【天皇杯プレビュー】大阪の地に戻るのは…タイトルを懸けた“オリジナル10”対決!《横浜FMvs鹿島》
2016.12.29 09:00 Thu
▽29日、天皇杯準決勝の2試合が行われる。ヤンマースタジアム長居では、横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが決勝進出を懸けて対戦する。
▽横浜FMは本拠地での決勝を目指すガンバ大阪と準々決勝で対戦。終盤に追いつかれるものの、後半アディショナルタイムのゴールでベスト4入を決めた。一方の鹿島は、Jリーグ チャンピオンシップ、クラブ・ワールドカップと過密日程をこなしながらも成長。準々決勝ではサンフレッチェ広島を1-0で下し、準決勝に駒を進めた。
◆オリジナル10同士の対決
▽今シーズンは思うような結果を出せなかった横浜FMと、チャンピオンシップを勝ち抜きJ1タイトルを獲得した鹿島の対決。“オリジナル10”としてJ1の座を守り続けている両チームが対戦する。横浜FMは2013年、鹿島は2010年の元日に天皇杯を制した。
◆守備がベースの両チーム
▽両チームの特徴は“守備”だ。互いにチームのベースを“守備”に置き、勝ち点を奪いに行くスタイルだ。しかし、今シーズンは互いに“攻撃”が不発。横浜FMは1stステージ、鹿島は2ndステージで機能不全となった。この試合も堅い入りとなりそうだが、どちらの“守備”が機能し得点を奪い切れるかがカギとなる。
◆大阪の地に舞い戻るのは
▽前述の通りJ1を守り続ける“オリジナル10”同士の対戦。しかし、今シーズンの置かれている状況は大きく違う。横浜FMはリーグ戦で振るわず、YBCルヴァンカップはベスト4に進出したものの、アウェイゴールの差でガンバ大阪を前に涙をのんだ。一方の鹿島は1stステージ優勝。しかし、2ndステージは低迷した。それでもチャンピオンシップを勝ち抜きリーグタイトルを獲得。クラブ・ワールドカップではレアル・マドリーを苦しめた。
◆今シーズンの対戦結果
【1stステージ第12節】
5月14日(土)
鹿島 1-0 横浜FM
【鹿島】
金崎夢生(前9)
▽今シーズンの初対戦は1stステージの第12節。逆転での1stステージ制覇を目指す鹿島と、勝利が遠く調子を落としていた横浜FMの対戦。両チームの状況には差があったが、その通りの展開となった。鹿島は9分に金崎がゴールを奪い先制。その後は横浜FMが盛り返すも得点を奪えず。熱戦は1-0で決着がついた。
【2ndステージ第10節】
8月27日(土)
横浜FM 2-2 鹿島
【横浜FM】
伊藤翔(前45)
齋藤学(後35)
【鹿島】
鈴木優磨(前28)
ファブリシオ(後40)
▽今シーズン2度目の対戦はスロースタート。しかし、先制したのは鹿島だった。28分に鈴木のゴールで先制。それでもホームの横浜FMは前半終了間際に伊藤のゴールで同点とする。後半もスコアの動かない展開が続いたが、80分に齋藤が圧巻の個人技。ハーフウェイラインからドリブルで持ち込み、そのまま決め切ってしまった。このまま勝利すれば勢いに乗れる横浜FMだったが、鹿島が粘りを見せ85分にファブリシオがゴール。横浜FMは守り切れず、鹿島が勝ち点1を奪う形となった。
◆注目選手
【横浜F・マリノス】
MF天野純
J1:11試合0得点
【鹿島アントラーズ】
MF柴崎岳
J1:31試合3得点
▽横浜FMは本拠地での決勝を目指すガンバ大阪と準々決勝で対戦。終盤に追いつかれるものの、後半アディショナルタイムのゴールでベスト4入を決めた。一方の鹿島は、Jリーグ チャンピオンシップ、クラブ・ワールドカップと過密日程をこなしながらも成長。準々決勝ではサンフレッチェ広島を1-0で下し、準決勝に駒を進めた。
