロ、ウィリアンと3トップを次々に下げて、セスク、バチュアイ、ロフタス=チークを投入し、逃げ切りを図る。対してレスターは、岡崎に続いてグレイ、シンプソンを投入するが、システム変更や選手交代がことごとくハマらず、最後まで効果的な攻めを見せられぬまま、試合はタイムアップ。
▽ジエゴ・コスタ不在の影響で思うような攻撃を見せられなかったものの、伏兵マルコス・アロンソの活躍で昨季王者との拮抗した一戦を快勝したチェルシーが、スパーズ戦の敗戦から見事なバウンスバックを果たした。一方、多数の主力を欠きラニエリ采配も機能しなかったレスターは、2017年初黒星を喫した。
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▽前節、ミドルズブラとのシックスポインターを退屈なゴールレスドローで終えた15位のレスターは、直近のFAカップでエバートンを破り、新年初白星を手にした。迎えた今節は、首位チェルシーを相手に新年のプレミア初勝利を目指した。前節のミドルズブラ戦からのメンバー変更は6点。アフリカ・ネイションズカップ参戦のマフレズ、スリマニ、アマルティが外れたほか、岡崎とウジョアがベンチスタート。代わって3試合の出場停止明けのヴァーディ、ムサ、今冬加入でプレミアデビューのエンディディが先発入り。チェルシー対策として[3-5-2]のシステムを採用した。▽開始直後にヴァーディとムサのコンビでホームチームがいきなり相手ゴールを脅かすも、先にゴールをこじ開けたのは、地力で勝るアウェイチームだった。6分、アスピリクエタの右クロスがニアでDFにディフレクトしたボールをゴール前でペドロ、アザールとダイレクトで繋ぐと、ボックス左でフリーのマルコス・アロンソの足元にボールが転がる。ここでスペイン人DFは利き足とは逆の右足で冷静にゴール右隅へ蹴り込んだ。
▽開始早々に先制を許したレスターだが、必要以上に前がかりになることはせず、入りと同じリズムで試合を進める。それでも、相手ウイングバックの後方のスペースを使ってオルブライトンとチルウェルの両ウイングバックがシンプルなクロスからチャンスを演出。17分には右サイドからのクロスをそのチルウェルが頭で合わすが、枠に飛ばせない。
▽前半半ばから終盤にかけては、拮抗した展開が続く。早い時間帯に先制点を奪い、ここから一気に流れを掴むかに思えたチェルシーだったが、エンディディら球際で強さを見せる相手に苦戦し、なかなか主導権を掴み切れない。要所で良いボール奪取から3トップのスピードを生かした高速カウンターを見せるが、最後の場面でうまくいかない。それでも、オルブライトンの際どいクロスをGKクルトワが好守で阻むなど、持ち味の堅守を発揮し、前半を1点リードで終えた。
▽後半もややクローズな展開が続く中、チェルシーの伏兵がまたしても試合を動かす。51分、フックスが不用意なファウルでウィリアンを倒し、チェルシーが相手陣内右サイド深くでFKを獲得。この流れからボックス手前でルーズボールを拾ったマルコス・アロンソが左足を振り抜くと、ゴール前でDFモーガンにディフレクトしたボールがGKシュマイケルの逆を突き、ゴールネットを揺らした。
▽前半同様に立ち上がりの失点で点差を広げられたレスターは、60分にDFフートを下げて岡崎を投入。この交代でオルブライトンが最終ラインに、ムサが右ウイングバックにそれぞれポジションを下げ、岡崎はヴァーディと2トップを組んだ。
▽リスクを冒して前に出るレスターだったが、攻守にチグハグさが目立ち、なかなかリズムを掴めない。すると71分、試合を決定付ける3点目を奪われる。ボックス右のウィリアンへ絶妙なフリックパスを通したペドロに、ウィリアンの折り返しがGKシュマイケルに当たって浮いたボールを頭で押し込まれた。
▽この3点目で勝利を確信したコンテ監督は、アザール、ペドロ、ウィリアンと3トップを次々に下げて、セスク、バチュアイ、ロフタス=チークを投入し、逃げ切りを図る。対してレスターは、岡崎に続いてグレイ、シンプソンを投入するが、システム変更や選手交代がことごとくハマらず、最後まで効果的な攻めを見せられぬまま、試合はタイムアップ。
▽ジエゴ・コスタ不在の影響で思うような攻撃を見せられなかったものの、伏兵マルコス・アロンソの活躍で昨季王者との拮抗した一戦を快勝したチェルシーが、スパーズ戦の敗戦から見事なバウンスバックを果たした。一方、多数の主力を欠きラニエリ采配も機能しなかったレスターは、2017年初黒星を喫した。
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