高校サッカー選手権が開幕! 今大会出場のJリーグ内定選手をピックアップ《第95回全国高校サッカー選手権》

2016.12.30 13:50 Fri
©︎J.LEAGUE
▽30日、第95回全国高等学校サッカー選手権大会が開幕する。全国48校が出場する今大会。開幕カードは東京B代表の関東第一と滋賀県代表の野洲が対戦する。

▽1回戦は開幕戦以外のカードが31日に行われ、2回戦は1月2日、3回戦は1月3日、準々決勝は1月5日、準決勝は1月7日、決勝は1月9日に行われる。前回大会王者である福岡県代表の東福岡は2回戦で愛知代表の東邦と対戦。インターハイ王者の千葉県代表・市立船橋は1回戦で京都府代表・京都橘と対戦する。

▽今大会の開幕を前に、Jリーグ内定選手をピックアップして紹介する。(写真はU-19日本代表FW岩崎悠人/京都橘)
◆MF藤川虎太朗(東福岡/ジュビロ磐田内定)
▽サガン鳥栖U-15で育った藤川は東福岡に進学。U-15、U-16の日本代表を経験し、2015年には高校総体で得点王に、昨年の高校サッカー選手権でもチームを優勝に導き優秀選手賞を獲得した。ボールスキルに長け、チャンスメイクが出来、左右で遜色ないシュートが打てる選手。中盤では様々なポジションでプレーし、ドリブル突破や豊富な運動量でもチームに貢献できる選手。今大会屈指の注目選手だ。

◆DF小田逸稀(東福岡/鹿島アントラーズ内定)
▽藤川と同じとサガン鳥栖の下部組織出身。鳥栖U-15唐津から東福岡へと進学した。身体能力に長け、対人守備の強さを兼ね備えており、空中戦も得意とする左サイドバック。OBである長友佑都を彷彿とさせるプレーも見せる。

◆MF高江麗央(東福岡/ガンバ大阪内定)
▽ロアッソ熊本ジュニアユース出身の高江は東福岡に進学。技巧派のドリブラーで、積極的に仕掛けるスタイルが特徴。昨年の高校サッカー選手権ではサイドでのプレーが多かったが、現在はトップ下でもプレー。藤川との中盤のコンビには注目だ。
◆FW岩崎悠人(京都橘/京都サンガF.C.内定)
▽U-19日本代表でもプレーする岩崎はJFAアカデミー福島出身。運動量が豊富で、身体の強さを生かしたプレーが特徴のストライカー。Jリーグの複数クラブが獲得に興味を抱いていた。今大会初戦ではインターハイ王者の市立船橋と対戦。どんなゴールを見せてくれるのかに注目が集まる。

◆MF高橋壱晟(青森山田/ジェフユナイテッド千葉内定)
▽名門の10番を背負う高橋は、ジェフへの入団が内定。今年はプレミアリーグEASTを制すと、チャンピオンシップも制し、ユース年代の王者に輝いた。抜群のボールキープ力を見せ、プレーメーカーとしてチームを牽引。青森山田の軸として選手権初優勝を目指す。

◆GK廣末陸(青森山田/FC東京内定)
▽FC東京U-15深川で育った廣末は、青森山田に進学。来季からは古巣への加入が内定している。U-18、U-19と日本代表に選出され、高い反射神経と、シュートストップに定評がある。また、キックの精度も高く攻撃の起点にもなれる存在だ。

◆DF原輝綺(市立船橋/アルビレックス新潟内定)
▽インターハイ王者の市立船橋の守備を支える原。U-19日本代表でもプレーし、U-20ワールドカップ出場権獲得に貢献した。状況判断の良さと危機察知能力に長けており、カバーリング能力も優れているストッパーだ。

◆DF杉岡大暉(市立船橋/湘南ベルマーレ内定)
▽原と同じ市立船橋の“守備の要”である杉岡はキャプテンも務める。左利きのセンターバックで、対人守備、空中戦に優れており、左サイドバックでもプレーが可能。フィードや前線への飛び出し、ボール奪取と高水準の守備能力を備えている。

