川崎Fを返り討ちの鹿島、6年ぶり5度目の載冠で今季2冠&通算19冠目!《天皇杯》
2017.01.01 17:03 Sun
▽第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝、鹿島アントラーズvs川崎フロンターレが1日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、延長戦の末に2-1で鹿島が勝利した。
▽準決勝で横浜F・マリノスを2-0で下した鹿島と、1-0で大宮アルディージャを下した川崎Fが激突した。19個目のタイトルを狙う鹿島は、横浜FM戦から先発を2人変更。伊東、中村に代えて西、遠藤を起用した。また、エース金崎は体調不良により、ベンチ外となっている。一方、悲願の初タイトル獲得、そしてチャンピオンシップ(CS)でのリベンジに燃える川崎Fは、累積警告で出場停止のエドゥアルド・ネットに代えて大島が約2か月ぶりの先発復帰を果たしている。
▽タイトルを獲得して、2016年シーズンを締めくくりたい両チームの一戦。まずは、CSのリベンジに燃える川崎Fが大久保を中心に前線からプレスをかける。すると13分、敵陣中央でセカンドボールをコントロールした大久保が小林とのワンツーでボックス内に侵入してシュート。しかし、これは相手のブロックに遭い、GK曽ヶ端が収めた。さらに18分、大久保のフィードからボックス手前でこぼれ球を拾った登里、エウシーニョとつなぎ、最後は小林が右足で放つも、GK曽ヶ端が落ち着いて処理する。
▽一方の鹿島は、前線の土居、赤崎が動き出しから川崎Fの混乱を誘うも、中盤の選手とかみ合わずシュートまで持っていくことができない。すると川崎Fが28分、中村のスルーパスに反応した小林がボックス右からクロスを供給。これに走りこんだ登里が頭で合わせるも、ミートせずゴール左に外れる。
▽ここまで川崎Fに押され気味の鹿島が徐々にセカンドボールを拾い始め、サイドから相手ゴールに迫る。すると36分、小笠原、柴崎とつないでボックス左に展開すると、山本がクロス。反応した西が合わせてゴールネットを揺らす。しかし、これは山本のオフサイドで先制点とはならない。
▽嫌な時間帯に先制点を奪われた川崎Fは後半開始から登里に代えて三好を投入。すると54分、大島のボックス手前への縦パスに小林がスルー。これを受けた三好が走りこんだ小林にリターンし、ボックス内右から右足を振り抜き、同点に追いつく。
▽同点に追いついた勢いそのままに川崎Fは65分、自陣中央左から三好が敵陣中央右にロングフィード。これに抜け出した小林がボックス内に侵入すると、キックフェイントの切り替えしから左足シュートを放つ。しかし、これが左ポスト直撃。さらに終盤86分、エウシーニョの浮き球のパスに小林が競り合う。中村を経由して再びボールを受けた小林がボックス右でフリーになると、パスを選択。だが、これは相手のブロックに遭ってしまう。
▽延長前半立ち上がりに、鹿島がビッグチャンスを迎える。92分、ボックス内への放り込みに反応したファブリシオが右足アウトサイドで合わせると、GKチョン・ソンリョンの頭上を越え、ゴールの方向へ。しかし、これはエドゥアルドがゴールラインぎりぎりで好カバーで防ぐ。さらに93分、永木、鈴木と頭でつなぐとボールはボックス内に。反応した西が谷口をかわすと、こぼれ球をファブリシオが強烈な右足のシュートをネット右上に突き刺し、鹿島が勝ち越しに成功する。
▽このままでは終われない川崎Fは106分、敵陣中央で受けた三好が左足を振り抜くも、ゴール右に外れる。試合終盤の115分、119分にはGKチョン・ソンリョンがCK時に攻撃参加するが、ゴールを脅かすには至らない。結局、持ち前の勝負強さで川崎Fの初タイトルへの夢を絶った鹿島が6年ぶり5度目の天皇杯制覇を成し遂げて今シーズン2冠目。クラブ通算の獲得タイトル数も19個目に伸ばした。
▽準決勝で横浜F・マリノスを2-0で下した鹿島と、1-0で大宮アルディージャを下した川崎Fが激突した。19個目のタイトルを狙う鹿島は、横浜FM戦から先発を2人変更。伊東、中村に代えて西、遠藤を起用した。また、エース金崎は体調不良により、ベンチ外となっている。一方、悲願の初タイトル獲得、そしてチャンピオンシップ(CS)でのリベンジに燃える川崎Fは、累積警告で出場停止のエドゥアルド・ネットに代えて大島が約2か月ぶりの先発復帰を果たしている。
▽一方の鹿島は、前線の土居、赤崎が動き出しから川崎Fの混乱を誘うも、中盤の選手とかみ合わずシュートまで持っていくことができない。すると川崎Fが28分、中村のスルーパスに反応した小林がボックス右からクロスを供給。これに走りこんだ登里が頭で合わせるも、ミートせずゴール左に外れる。
▽ここまで川崎Fに押され気味の鹿島が徐々にセカンドボールを拾い始め、サイドから相手ゴールに迫る。すると36分、小笠原、柴崎とつないでボックス左に展開すると、山本がクロス。反応した西が合わせてゴールネットを揺らす。しかし、これは山本のオフサイドで先制点とはならない。
▽試合巧者の鹿島が流れを引き寄せ始めると42分、遠藤の左CKに反応した山本が下がりながらも巧みに頭で合わせるとゴール左隅に吸い込まれる。先制点を奪い、試合を折り返す。
▽嫌な時間帯に先制点を奪われた川崎Fは後半開始から登里に代えて三好を投入。すると54分、大島のボックス手前への縦パスに小林がスルー。これを受けた三好が走りこんだ小林にリターンし、ボックス内右から右足を振り抜き、同点に追いつく。
▽同点に追いついた勢いそのままに川崎Fは65分、自陣中央左から三好が敵陣中央右にロングフィード。これに抜け出した小林がボックス内に侵入すると、キックフェイントの切り替えしから左足シュートを放つ。しかし、これが左ポスト直撃。さらに終盤86分、エウシーニョの浮き球のパスに小林が競り合う。中村を経由して再びボールを受けた小林がボックス右でフリーになると、パスを選択。だが、これは相手のブロックに遭ってしまう。
▽延長前半立ち上がりに、鹿島がビッグチャンスを迎える。92分、ボックス内への放り込みに反応したファブリシオが右足アウトサイドで合わせると、GKチョン・ソンリョンの頭上を越え、ゴールの方向へ。しかし、これはエドゥアルドがゴールラインぎりぎりで好カバーで防ぐ。さらに93分、永木、鈴木と頭でつなぐとボールはボックス内に。反応した西が谷口をかわすと、こぼれ球をファブリシオが強烈な右足のシュートをネット右上に突き刺し、鹿島が勝ち越しに成功する。
▽このままでは終われない川崎Fは106分、敵陣中央で受けた三好が左足を振り抜くも、ゴール右に外れる。試合終盤の115分、119分にはGKチョン・ソンリョンがCK時に攻撃参加するが、ゴールを脅かすには至らない。結局、持ち前の勝負強さで川崎Fの初タイトルへの夢を絶った鹿島が6年ぶり5度目の天皇杯制覇を成し遂げて今シーズン2冠目。クラブ通算の獲得タイトル数も19個目に伸ばした。
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