▽今シーズンは思うような結果を出せなかった横浜FMと、チャンピオンシップを勝ち抜きJ1タイトルを獲得した鹿島の対決。“オリジナル10”としてJ1の座を守り続けている両チームが対戦する。横浜FMは2013年、鹿島は2010年の元日に天皇杯を制した。
◆守備がベースの両チーム
▽両チームの特徴は“守備”だ。互いにチームのベースを“守備”に置き、勝ち点を奪いに行くスタイルだ。しかし、今シーズンは互いに“攻撃”が不発。横浜FMは1stステージ、鹿島は2ndステージで機能不全となった。この試合も堅い入りとなりそうだが、どちらの“守備”が機能し得点を奪い切れるかがカギとなる。
◆大阪の地に舞い戻るのは
▽前述の通りJ1を守り続ける“オリジナル10”同士の対戦。しかし、今シーズンの置かれている状況は大きく違う。横浜FMはリーグ戦で振るわず、YBCルヴァンカップはベスト4に進出したものの、アウェイゴールの差でガンバ大阪を前に涙をのんだ。一方の鹿島は1stステージ優勝。しかし、2ndステージは低迷した。それでもチャンピオンシップを勝ち抜きリーグタイトルを獲得。クラブ・ワールドカップではレアル・マドリーを苦しめた。
▽今シーズンは波のあった両チーム。しかし、タイトルとの縁では大きな差が生まれた。準決勝は決勝と同じ大阪。無冠を逃れたい横浜FM、今シーズン2冠目を獲得し、国内タイトル数を19に増やしたい鹿島。元日に同じ大阪に戻って来たい気持ちは同じだ。
◆今シーズンの対戦結果
【1stステージ第12節】
5月14日(土)
鹿島 1-0 横浜FM
【鹿島】
金崎夢生(前9)
▽今シーズンの初対戦は1stステージの第12節。逆転での1stステージ制覇を目指す鹿島と、勝利が遠く調子を落としていた横浜FMの対戦。両チームの状況には差があったが、その通りの展開となった。鹿島は9分に金崎がゴールを奪い先制。その後は横浜FMが盛り返すも得点を奪えず。熱戦は1-0で決着がついた。
【2ndステージ第10節】
8月27日(土)
横浜FM 2-2 鹿島
【横浜FM】
伊藤翔(前45)
齋藤学(後35)
【鹿島】
鈴木優磨(前28)
ファブリシオ(後40)
▽今シーズン2度目の対戦はスロースタート。しかし、先制したのは鹿島だった。28分に鈴木のゴールで先制。それでもホームの横浜FMは前半終了間際に伊藤のゴールで同点とする。後半もスコアの動かない展開が続いたが、80分に齋藤が圧巻の個人技。ハーフウェイラインからドリブルで持ち込み、そのまま決め切ってしまった。このまま勝利すれば勢いに乗れる横浜FMだったが、鹿島が粘りを見せ85分にファブリシオがゴール。横浜FMは守り切れず、鹿島が勝ち点1を奪う形となった。
◆注目選手
【横浜F・マリノス】
MF天野純
J1:11試合0得点
Getty Images
▽横浜FMの注目選手は準々決勝のG大阪戦で劇的な決勝ゴールを決めた天野だ。リーグ戦では多くのチャンスを得られなかったものの、シーズン終盤に出場機会を増やした。天皇杯では2度の決勝ゴールを奪うなど決定的な仕事もこなせる。中村俊輔の復帰も大きいが、ここに来ての天野の成長は著しい。王者・鹿島相手にしっかりと持ち味を出し、決勝進出、そして来季の巻き返しに繋げたい。【鹿島アントラーズ】
MF柴崎岳
J1:31試合3得点
Getty Images
▽クラブ・ワールドカップでの活躍が記憶に新しい柴崎に注目。準々決勝の広島戦は体調不良により欠場。しかし、準決勝では復帰濃厚だ。シーズンを通して調子が良かったとは言えない柴崎だが、チャンピオンシップ、クラブ・ワールドカップと調子を上げてきた。レアル・マドリー戦で見せた2ゴールの様に、ボックス付近で得点に絡むプレーを見せ、チームの攻撃を牽引したい。
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