◆MF高宇洋(市立船橋/ガンバ大阪内定)
▽元中国代表の高升(ガオ・シェン)を父に持つ高は、川崎フロンターレの下部組織出身。戦術理解度が高く、攻守にわたって試合をコントロールする司令塔タイプ。今年はトップ下から1列下がり、その能力を存分に発揮。今年のインターハイではチームを優勝に導いた。献身的な守備、機を見た攻撃参加にも注目。

◆DFタビナス・ジェファーソン(桐光学園/川崎フロンターレ内定)
▽ガーナ人の父とフィリピン人の母から誕生したタビナスは大型サイドバック。前回大会ではチームのベスト16入りに貢献し、優秀選手にも選出された。キャプテンとして臨む今大会では、持ち味である驚異的なスピードとストライドの長さで攻守に違いを見せたい。

◆GK茂木秀(桐光学園/セレッソ大阪内定)
▽195cmと高校サッカー屈指の長身GK。恵まれた体格を生かしたハイボール処理や、精度の高い左足のフィード、状況判断にも優れている。完成されたGKではないが、スケールの大きさは注目。ビッグセーブ連発でチームを勝利に導けるか。
関連ニュース

U-19日本代表FW高岡伶颯がトライアウト詐欺に? インテルとの面会でミラノ入りも、何も行われずと現地報道

U-19日本代表のFW高岡伶颯(17/日章学園高校)がトライアウト詐欺に遭っていたようだ。 U-17日本代表として、2023年のU-17ワールドカップではグループステージで3試合連続ゴールを記録するなど結果を残した高岡。Jリーグクラブのトレーニングに参加するなど、将来が期待されるストライカーだ。 そんな中、インテルの専門メディアであるイタリア『Interlive.it』によると、高岡はミラノに滞在していたとのこと。インテルと面会し、トライアウトを受ける予定だったという。 超高校級の選手であり、将来的には日本代表でのプレーも期待される逸材が故に、早くから目をつけられていてもおかしくはない。 しかし、どうやらこの話は幻だったとのこと。『Interlive.it』によると、インテルとの会談はおろか、トライアウトなど存在しないことが判明したという。 高岡らは自費でイタリアまでやってきており、仲介した代理店への返金を求めているとのこと。完全な詐欺に遭ってしまったという。 <span class="paragraph-title">【動画】U-17W杯で高岡伶颯が決めた圧巻ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mjSXE_4zDDM";var video_start = 202;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.07 22:22 Sun

U-17日本高校サッカー選抜が発表! 鹿島、大宮、川崎FのユースとJ-VILLAGE CUPで対戦

日本サッカー協会(JFA)は12日、U-17日本高校サッカー選抜のメンバーを発表した。 高校2年生以下で組まれているチーム。14日から18日にかけてJヴィレッジにて行われる第6回J-VILLAGE CUP U18に出場する。 本大会では、鹿島アントラーズユース、大宮アルディージャU18、川崎フロンターレU-18と対戦。旭川実業高校の富居徹雄監督がチームを率いる。 メンバーには、第102回全国高校サッカー選手権大会にも出場し、ベスト4に勝ち残った市立船橋高校のGKギマラエス・ニコラスやFW久保原心優、同じくベスト4入りを果たした堀越高校のDF森奏、ベスト8の昌平高校のGK佐々木智太郎、MF大谷湊斗などが選出されている。 ◆U-17日本高校サッカー選抜 GK 佐々木智太郎(昌平高校/2年) ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/2年) 早川ウワブライト(日本体育大学柏高校/2年) DF 山田佳(前橋育英高校/2年) 谷口輝(西武台高校/2年) 森奏(堀越高校/2年) 岡崎礼暉(関東第一高校/2年) 山本圭晋(帝京長岡高校/2年) 鈴木悠仁(神村学園高校/2年) MF 笹修大(札幌大谷高校/2年) 大内完介(尚志高校/2年) 平林尊琉(前橋育英高校/1年) 大谷湊斗(昌平高校/2年) 柚木創(流通経済大学付属柏高校/2年) 木村有磨(履正社高校/2年) 嶋本悠大(大津高校/2年) 新垣陽盛(神村学園高校/2年) 福島和毅(神村学園高校/1年) FW 清水彪雅(旭川実業高校/2年) オノノジュ慶吏(前橋育英高校/2年) 久保原心優(市立船橋高校/2年) 宮地陸翔(京都橘高校/2年) 大石脩斗(鹿児島城西高校/1年) 2024.03.12 17:25 Tue

