INAC神戸が2年連続6度目の載冠! 2年連続同一カードのファイナルはPK決着《皇后杯》
2016.12.25 18:00 Sun
▽25日にフクダ電子アリーナで行われた第38回皇后杯決勝戦のアルビレックス新潟レディースvsINAC神戸レオネッサは、0-0で120分でも決着がつかず、PK戦の末に5-4で勝利したINAC神戸が優勝した。
▽悲願の初優勝を目指す新潟と連覇を目指すINAC神戸が皇后杯のタイトルを懸けて激突した。ここまでの4試合、8得点1失点で決勝の舞台まで勝ち上がってきた両者。昨年の決勝と同一カードとなった一戦は立ち上がり、ラインを高く保つ新潟ディフェンスに苦戦するINAC神戸が攻めあぐねる展開となる。一方、新潟はボール奪取からINAC神戸のバイタルエリアを突き、相手陣内への侵攻を図る。
▽新潟は2分、敵陣中央でパスを受けた八坂のミドルシュートでこの試合のファーストシュートを記録すると、さらに10分、ボックス手前でボールを受けた大石のキープからボックス内左にパス。これを受けた八坂がシュートを放つも、ゴール右に外れる。序盤は、悲願の初優勝を目指す新潟がINACゴールに迫る。
▽前半の半ばに、新潟はビッグチャンスを迎える。18分、敵陣でボールを受けた上尾野辺がボックス内左に侵入し、シュート。GK武中の弾いたボールを大石が詰めるも、合わせ切ることができない。
▽すると、ピンチを凌いだINAC神戸が一瞬の隙を突く。24分、中島が大野とのワンツーで右サイドを突破すると、ボックス右手前からロングシュートを放つが、ここはクロスバーに直撃。こぼれ球を京川が合わせるも、ゴール上に外れる。
▽ここまで新潟のディフェンスを前に、前線との息が合わないINAC神戸は40分、新潟のバックパスを奪った京川がGKを交わし、ボックス手前に落とすと、 大野が右足でシュート。しかし、これはゴールの上に外れ、ゴールレスのまま試合を折り返す。
▽前半リズムを掴めなかったINAC神戸は、後半から伊藤に代えて杉田を投入。杉田は、積極的にギャップへと顔を出し、前半乱れていたパスワークの修正を図る。すると、57分、中盤でパスを受けた杉田が前線へフィード。これを中島が頭で落とすと、ボックス左に走り込んだ大野がシュート。しかし、ゴール右上に外れる。さらに、62分、 杉田、京川、大野とつなぎ、ボックス内左を突破すると、大野がクロスを供給。これに反応した高瀬が頭で合わせるも、左ポストに嫌われ、ゴールとはならない。
▽後半、INAC神戸がペースを取り戻し、均衡した時間帯が続くと、互いにシュートチャンスを作れないまま時間が経過していく。すると新潟は85分、ポストプレーに反応し、ボックス内に侵入した上尾野辺がボックス手前へパス。これを坂口がダイレクトで放つも、相手DFのスライディングに阻まれる。
▽INAC神戸は後半アディショナルタイム、守屋のパスを受けた途中投入の増矢がボックス手前からミドルシュートを放つも、GK福村がパンチング。さらに、その直後、中島からの左CKに大野が飛び込むも枠を捉えられず、試合は延長戦へともつれ込む。
▽延長後半に入ると、INAC神戸がサイドチェンジを交えながら、ワイドな攻撃を展開。108分、ボックス右から中島がクロスを入れると、京川が反応するも、合わせることができず。115分には、ボックス手前で受けた中島がミドルシュートを放つと、この日2度目のバー直撃。これを道上がプッシュするもミートすることができない。120分には、杉田のパスをボックス内右で受けた増矢が一人かわしてシュートを放つもGK福村の好セーブに遭い、試合を決めることができず、決着はPK戦に委ねられた。
▽運命のPK戦、INAC神戸は1人目が失敗したのに対して、新潟は2人連続で失敗。その後、新潟は5人目まで成功させる。神戸は決めれば勝利という場面で5人目の田中。左に放ったシュートはGK福村のセーブに遭い、サドンデスに突入する。両者ともに6人目を成功させると、新潟の7人目、渡辺のシュートをGK武中がファインセーブ。対する神戸は増矢がきっちりと右隅に沈め、PKスコア5-4で神戸が勝利した。この結果、神戸が連覇を達成し、2年連続6回目の優勝を飾った。
▽悲願の初優勝を目指す新潟と連覇を目指すINAC神戸が皇后杯のタイトルを懸けて激突した。ここまでの4試合、8得点1失点で決勝の舞台まで勝ち上がってきた両者。昨年の決勝と同一カードとなった一戦は立ち上がり、ラインを高く保つ新潟ディフェンスに苦戦するINAC神戸が攻めあぐねる展開となる。一方、新潟はボール奪取からINAC神戸のバイタルエリアを突き、相手陣内への侵攻を図る。
▽前半の半ばに、新潟はビッグチャンスを迎える。18分、敵陣でボールを受けた上尾野辺がボックス内左に侵入し、シュート。GK武中の弾いたボールを大石が詰めるも、合わせ切ることができない。
▽すると、ピンチを凌いだINAC神戸が一瞬の隙を突く。24分、中島が大野とのワンツーで右サイドを突破すると、ボックス右手前からロングシュートを放つが、ここはクロスバーに直撃。こぼれ球を京川が合わせるも、ゴール上に外れる。
▽その後も新潟が試合のペースを握ると34分、ボックス左からの渡辺の突破からクロスを入れるも、大石には届かず。さらに36分、敵陣中央から坂口、大石とつなぎ最後はボックス内右の佐伯が右足で放つも、GK武中が鋭い飛び出しでブロックした。
▽ここまで新潟のディフェンスを前に、前線との息が合わないINAC神戸は40分、新潟のバックパスを奪った京川がGKを交わし、ボックス手前に落とすと、 大野が右足でシュート。しかし、これはゴールの上に外れ、ゴールレスのまま試合を折り返す。
▽前半リズムを掴めなかったINAC神戸は、後半から伊藤に代えて杉田を投入。杉田は、積極的にギャップへと顔を出し、前半乱れていたパスワークの修正を図る。すると、57分、中盤でパスを受けた杉田が前線へフィード。これを中島が頭で落とすと、ボックス左に走り込んだ大野がシュート。しかし、ゴール右上に外れる。さらに、62分、 杉田、京川、大野とつなぎ、ボックス内左を突破すると、大野がクロスを供給。これに反応した高瀬が頭で合わせるも、左ポストに嫌われ、ゴールとはならない。
▽後半、INAC神戸がペースを取り戻し、均衡した時間帯が続くと、互いにシュートチャンスを作れないまま時間が経過していく。すると新潟は85分、ポストプレーに反応し、ボックス内に侵入した上尾野辺がボックス手前へパス。これを坂口がダイレクトで放つも、相手DFのスライディングに阻まれる。
▽INAC神戸は後半アディショナルタイム、守屋のパスを受けた途中投入の増矢がボックス手前からミドルシュートを放つも、GK福村がパンチング。さらに、その直後、中島からの左CKに大野が飛び込むも枠を捉えられず、試合は延長戦へともつれ込む。
▽延長後半に入ると、INAC神戸がサイドチェンジを交えながら、ワイドな攻撃を展開。108分、ボックス右から中島がクロスを入れると、京川が反応するも、合わせることができず。115分には、ボックス手前で受けた中島がミドルシュートを放つと、この日2度目のバー直撃。これを道上がプッシュするもミートすることができない。120分には、杉田のパスをボックス内右で受けた増矢が一人かわしてシュートを放つもGK福村の好セーブに遭い、試合を決めることができず、決着はPK戦に委ねられた。
▽運命のPK戦、INAC神戸は1人目が失敗したのに対して、新潟は2人連続で失敗。その後、新潟は5人目まで成功させる。神戸は決めれば勝利という場面で5人目の田中。左に放ったシュートはGK福村のセーブに遭い、サドンデスに突入する。両者ともに6人目を成功させると、新潟の7人目、渡辺のシュートをGK武中がファインセーブ。対する神戸は増矢がきっちりと右隅に沈め、PKスコア5-4で神戸が勝利した。この結果、神戸が連覇を達成し、2年連続6回目の優勝を飾った。
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