日本高校選抜が終盤の京都橘・池戸柊宇のヘッドで神戸U-18に勝利! 2018年以来6年ぶりの勝利

17日、NEXT GENERATION MATCHのヴィッセル神戸U-18vs日本高校選抜が国立競技場で行われ、0-1で日本高校選抜が勝利した。 2023シーズンのJ1王者であるヴィッセル神戸の下部組織と、高校選抜の一戦。40分ハーフで行われた試合は、神戸U-18ペースで進んでいく。 神戸は左サイドのFW森田皇翔、右サイドのFW大西湊太が積極的に仕掛けてペースを握り、急造チームである日本高校選抜を手玉に取るコンビネーションを見せていく。 17分にはFKを獲得すると、左サイドから濱﨑健斗がクロス。これをファーで合わせにいくが、GKが詰めて対応する。 日本高校選抜は19分にチャンス。左サイドからのグラウンダーのクロスを芝田玲(青森山田)がダイレクトシュートもGK正面。ゴールとはならない。 その後は互いに攻め合う展開となるも決定機は訪れず。それでも37分、日本高校選抜は芝田がドリブルを仕掛けて右に展開。これを松田悠世(桐光学園)が折り返しニアで芝田が合わせにいくが、わずかに届かない。 前半をゴールレスで終えた中、神戸U-18は大西を下げて瀬口大翔を投入。日本高校選抜は、GK鈴木将永(青森山田)、長準喜(昌平)に代えて、GK平塚仁(岡山学芸館)、MF杉本英誉(青森山田)を投入する。 後半は日本高校選抜のペースで進んでいくが、最初のチャンスは神戸U-18。50分に渡辺隼斗がカットインからシュートを放つが、GKがセーブする。 さらに53分、カウンターから濱﨑が独走。このままシュートに行くが、小泉佳絃(青森山田)が懸命に戻ってシュートブロック。ゴールを許さない。 日本高校選抜は56分に網代陽勇(尚志)を下げて、高岡伶颯(日章学園)を投入。神戸U-18は62分に森田を下げて藤本陸玖を投入、日本高校選抜は63分に松田、市川和弥(尚志)を下げて、北藤朔(神戸広陵学園)、布施克真(日大藤沢)を起用する。 ゴールが生まれない中、互いに選手交代で流れを変えに行くと、終盤は日本高校選抜が押し込んでいくことに。73分には杉本が右サイドからカットインして左足シュート。枠を捉えるがこれは途中出場のGK吉岡耕佑がセーブ。ここで日本高校選抜は芝田を下げて太田隼剛(市立船橋)を起用すると、その太田が左CKからクロス。ファーサイドに飛んだボールを池戸柊宇(京都橘)が打点の高いヘッドで叩き込み先制。そのまま逃げ切り、日本高校選抜が6年ぶりに勝利を収めた。 ヴィッセル神戸U-18 0-1 日本高校選抜 【得点者】 0-1:76分 池戸柊宇(日本高校選抜) 2024.02.17 12:35 Sat

日本高校サッカー選抜メンバーが発表! ヴィッセル神戸U-18と「NEXT GENERATION MATCH」で対戦

日本サッカー協会(JFA)は9日、FUJIFILM SUPER CUP 2024 の「NEXT GENERATION MATCH」に臨む日本高校サッカー選抜のメンバーを発表した。 日本高校サッカー選抜は、候補メンバーで1月20日から23日まで選考合宿を実施していた。 今回のメンバーには、第102回全国高校サッカー選手権大会で優勝した青森山田からGK鈴木将永、DF小泉佳絃、DF山本虎、MF杉本英誉、MF芝田玲の5名が選出。また、準優勝の近江からは選ばれていない。 その他、2年生では神村学園のU-17日本代表MF名和田我空、日大藤沢高校のDF布施克真、日章学園のFW高岡伶颯の3名が選出されている。 チームは17日にヴィッセル神戸U-18と対戦。また、2月27日から3月2日まで行われる第38回デンソーカップチャレンジサッカー 福島大会にも同じメンバーで挑む。 ◆日本高校サッカー選抜メンバー GK 鈴木将永(青森山田高校/3年) 雨野颯真(前橋育英高校/3年) 平塚仁(岡山学芸館高校/3年) DF 小泉佳絃(青森山田高校/3年) 山本虎(青森山田高校/3年) 渡辺優空(尚志高校/3年) 市川和弥(尚志高校/3年) 塩川桜道(流通経済大柏高校/3年) 布施克真(日大藤沢高校/2年) 野田隼太郎(藤枝東高校/3年) 池戸柊宇(京都橘高校/3年) MF 杉本英誉(青森山田高校/3年) 芝田玲(青森山田高校/3年) 神田拓人(尚志高校/3年) ⾧準喜(昌平高校/3年) 太田隼剛(市立船橋高校/3年) 松田悠世(桐光学園高校/3年) 北藤朔(神戸弘陵高校/3年) 名和田我空(神村学園高等部/2年) FW 網代陽勇(尚志高校/3年) 小田晄平(昌平高校/3年) 宮下拓弥(桐光学園高校/3年) 高岡伶颯(日章学園高校/2年) 2024.02.09 21:40 Fri

U-17日本高校サッカー選抜候補メンバーが発表! 青森山田DF小沼蒼珠や市船GKギマラエス・ニコラスら

日本サッカー協会(JFA)は18日、U-17日本高校サッカー選抜候補のメンバーを発表した。 U-17日本高校サッカー選抜候補は、20日から23日まで選考合宿を実施。合宿中には、日本体育大学、東京国際大学、日本高校選抜とのトレーニングマッチが予定されている。 今回のメンバーは2年生が中心で1年生も6名が招集。第102回全国高校サッカー選手権大会で優勝した青森山田から左サイドバックの主軸だったDF小沼蒼珠、ベスト4入りに貢献した市立船橋のGKギマラエス・ニコラス、2回戦で敗退ながら2試合で2得点を奪った前橋育英のFWオノノジュ慶吏などが選出されている。 ◆U-17日本高校サッカー選抜候補メンバー GK 藤間広希(矢板中央高校/2年) 佐々木智太郎(昌平高校/2年) ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/2年) 早川ウワブライト(日体大柏高校/2年) 松本優星(国見高校/2年) DF 小沼蒼珠(青森山田高校/2年) 山田佳(前橋育英高校/2年) 上原悠都(昌平高校/2年) 谷口輝(西武台高校/2年) 富樫龍暉(流通経済大柏高校/2年) 森奏(堀越高校/2年) 田中玲音(東京実業高校/2年) 岡崎礼暉(関東第一高校/2年) 杉野太一(桐光学園高校/2年) 山本圭晋(帝京⾧岡高校/2年) 江頭瀬南(佐賀東高校/2年) 田中佑磨(佐賀東高校/2年) 五嶋夏生(大津高校/2年) 鈴木悠仁(神村学園高等部/2年) MF 澁谷陽(旭川実業高校/2年) 笹修大(札幌大谷高校/2年) 大内完介(尚志高校/2年) 平林尊琉(前橋育英高校/1年) 大谷湊斗(昌平高校/2年) 山口豪太(昌平高校/1年) ⾧璃喜(昌平高校/1年) 柚木創(流通経済大柏高校/2年) 木村有磨(履正社高校/2年) ⾧村星波(瀬戸内高校/2年) 坂田幸大(大社高校/1年) 嶋本悠大(大津高校/2年) 大成健人(神村学園高等部/2年) 新垣陽盛(神村学園高等部/2年) 福島和毅(神村学園高等部/1年) FW 清水彪雅(旭川実業高校/2年) 矢崎レイス(尚志高校/2年) オノノジュ慶吏(前橋育英高校/2年) 久保原心優(市立船橋高校/2年) 宮地陸翔(京都橘高校/2年) 日高元(神村学園高等部/1年) 大石脩斗(鹿児島城西高校/1年) 2024.01.18 19:25 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly